雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

ベルドン、その後

ベルドン5日間トライアルは、土曜日に最終日を迎えました。ぼくらの次の予定は、翌週の日曜日の世界選手権スイス大会。1週間あるので、たっぷり時間がある。といっても、水曜日か木曜日には現地に入るつもりなんで、遊べるのは日曜日から火曜日くらい。

日曜日は、ぼくと杉谷は寝て過ごしました。ぼくはホテルの裏の河原へ降りて一眠り。そのあとホテルの前の駅のホームで城山三郎を読む。こっちの人はバカンスというと、日当たりのいいベンチで読書をしているんで、そのまねをしてみた。

ベルドンのつづら折れ

そしたら、木澤さんたちが帰ってきた。彼女たちは、大会のゴールの街あたりまで遊びにいったらしい。昨日まではとってもいい天気だったけど、この日は雨に降られたとのことでした。

お昼ご飯をたっぷり食べてしまったので、おなかが減らない。ホテルの近所に、3日目かなんかのコースがあるので、ここを走っていない千春さんに、コースを見せてあげることにした。ここは、つづら折れの登りで、しかもすげー落差で、コーナーのひとつひとつが300度くらいの鋭角になっている。杉谷は足付きなしで登っていったらしいけど、その他の日本人一同はみんなどたばたと足をつき、せっせとフロントを振り、時にはぜいぜいと呼吸を整え、路面を引っ掻きながら、まくれかえらないように、必死で登っていったものであります。あらためてこのコースを見たら、ここを走っただけで、ぼくらはえらかったんだなぁと自分で自分をほめてあげたい気分でした。写真、はるか下の川のところから登ってきて、左側から鋭角にターンして登ってくる。かんべんしてくれーと叫びながら登りました。

カヌー遊び

月曜日は、彼女たちはニースへ向けて移動を開始すると言う。ぼくらはスイスへ向けて移動するんだけど、直接スイスへ向かってしまうと、物価が高い。飯がおいしいイタリア経由でスイスへ向かうことにしたので、行程がいっしょになった。

途中、ラフティングの看板を見つけて、ラフトカヌー遊びをする。ひとり4000円くらいで、大笑いの3時間を過ごしました。これがしたいから、来年もベルドンに来ようと、一同心に決めた午後でした。こんな楽しいことをしていると日本のみんなに知られたら、さぞ顰蹙だろうなぁと思いつつ、やっぱり黙っていられなかった。

写真は、言うことを聞かないカヌーと格闘しながら川を下り落ちてくる日本人のみなさん。

火曜日、いよいよ日本娘(年齢不詳なれど、フランスでは、みんな若い娘で通っている)と分かれてイタリアへ。途中、コインランドリーを見つけて洗濯をし、夕方イタリアへ入る。イタリアでワインを飲んでパスタを食べて食事をしてコーヒーを飲んで、やっぱり飯はイタリアに限るなぁと結論。極楽の食事をして、食後酒まで飲んで酔っぱらっている今日この頃です。