雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

いよいよ全日本開幕

 あしたから、いよいよ全日本がはじまります。今年はどんなシーズンになるのか、楽しみですね。
 新しい4ストロークマシンの活躍やいかに。新しい年は、やっぱりいつも楽しみです。


 これまで、自然山通信では全日本をあんまり扱ってこなかった。無視してんじゃなくて、自然山通信は薄っぺらいのが売りなので(ほんとか?)全日本のレポートを分厚くするわけにもいかねー(ほんとのところは、こちら側のいろんな問題だったりしますけど)ってがありました。でも今年からは、自然山Webでちがった形の全日本レポートができるかなと、今から楽しみです。まだ、どんなかたちになるか、どんなものができるのか、よくわかんないで宣言しちゃってるんだけど、今年1年、長い目で見ていただいて、お楽しみいただければと思います。
 正直なところ、インドアの世界選手権があり、全日本があり世界選手権があり、どれも注目してわくわくしているには、レースを長く見すぎたという気がします。はじめてレースを観戦した頃は、どんなつまんないレースでも興奮して見ていたけど、わくわくできる試合、そうじゃない試合がはっきり見えてしまっている。
 でもこれは言いわけなんです。モータースポーツを常にわくわくして観戦する方法というのは、あるんですよね。誰にでもお勧めできるとは思えないけど、そんなのも研究していければと思います。
 ところで、新しい4ストロークマシンといえば、持てぬ人たちにとっては、そのエキゾーストノートが気になるという声がだんだん大きくなってきている模様。騒音規制は通っているから「うるさい」んじゃなくて「うるさく聞こえる」のでしょうけど、人がうるさかったら、やっぱりうるさいということになるんでしょう。2ストロークマシンに準じた騒音規制が、4ストロークには適さないのかもしれない。株の時間外取引じゃないけど、規則も世の中に合わせて変わっていかないといけないということです。
 HRCはこんなふうに「RTL250Fの乗り方」マニュアルを発表しています。エンジン始動時にはアクセルは全閉など、いまさら珍しい案内でもないんだけど、こういう情報が、いまだオーナーに徹底してないとしたら、そっちのほうが困ったもんです。
 すべての情報が口コミだけでいきかっている世界というのは、古き良き昔ながらの姿を残しているともいえるけど、今となっては、堀江さんもびっくり仰天の前時代的コミュニケーション(でもぼくは、インターネットが情報のすべてだとは思わない。日枝さんがいうように、テレビは“絶対に”なくならない、とも思わないけど)。製品には取り扱い説明書があるべしという常識が、トライアルでは珍しかったりするんですね。トライアルが、もっと世間並みになったら、そこから、トライアルが世間に認められる動きが始まるんだと思います。トライアルが世間並みになったら、真っ先にはじき出されるのが、世間の常識が欠如したニシマキだったりするんでしょうけど。
●ここんところの「おっかしいこと」
 ブッシュが肉を買えというと、東京大空襲の日もBSEの危険度もぶっとぶ。
 議員は、相手が商売の女性なら、おっぱいをつかんでもよいらしい発言をする。
 フロッピーで流出すると大事だが、見に行けばいくらでも見せてくれる個人情報。
 罪を作ったNHKにお金を払わない人たちは罰せられるようになるらしい。
 信じられるものが、どんどん信じられなくなってますからね。そうか。世の中がどんどん変わっているから、常識も通用しなくなってるのかもしれませんね。