雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

花粉症かな

きのう、ぷらっとツインリンクもてぎに行ってきた。ぷらっとでかける距離じゃないんだが、世界選手権の新しいセクションの様子が見てみたくて、でかけてみたのでした。これについては、ちゃんとした情報になったら、またお伝えします。今の段階では、相当な想像力がないと、できあがったセクションの様子は実感できない。もちろん、ぼくにはなんだかわかんないです。現状では、教えてもらわないと、どこがセクションになるのかもさっぱりわかんない。


従来のCゾーンとDゾーンは試合のセクションにはまったく使わないのは確実という感じ。あのあたりはおもしろかったけど、山の中まで入っていくのは時間もかかったし、そういう意味では、今度のセクション配置はメリットが大きいんじゃないかと思いました。
で、なーんか鼻がぐしゅぐしゃするんだよなぁ。真壁で花粉症のライダーといっぱいお話ししたから、伝染したんじゃないかと思うんだけど、もともとぼくはアレルギー性鼻炎の持ち主だから、花粉症なんて真っ先になってもおかしくないんだけど、おとなになってからどんどん鈍感になってきたらしくて、賞味期限の切れたものとか、地面に落ちたかまぼことかを食べてもおなかをこわさないし、花粉症も回避したかなと思っていた。
でも、今年は花粉がいつもの何千倍とか、人を脅かすような報道ばっかり見て、トライアル会場に行けばみんながぐしゅぐしゅやっているのを見ると、だいじょぶなはずの人間まで花粉症にさせられるような気もする。これも洗脳教育の一種じゃないんだろうか。花粉の中に、特定の思想を埋め込んでばらまいたら、革命も簡単に起こせるかもしれない。おっかないですねー。遺伝子組み換えがあたりまえの世の中だから、まんざら、冗談じゃないかもしれませんぜ。杉の根っこに注射している人を見かけたら、身を隠して警戒したほうがよさそうだ。革命ってのは、ゲバ棒持って武力蜂起しなければいけないってのは、過去の考え方になるのかな。いいものも悪いものも、いろんなものが過去のものになっていく。
「花粉症」のタイトルで書き始めたわりには、いろいろ話が飛びますが、RTL250F/Cota4RTのデビュー戦はみんなにはどういう評価だったんだろう? IASの結果を見ると、見事にけつのほうに3人集まっていて、お世辞にもほめられた成績ではない。会場のお歴々の中には「マシンの致命的な限界」を云々する人もいたけど、そうなんだろうか。小川が去年のもてぎで走らせたときの成績はうそじゃないと思うけどね(あのマシンがノーマルではなかったという突っ込みもあると思うけど、この点も、ぼくはHRCの発表を信じてます)。
マシンが届いたのがこの1ヶ月くらいというから、マシンに対してきっちり乗り込めたライダーはいなかったはず。これもいかんかったんでしょうね。RTL勢と同じく、地味ながらマシンを280から300に変えた田中太一が、ちょっとした段差を登りきれなくて落ちるシーンも目撃した。マシンを変えるってことは、彼らの走り方のたいへん微妙な部分に、大きな影響を与えるらしい。
でも、IASから目を離せば、IAではワンツーフィニッシュ。疑いの目で見れば、優勝したのはRTLの開発担当で、去年までIASで戦っていたライダーだし、2位も本来IASのライダーだから、このポジションは当然かもしれない。国際A級のリザルトには、IAS経験者とIA一筋(?)の人、RTL-FとRTL-Rの人(2ストと4ストという意味)といろんな組み合わせがあって、ホンダ(+モンテッサ)に限定しても、興味深いものがあります。
IBでは、RTL-Fが2位に入りました。昌也くんの実力ももちろんあるんだけど、このへんの結果が、RTL-Fのポテンシャルを証明しているような気がします。
そういえば、去年のもてぎで、小川友幸が4ストロークのニューマシンについて語っていたのを思い出した。
「一般の人にはとっても乗りやすいと思います。ぼくらには、いろいろ、すごく、たいへんなことがあります」
小川の苦しみは、一般の人には理解できず、かといって、きっと藤波にもわからないものなんじゃないかという気がするけど、新しいマシンの評価は、まだ結論を出すにはいたらず、といったところかな。