雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

国際免許と献血

献血ルーム

 国際免許をとりに試験場にでかけた。
 前回ポルトガルへ行った時には、出発前日に国際免許を持ってないのに気がついてあわてたけど、杉谷が持っていたので事無きを得た。国際免許がないと、レンタカーが借りられないから大きな問題だ。考えてみると、おととしポルトガルのデ・ナシオンへいった時も、国際免許を取るのを忘れてあわてた。今だから言えるけど、結局国際免許はなしでポルトガルへ出かけて、ちょうど同じ時間にポルトガルの空港に到着するMFJの相馬さんを待ちかまえて、ぼくのかわりにレンタカーを借りる手続きをしてもらった。ぼくが事故ったらたいへんなことになったのかもしれないけど、事故らなかったのでなにごともなく今にいたっている。


 で、今回はちゃんと思い出して、試験場へ出かけていったのだ。んで、1時間半もかけて試験場へいった割には、交付自体はあっさり15分くらいで終わったのでて、ふと気まぐれに献血してきた。99年にイギリスに行ってるから断られるかと思ったんだけど、この頃は6ヵ月以上滞在しなけりゃいいんだそうだ。「あたしらもなんだかよくわかんないんですよ、複雑でね」なんてお医者さんもおっしゃる。行かれたのはロンドンですか?なんて聞かれたけどマン島とフォートウィリアムだなんて答えて聞きなおされるのがめんどくさくて田舎のほうですと答える。お医者さんもいずれにせよイギリスですねと、あちらもめんどうを避けようとする姿勢がちらほらしておりました。

献血マシン
ぼくの血を吸っているマシン。
なかなか近代的なお姿である

 問診されて血圧はかられて、いい血管ですなんてほめられると、悪い気はしない。看護婦さんたち、たぶんそういうマニュアルがあるんだろうけど、ひたすらほめる。俗市民のニシマキ、ほめられて悪い気はしない。献血なんて20歳の頃から久しくやってなかったんだけど、久しぶりとは思えないしっかりした出方だとか、お肌が健康的に焼けてるだとか(もてぎと猪名川でのドカタ焼けです)、隣のお姉さんは血中鉄分の多さをほめられてた。愛の告白と勘違いしてもおかしくない甘いささやきなんだけど、ほめてるのはもっぱら血にまつわるもろもろ。ぜーんぜん色っぽくないんだけど、それでもついうれしくなっちゃうのは、最近ほめられてないのかもしれないね、おれ。今度からほめられたくなったら献血にいこうっと。
 ほめられるのも悪くはないけど血を抜かれるそのこと自体もまんざら悪くない。人間、たまには血を流したほうがいいらしい。放っておくと男の子は血を流すことがないから、ときどき献血でもしたほうがいいのかもしれませぬ。てなわけで、気持ちよく血を抜かれてたら、その最中にスポーツドリンクをいただいた。400cc抜いたからそれくらいは水分とってください、らしい。いやになったら言ってくださいねってことだけど、自分の意志で献血にきといて途中でいやになるってのもなさけない。まぁ、がまんするほどのもんじゃなく、献血はあっというまに終わった。なかにはなかなか血が出てこなくて30分くらいかかる人もいるらしい。そういう人ってけがしても出血しにくいんだろうか?まさかね。なにか変わったことありませんかと聞かれたんで、お腹がへってきましたとご報告。つい1時間前にご飯食べたばっかりだったんだけどね。そしたらぼくに気のある(妄想)看護婦さんはビスケットを持ってきてくれた。なかなかお腹いっぱいになってしまったよ。帰りにまた血圧はかってもらってほめられて、さらに缶飲料好きなだけ飲ませてもらって、なせかハンドソープもらっておしまい。エイズや肝炎だったら通知くださいとお願いしておきました。エイズだったらどうしようかな?