雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

あけまして

2006年型6630

 あけましておめでとうございます。
 新年にあたり、今年こそ、社会の窓を開けっぱなしで街を徘徊するのをやめようと心に誓ったのですが(しかし、すでにたったの4日間にして、その誓いも守れず)、そんなあほな誓いを立てている場合ではなく、2006年のトライアル新年は、例年にない騒動で揺れています。
 ここ数年、トライアル界はあまり大きな動きがなくて、契約書とか体制とか、そういう変化から遠ざかっていましたけど、ストーブリーグというのは、来るシーズンをわくわく待つためには、必要なものみたいです。


 ライダーの契約って、たいてい1月1日から12月31日までになってます。で、この期間は、他のマシンに乗るのはご法度であるばかりか、他のチームと交渉するのもいけないことになっている。契約ですから、これは当然でしょう
 しかし一方、この規則をきちんと守ると、契約交渉は1月1日から始めなければいけない。でも、こんな時期から契約交渉を始めたら、ほかのチームはもう体制が固まっていて、行き場を失ってしまいます。たとえば昨年はカベスタニーがベータからシェルコにマシンをスイッチしましたが、その体制が発表になったのは年が変わってあっという間でした。前年から交渉をしていたのはまちがいない。それが現実ってもんです。その交渉が、世の中に出てこないというのがお約束になるわけです。日本のトライアルライダーは、契約ごとにあんまり慣れていないか、あるいは日本人の性格なのか、契約条項はきちんと守る傾向があるみたい。もちろん悪いことではないですけど、出遅れちゃう。日本の外交があんまり上手じゃないのと、少しだぶって見えるのは気のせいでしょうか。
 で、本日の写真は、これまた社会の窓とも契約とも関係がない、ノキアの携帯電話の外装。去年の暮に注文しておいたものが、年末に到着しました。フィリピンから届いたんだけど、1週間くらいでした。右端のが純正で、他の3つは、社外品の外装。黒いのと、ミッキーマウスとスヌーピー。どれも権利金なんか払っているような感じじゃないから、要するにまがいものです。もしかしたら、没収されても文句はいえないのかもしれない。
 重要なのは、そのお値段。黒いのが500円、スヌーピーとミッキーマウスは100円! 送料が300円で、全部で1000円ぽっきり。この電話、少し型遅れだから、在庫処分なのかもしれないけど、それにしてもなんとも安上がりなクリスマスプレゼント。キーパットもついているから、100円ではとてもじゃないけど原価割れしてると思うんだけど、フィリピンの経済状況は、日本では想像ができない風が吹いているのかもしれないなぁ。