雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

献血

 ベルドンに行くんで、国際免許を取ってきた。交付まで2週間かかるけど、近くの警察でも国際免許をもらえるってのは、今回初めて知った。次からはそうしよう。今回は、指折り数えたら交付が出発のあとになっちゃうので、しょうがない。試験場まで出かけてきた。


 試験場では、毎度のことながら献血の呼びかけ。ぼくは注射がきらいなので、なるべくなら献血は避けて通りたいのだけど、なぜか国際免許を取りに来ると、献血したくなる症候群。財布に押し込まれていた献血手帳は、去年の6月、スコルパSY250Fが発表された世界選手権のフランス大会にいくんで国際免許をとったときに献血した記録があった。
 前回は、担当がおねーさんたちだったので、ちょっと楽しかった。今回はかつて美少女だった方たちがご担当。それじゃまたにしますとは言いません。
 前回はおねーさんにほめられたけど、今回もかつての美少女は「いい血管ですねー」と職業柄特殊なほめ方をしてくれる。採血も、先にはじめた人を追い越し、あっという間に400cc吸い取られて完了。採血する前の血圧が120/71、使用後は117/72。血が少なくなると、やっぱり血圧も落ちるんだね。
 少しおなかが減ったと主張してビスケットをもらい、アジノモトのアミノバイタル(ぼくはこの手のアイソトニック飲料がきらいだけど、これは甘くないので悪くない)と午後の紅茶をたてつづけにいただく。
 おみやげは1年前と同じくハンドソープ。宗教上の理由から、手は必要がなければ極力洗わないので、去年のやつがまだ残ってるんだけど、おとなしくもらって帰る。
 ところで写真は、献血広場にあった呼び込みの看板。400ccはピンチなのに、200ccは安心だそうだ。ワンカップは大量在庫があるけど一升瓶は在庫がないみたいなもんか? 受け付け中によそ見して、呼び込みのお兄さんに聞いてみる。
「200ccは、病院があんまり使ってくれないんですよ。輸血を受ける立場になるとわかっていただけると思うんですけど、他人の血をもらうわけで、どんな人の血かわからないし、お恥ずかしい話ですが、検査をすり抜けてしまったよくない血が混ざっていることもありますから、できるだけ輸血する血は、特定の人のほうがいいわけです」
 なるほど。今日体調が悪かったら200cc。そのかわり1週間後にまた200ccとってもらえばいいと思ってたけど、そういうもんじゃないんだね。そしたら、健康な人からは600ccでも800ccでもとればいいのに。一度くらいは800cc抜いてもらって、いったいどうなるか試してみたい気もする。ぶっ倒れるのかな。800cc献血したら、ビスケットじゃなくてステーキくらいご馳走してほしいなぁ。