新興トライアルメーカーのVertigoが、2015年のシーズンを戦うために、早速ライダー獲得に乗り出した。最初のファクトリーライダーは、ジェイムス・ダビルだ。写真は、ベルティゴのオーナー、マヌエル・ジェーン氏とサインを交わしたダビル。
ジェイムス・ダビルは5回のイギリスチャンピオン、2014年アウトドア世界選手権はランキング6位でインドア世界選手権のXトライアルでは4位の好成績を残している。2015年、ダビルはこの3カテゴリーの選手権に加えて、SSDTなどのビッグイベントにベルティゴとともに戦うことになる。
ベルティゴは白いアイス・ヘルとカモ・ワークスの2種類のマシンを発表しているが、ダビルが乗るのは緑色のカモ・ワークス。ダビルはまず新年早々1月3日のシェフィールドでのXトライアルからベルティゴでの戦いを開始するが、より信頼性の高い量産車の生産に向けての実戦テストの意味合いもあるようだ。
ベルティゴのチームマネージャーはイギリスの誇るトライアル王者ドギー・ランプキン。ランプキンは自国の才能ある後輩がエースライダーとなったことに、深い満足を示し、シェフィールドでの最初の戦いを楽しみにしている。
一方ダビルは、4年間共に戦ったベータモーターとチームスタッフに感謝の念を示しながら(正しくは、この年末までダビルはベータの契約期間が残っているはずだが、ヨーロッパのメーカーは、このあたりがわりとおおらかなことがある)、ライダーとしてのいっそうの飛躍を誓うのだった。新しい歴史を築くための活動開始と、チームのエースとして迎え入れられたことは、ダビルにとっても逃してはいけないチャンスだったにちがいない。

