サンデーライダーのみなさん、主催者のみなさんはご注意あれ
MFJのライセンス制度の底辺を担ってきたエンジョイ会員の制度が変更になる。
これは今年度初頭から決まっていたことで、すでにMFJサイトでも告知がされているが、どうもまだ知らない人が多く、自然山通信でもちゃんとお知らせしていなかったので、あらためてお知らせします。どうもすいません。
正しくは、エンジョイ会員の制度が変わるというより、保険の制度が一新される。それに伴って、主にエンジョイ会員の制度が、大きな変更を受けるということだ。
*MFJからのお知らせは、クリックするとPDFが開きます。もしくは、ブラウザによってはPDFファイルをダウンロードします。
もともとエンジョイ会員制度誕生の理由は、MFJがライセンス代金を集めたいという目的でできたものではなく、日本の共済制度の見直しによるものだった。エンジョイ会員制度ができる以前、2003前まで、MFJの共済見舞い金制度は、ランセンスを持っていない人にも適用になっていたが、これが許されなくなった。共済とは、特定少数もしくは特定多数の組合の保障を担う制度で(むずかしいお話だから、表現にはまちがいがあるかもしれないけど、意味合いとしてはこんなところだ)MFJライセンスもなにも持たない不徳定数の保障を担うことはできない、という考え方だ。
このため、MFJはエンジョイ会員というクラス分けカテゴリーの枠外のMFJ会員制度を作って、入門ライダーや昇格目的でないお楽しみのための競技参加者の保障を担うことになった。これで、国際A級から底辺のライダーまで、MFJの共済制度を利用できるようになった。
そして今年、共済制度がいよいよ全面的に見直されることになった。共済制度で保障業務を行うためには、きちんと保険業法にのっとった団体となる必要がある。MFJが、なんとか生命と同じような保険業として再出発するのは、やはり無理がある。現実問題として、MFJはライダーの安全を担保する保障のための共済制度は使えなくなった。これは、共済をめぐる詐欺事件などが横行したため、共済にかんする法律が強化されたことを受けての動きだ。
そこで2011年4月1日からは、MFJスポーツ障害基金制度に変わって、スポーツ安全保険という制度がかわってライダーのリスク保障を担う。スポーツ安全保険は、1年間一括で保険料を納めるシステムであるため、今までの申し込み時から12ヶ月というエンジョイ会員のシステムとは相いれなくなった。
スポーツ安全保険は、一人一人が1年間に渡って加入する保険制度だ。期間は毎年4月1日から3月31日まで。保険料はひとり1600円。これに、MFJの事務代行料が500円必要で、都合、年間2100円となる。
従来のMFJ共済は、トライアルの場合、1大会に参加すると500円の共済掛け金が必要だった。1大会で500円、10大会だと5000円。これが来年4月からは、大会をいくつ出ても2100円。いっぱい出る人は、ちょっと割安になる計算だ(これまで、多くの大会は共済掛け金を参加費に含んでいたから、主催者側が同じ負担をする条件では、参加費は500円安くなる可能性がある)。
エンジョイ会員という制度そのものは、ひきつづき申請料3,000円の入門カテゴリーライセンスとして継続される。今回の制度変更では、今まで申し込み月から12ヶ月だった有効期間が、一律3月31日までとなる。エンジョイ会員となるなら、なるべく年度初め(4月)のうちがお得ということだ。
なお、これまでエンジョイ会員証を持っていなくても(もちろん競技ライセンスもなく)競技役員・指導者ライセンスを持っている人は(トライアルに関しては)エンジョイ会員とほぼ同等の扱いを受けることができたが、新年度より競技役員の業務上の保険と競技者としての保険は別枠となったため、競技役員・指導者のみなさんも、エンジョイ会員もしくは競技ライセンスを取得する必要が出てくるということだ。
また、2011年度からのエンジョイ会員制度は、従来のように大会会場での当日申し込みができない。保険申し込みと連携しているためしかたのないことだが、つまり当日ふらりと参加しようと思っても、事前に申請を済ませている人以外は競技会に参加ができないシステムとなる。
なんだか(MFJ承認大会である)草大会への参加が、またむずかしいものとなる制度変更だが、MFJも、参加しにくいシステムを目指しての制度変更ではなく、いわゆる無認可共済へ向けての制度改革を受けての変更だから、どうぞ理解してやってくださいまし。
万一の際に支払われる見舞い金は、スポーツ安全保険の保険となって、支払い額は条件がよくなっている。安心は、ちょっと増えるというところだ。
以上、本来なら細かい字がいっぱい並ぶ定款を読むべき保険のことだから、簡単に書こうとしてもなかなかむずかしいところだが、画像からリンクされているPDF書類に目を通して、来る制度変更の2011年度を迎えられたしというところだ。
なお自然山通信では、相模川クリーンアップトライアルという承認大会を開催している。これが開催されるのは11月から2月までの間なので、この制度変更のあおりをもろに受ける日程となっている。11月から2月に、このイベントに参加するためだけにエンジョイ会員を取得してくれた人には、たいへんもうしわけないことになっちゃうなぁと思うのだけど、しかたない、エンジョイ会員申請料の3,000円に見合うだけの楽しいイベントを提供しようと、覚悟を新たにするしかないのでした。
主催者のみなさん、エンジョイ会員証をお持ちのみなさん、そんなわけなので、どうぞご理解の上、エンジョイ会員証を有効にお使いください。
