スペインで2戦、フランスで2戦を終えた後、2月8日、Xトライアルはノルウェーに遠征した。会場のスタバンゲルはノルウェーの南端に位置する。

前回を最後にラガがいなくなっているから、もうひとり新顔が加われることになった。とはいえXの定員は8人だから、少ない席を争うのがまずたいへんだ。今回はノルウェー開催とあって、ノルウェーの誇る世界チャンピオン(2023トライアル2)のハガ・ソンドレと、同じくノルウェーのマッツ・ニルセンの2名が参戦した。これで今シーズンの参加ライダーは16人めとなった。

Q1ではトニー・ボウがトップスコアだった。なんとボウのQ1勝利は開幕戦以来だった。手を抜いているわけではないだろうが、ボウといえど、思い切り気合いを入れてトライする(トライしなければいけない)場面とそうでないところを切り分けているのかもしれない。Q1は、3位までに入れば結果は同じ。
ハイメ・ブストとガブリエル・マルセリがファイナルに進出。Q1で4位だったのはマテオ・グラタローラだったが、敗者復活戦ではアレックス・カナレスにトップを奪われてしまった。カナレスは今シーズンからモンテッサ入りをした期待の星だが、これで今回のファイナルは4名中3名がモンテッサライダーとなった。スーパーポールはブストが勝利した。カナレス、マルセリ、ボウ、ブストの順でファイナルのトライが始まる。ここでは最初からボウが一人で調子を上げていって、前半戦にしてほぼ勝利を固めてきた。後半、ブストがクリーンしたセクションで5点になっているが、これが勝負に影響しないくらい、前半戦の蓄えた貯金が大きかった。たった6セクションしかないのに貯金を作るところが、ボウの実力ってやつだ。マルセリとブストは一進一退を続けて、結局同点。タイブレイクでマルセリが勝利して、今シーズン初めて、マルセリの2位表彰台、そしてレプソルモンテッサチームのワンツーフィニッシュが決まった。カナレスはXトライアル初出場にして4位、9ポイントを持ち帰ることになった。地元期待のハガとニルセンは、残念、7位と8位。ブービー賞と最下位を固めた。

| Pos. | Rider | Q1 | Q2 | SuperPole | Final | Total | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | S.T. | Time | Penal. | Total | Time | Penal. | Total. | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ||||||||||
| 1 | トニー・ボウ | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 | 0:55.8 | 0:30 | 1:25.8 | 1 | 0 | 0 | 5 | 5 | 5 | 16 | ||||||||||
| 2 | ガブリエル・マルセリ | 1 | 5 | 0 | 1 | 5 | 12 | 0:29.0 | 1:00 | 1:29.0 | 5 | 2 | 5 | 5 | 1 | 5 | 23 | ||||||||||
| 3 | ハイメ・ブスト | 0 | 0 | 1 | 2 | 5 | 8 | 1:05.4 | 1:00 | 2:05.4 | 5 | 5 | 3 | 5 | 0 | 5 | 23 | ||||||||||
| 4 | アレックス・カナレス | 2 | 5 | 5 | 2 | 5 | 19 | 1:32.9 | 0:30 | 2:02.9 | 1:13.8 | 1:10 | 2:23.8 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 30 | |||||||
| 5 | マテオ・グラタローラ | 1 | 5 | 0 | 2 | 5 | 13 | 1:23.6 | 0:40 | 2:03.6 | |||||||||||||||||
| 6 | ブノア・ビンカス | 2 | 3 | 0 | 5 | 5 | 15 | 1:05.7 | 2:00 | 3:05.7 | |||||||||||||||||
| 7 | ハガ・ソンドレ | 1 | 2 | 5 | 5 | 5 | 18 | 1:20.2 | 1:20 | 2:40.2 | |||||||||||||||||
| 8 | マッツ・ニルセン | 2 | 5 | 5 | 5 | 5 | 22 | 1:16.1 | 2:00 | 3:16.1 | |||||||||||||||||









