大きな災害が相次いでいます。災害支援にトライアルは最適。しっかり腕を磨きましょう。

ファンティック復活

プロフェショナル

 最近のトライアルファンはご存知ないかもしれないけど、イタリアに、ファンティックというトライアルメーカーがあった。ティエリー・ミショーが3度世界チャンピオンになるなど、その性能も一級だったが、一般ライダーに素晴らしいトライアルの世界を提供してくれた点でも歴史に残る名車だった。
 今回、ミラノショーで、ファンティックブランドをまとったマシンが展示された。予定では、2006年9月に、50cc、80cc、125ccが市販の予定という。新型4ストロークの話題で持ちきりの昨今だが、ちょっとうれしいニースだ。


 写真は50ccか80ccのどちらかで、125ccは4ストロークだという。燃料タンクの小さな「プロフェッショナル」と大きな燃料タンクのついた「セブンデイズ」のふたつのラインナップがある。

セブンデイズ.jpg

 いわば、スコルパの「レーシング」と「ロングライド」のような性格付けだが、ファンティックの「セブンデイズ」は80年代、ミショーがSSDTで優勝した頃からのもの。今のSSDTでは小さなタンクでも走れるだけの補給態勢があるが、もしかすると当時は、燃料タンクが小さくなる過渡期で、小さなタンクではガス欠の心配があったのかもしれない。山遊びに使った人はファンティックのセブンデイズはなつかしい響きかもしれない。
 マシンについての詳細はわからないので、クリックして大きくして眺めてください。キックがふつうの後ろ踏みになっている。ファンティックといったら前踏みキックだったのだけど、ただ、小排気量はその限りにあらずだったから、これから登場するマシンがどっちにキックするのかはお楽しみというところだ。
 最終型のファンティックはアルミフレームだったが、このトラスフレームは、なんとなく最後のファンティックとなっていた「セクション」をイメージさせる。
 ファンティックが好きで、ファンティック命の人は少なくなかったから、今回のニュースは、ビートルズが新曲を出すような感動があるにちがいない。
 なお、開発担当者の話では、2007年夏ごろに4ストローク300のリリースを予定しているという。とりあえず、小排気量の正式デビューを楽しみにしております。