2006年シーズンはいまだ佳境だが、来シーズンの動向に関して、最初の公式発表が飛び込んできた。トニー・ボウだ。
ボウがモンテッサ入りするという話は実は去年からあって、実現寸前までこぎつけたところで破談になったといううわさがある。フレイシャのマインダーを務めていたディダック(スキンヘッドのマインダー。けっこう印象が強いやつだから、もてぎで見かけて覚えている人もいるんじゃないだろうか)が、今シーズンは特に担当ライダーもなく閑職に就いていたが、本来はボウの担当とあるはずだったからという説もあった。
だからボウのモンテッサ入りは、すでにうわさ話を越え、パドックでは当然の予定になっていたのだが、シーズン中に発表になるとは異例のことだ。ボウのモンテッサ入りで、モンテッサは3人の世界チャンピオン(ドギー・ランプキン、藤波貴久、ライア・サンツ)に加えて、未来の世界チャンピオンを擁することになる。
「目標は世界チャンピオン、これにつきる。モンテッサ4ストロークはぼくにとっては未知数だが、今シーズン最多勝利をとっているマシンでもあるから、不安要素はなにもない。これからランプキンや藤波、偉大な先輩たちに教えてもらって、乗り方を勉強することにします」
とボウのモンテッサ入りのコメント。4ストロークに乗るボウは、おそらくインドア世界選手権からその姿を披露することになりそうだ(インドア世界選手権に参加するライダーの顔ぶれは、まだ発表されていない)。
