こんなバスがあります。
川内村近隣の営林署で活躍していたもので、譲り受けたひとが、倉庫として使っていたものです。倉庫にも使えるけど、ちょっともったいない。少しずつ、なおしていこうかと思います。手伝ってくれるひと、いらっしゃらないでしょうか？
バスは、日産のエンジンを富士重工製のボディに積んだものです。2ストロークの3気筒3400ccエンジン。U690という形式です。
もちろん、動かない。ただ、伝聞によると、壊れて放置されていたものではなく、動いていたものを鎮座させて現在にいたるということなので、少しなおせば動くものかもしれません。
ボディは、そこそこ腐っています。特に、バッテリーが乗っていた部分と、乗り降りするステップ部分の腐食が激しい。製造は、1965年となっています。
きちんと仕上げられて整備された同型機種が、広島県福山市の福山自動車時計博物館（http://www.facm.net/）にあります。でも、技術的にも費用的にも、そんなすてきな仕事はできそうにありません。ぼくたちの手の届く範囲で、ちょっとだけ「やったろうじゃないか」と気分が盛り上がったところで作業していければなぁと思ってます。
塗装に心得のあるひと、溶接のできるひと、電気に詳しいひと、ぽんこつエンジンを生き返らせるのに長けているひと、それから、たとえば、塗料が手に入るひと、スポンサーさまを見つけてこれるひと（このご時世、そんなおいしい話はないと思いますが）、バスが好きなひと、古い車が好きなひと、田舎の寒村でなにかやってみようと思えるひと、いろんなひとをお待ちしています。
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西巻裕
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