雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

自衛隊と泥んこ遊び

ニュースで、自衛隊のイラク入りを報じている。
ぼくのことを知ってる人はご存知だと思うけど、およそ軟派な人間で、礼儀のレの字もなく、金もなければ力もない人間なのだけど、自衛隊車両が隊列を組んで砂漠の道を走っている映像を見ていたら、なんだか興奮している自分に気がついた。
なんでだろうなぁ。男の子は戦争が好き、軍隊が好きとよく言われるから、不本意ながらそういうことなのかもしれない。
こういう興奮を、おとなになってから、ぼくはパリダカールラリーで初めて味わった。
パリダカールラリーでは、トラックも競技車両だ。でっかいトラックが列を連ねてスタートを待っている光景は、なんだかよくわからない興奮を感じたものだった。
それも、できたらフランス国内よりもアフリカのほうがいい。フランスだと舗装された道ばっかりだけど、アフリカでは隊列が道の凹凸に合わせてうねうねと動く。その動きが、またわくわくさせられる。
パリダカールの次にそういう興奮を味わったのは、キャメルトロフィーだ。こっちの部隊はジャングルで、トラックじゃなくてランドローバーだったけど、ランドローバーのクルマはイギリスを始め、ヨーロッパのミリタリーにはよく採用されていて、とても軍用的味わいがある。車両は全部で40台にもなるから、全部がそろうと、かなりの隊列になる。
ぼくの興奮は、自動車の隊列が生んだものなのか、軍用的な雰囲気が生んだものなのか、それとも砂漠やジャングルの舗装されていない路面ゆえのものなのか、なんだろう?
と、ここまで書いてきていて、こういう感情は、もしかしたらこのご時世、とってもあぶない感情のような気がしてきたから、登録するのはやめようかなと思ったけど、もったいないからやっぱり残しておこうっと。
爆弾と鉄砲がなかったら、ぼくもイラクにいきたいんだけどなぁ(軟弱者にて、失礼)。