雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

1週間のごぶさた

気がつくと、前回日記を書いたのは1週間前ではないか。今日は締め切り真っ最中なんだけど、こういう時に限って、日記を書いてないことを思い出してしまうのだった。
アメリカの牛肉って、狂牛病だらけの可能性があるんだってね。「1頭しか狂牛病が出ていない」と胸を張っていえるのは、検査をしないからだって、芥川賞がのってる文春に出ていた。アル中の人にアル中ですねと聞くと、ほとんどの人が「いいえ」と答える。アメリカの狂牛病騒ぎは、そんな感じらしい。アル中だって治療すればなおるだろうに、まず検査をしないんだからしょうがねーというのが、記事の内容でした。
「ほんとのことを言わない」体質は、誤解や懐疑やもろもろの感情を生むけれども、ひとくちにほんとのことを言わないといっても、「ほんとのことをいうと、ほんとのことが通じなくなるから言えない(ほんとのことを言う技術がない)」というのもあるし、「ほんとのことがわからない(判断ができない、もしくはほんとに知らない)」場合もある。大人の社会はむずかしい。MFJも、同様の問題をかかえていると思うんで、ぜひがんばってほしいところであります。けど、まぁ、ぼくだってささいなことでほんとのことを言わないことはあります。ほとんどの場合、ほんとのことがわからない、んだけどね。
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杉谷に、フローティングターンをしこまれました。連載の記事の、実験台にされたわけ。
杉谷は、自然山通信をはじめた頃から、ぼくにフローティングターンをやらせようとしていたけど、うまくいかなかった。うまくいくわけがないよね。その後ぼくが確信したのは、フローティングターンはウイリーとターンができないとできるはずがないのだという当然の結論でした。
ようやくウイリーとターンがそれぞれ小学校卒業レベルになったので、杉谷先生のフローティングターン講座に参加ができるようになったというところ。生意気な生徒は、教え方に文句を言いながら、それをやらせても生徒は理解できないと思う、そうじゃなくてこういうのはどうだ?と先生に提案しつつ(悪態をつきつつ)最後はあー、なるほどというところまでなんとかこぎつけた。
先生が「まぁまぁ」といってるうちは、実は「ぜんぜんだめ」ということで、生徒が「できた」と思って先生が「まぁまぁ」と評価する時ははやっぱりぜんぜんだめ。先生が「まぁまぁ」で生徒が「ぜんぜんだめ」と思う場合は、生徒はまだ先生のいうことを理解していない。こういう途中経過をたどりつつ、この日は先生と生徒が、「こんなもんだね」と納得するところまでこぎつけたから、まずまず。
考えてみたら、ニシマキは杉谷に、初めてテクニックらしいテクニックを教えてもらったような気がします。ありがとう。
ちなみに写真は、先生と生徒が失敗だと認めたシーン。まぁ、ぜんぜん失敗でもないんだけどね。この続きは、3月号で