雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

テレビに出たバイク救助隊

TBC東北放送ニュースの森で、とれっくとーちゃんが被災地に向かう様子がとりあげられています。いつまでも保存はされていないと思うけど、今なら見られる。でかけるときに、テレビの取材が入っていたんですね。
テレビの取材が来ているということは、あらかじめテレビ局がとーちゃんたちの出発の予定を知っていたということです。とーちゃん、すごい。
実はとーちゃんに「どうだった?」と電話したとき、少し話がもごもごしてたんだけど、それはこういうことだったらしい。もちろん、とーちゃんがテレビに出たくて新潟へ向かったんじゃない。とれっくとーちゃんは、こういう目立った活動を進んでできる人じゃない。
とーちゃんを被災地に送り出し、お水を提供してくれたり派遣費用を出してくれた人がいらっしゃる。そして彼らが、テレビへの露出をのぞんだということだろう。
世の中には、報道に取り上げられてなんぼという世界がある。世間に認めてもらえるなら、金も出そう。世間に認められないなら、金は出せない。協力もできない。これ、トライアルが世の中のスポンサーさまにそっぽを向かれる大きな理由なんだが、災害救援活動も、おんなじなのかもしれない。
でもそれでも、テレビに出ることで人の役に立つ活動ができれば、手段についての多少のことはどうでもよいと思われます。とーちゃん、ご苦労さまでした。
でもテレビに出なくても、がんばっている人がいます。同じように、テレビで災害を伝えられている地域以外にも、きっと困っている人がいるはず。そういうのは、結局個人の力量で助けてあげるしかない気がします。
(と、こういうことを書くたび、自宅の机にすわっていることに、罪の意識を感じます)