雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

駅貸します

 最近、ちょいと仕事がたてこんでしまって、そうなると整理能力の欠けているニシマキは、身動きができなくなってしまう。
 インドアトライアルを仕切るオクタゴンからは、急にリリースが届かなくなった。リザルトなどは公式に発表されているからいいんだけど、写真が届かなくなったのがつまらない。


 インドアのリザルトといえば、スペイン人スタッフによるオクタゴンのものと、知っている人は知っている、ベルギー人のチャーリーが作るFIMオフィシャルのものと、減点数などがちがうことがある。ぼくも一応日本人だから、こういうところには細かく反応するようにできている。うーむ、どっちが正しいんだぁ、などと悩んでいると、ランプキンの広報官もやっているイギリス人のジェイクから、モンテッサチームのレポートが送られてくる。ときとして、これもまた、減点数に微妙なちがいがあることがある。
 日本人は、ベルギー、スペイン、イギリスのどの国籍の人間の仕事を信じたらいいのか、悩んだあげく、結論としては「個々のセクションの減点には多少の差があれど、順位に変動はないので、問題はない」というスペイン的なものでした。まちがいを起こすと切腹する人もいるかもしれないけれども、以前チャーリーにまちがいを指摘したら「そうなんだよ、まちがえたんだよ。なおしておいたよ」と大きなお腹をさすっていた。まちがいは、切腹するよりも正しく修正するほうが重要だと思う。ただしぼく個人的には、切腹もいやだけど、歩くのにも支障があるような大きなお腹もいやだ。チャーリー、もう少しだけダイエットしたほうがいいよ。
 ところで、駅貸しますという企画を発見。千葉県の北総鉄道の粋な企画です。無料ですよ、無料。どたばたたてこんでいなかったら、トライアルのデモンストレーションでもやりにいきたいところです。
 それこそ、世界選手権前に、世界選手権の広報活動の一環としてやれればいいんだけどね。一応、規約には営利目的はいけないと書いてある。営利目的の解釈は問い合わせが必要だけど、その場でもてぎのチケットを売らなければ、許してもらえそうな気もするけどね。
 どなたか、ご自分のテクニックを披露するのに、駅を借りたらいかがでしょう? なに、世界のトップクラスでなくても、国内A級くらいのテクニックが一部でもあれば、トライアルを知らない人たちにはけっこう受けると思います。