雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

旭山動物園

人が多いところきらい、行列並ぶのなんてまっぴらごめんなんだけど、つい今はやりの旭山動物園に来てしまいました。
ペンギンはかわいかったなぁ。杉谷と二人ってのがなんとも色気がないんだけど、久しぶりに動物園でるんるんしてしまいました。


旭山動物園は、動物の見せ方に工夫があるんだけど、シロクマとかアザラシとかペンギンとか、そういうところはやっぱり混んでいらっしゃる。ペンギン館は30分待ちと言われたけど、来ちゃったんだら並んでみる。10分で中に入れた。館の中ではおばちゃんが「止まらないで、先に進んで」と叫び続けている。ご苦労さま。必要なアナウンスではあるのだろうけど、おばさんの絶叫はあんまり聞きたくないな。
北極グマは、最初見たときにはぐでーっと寝ていたけど、しばししたら、プールでざふざぶ泳ぎ始めた。行列に並んで特別製の館に入らなくても、ふつうの動物園みたいに外からでも見物できる。そんなふうに見るのだったら、旭山動物園じゃなくてふつうの動物園でもいっしょじゃないかと思っちゃうけど、そうでもない。ここの動物たちは元気だ。ペンギンはガラスごしに見物してる子どもたちを興味深そうに眺めている。動物たちが、みんな好奇心にあふれていて、きょろきょろとこっちを見て楽しんでいるように見える。テレビなんかで伝えられている施設の工夫の豊かさより、それぞれの動物が生き生きと動いているのが素晴らしかった。敵も、ぞろぞろ並んで歩いている人間どもを観察するのがおもしろいのかもしれない。ペンギンのプールを外から見ると、中にチューブが通っていてその中を見物客が歩いている。上から見ると、妙な水中生物がうろうろしているようにも見える。ペンギンも、きっとそんなふうに人間たちを観察しているにちがいない。さらに、ここんちは、えさをやるんでも意地悪をするもんだから、サルなんてえさ箱からえさを出すべく延々と格闘している。キリンはえさを食べるのに、お客さんのほうまで首を伸ばす必要がある。動物はえさを食べるのに一生懸命だけど、人間としてはそれがまたおもしろい。
入場者数で上野動物園を抜いたらしいけど、こんなに敷地が狭くてもお客さんたくさん来るってのは、やっぱりアイデアだなぁ。と同時に、こんな小さい動物園に全国から人を運んでしまうんだから、メディアの威力ってすごい。
きのうの全日本のレポートもまだ書いてないのに、動物園三昧で申し訳ないっす。