2016沖縄トライアル第5戦

沖縄トライアル協会の大西邦孝です。

5月22日に久志の潮の引いた海岸で沖縄トライアル大会第5戦、久志海岸大会を開催しました。
今回の岩場のセクションを走りたいと、小林直樹選手が参戦して、岩場のセクションを楽しんでいました。

2016年　沖縄トライアル大会
第5戦　久志海岸大会
開催日：5月22日（日）

例年より1週間ほど遅めの16日に梅雨に入りした沖縄。今日は大潮。干潮13：06。潮が引いた海岸の岩場を使ったセクションで、沖縄トライアル大会第5戦　久志海岸大会が開催されました（名護市辺野古の基地の隣になる久志区の海岸です）。

潮が引き始めてからセクション作成のため、時間がかかりスタートを遅らせて競技時間も少し短くなり6セクション2トライで始まりました。山ではなく海をバックにトライアル！ バイク大会だ！

午前中は小雨、午後は曇りで乗りやすい気温！（この時期でも太陽がでると暑く、日に焼けて大変です）

今回、TRSと一緒に沖縄に帰ってきた小林直樹選手、1週間ほど滞在でTRS走り込み、㊙トレーニング。㊙スクールで、できなった事ができるようになりました。そして、沖縄トライアル大会に参戦！

TRS、実車を見たらかっこいい！ ディアルスパークで低速からのグリップが良いらしい。　即、こーら（方言：買います）と注文も……。

この海岸の会場を探してトライアルを見に来た大石さん、赤崎さん、そして渡嘉敷島より軽自にスコルパ125を乗せて吉浜千恵美さん、他にも地元の方々の観戦がありました。

■エキスパートクラス

早いペースでテンポよく走り、クリーンを出していく小林選手ですが、沖縄の暑さにスタミナが奪われます（今日の気温は乗りやすいはずが小林さんにはとても暑かったらしい）。

厳しい岩場を古株の長浜選手は長年のテクで何とかマシンをOUTまで走らせます。

昇格したばかりの冨名腰選手、狙ったラインを走るのが難しく、自分に「行ける」「行ける」と声かける姿も……。思うように走れません。

優勝はダントツで小林直樹選手、今回もオールクリーン……、と思われましたが、最後のセクションのOUT手前で足つきがあり、減点2クリーン11。もちろんベストクリーンは取っています。

2位には減点32クリーン2で特別昇格して最初の参戦となる冨名腰直人選手です。3位には減40クリーン1で長浜晃選手が入りました。

■ジュニアクラス

参加がすくない中、スタート前から緊張している高良選手は笑顔がありません。「緊張してお腹が……」

マシントラブルで修理が間に合わず、以前に乗っていたスコルパ250で参戦の高山選手、エンジンが吹けずに岩場のセクションを走るのはちょっと厳しそうです。私は選手の写真を撮りながら走ります。みんなペース早い……。

減点18クリーン3で今年昇格してきた高良勝彦選手がうれしい初優勝、ベストクリーンも取りました。

2位には減点23クリーン3で私、大西邦孝選手です。怪我した膝の調子もよいようです。3位には減点25クリーン3で高山寛樹選手です。早くマシンを直して本来の走りを期待します。

■ノービスクラス

雨を考えて優しめのセクションになりましたが、各選手は譲り合ってなかなか入りません。

セクションに一番にトライした仲村選手、段差でリヤを滑らせ減点2を取ってしまい、テンションが下がります。稲福選手や新垣選手、平田選手はラインを決めてトライ。岩場へ向かう緊張とミスできない緊張感が交差しながら走ります。岩場になれない各選手5点を取らないようにOUTを目指します。

最初にまさかの減点を取りましたが、その後は立ち直りクリーンで走った。仲村健選手が減点2クリーン10で優勝。ベストクリーンも取りました。

同じ減点2クリーン10ですがタイム差で2位に稲福政作選手となり、3位には減点3クリーン10　新垣智一選手です。4位は減点4クリーン8で平田尚選手です。5位以下に差をつけて上位陣は接戦です。

■ビギナークラス

一人の参加ですが、久志海岸の厳しい岩場を頑張って走りました。思ったところに進まず、曲がらずに海に向かって行く事も……。「大丈夫です」と笑顔でしたが、マシン操作はする難さを考えていました。減点43クリーン0で名嘉眞純羊選手、次はクリーンをとれるように練習あるのみ！

2016年の第7戦、沖縄トライアル大会は7月24日（第4日曜日）に今帰仁自動車学校となりの敷地で今帰仁大会を開催いたします。エントリー受付は大会当日の会場にて行います。

沖縄トライアル協会では毎月トライアル大会を開催しています。（年間12戦）
気軽に足を運んで、観覧もしくは参戦などどうでしょうか。トライアルを楽しみましょう！！
観戦および大会参加を待っています。気軽にどうぞ！！

バイクトライアル競技とは、バイクの走る・曲がる・止まる、の基本操作を追及してバイクの操縦技術を競い合っています。
トライアルを観てみたい方、トライアルバイクに乗って体験したい方、トライアル大会に参加したい方、お気軽にお問い合わせください。

沖縄トライアルについての問い合わせ
沖縄トライアル協会
2016年 会長：米須 正浩　090-3013-8062
2016年 広報：大西 邦孝　090-8290-1614

2016年沖縄トライアル大会
第5戦
久志海岸大会
参加台数：14台
5月22日