雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

九州リザルト

沖縄トライアル第7戦久志海岸

名護市の東側にある久志海岸。白い砂浜、青い空、潮が引いた砂場と岩場広がります。今日は大潮で干潮:12時40分、潮が引いて現れる岩場のセクションで沖縄トライアル大会第7戦、久志海岸大会が開催されました。朝はまだ潮が入っていたので引くのを待って急いでセクション作り、今回は5セクションの3トライで勝負です。15分遅れでスタートになりました。

2017沖縄第7戦の富名腰

2017年 沖縄トライアル大会
第7戦 久志海岸大大会
開催日:7月23日(日)

広くて移動だけでも練習になるような岩場と、柔らかい砂、とても楽しくおもしろい場所なのですが、この夏場はディーダカンカン(太陽がふりそそぎ)、めちゃくちゃ暑く日陰もない海岸大会はたいへんです。汗が止まりません。ライバルより太陽・暑さとの闘いです。水分を十分にとってトライアルしましょう! 今年の暑さはやばい。

■エキスパートクラス

暑さの中を早回りで次々とトライして走る冨名腰選手、マインダーはお父さんが務めます。今回よりリヤサスのセッティングが変わって動きがよくなったとのことですが「まだ、慣れていない」と気にして走ります。

他の選手はマイペースで時間をかけてトライです。久田選手は上手に走りますが暑さのせいか走りが荒くなり減点を増やしてしまいます。知念選手は新しい夏バージョンのウェアで「涼しくなった」と力走しますが、1番と4番セクションで大転倒。3番ではスタンドが岩にかかりスプリングが外れてしまうアクシデントで減点を取ってしまいます。前大会で優勝の長浜選手は暑さにへばってクリーンが取れません。暑さに気持ちが負けたと津嘉山選手は5点を取ります。

2017沖縄第7戦の木下

優勝は減点6クリーン10で冨名腰慶亮選手、ベストクリーンを取りました。後半は顔が赤く暑さにへばって「セクションより暑さがきつい」とのこと。2位には木下康成選手が減点49クリーン0で入りました。3位に減点51クリーン1で久田幸希選手が入り、2位以下はクリーン差やゴールタイムで勝敗が決まる接戦です。

■ジュニアクラス

2017沖縄第7戦の高良

今回の参加が少なく寂しくなりました。オブザーバーが足りない関係で、急きょ競技時間が変更で午前中に走ることになり、あわてて準備します。スタートした時はまだよかったのですがだんだん気温が上がると、暑く汗だくになり大変です。集中できずにクリーンセクションでクリーンが取れません。

水分を取って走りますが、エンジンの熱もあり顔が赤くフラフラ状態。体が動きません。岩場のセクションに減点を増やします。暑さが大敵。

優勝は減点43クリーン2で高良勝彦選手、2位には減点56クリーン1で大西邦孝選手。今回は人数がそろわないのでポイントは付きません。

■ノービスクラス

2017沖縄第7戦の新垣

今季初参戦、けがから復帰の翁長選手が入賞を目指します。前回、初優勝した金城選手は練習にも気合いが入り、大会に挑みます。いつもポカミスで失敗する新垣選手は、ミスらないように慎重にラインを確認し走ります。慣れない岩場、出来そうでできないセクション、後半は暑さも後押しして減点が増えていきます。暑さでクラクラして、体も思うように動きません。練習と違う。できることができない……と歯がゆい思いもあり、練習不足とスタミナ不足で課題の多い厳しい内容になりました。

優勝は減点11クリーン10で新垣智一選手、初優勝でベストクリーンも取りました。

2位には減点21クリーン8で金城哲也選手。3位には減点45クリーン1で翁長武直選手が入賞しました。チームカンガルーが1位、2位、3位で独占。

■ビギナークラス

引率がついて走り方を見せながら4セクション2トライで走りました。

広い場所を走るのでセクション移動は気持ちいいですが、セクションになると石や砂でタイヤがとられ走るのが厳しいです。「今回ちゃんと整備しました」と吉浜選手、安定して走りクリーンを取ります。

赤崎選手は前半の走りは良かったのですが、後半は暑さでヘロヘロ・フラフラです。体力には自信があったはずが……、動けない。若手二人は初参加ですが、集中を切らさず走ります。アクセルワークも上手に走ります。暑さが厳しいですが、笑顔で楽しみました。

優勝は減点7クリーン5で前泊隆也選手。2位は減点11クリーン5の赤崎実昭選手、3位には減点11でクリーン2、崎原雄斗選手。4位に減点23クリーン3、吉浜千恵美選手となりました。

2017年の沖縄トライアル大会第9戦は、9月24日(第4日曜日)は名護市の(有)北部スズキの敷地にて北部スズキ大会を開催いたします。エントリー受付は大会当日の会場にて受付します。

沖縄トライアル協会では毎月トライアル大会を開催しています(年間12戦)。
気軽に足を運んで、観覧もしくは参戦などどうでしょうか。トライアルを楽しみましょう!!
観戦および大会参加を待っています。気軽にどうぞ!!

バイクトライアル競技とは、バイクの走る・曲がる・止まる、の基本操作を追及してバイクの操縦技術を競い合っています。
トライアルを観てみたい方、トライアルバイクに乗って体験したい方、トライアル大会に参加したい方、お気軽にお問い合わせください。

沖縄トライアルについての問い合わせ
沖縄トライアル協会
2017年 会長:高良 勝彦 090-1341-8962
2017年 広報:大西 邦孝 090-8290-1614

第7戦久志海岸大会
参加台数:16台

エキスパートクラス 6台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 タイム
オーバー
合計
減点
クリーン
1 9 冨名腰 慶亮 チーム MITANI RTL-280F 6 10
2 1 木下 康成 カンガルー TRS 300 49 0
3 4 久田 幸希 ひまわり RTL300R 51 1
4 11 知念 太 セイキ ベータ EVO 300 51 0
5 2 津嘉山 正 首里チーム ガスガス125 55 0
6 5 長浜 晃 す〜た〜ず ガスガス280 55 0
ジュニア クラス 2台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 タイム
オーバー
合計
減点
クリーン
1 1 高良 勝彦 T.小禄 RTL260F 43 2
2 3 大西 邦孝 す〜た〜ず RTL260F 56 1
ノービス クラス 3台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 タイム
オーバー
合計
減点
クリーン
1 2 新垣 智一 カンガルー ガスガス250 11 10
2 6 金城 哲也 カンガルー RTL250R 21 8
3 8 翁長 武直 カンガルー JTG300 45 1
ビギナー クラス 4台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 タイム
オーバー
合計
減点
クリーン
1 前泊 隆也 ホワイトエッグ ガスガス 7 5
2 赤崎 実昭 RTL260F 11 5
3 崎原 雄斗 RTL- F 11 2
4 吉浜 千恵美 スコルパ125F 23 3
オープン クラス 1台
順位 ゼッケン 氏名 チーム名 車種 タイム
オーバー
合計
減点
クリーン
1 奥浜 定彦 ベータ Rev3 21 9

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