暑さ・台風・大雨なんかには負けないぞ。でもとりあえず大岩には登ってみたい。

九州リザルト

2023鹿児島トライアル第3戦

5月14日に九州選手権第3戦鹿児島大会寺山牧場杯を開催したのでご報告します。

会場となる寺山牧場は常設のエンデューロコースで牧草地・林・岩場とバリエーションに富んでいます。レンタルバイクやレストランまで有って毎週賑わう会場です。カレーやチーズケーキ等が美味しいですよ。

トライアルに来る人数はやや少なめなのが玉にキズ。なので選手権用セクションの開拓は鹿児島市周辺のメンバー頼り。鹿児島市内からは往復100Km程、私の住む指宿市からは往復200Kmの距離さえ無ければ毎週でも行きたい会場です。

今回のセクション開拓のスタートは3月19日から。鹿児島のメンバーに声をかけ時間に余裕のある皆さんに集まってもらうシステム。また牧場オーナーの田上さんがエンデューロコースを作るために切り倒した倒木を片付けながらセクションを開拓するパターンとなりました。少人数で片付けられない場所は4月9日にプレ大会として行われた鹿児島県選手権の後に参加者全員の協力をもらったりして進めました。

県大会後にもセクション開拓。この斜面の倒木を片づけセクションにしました。大会よりも疲れた?

今回の大会は準備の段階から雨が多く苦労しましたが、準備の最終日の土曜日も一日中雨!

寺山牧場は晴れればグリップが良く、大岩へのアタックも楽しめるのですが、雨になるとズルズル、ヌタヌタ。以前の大会ではセクションインもままならない事が有ったほど!

明日のコンディションを考えセクションの手直しをしましたがコーディネーターの研ちゃんはコンディションは回復すると信じて難しめの設定を主張、結局その方向で仕上げました。

雨は22時ごろまで降った模様。

一夜明けるといよいよ本番。曇り気味だけど雨は降らなそう。

会場に着くと積んできた選手権用の機材を降ろし本部設営。セクションごとに必要な道具などの配分もベテランのスタッフが手伝ってくれてだいぶ楽になりました。

コロナ禍も終わったという事で車検・ライダースミーティングも復活。車検では初参加の方がリヤディスクガードを付けておらず危うく出走できない事態が起こりましたが何とか対策してOK。

本人曰く「そんな事は知らなかった(!)」ちゃんとルールブックを読むか他の人に確認しましょうね。

ライダースミーティングも復活。ライダースミーティング終了後スタート!8セクションX3ラップの戦い。

参加台数はIAクラス7名、IBクラス10名、NAクラス14名、NBクラス22名、エンジョイクラス14名の67名。

去年よりは少なく寂しかった。サミットの影響で県警チームの参加が少なかったような気が・・・来年は増えて欲しいな。

そんな中でも鹿児島から選手権初参加が増えてきているのでそちらの成績も気になります。

競技の様子は、予想通りたっぷり水を含んだ寺山牧場の土が滑って皆悪戦苦闘している様子。

でもそれは顔を出した太陽と木陰では寒いくらいの風で時間が解決してくれるはず。

問題だったのがエンデューロレースも行われる寺山牧場内の広大な敷地内での道案内が完全では無かった模様で多くのライダーから「コースが分かりにくい」「迷った」とのお叱りをいただきました。来年への課題とします。

予想通り多くのライダーが2ラップ目には1ラップ目の半分の減点。3ラップ目にはそのまた半分の減点で帰ってきます。同じ設定で難しい~優しいセクションを走れて今回参加したライダーは楽しかっただろうと思いました。またセクションコーディネーターの研ちゃんが良い仕事をしてくれました。

採点や集計の大きなトラブルも無く終われて何よりでした。

エンジョイクラスは竹屋選手が優勝。10点差の2位は大久保選手。同減点、同クリーン、減点1の数の差で池上選手が3位でした。
鹿児島勢は初参戦城ノ下選手が7位。(でもゴールしたのは2番目でした。)1ラップ目の調子を維持できればもっと上に行けたのに。それとエンデューロじゃないのだから早くゴールしても何にもなりませんよ。今回みたいに路面のコンディションが回復しそうなときは時間調整をして様子を見てください。
同じく初参加の藤さんは城ノ下さんと7点差の10位。ラップごとに減点が減っているのでこの調子で頑張ってください。鹿児島で一番練習熱心なので打倒城ノ下で行きましょう!

国内B級クラス優勝の高木さんは76歳です! スバラシイ! 73歳からMFJ選手権にデビューし、3年目での初優勝。

ランキングも現時点で第2位、トップの小川選手とは2ポイント差、完全射程距離内です。高木さん躍進の秘訣は、毎日スタンディングを欠かさないこと。

体感が鍛えられ、バランス感覚が研ぎ澄まされるそうで、みんなわかっていてやれていない基本のキ、耳が痛いです。それを淡々と続ける高木さんの活躍に、今後も若僧の皆さん戦々恐々として下さい。」と高倉トライアルトレーニングコース(T.T.T)のカワツKさんのお話でした。

7点差の2位は現在NBクラスランキングトップの小川選手。ランキング争いも盛り上がってまいりました。3位は同点クリーン差で光山選手。

鹿児島勢は小正選手が16位でポイントゲットならず!彼の実力ならもっと上に行けるはずなので意外でしたがどうやら熱発で体調不良だったようです。次戦に期待します。
皆元選手は小正選手と同点、クリーン差の17位!ポイントゲット目指して頑張れ76歳。
18位星崎選手は多分2戦目にしてこの成績!上の二人もうかうかできません。4月から転勤で福岡におりますので福岡方面の皆様よろしくご指導ください。

椎畑選手は惜しくも21位。次戦での活躍を期待します。

国内A級クラスは甲斐選手は開幕3連勝!楽しみな若者が育ってきました。連勝記録を伸ばしてほしいです。

2位は6点差で石原選手。3位は河野選手でした。河野選手は昨年は鹿児島で仕事をされていて寺山牧場も走った事が有るのでその経験が生きましたね。

このクラスには現在鹿児島の選手がいないので、早くNBクラスから上がってほしい。

国際B級クラスの優勝は笹原選手。ランキングトップは伊達じゃ無かったです。

鹿児島の前田さんが5点差で2位の大金星!マシンをRTL300Rに変えて大正解でしたね。

1点差で3位はランキング2位の中野選手でした。
他の鹿児島勢はKOレーシング大田さんが4位。鮫さんが僅差の7位。
翔太君は暫くのブランクが響いたか8位。でもハマベ道場で鍛えられていたからすぐ取り返すはずです。

国際A級クラスはスーパークラスの濱邊選手も特別参加してくださいました。
同じセクションを走るのでIAの選手も果敢に挑戦していました。
いい刺激になっています。濱邊選手に続くIASクラスのライダーが出るのを楽しみにしてます。

今回は特別な事故や怪我無く終われてホッとしました。

参加して下さったライダーの皆様。約2カ月近くのセクション開拓から協力し支えてくれたスタッフの皆様、寺山牧場のオーナー田上さんに感謝します。

さあ次は10月22日の九州選手権第9戦鹿児島・阿久根大会だ!皆様協力をお願いします。

鹿児島県トライアル部会    高崎 正隆

国内B級
順位NO.ライダー/
マシン/
チーム
L順8セクション3ラップ[G]G計C計
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] T/O
110高木 剛
BETA
NBS
110020133  10 2712
120000032  7
405001022  10
26小川 直弥
GASGAS
TEAM RIDE MAGIC
721000553  16 3411
310020033  9
220010033  9
31光山 徹哉
SHERCO
NBS
521021152  14 347
712110033  11
220001033  9
436平井 雅寿
SHERCO
333020230  13 369
851100032  12
531000133  11
526興田 透麻
SCORPA
833000533  17 3811
920020152  12
130000033  9
614甲斐 洋樹
MONTESA
932001353  17 387
411001231  9
822000233  12
78吉田 浩二
GASGAS
131000231  10 398
1325120133  17
600301053  12
824小崎 幹久
HRC
632110133  14 417
1031000333  13
1250120033  14
97田中 豊喜
VERTIGO
O.T.A
1335500133  20 4510
530000053  11
1231002053  14
1039守上 伸一
BETA
1115330151  19 457
1133001250  14
731020150  12
1142竹下 芳明
SCORPA
1552030553  23 4710
550000033  11
1032000152  13
123田中 良浩
MONTESA
1835533331  26 476
230000033  9
911013231  12
1318宗木 祐一
TRRS
植木トライアルクラブ
1053120053  19 525
1553012053  19
1413011152  14
1437奥村 太介
BETA
高倉トライアルクラブ
423010053  14 535
1853311133  20
1923030533  19
1511桑原 健昌
MONTESA
TEAM RIDE MAGIC
1213330333  19 546
1531500253  19
1532500033  16
1643小正 義弘
MONTESA
鹿児島トライアルチームやじろべえ
2051332553  27 605
1252000352  17
1650110153  16
1738皆元 一徳
GASGAS
鹿児島トライアルチームやじろべえ
1453121253  22 601
1435210133  18
2031151333  20
1831星﨑 一紀
BETA
1653230553  26 624
1552030135  19
1753110133  17
1922朝倉 賢一
GASGAS
植木トライアルクラブ
1653320553  26 636
1955310333  23
1150001053  14
2025亀本 直
TRRS
TEAM RIDE MAGIC
2153531353  28 701
2133332353  25
1852110233  17
2119椎畑 幸三
MONTESA
KOレーシング
1853331353  26 713
2053500155  24
2123023353  21
2241井手 英一
SHERCO
2255333553  32 823
2255320553  28
2253300353  22
国内A級
順位NO.ライダー/
マシン/
チーム
L順8セクション3ラップ[G]G計C計
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] T/O
11甲斐 秀人
HONDA
123001031  10 2214
330001032  9
100003000  3
22石原 敬斗
HRC
高倉トライアルクラブ
233002032  13 2810
101002031  7
510001132  8
311河野 信一
HRC
415033030  15 3112
401003033  10
210002030  6
410高橋 剛
HRC
325012050  15 3510
803002531  14
300001131  6
56河野 隼也
BETA
TRIAL TEAM KUMAMOTO
733033033  18 3810
650003013  12
420002031  8
66竹原 堅二
MONTESA
植木トライアルクラブ
630025331  17 398
210010231  8
1120005133  14
714井上 弘治
MONTESA
1035132032  19 428
430001033  10
930013033  13
84高濱 祐也
MONTESA
TRIAL TEAM KUMAMOTO
531013133  15 436
931112033  14
1030003053  14
93加藤 卓
BETA
寅吉一家
733003333  18 448
1131003333  16
630001033  10
101永尾 貴幸
HRC
TEAM RIDE MAGIC
921233133  18 445
1021123033  15
703003032  11
113有永 勝士
HRC
1112303353  20 458
713003032  12
830003052  13
129浦川 正隆
HRC
TEAMぱわあくらふと
1453353232  26 614
1352013333  20
1233003033  15
1318細江 正昭
HRC
寅吉一家
1233053233  22 644
1233025033  19
1413535033  23
147坂口 雄彦
HRC
寅吉一家
1253233033  22 704
1435203553  26
1333003355  22
国際B級
順位NO.ライダー/
マシン/
チーム
L順8セクション3ラップ[G]G計C計
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] T/O
16笹原 智紘
GASGAS
TEAM RIDE MAGIC
101011250  10 2812
103010251  12
300000033  6
27前田 浩二
HRC
鹿児島トライアルチームやじろべえ
232001033  12 339
332101135  16
100001013  5
34中野 禎彦
BETA
チーム二次元
313001151  12 3410
555002032  17
113000001  5
43大田 幸成
TRRS
KOレーシング
433150110  14 396
431123231  16
630020013  9
52浦中 信宏
BETA
植木トライアルクラブ
651113123  17 455
851003533  20
510001132  8
61荒嶽 大紫郎
BETA
TRIAL TEAM KUMAMOTO
853015333  23 466
632022332  17
410012200  6
719鮫島 哲郎
HONDA
鹿児島トライアルチームやじろべえ
513002333  15 479
930503550  21
730003032  11
832福留 翔太
HRC
鹿児島トライアルチームやじろべえ
733133320  18 495
215300312  15
835100331  16
920野中 剛
TRRS
TEAM RIDE MAGIC
833103553  23 603
733221332  19
951002532  18
1015宇都 智
HONDA
高倉トライアルクラブ
1033333553  28 731
1033033333  21
1031153353  24
国際A級
順位NO.ライダー/
マシン/
チーム
L順8セクション3ラップ[G]G計C計
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] T/O
12浜邊 伶
YAMAHA
VICTORY
151000051  12 2715
100030051  9
200000015  6
220坂井 翔
TRRS
TEAM RIDE MAGIC
355001051  17 3612
432005052  17
100000011  2
31橋本 隆之
HRC
452011053  17 407
333010033  13
412001231  10
48西 和陽
MONTESA
MWM
251011053  16 458
223000051  11
505023152  18
54本田 哲也
TRRS
寅吉一家
553123053  22 517
532115053  20
300013050  9
67坂井 裕輔
TRRS
TEAM RIDE MAGIC
633123553  25 673
635023153  22
651015053  20
716山口 晃一
GASGAS
753055153  27 782
752055155  28
732135153  23
エンジョイ
順位NO.ライダー/
マシン/
チーム
L順8セクション3ラップ[G]G計C計
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] T/O
149竹屋 泰
HRC
植木トライアルクラブ
150000153  14 2713
130010031  8
210000031  5
242大久保 孝光
HRC
723031155  20 3711
331000053  12
100000032  5
316池上 正治
HRC
435100253  19 3711
232000033  11
330000031  7
452隈本 修一
BETA
850223333  21 436
520132033  14
421002021  8
52中山 義國
TRRS
653500133  20 449
651000135  15
521000033  9
615草野 雄介
BETA
高倉トライアル
353003231  17 458
815103033  16
701003035  12
750城ノ下 寿博
BETA
531330531  19 496
733200520  15
1033020232  15
83本田 正三
TRRS
寅吉一家
253000053  16 539
951010253  17
1352050053  20
953矢野 吉男
BETA
寅吉一家
1150531552  26 537
450100152  14
810001551  13
1051藤 修一
BETA
955122151  22 561F
1332510332  19
1121331311  15
116甲斐 賢吾
HRC
1353502553  28 585
1030212333  17
930010333  13
1210大坪 洋一
HRC
寅吉一家
1453333553  30 606
1153110333  19
650000033  11
1312本田 昌宗
TRRS
寅吉一家
1055203523  25 645
1413503353  23
1202100535  16
145三浦 舞子
GASGAS
寅吉一家
1153052155  26 654
1153011333  19
1453010335  20

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