大きな災害が相次いでいます。災害支援にトライアルは最適。しっかり腕を磨きましょう。

FIMのCEOにベルネダ

2014ベルネダ

 フランスからノーストップルール撤回のニュースが届く中、少し前のニュースですが、こんなニュースが届いていたのをお知らせし忘れていた。FIMのCEO(代表執行役)にイグナシオ・ベルネダが任命され、就任したというニュースだ。ベルネダはスペイン人。古くから世界選手権にかかわっている人にとって、ベルネダはいまでも頼りがいのあるオオモノだ。

 ベルネダは少年時代から一貫してモータースポーツにかかわってきた。16歳の時にはモトクラズ・シングレス・デ・ベルティ(Moto Club Cingles de Berti)を設立してます。シングレスという名前にピンと来た人はなかなかの通。スペインにはシングレス2日間という伝統のトライアル大会がある。ベルネダはこの会場となった地の出身だった。もちろんベルネダは、大会の主催にも尽力した。
 ベルネダがスペインのフェデレーションで仕事をするようになったのは1985年だった。ジョルディ・タレスが世界を風靡し始めた頃だったが、スペインのフェデレーションは、この頃若いライダーを積極的にサポートし、世界の舞台に送り出す活動を推進していた。この中心人物が、ベルネダだった。今でもスペインはフェデレーションチームを持って活動しているが、アモス・ビルバオなどもベルネダといっしょに世界選手権を転戦していたものだった。
 1988年、ベルネダは正式にスペインのフェデレーションの仕事をするようになった。そしてトライアルから、様々なジャンルに仕事を広げていき、FIMトライアル委員長として、2000年からの日本GP開催にあたっても力を注いでいた。トライアル委員長として、藤波貴久の世界チャンピオンを讃えたのも、もちろんベルネダだった。その後、FIMのエグゼクティブ・スポーツ・ディレクターとなり、グランプリやスーパーバイク、スピードウェイグランプリでのコミッションでも代表を務めていた。こうしてトライアルの現場には姿を現さなくなってきたベルネダだったが、トライアルは彼の原点だ。
 ベルネダがFIM会議で代表執行役CEOに任命されたのは10月8日。FIMには、さらに会長職などが控えているが、CEOは実行部門の最高責任者となる。FIMの重職になった以後も、ごくときどきトライアルの現場に現れたベルネダは「忙しい忙しい」と愚痴をこぼしていた。今後、さらに忙しくなることだろうが、トライアルの未来のためにも、FIMでお仕事がんばってください。