2016年沖縄トライアル大会第12戦
北部スズキ大会
参加台数:18台
2016年12月18日
沖縄トライアル大会第12戦、今年の最終戦が18日第3日曜日に名護市の(有)北部スズキ敷地内にてありました。曇り空ですが12月なのに寒くなく快適なトライアル日和。セクション4つの3トライで今年最後の勝負で各選手気合が入ります(大会後の年間表彰、忘年会のため時間も短縮しての大会です)。
ひとつひとつのセクションは長く設定されておりタイヤや岩などステア上り、斜面のラインがマーカの近くで難しく、1度止まるとよくて3点など、なかなか厳しい設定となっています。慎重になり過ぎて、タイムオーバーになる選手も……。
競技後はすぐに撤収して、表彰式or忘年会の会場へ。中華の食べ呑み放題!景品の抽選会もあります。役員はいろいろと大変ですが、選手はゆんたく(おしゃべり)と、食べて飲んで発表を待っています。その結果は……?
□エキスパートクラス
すでにランキング1位が決定している木下選手ですが、ポイントは抑えますがミスが出ます。
対して最近調子を上げている津嘉山選手、巧みに125をフルに使い走らせます。一緒に走る長浜選手は「あれ・あれれ……」と足が出てしまい差が離れていきます。
今回は勉強のため留学していた冨名腰慶亮選手が13日に帰ってきて、今年初参戦! そして、今年昇格したお父さん、冨名腰直人選手との親子対決です。
久ぶりの大会で「すぐに腕が上がった。」と冨名腰慶亮選手ですが「エンジョイトライアルです」と笑顔。ステア手前でカメラを構えるまで待っていて、カメラ目線でセクションを走ります。お父さん頑張って走りますが、納得できず減点が増えていきます。
優勝は減点0クリーン12で冨名腰慶亮選手も初めてのオールクリーン。2位には減点25クリーン3で調子を上げている津嘉山正選手。3位に減点34クリーン1で何とか入った木下康成選手、ちょっとの差で冨名腰お父さんが4位で減点36クリーン3でした。
□ジュニアクラス
ランキングポイントで一歩リードした高良選手、2点差で追いかける高山選手の戦いです。
また、特別昇格の知念選手がジュニアクラスでも2連勝しており、今回の走りに注目ですが、転倒もあり、どうなるのか……。
元エキスパートの渡口学選手が3年ぶりに参戦。前半は見事なマシンコントールでセクションを走っていきますが、長いセクションに後半は腕上がり、コントロールにミスがでます。
優勝は減点18クリーン4で知念太選手が優勝! ベストクリーンも取りました。知念選手に3連勝です(特別昇格の権利があります)。2位には後半失速した渡口学選手が減点24クリーン3で入りました。
3位には減点28減点4でクリーン数では負けていないが、減点をとってしまった高山寛樹選手
高良選手はタイムオーバーで2点もらい、減点30クリーン1で4位です。私、大西は今回大会スタッフに専念です。
□ノービスクラス
ランキング2位の仲村選手はラインを読み慎重に走りクリーンを量産します。その走りを参考に各選手も続きますが、少しずつ減点を増やしていきます。
久しぶり参戦の金城選手「簡単じゃないよ、難しい……」と減点を増やします。
家族の応援があった保栄茂選手でしたが、思うように行かず転倒……、減点が増えます。
ダントツでチャンピオン決定している稲福選手は本日体調不良を押して参戦。クリーンを出しますが、最後のタイムが迫る中で5点・3点取ってしまいさらにタイムオーバーで3点……。
優勝は減点2クリーン10で仲村健選手がとりました。2連勝です。2位には減点6クリーン7で平田尚選手、3位に減点8クリーン8で新垣智一選手が入りました。
□ビギナー・レディースクラス
準備万全と意気込みましたが、走る直前に愛車スコルパ125Fがリヤタイヤのパンク! 急きょ別のマシン(私、大西のRTL-F)で参戦。
慣れないマシンでしたが、八の字や上り下りの走りなど基本の走りを引率の長浜選手より教わり、笑顔で走りました。
年間表彰・忘年会では年間チャンピオンを発表
エキスパートクラスは、木下康成選手です。2連覇です。
接戦だったジュニアクラスは、最終戦は4位でしたが1ポイント差で逃げ切り高良勝彦選手です。
ノービスクラスは、ダントツで稲福政作選手、来年からジュニアクラスに昇格になりました。
ジュニアクラスで3連勝した知念太選手は、来年からエキスパートクラスに特別昇格になりました。
2017年のシリーズ、沖縄トライアル大会第1戦は、1月22日(第3日曜日)に名護市の(有)北部スズキ自動車の敷地内にて、北部スズキ大会を開催いたします。エントリー受付は大会当日の会場にて受付します。2017年の会長はジュニアクラスの高良勝彦が務めます。
沖縄トライアル協会では毎月トライアル大会を開催しています。(年間12戦)
気軽に足を運んで、観覧もしくは参戦などどうでしょうか。トライアルを楽しみましょう!!
観戦および大会参加を待っています。気軽にどうぞ!!
バイクトライアル競技とは、バイクの走る・曲がる・止まる、の基本操作を追及してバイクの操縦技術を競い合っています。
トライアルを観てみたい方、トライアルバイクに乗って体験したい方、トライアル大会に参加したい方、お気軽にお問い合わせください。
沖縄トライアルについての問い合わせ
沖縄トライアル協会
2017年 会長:高良 勝彦 090-1341-8962
2017年 広報:大西 邦孝 090-8290-1614
エキスパートクラス | 5台 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | ゼッケン | 氏名 | チーム名 | 車種 | タイム オーバー |
合計 減点 |
クリーン |
1位 3 | 冨名腰 慶亮 | チーム ライトニング | RTL-280F | 0 | 12 | ||
2位 | 5 | 津嘉山 正 | 首里チーム | ガスガス125 | 25 | 3 | |
3位 | 1 | 木下 康成 | カンガルー | TRS300 | 34 | 1 | |
4位 | 14 | 冨名腰 直人 | チーム ライトニング | RTL-280F | 36 | 3 | |
5位 | 4 | 長浜 晃 | す〜た〜ず | ガスガス280 | 41 | 0 | |
ジュニアクラス | 4台 | ||||||
順位 | ゼッケン | 氏名 | チーム名 | 車種 | タイム オーバー |
合計 減点 |
クリーン |
1位 | 16 | 知念 太 | チーム セイキ | ベータEVO300 | 18 | 4 | |
2位 | 17 | 渡口 学 | 消防 FTC | RTL-F | 24 | 3 | |
3位 | 1 | 高山 寛樹 | STC | ガスガス250 | 28 | 4 | |
4位 | 12 | 高良 勝彦 | T.小禄 | RTL260F | 30 | 1 | |
ノービスクラス | 8台 | ||||||
順位 | ゼッケン | 氏名 | チーム名 | 車種 | タイム オーバー |
合計 減点 |
クリーン |
1位 | 1 | 仲村 健 | アシスト | RTL260F | 2 | 10 | |
2位 | 6 | 平田 尚 | TMU | RTL260F | 6 | 7 | |
3位 | 2 | 新垣 智一 | カンガルー | ガスガス250 | 8 | 8 | |
4位 | 13 | 砂川 京介 | TMU | RTL-F | 11 | 6 | |
5位 | 5 | 稲福 政作 | ジャッカル | シェルコ | 12 | 9 | |
6位 | 9 | 新垣 考昇 | TMU | RTL-260F | 12 | 5 | |
7位 | 17 | 保栄茂 隆 | す〜た〜ず | JTG300 | 31 | 1 | |
8位 | 12 | 金城 哲也 | カンガルー | RTL-250R | 41 | 2 | |
ビギナー・レディース | 1台 | ||||||
順位 | ゼッケン | 氏名 | チーム名 | 車種 | タイム オーバー |
合計 減点 |
クリーン |
1位 | 吉浜 千恵美 | RTL-260F |
この記事へのトラックバックはありません。