雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

中国リザルト

2017マスターズ開幕戦

2017全日本マスターズトライアル第1戦中国大会

開催日/4月2日
会場/ひろしま県民の森(広島県庄原市)
主催/日本トライアル連盟
承認/財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会
競技内容/8セクション×3ラップ、持ち時間4時間

2017マスターズ開幕戦

2017年のマスターズトライアルシリーズ戦が、無事開幕しました。

「無事!」というのはですね、今年は例年以上に雪が、しかも遅い時期に降ったのです。開幕戦の会場、「ひろしま県民の森」は、スキー場も併設された施設。雪が降るのは当たり前なんですが、それでも4月に1メートル以上残っているのは15年ぶりくらいのことだそうで。マスターズトライアル中国大会事務局のスタッフは、3週間以上通ってセクションが作れそうなところを必死の「雪かき」。それでなんとか開催当日を無事迎えたという状況でした。

車道は完全に除雪されていて全く大丈夫ですが、すぐ脇はたっぷりの積雪。それでも4月2日当日は渓流釣りの解禁日でもあり、県民の森の社長も、開会式の挨拶前にヤマメを30匹ほど挙げてからやってこられました。

セクションは、笹を刈った斜面に一つ、残り7つは雪が無い川筋に設けられました。そこへの導入路の除雪で精一杯です。

2017マスターズ開幕戦

どのセクションもマスターズトライアルらしい、捻りの利いた、しかし危ないポイントは排除されています。ところが!今回良いハラタキをしてくれたのが、路面です。湿った土、冷えた川の石はとても滑りやすく、そういう点で「難度」が高くなりました。この滑るところでバランスをとっていかにマシンを進めるか?ベテランのスロットルコントロールとボディアクションの見せどころです。まさにトライアルの醍醐味ですね。そういう舞台で、最年長79歳(!)の浜見正選手から最若年52歳(!)の佐藤一博選手まで雪見トライアルを満喫しました。

表彰式くらいから雨が…、と思いきや、白いモノがパラパラと落ちてきて、マスターズの熱気を抑えて再び少し冬に戻ったようです。

ここ、「ひろしま県民の森」は、広大なフィールドに宿泊、入浴、食事が出来る施設もあり、快適にトライアルが出来ます。今年9月3日に中国トライアル選手権第8戦も開催される予定で、ゆくゆくは全日本開催も検討されています。

2017マスターズ開幕戦

マスターズトライアル第1戦の結果、2戦以降のスケジュールや要項はこちらでご覧下さい。
日本トライアル連盟 http://www.ftj.sakuraweb.com

https://www.shizenyama.com/wp-content/uploads/2017/05/17masters_R1.pdf

関連記事

コメント

CAPTCHA