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公認車両のその後

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 ひところ、MFJの公認車両問題がひとしきり盛り上がった。これは、MFJの公認大会に出場する場合は、MFJの公認車両でなければいけないという規則に準じたものだった。
 これに対して、昨年後半からの意見交換などを経て、2010年1月1日から公認車両については新しい規則で運用がされている。これについて、MFJサイトを参照にしながら、ちょっとおさらいしてみました。


 最初に誤解があるのは、公認車両でなければ参加ができないのは、国内A級と国内B級の2カテゴリーのみ。エンジョイ会員証で参加ができるビギナークラスなどはこの範疇ではないし、国際級のクラスは公認車両に関わらず、車両規則に則っていれば参加が可能だ。
 2010年1月1日に改正されたトライアルの公認車両規則は、大きくまとめて2ヶ所について変化がある。
 ひとつは「エンジン打刻とフレーム打刻が同じならば同じ車両と見なす」という点。もうひとつは「新規公認の場合は10年間の公認が認められ、その後継続は5年となる」という点だ。
 従来の規則では、年式によって車両は異なるものという解釈があった。なのでメーカーやインポーターはモデルチェンジがなくても、マシンが生産されている限り、毎年MFJへの公認申請をしなければいけなかった。公認費用の問題もあり、また手続き上の問題もあり、現存するすべての車両が公認車両となっていないのは、こういう背景があった。
 公認車両のリストは、MFJの競技規則書にも記載があるが、最新のものはMFJの公式サイト(mfj.or.jp)でPDFファイルを閲覧できる(http://www.mfj.or.jp/user/contents/motor_sports_info/authorized/kounin_sharyo01.html)。現在仮にリストにない車両があった場合も、更新の申請中ということもあるので、自分のマシンに問題がある場合は、自分のマシンのフレーム打刻とエンジン打刻を確認した上で、MFJに問い合わせるのがよいと思われる。
 もともと公認車両の規則は、もう以前からあったもので、去年になって突然に公認車両問題となって現れたのは、公認大会で公認車両であるかどうかのチェックを厳密に行っていなかったという事情があった。これをルール通りに行ったところ、公認大会に参加できないNA、NBのライダーが出てきてしまった、というのが発端だった。規則がある以上は規則に則って運営するのは道理だし(以前の問題はさておき)参加ができないのは(少なくともその時点では)いたしかたないことだった。
 しかし、すでに販売を終了して何年も経つマシンに対して、ユーロ高と不景気で売れ行き不振にあえぐインポーターが公認車両の申請をし続けるというのも、経済的にむずかしいところがあり、さりとてMFJ本部も、ロードレースやモトクロスでおこなっている公認車両制度を、トライアルだけ撤廃するということもできないので、今回の改正案が落とし所となったわけだ。
 公認のリストに載っていない車両がMFJの公認大会(もう一度書くが、IA,IBは除外。適用になるのはNB、NAのみ)に参加できない点は従来通りだが、より多くのマシンが引き続き公認車両として使用できるようになっているので、問題は飛躍的に解消に向かっていると思われる。
 なお、2月17日現在、リストにはモンテッサのCOTA315Rと4RTが記載されていないが、これも申請が受理されている段階ということで、間もなくリストに加わるのでご安心を、ということだ。
*追記:2月17日づけで、モンテッサCOTA315Rと4RTの公認の継続が、MFJのWEBサイトに記載された。