ドギー・ランプキンの3年連続チャンピオンによって、名車の誉れの高いテクノから一変、1999年のシーズン終了とともに登場したニューマシンがREV-3だ。グリップのよさやすぐれたトルク特性で定評のある2ストロークエンジンやアルミフレームなど、マシン構成はテクノと同じながら、全体に軽量コンパクトとなり、この時期、モンテッサをはじめとした各メーカーが進めている軽量化へのベータなりの結論がこのマシンだといってもいい。
注目を集めたのはリンクを廃したリヤサスペンション。これまで、リンクは不可欠だとされていたリヤサスペンションだが、リンクを廃することによって、その分の軽量化が実現する。フロントフォークが久々に倒立式となったのも、このマシンの特徴だった。
フロントフォークについては00年モデル限りで成立に戻ったが、一般使用を基準とすれば、性能面ではそんなに大きな差はないと思われる。印象としては、やや前部分が重たい気がするかもしれないが、マシンの軽量化に向けて採用したフロントフォークだから、重たい気がするとしても、それは気のせいというもの。
黒山健一が、(今のところ)最後に世界選手権で勝利したのも、このマシンだった。
関連記事
ベータTR35リバース
2017 BETA Evo 2T/4T Factoryの発売
BETA EVO 2T 2017モデルの紹介
beta_minitrial_04
09BetaEVO-2T
2015 BETA EVO2T FACTORY発売
ベータALP
06ベータREV-3
2016 Beta Factory EVO 2Tと4Tに乗りました
2012ベータEVO2ファクトリー
2015ベータEVO 4T
2016 Beta Evo Factoryシリーズの発売
90-94ベータ
95-99BetaTechno
00モンテッサCota315R
00ガスガスTXT
rev80_04
2016 BETA EVOシリーズ価格発表
08ベータREV-3
2010 BETA