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year2008 , ベータ

ベータALP

09ベータアルプ

Beta ALP 200

 とがった位置づけが定着しているベータに、こんなマシンがある。ALPというのは、何語といわずに「山」という意味で、アルプスという名前もこのへんに語源があるらしい(単純にアルプが並んでいるからアルプスというわけではないみたいだ)。
 アルプという名称のベータマシンは昔からあって、80年代のアルプはコンペティションマシンにタンデムシートを装着したものだったが、現代のアルプは林道ツーリングなどにも使えそうな車体装備と、トライアルスピリットたっぷりの操安特性を持っている。


 125ccは、定評あるヤマハエンジンを使っている。ヨーロッパのヤマハ・ディストリビューターから供給されているもので、いまやこのエンジンはトライアルの入門カテゴリーに格好の素材となっている。
 200ccはスズキエンジンだ。このへんのクロスオーバーぶりがすごい。
 タンクシェルは脱着が可能なので、はずしてしまうとスリムなタンクが現れ、シートもはずれる。トライアルマシン並というのは言い過ぎだが、かなり軽快な感じに変身する。自走でトライアル練習場まで手かけていってトライアル遊び、帰りには快適なシートを装着して帰宅という遊びかたができるマシンだ。
 200cc版は、軽二輪だから登録して高速道路走行も可能なカテゴリー。ただし装着されているのは純然たるラジアルのトライアルタイヤだし、その他、国産のオートバイのような高速耐久テストが徹底されているかどうかは疑問なので、高速道路走行も含め、ユーザーのマシン管理能力も要求される。外車には共通の課題だが、そもそもオートバイに乗るということはそういうことのはずだから、どうぞお気を付けて、お楽しみください。
ALP 200:651,000円(税込)
カラー:ホワイト / レッド
ALP 125:546,000円(税込)
カラー:ホワイト / レッド

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