軽量を売りにして登場したシェルコだが、さらに軽量化に努め、ニュースタイルのサイレンサーを装備して登場したのが2001年型シェルコ。
このサイレンサーは、排気口出口に向かって排気温度が下がるに従って絞られている形状となっているので、オイルがたまることがなく耐久性が高いということだが、中をメンテナンスする場合には、従来サイレンサーより手間のかかる作業が必要になる。
この時代になると、シェルコからブルタコのロゴはほとんど使われなくなっている。もともとブルタコは、シェルコがデビュー当時のイメージ戦略としてブランド名を借用していたもの。シェルコはあくまでシェルコと呼称するのが正しい。