2013年型のシェルコが発表になった。品質向上が2013年モデルの特徴とのことだが、目に飛び込んでくるのは黄色いフレームだ。青と黄色はシェルコのコーポレートカラーだが、イエロー・フレームは見た目にインパクトがある。
イエローのフレームに合わせて、ハブもイエローカラーに彩られている。ハブとリムはモラッド製。フットレストは、調整可能となっている。ポジションの好みによって取り付け位置を切り替えられるようだ。キックペダルとチェンジペダルも形状が変更されていて、より使いやすいものとなっているという。
その他、ブレーキやクラッチのマスターシリンダー、レバーなどはフォーミュラー製となっている。フロントフォークはテック、リヤサスペンションはR16V製で、いずれも昨年型を上回る特性を実現したという。
しかして大きな変化はエンジン本体のようで、スキッドプレート同様の保護性能をクランクケースの一部にもたせたり、クラッチにも手が入っている。
シェルコでは、この2.9を3000台生産する予定で、これに続いて80、125、250やカベスタニーレプリカなどの限定モデルの生産をおこなうという。
マシン右後方、サイレンサーと反対側に燃料タンクを配し、エンジン上方に広大なエアフィルタースペースを持つ基本コンセプトは、これまでと変わらない。
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