軽自動車のバン・ワゴンでも立派なトランスポーターになります。
軽自動車の魅力はなんといってもコストの安さ。車両代、税金等の諸費用を抑えることができるため、マシン、ウエアその他を一度にそろえたい方におすすめです。
ハイエース等のフルサイズのワンボックスカーと比較すると、もちろんカーゴスペースは小さめで、特に奥行きが短いため、マシンの前輪を運転席と助手席の間に入れたり、斜めに積むなどの工夫が必要です。車種によっては荷室や開口部の高さが足りないため、ハンドルをたたむ(ねじを緩めてハンドルを倒すだけでいいのですが)必要もありますが、ひとりと1台でちょっとした遠征荷物を持っての移動は余裕でです。
エンジンが小さいため、いくら軽いといってもマシンを積むとそれなりに走行性能に影響が出ます。自然吸気エンジンだと高速道路、登りの山道はかなりつらいので、遠征を考えている方はターボ付のタイプを選ぶ方が良いでしょう。
◆ホンダ・アクティ
ホンダの軽バンです。荷室及び開口部の高さは充分あり、マシンのハンドルは倒さずに積み込み可能です。
商用車のためシートや内装の仕上げはチープですが、汚れを気にしなくて良い(?)というメリットがあります。
◆ホンダ・バモス&バモスホビオ
ホンダの軽ワゴンです。ホビオはハイルーフタイプで、バンのアクティと同等のカーゴスペースが確保されています。
バモスはルーフが低いデザインのため、積み込む際はマシンのハンドルをたたむ必要があります。また、初期型は後席を前方に跳ね上げて荷室を確保する構造なので、カーゴスペースが若干狭めです。積載能力でいうとバモスホビオがおすすめですが、バモスの方がかっこよくて好き、という方は’01年9月以降、マイナーモデルチェンジ以降のモデルを選んだほうがいいと思います。