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year2008 , ベータ

08ベータREV-3

08REV-3

 2000年のデビュー以来、REV-3の心臓部に大きな変化が与えられた。キャブレターが、それまでのミクニからケイヒンPWK28に変更された。この変更を軸として、2008年型REV-3は、かつてないほどに大きな乗り味が変わっている。
 ベータの乗り味は、年式を重ねるごとに、スムーズに乗りやすく進化してきている。REV-3になってエンジンもコンパクト化がはかられたが、基本的にこのエンジンの基本設計は変わらず、長年に渡って独特のグリップ感覚を提供してきた。その一方、セクションの過激化に対応してパワーアップも図られてきた。
 しかしパワーも上がるところまで上がって、次にはコントロール性が重要になってきて、絶対パワーを同じくしながら、扱いやすいエンジンに変身してきた。ベータのエンジンで、もっとも過激な特性は、だいたい1995年から1997年型あたりだった。

 その流れからすると、2008年型はふたたびピックアップが鋭くなっているという印象を受ける。キャブレターの変更だけでなく、シリンダヘッドやエアクリーナーボックスなども設計変更を受けた結果だ。さらに270ccでは排気系の内部構造も変更された。
 4ストロークモデルをデビューさせて以降、ベータの2ストロークモデル開発は衰えるどころか、ますます元気になっている。2007年型でフレームに手が入り、今度はエンジン。毎年少なくない変化のあるベータ2ストロークだ。

270cc:852,600円(税込)
250cc:840,000円(税込)
125cc:798,000円(税込)
※別途販売店までの送料10,500円必要
2007年12月デリバリー開始(125ccは08年2月予定)
 なお、ベータの販売代理店は、2008年よりベータモータージャパンに移管している。ベータモータージャパンでは、過去のモデルにさかのぼってパーツの供給などをおこなう。

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