トライアルメッツクラブの創設者で、2輪のみならず、モーター関係各方面に深い造詣をお持ちの井上久仁浩さんのFacebookに興味深い投稿あり。「人とくるまのテクノジー展2025」でホンダRTL ELECTRICを見つけたというもの。このマシンについては公表できないナイショばっかりで、ブレーキがどこそこ製とかということはわかるものの、モーターやバッテリーがどうやって作られているのか、どんな仕様なのかはさっぱり秘密ばかり。

ところがこのBroseというサプライヤーメーカーが、このマシンのモーターも作ってますとマシンを並べているんでびっくり。井上さんもたいそう驚かれたとのこと。
Broseの方を見つけて話を聞かれたそうですが、撮影も禁止、解説もなしということで、どうやらスクーターに使われているbrose製のモーターをベースにHRCと共同開発をしたらしい、というところまではなんとなく判明したものの、それ以上はなんにもお話できない、という謎の展示だったとのことでした。
とはいえ、これまで全面謎だらけだったから、これは井上さんの特ダネでした。
*Brose(ブローゼ)は、100年以上の歴史を持ち、ファミリー経営企業として世界で4番目に大きな自動車サプライヤー。車両ドアやシートストラクチャー、電気モータやアクチュエータのメカトロニクスシステム開発製造に携わる世界有数のメーカーとのこと。【日本法人サイトはこちら】

当初発表されたRTL ELECTRIC。細部がけっこう変わっているのも興味深いところです。