雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

東北リザルト

山屋チャレンジカップ

 3月29日、岩手県山屋トライアルパークで、山屋チャレンジカップが開催されました。
 雪が溶けたばかりの岩手県で、春の訪れを告げる大会です。

1504山屋の高橋選手華麗にダニエルで岩を走破する高橋健啓選手。2等賞

 参加費は1,000円と、1,000円相当のおみやげを持参というお約束。大会の最後に、くじ引きでおみやげを持ち帰るというシステムになってます。くじ引きだから、自分が持ってきたものを持ち帰る可能性はゼロではないし、お酒が好きな人がビールを持ってきたのに、帰りにはコーヒーを持って買える羽目になることもあります。こういうことになると、なんともくやしいということですが、楽しいトライアルをやったあとなので、笑顔で帰ることができるという構造です。よかったですね。

1504山屋賞品授与くじ引きで、賞品をいただきます

 セクションは10セクション。これを3ラップして、持ち時間は4時間。そんなにタイトではありませんが、そこそこきびきびやらないと間に合いません。9時にスタートして午後1時ゴール。お昼を食べている間に集計ができるという合理的なスケジュールになってます。
 最近は会場にパソコンを持ってきて集計する大会が多くなりました。パソコンに計算してもらうのはまちがいがないしらくちんですが、ここではすべて手作業でやってます。1ラップ終わるごとに、本部に戻ってきて減点数とクリーン数を申告するのもお約束。3ラップにわたってこれをやると、ゴールした時には全員の減点数とクリーン数が一覧できることになってます。
 あとは減点数に応じて順位を決めるのが本部のお仕事。スコアカードをパソコンに入力している間に集計が終わってしまうわけで、パソコンがすべてにおいてイチバンというわけではもいのだとあらためて思ったりします。

1504山屋セクション遠景当日はのどかで、あたたかでした

 この大会、セクションの設定は阿部祐輔さんがこつこつとひとりで作ったもの。本当にお疲れさまでした。
「チャレンジカップって名前がついてるからチャレンジしてくれてけっこうなんだけど、ほんとはへんてこなチャレンジしないでまじめにクリーンをねらってくれよとも思うんだけどね」
 とおっしゃいます。その一方で
「足をついてしっかり3点で抜けるテクニックも身につけてほしい」
 ともおっしゃいます。阿部さんのトライアル、なかなか硬派です。
「なんでターンの練習とか地道にやらないの?って聞くと、もう先がないから、って言われちゃう」
 そうで、硬派の阿部さんもかたなしなのだけど、トライアル界の大先輩として、人生の大先輩として、しかし後輩たちの遊び場所を黙々と作ってくれる姿には頭が上がりません。
 次回は6月7日に開催ということです。

1504山屋の阿部さん主催の阿部さん。ありがとうございました

山屋チャレンジカップ
●3月30日
●花巻市山屋トライアルパーク
●山屋トライアルパーク(阿部祐輔)

ハードクラス
1 沢上 祐介 0 30
2 高橋 健啓 1 29
3 吉田 淳 14 25
4 菅原 祐司 20 18
5 村田 睦美 21 16
6 三上 広 27 18
7 杉村 則次 27 16
8 瀬川 宏 27 16
9 武藤 幸志 35 14
10 寺田 信弘 39 13
11 高橋 英行 40 15
12 佐々木 繁蔵 46 9
13 鈴木 博吾 47 8
14 佐藤 芳博 55 12
15 鈴木 誠 57 10
16 阿部 正義 60 9
17 河村 徹 76 6
18 池田 有一 82 7
19 宮川 幸久 82 5
20 柴田 祐二 92 4
21 藤木 恵吾 97 7
22 菊池 忠範 105 2
ミディアムクラス
1 菅原 誠 33 13
2 加々谷 英章 39 12
3 及川 良男 45 8
4 川村 恵司 58 8
5 小田桐 幸一 65 6
6 斎藤 一徳 67 5
7 立山 正 72 4
8 鶴谷 渉 77 3
9 鶴谷 敏美 107 2
10 行徳 和弘 108 1
11 佐々木 和生 110 0
ソフトクラス
1 伊澤 愛一郎 36 18
2 山田 優 47 15
3 西巻 裕 47 12
4 櫻 玲子 64 6
5 吉田 豊隆 75 5
6 佐藤良弘 77 5
7 三浦 雄次郎 86 1
8 桑島 克成 89 3
9 上野 昌次 113 3
10 上田 雄介 120 0
R 菅原 淳一
1504山屋大会集計リザルトの集計は、ご覧の通り古き良きアナログ方式です

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