モンテッサ・コタ4RT、その2010年モデルの詳細が明らかになった。
コタ4RTは、主に排気系を中心に大きな仕様変更を行って2009年モデルとして登場した。2010年モデルはその2009年モデルをそのまま継続しての販売となる。
仕様は従来通りだが、大きなニュースはその価格。898,000円は09年モデルより10万円安い設定となった。為替相場の変動など、輸入車の価格の決定は簡単ではないが、大幅な値下げはうれしい。
モンテッサは、基本的にはホンダRTLと同じマシンだが、RTLが排気量を260ccとした2008年モデルから、ヘッドライトなどの保安部品を充実させたCotaの独自の世界が広がってきた。
2009年モデルでは、ユーロ3をパスした排気系が装備された。暴力的とすら感じられるかもしれないパワー感が抑えられたこの排気系は、排ガス規制をパスするためのものだけでなく、スムーズで乗りやすいパワーフィーリングの実現にもつながっている。もちろん、従来通りフルパワーでトライアルを楽しみたい人には、キットの排気系も用意されている。今回発表になった2010年モデルには、この排気系もセットでデリバリーされる。お得である。
