雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

year1995to1999 , スコルパ

スコルパEasy

96easy
98easy

 ロータックスエンジンを積んだ20世紀型のスコルパ。今となっては、大柄で重量級マシンとなっていますが(カタログ値78kg)、その頑丈そうなエンジンは、今のトライアルマシンにはなくなってしまった味ともいえます。
 当時、このマシンのエースはグラハム・ジャービスで、独特の吸い付くようなライディングで、世界選手権上位に入っていたものですが、実際のこのマシンは、低速のパワーもさることながら、トップエンドのパワフルぶりもピカイチ。とにかくぱわーたっぷりの印象です。
 スコルパに限らず、90年代後半にはこういったパンチのあるエンジン特性は、段々と扱いやすいものに変化していきます(パワーが落ちたわけではない)。
 98年型は青いスコルパカラーのデビューの年で、99年型は事実上98年型と同一となっています。

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