SY250F、その2008年型の登場。スコルパSY250Fの場合、暫定的に発表されたものの本格的市販にいたらずの期間も長かったので、2008年モデルは実質的に2年目のモデルといっていい。
DOHC 5バルブエンジンは基本的には変わらないが、エンジン特性をよりトライアルユースに近づけるための開発は急ピッチで進んでいる。
もっとも大きな変化は、特徴的だったリヤフェンダー内部におさめられたサイレンサーの排気口が、2本から1本になったことだ。これと、インレット・エキゾースト両方のカムプロファイルをトライアル用に特化したカムシャフトの採用で、エンジン特性がとてもスムーズな、トライアルに適したものとなった。
これまで、SY250Fを扱えるのは一部の人に限られていた感があったが、2008年型からはもう少し広範囲のトライアルファンが楽しめるマシンとなっているようだ。
987000円(税込み+輸送費)