2021沖縄トライアル第9戦

9月26日、ブセナトライアルランドにて第9戦ブセナ大会を開催しました。

当日は、前日降った雨でコースコンディションもよく、ツートラ方式の採点を採用していることからコース設定を比較的やさしくしてもらうようお願いしたことで神経戦が予測されておりましたが、ふたを開けてみたら太陽の日差しと前日の雨による湿気で、意外とバテてしまった者や空調服装着者が多く、トライアル大会というよりは練習風景を見ているような大会となりました（この天気に5セクション3ラップレディースは2コース逆走ありの4セクション2ラップは厳しかった？）。

大会参加者はエキスパート5名、ジュニア5名、ノービス7名、ビギナー1名、レディース2名となりました。

■レディースクラス

前回同様、彼氏、旦那さんサポート付きでのトライになります。

セクションはターンを主体とした林内のコースを設定。前日の雨でコース内はぬかるんでいる所や滑るポイントがあり、またターンもきつくなる設定です。優勝は減点6クリーン3でみぎわ選手、2位に減点24クリーン2で麗選手。二人ともクラッチ操作に苦戦したようです。

■ビギナークラス

今回も1名の参加。ノービス昇格をかけ、ノービスラインにてトライをしていきます。減点37クリーン2と成績は振るわず昇格は次回大会へ持ち越しとなってしまいました。

■ノービスクラス

今回新規開設したポイントがある第4セクションが結果に大きく影響する大会になりました。

優勝は減点10クリーン9の崎原優斗選手。ベストクリーンも取り、2連勝です。2位に減点15クリーン9で玉城守之選手。3位は減点20クリーン7と最近調子を上げている宮下光選手が入りました。

■ジュニアクラス

今年最多数参加となりました。1年半ぶりかの参加となった知念太選手は、暑さとスタミナ切れから思うように走れず苦戦。このクラスも第4セクションの成績が明暗を分けたようです。

減点21クリーン5でベストクリーンも取って篠田彦一選手、ケガからの復帰4戦目での優勝をきめました。減点32クリーン5、レディースのサポートもしながらのため、他選手の走りを見れない中、高山寛樹選手が善戦しての2位。

当会場を知り尽くしている神谷実選手が減点38クリーン3で3位入賞となりました。

■エキスパートクラス

エキスパートクラスもジュニアの知念選手と同じく、1年ぶりの大会参加となった宮園選手。「最初に入ったセクションで体力を使い切り、暑さでバイクに乗るのに初めて空調服を着用した」とのこと。

今大会も平良選手はいつもの確実な走りで、山城選手はアグレッシブなラインでと独自ラインを選択。

久しぶりに参加の宮園選手が、この二人にどこまで割って入るかが楽しみな大会でしたが、宮園選手は先に書いたように早期戦線離脱。山城選手はほぼ予想通り。平良選手は5番セクションでまさかの5点。後で確認すると「前の選手のラインを真似たらマーカーを飛ばした」とのこと。

優勝は減点8クリーン11平良顕治選手。5点がなければオールクリーンの可能性あり。2位に減点11クリーン8で山城卓也選手。3位は減点38クリーン5。「バテバテだった」と言いながらも宮園豊明選手が入りました。

沖縄トライアル協会
第9戦
ブセナトライアルランド大会
9月26日