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トライアル事始

小川毅士ウーポンでいくステアケース

小川毅士ウーポンでいくステアケース

■百科小川毅士ウーポン
革新テクニック山盛りのトライアルの中でも、なかなか難易度が高いウーポン。できるようになれば、ちょっとかっこいい。でも実は、操作のタイミングや基本的な段差越えテクニックなどをチェックする意味でも、いろんな人にオススメテクなのです。


トライアル探求士、小川毅士。全日本選手権で見る寡黙な印象から一転、理論的解説で世界の先進テクニックを解説する。ウーポン。それはマシンを岩に押し当てた状態から、一気に岩の上にマシンを運ぶテクニック。技術に長けたライダーだけに許されるテクニックだが、今回は誰にでもできるよう、わかりやすく解説してもらった。トップライダーがどんなテクニックを駆使しているのかを理解する手引きとしても意義深い。
ウーポンというテクニックは、けして簡単なものではない。小川毅士自身、できれば実戦では使いたくないというリスクのあるテクニックだ。しかしこのテクニックをマスターすることで、よりテクニックの幅が広がる、テクニックの底上げができる。加えて、これを練習することで、通常のステアケーステクニックの精度を向上させるというメリットもある。高度なテクニックだが、誰でもが取り組んでみる価値のあるテクニックだ。たとえ、自分でマスターすることがなくても、毅士先生のテクニック解説を聞くことで、全日本選手権などの高度なトライアルの観戦をする際にも、そのテクニックが自分の目にしっかりうつるようになる。細かい技が見えることで、よりトライアル観戦の質もスケールアップするはずだ。技のマスターは、頭で理解することから始まる。映像を見るだけで得られるトライアルテクニックも、ある。
CONTENTS
◎ウーポン、どんな時に使うの?
◎ウーポンを修得する前に
◎ウーポンを止まらずにやってみる
◎止まらないウーポンは二度ぶかし型
◎フロントを「刺す」ステアケースがベース
◎ウーポンのための二度ぶかしは前輪位置が大事
◎フロントを当てる位置を探る
◎ウーポンのための二度ぶかしをマスターします
◎先生、ダニエルやってませんか?
◎ギヤの選び方
◎二度ぶかしでフロントを上げ始める場所
◎二度ぶかしでイメージする前輪の軌跡
◎意外に簡単なウーポン用スタンディング
◎そしてウーポンの基本形へ
◎リヤの飛ばし方をコントロール
◎自分自身のレベルアップのために
◎ウーポンを利用したリカバリー
DVD 30分 1,980
JANコード/4560187780950
9月1日発売予定!

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