ベータアルプ
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コンペティション向けのマシンにやや容量の大きなタンクを装備して、野山をトレッキングするような使用目的を想定して作られたマシン。
基本的性能はTR34だから、トライアル戦力もお墨付きだ。
現在は、アルプという名前で4ストロークのオフロードマシンがカタログに載っているが、これとはまったく別のマシン。アルプとは、イタリア語で「山」という意味。
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1988年01月06日
ベータTR34

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1989年01月06日
ベータTR35リバース
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1991年01月06日
90-94ベータ
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初期型、94年モデルのテクノ
それまでの“ゼロ”に変わって、新規に登場したアルミフレーム第二世代。ゼロと比べると、フレーム構成もコンパクトとなり、全体にトライアルマシンが軽量化への道を捕獲敵に歩みはじめた第一歩的存在ともいえる。
フロントフォークは倒立。さすがに最近では市場に出回る数も少なくなったが、フレームなどは丈夫なので、正しくメンテナンスをすれば、まだトライアル遊びはできる性能を維持するはず。重量やエンジン性格などの味付けが異なるなどはあるものの、そもそもの性能的には、現在のマシンと比べても、それほど絶対的な差はないと思われる。
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1995年01月06日
95-99BetaTechno
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95年モデルのテクノ
96年モデルのテクノ
テクノが発表されたのは1994年モデルから。最終型は1999年型。6年間にわたって生産され、その間、ドギー・ランプキンが3回タイトルを獲得している。この97年型は、ドギーが最初にタイトルを獲得した年式のもの。
97年型テクノ
98年モデル
95年は倒立フォークとなり、ブルーに赤のラインが入った塗色となった。
96年モデルはアルミ地肌にオレンジのラインが入っている。
97年モデルは紫色。フロントフォークは再び正立となっている。この頃までは、エンジンのピックアップが年式を追うごとによくなる傾向。これはベータだけでなく、全メーカーに統一した傾向だった。
99年モデル。最終型テクノ
98年モデルからエンジン性格がおとなしくなりはじめた。といっても、絶対パワーが落ちているわけではなく、それまでピックアップがよすぎて人間が操縦しきれず、グリップを失っていた部分を埋めていく性能に進化したとみたほうがいい。
テクノ最終型の99年型は、そういった意味ではもっともおとなしいエンジン特性のテクノとなったが、テクノの完成度という点では99年型が一番と評する人は多い。
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1999年01月06日
00ベータREV-3
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ドギー・ランプキンの3年連続チャンピオンによって、名車の誉れの高いテクノから一変、1999年のシーズン終了とともに登場したニューマシンがREV-3だ。グリップのよさやすぐれたトルク特性で定評のある2ストロークエンジンやアルミフレームなど、マシン構成はテクノと同じながら、全体に軽量コンパクトとなり、この時期、モンテッサをはじめとした各メーカーが進めている軽量化へのベータなりの結論がこのマシンだといってもいい。
注目を集めたのはリンクを廃したリヤサスペンション。これまで、リンクは不可欠だとされていたリヤサスペンションだが、リンクを廃することによって、その分の軽量化が実現する。フロントフォークが久々に倒立式となったのも、このマシンの特徴だった。
フロントフォークについては00年モデル限りで成立に戻ったが、一般使用を基準とすれば、性能面ではそんなに大きな差はないと思われる。印象としては、やや前部分が重たい気がするかもしれないが、マシンの軽量化に向けて採用したフロントフォークだから、重たい気がするとしても、それは気のせいというもの。
黒山健一が、(今のところ)最後に世界選手権で勝利したのも、このマシンだった。
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2000年01月16日
04ベータREV-3
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エンジンフィーリングは03よりもスムーズ、かつ回転が早めに上がる感じ。ライダーの意思通りに反応するベータの特色は、より確かになっている。
2004年モデルでは、前モデルより軽量化が図られている。ミッションギヤは1枚ずつ薄く軽量化され、スターターギヤまでも肉抜きされるなど、前年にほどこされた軽量化が、さらに徹底されている。
250:765,000円(税別)
200:698,000円(税別)
125:668,000円(税別)
80:368,000円(税別)
50:348,000円(税別)
Mini:178,000円(税別)
*もちろん価格は発売当時のもの
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2004年03月06日
05ベータREV-3
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4ストロークエンジン搭載のうわさも一部にはありましたが、2ストロークエンジンを搭載のまま、さらに熟成されて登場したREV-3。2ストロークエンジンとアルミフレームの組み合わせは、いまやベータが唯一の選択となりました。
2005年モデルでは、ブレーキシステム(マスターシリンダー、キャリパー、レバーなど)が小型軽量なものに変更となり、500gの軽量化を達成しています。レパーまわりなども、見た目におしゃれになっています。
フロントフォークにはチタンコーティングを施し、表面強度が増しています。
エンジン特性は、ポートタイミングと点火時期の変更で瞬発力アップがはかられたとのことですが、スムーズさが増して、第一印象は「おとなしくなった」感じがするかもしれません。
排気量のラインアップは、125cc、200cc、250ccがあります。世界選手権などで一般的な270ccはキットパーツとして供給されています。そのほか、50ccや80ccなどのこども用マシンもあります。
輸入代理店は
レイズ(Webサイトにトライアルについてのコンテンツはない模様)
250:798,000円(税込み)
200:732,900円(税込み)
125:701,400円(税込み)
80:386,400円(税込み)
50:365,400円(税込み)
Mini:186,900円(税込み)
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2005年03月02日
06ベータREV-3
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例年、確実な進化をし、よりすぐれたドライバビリティを実現しているのがベータのマイナーチェンジ。その変革ぶりは、マイナーチェンジとはいいつつも、まったく別の乗り物になっていることも少なくない。
2006年型は電気特性などを見つめ直し、サスペンションセッティングにも手が加えられている。外観的には、グラフィックの変更と、より挑戦的なデザインとなったヘッドライトが特徴的だ。
ベータは、はじめてアルミフレームをトライアルマシンに採用したメーカーだが、一貫して、しっとりとした操安性とエンジンのグリップ特性が魅力。工業製品としての仕上がりの高さも、ファンがベータを選ぶ大きな理由だ。
250:798,000円(税込み)
200:732,900円(税込み)
125:701,400円(税込み)
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2006年01月05日
ベータ50
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2006年02月11日
07?ベータREV4T
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ついに登場したベータの4ストロークモデル。といってもミラノショーで発表されたもので、発売時期などは07年現在、未定。エンジンは自社製と発表された。フレーム関係は、07年モデルとして全面的な見直しを受けた2ストロークのベータREV-3を踏襲している模様。
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2007年01月27日
07?ベータREV4T
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ついに登場したベータの4ストロークモデル。といってもミラノショーで発表されたもので、発売時期などは07年現在、未定。エンジンは自社製と発表された。フレーム関係は、07年モデルとして全面的な見直しを受けた2ストロークのベータREV-3を踏襲している模様。
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2007年01月27日
07ベータREV-3
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REV-3がデビューしたのは2000年。それまでのTechoも素晴らしいマシンで、1999年まで3年連続でドギー・ランプキンが世界チャンピオンになっていたのだが、軽量化の波に押されてより軽量マシンを開発したのがREV-3だった。そのREV-3が、今では重量級マシンになってしまった。そこでまたも軽量化のメスが入れられることになった。名称は同じREV-3だが、まったく別のマシンといってもいいほどの変化がある。
大きな変化はフレーム。全高が2cm低くなり、あわせて軽量化も進んだ。ハンドル切れ角がおそろしく大きくなったことから、ヘッドパイプまわりがスリム化されたのもわかる。
エンジンはグリップ性能に定評あるこれまでのものを使うが、エンジン内部には手が入れられていて、ここでも軽量化がはかられた模様。その他、フットペグのブラケットがアルミ化されるなど、マシン全体に細かい改良のあとが見られる。
スタイルはREV-3をそのまま踏襲したので、見た目には変化が感じられないが、TechoからREV-3に進化したのと同じような感覚が、実際に見て、乗ってみると感じられる。
270cc:798,000円(税込み)
250cc:787,500円(税込み)
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2007年01月27日
07ベータREV-3
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REV-3がデビューしたのは2000年。それまでのTechoも素晴らしいマシンで、1999年まで3年連続でドギー・ランプキンが世界チャンピオンになっていたのだが、軽量化の波に押されてより軽量マシンを開発したのがREV-3だった。そのREV-3が、今では重量級マシンになってしまった。そこでまたも軽量化のメスが入れられることになった。名称は同じREV-3だが、まったく別のマシンといってもいいほどの変化がある。
大きな変化はフレーム。全高が2cm低くなり、あわせて軽量化も進んだ。ハンドル切れ角がおそろしく大きくなったことから、ヘッドパイプまわりがスリム化されたのもわかる。
エンジンはグリップ性能に定評あるこれまでのものを使うが、エンジン内部には手が入れられていて、ここでも軽量化がはかられた模様。その他、フットペグのブラケットがアルミ化されるなど、マシン全体に細かい改良のあとが見られる。
スタイルはREV-3をそのまま踏襲したので、見た目には変化が感じられないが、TechoからREV-3に進化したのと同じような感覚が、実際に見て、乗ってみると感じられる。
270cc:798,000円(税込み)
250cc:787,500円(税込み)
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2007年01月27日
08ベータREV-3
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2000年のデビュー以来、REV-3の心臓部に大きな変化が与えられた。キャブレターが、それまでのミクニからケイヒンPWK28に変更された。この変更を軸として、2008年型REV-3は、かつてないほどに大きな乗り味が変わっている。
ベータの乗り味は、年式を重ねるごとに、スムーズに乗りやすく進化してきている。REV-3になってエンジンもコンパクト化がはかられたが、基本的にこのエンジンの基本設計は変わらず、長年に渡って独特のグリップ感覚を提供してきた。その一方、セクションの過激化に対応してパワーアップも図られてきた。
しかしパワーも上がるところまで上がって、次にはコントロール性が重要になってきて、絶対パワーを同じくしながら、扱いやすいエンジンに変身してきた。ベータのエンジンで、もっとも過激な特性は、だいたい1995年から1997年型あたりだった。
その流れからすると、2008年型はふたたびピックアップが鋭くなっているという印象を受ける。キャブレターの変更だけでなく、シリンダヘッドやエアクリーナーボックスなども設計変更を受けた結果だ。さらに270ccでは排気系の内部構造も変更された。
4ストロークモデルをデビューさせて以降、ベータの2ストロークモデル開発は衰えるどころか、ますます元気になっている。2007年型でフレームに手が入り、今度はエンジン。毎年少なくない変化のあるベータ2ストロークだ。
270cc:852,600円(税込)
250cc:840,000円(税込)
125cc:798,000円(税込)
※別途販売店までの送料10,500円必要
2007年12月デリバリー開始(125ccは08年2月予定)
なお、ベータの販売代理店は、2008年よりベータモータージャパンに移管している。ベータモータージャパンでは、過去のモデルにさかのぼってパーツの供給などをおこなう。
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2007年12月07日
08ベータREV-3
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2000年のデビュー以来、REV-3の心臓部に大きな変化が与えられた。キャブレターが、それまでのミクニからケイヒンPWK28に変更された。この変更を軸として、2008年型REV-3は、かつてないほどに大きな乗り味が変わっている。
ベータの乗り味は、年式を重ねるごとに、スムーズに乗りやすく進化してきている。REV-3になってエンジンもコンパクト化がはかられたが、基本的にこのエンジンの基本設計は変わらず、長年に渡って独特のグリップ感覚を提供してきた。その一方、セクションの過激化に対応してパワーアップも図られてきた。
しかしパワーも上がるところまで上がって、次にはコントロール性が重要になってきて、絶対パワーを同じくしながら、扱いやすいエンジンに変身してきた。ベータのエンジンで、もっとも過激な特性は、だいたい1995年から1997年型あたりだった。
その流れからすると、2008年型はふたたびピックアップが鋭くなっているという印象を受ける。キャブレターの変更だけでなく、シリンダヘッドやエアクリーナーボックスなども設計変更を受けた結果だ。さらに270ccでは排気系の内部構造も変更された。
4ストロークモデルをデビューさせて以降、ベータの2ストロークモデル開発は衰えるどころか、ますます元気になっている。2007年型でフレームに手が入り、今度はエンジン。毎年少なくない変化のあるベータ2ストロークだ。
270cc:852,600円(税込)
250cc:840,000円(税込)
125cc:798,000円(税込)
※別途販売店までの送料10,500円必要
2007年12月デリバリー開始(125ccは08年2月予定)
なお、ベータの販売代理店は、2008年よりベータモータージャパンに移管している。ベータモータージャパンでは、過去のモデルにさかのぼってパーツの供給などをおこなう。
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2007年12月07日
08BetaREV-4T
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輸入代理店が変わって、ようやくベータ4ストロークが日本に入ってくることになった。ベータREV-4T自体はすでに2007年モデルより市販されていたが、日本にはサンプルが1台入荷されたのみだった。
2008年モデルは、初期型2007年モデルの実績をふまえて改良がほどこされている。2007年モデルが日本で走らなかったのは残念だが、より熟成されたモデルが入荷されたのは結果オーライだったかも。
2008年モデルの大きな特徴は、キックペダルの後ろに見える電磁燃料コックの採用。これでコックを切り替えることなく、必要なときにだけ燃料が供給されるシステムが確立した。
ベータ4ストロークの特性は、必要にして充分なパワーフィーリング。唯一CVキャブを採用していることも、アクセル操作を容易にしている。
976500円(+販売店までの送料10500円)
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2007年12月10日
09BetaEVO-2T
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08年世界選手権最終戦の会場でベールを脱いだベータの新型マシンEVO。
革新的軽量コンパクトフレームを持つベータの意欲作だ。
EVOは、見てのとおり、これまでのベータとは別物に仕上がっている。2年前、REV-3がフレームを全面変更したけれど、見た目は従来モデルのREV-3と大きな変化がなかったのに対して、今回のEVOはどこからどう見ても大変化。今までのベータの流れを無視して考えてみても、トライアルマシンとして意表をつくフォルムをはなっている。
考え方としては、これまでもベータは、フレーム内に燃料タンクを持っていたから、EVOのこのシステムも、特に驚くべき設計思想ではないのかもしれないが、これまでフレーム内に入っていた電装関係をすべてフレームの外に出し、メインチューブの寸法をぎりぎりまで切り詰めたところが新しい。
ベータといえば、ジョルディ・タレス、ドギー・ランプキンと二人の偉大なチャンピオンを育て、また独特の粘り強いグリップを発揮することで知られている。反面、ここ数年は、重量的なハンディは否めないということになっていた。REV-3が全面改装を受けたのも、フレームを一新して軽量化を目指したからだ。しかし新REV-3からたった2年、ベータはこのような革新的マシンをデビューさせた。
極限までウェイトをしぼりとったフレームワークは、それでも2.6リットルの燃料タンク容量を確保している。左右幅はスリムだが、キャブレターのすぐ上まで燃料タンクがのびてきていて、最大限に容量確保を追求されている。
エンジンは、基本的には従来のエンジンと同じ形式のものを使用するが、ピックアップコイルの移動があったりして、クランクケースにも若干の手が入っている。イグニッションシステムはハードとソフトの2パターンが選べるようにもなり、エンジン性格も変更を受けているようだ。
フレームは、1月から生産を開始するという4ストロークマシンと基本的に共通となるということで、スイングアームもチェーンラインが左右のどちらでも使えるようになっている。
これで重量は、2ストロークの250と290が69kg、4ストロークモデルは71kgと発表になっている。最軽量の4ストロークマシンの誕生ということになる。さらにベータでは125ccも用意していて、こちらはさらに軽量の68kgだ。
これらEVO 5兄弟の中で、最初に日本に上陸したのは250と290。リヤフェンダーに貼られたステッカー以外は、見分けはつかない。
左側にあるキックはベータユーザーならおなじみ。右足と同じように、左足でするりとキックできるようになれば、ベータ入門の第一歩は合格。慣れてしまえば右も左もおんなじなのだが、最近はキック始動をしたことない人も世の中に増えているから、そういう人にはちょっと苦労していただくしかない。ちなみに4ストロークはよそのマシンと同じく右キックで、リヤブレーキをかけながらキックができるという技は使えない。
フットレストに立つと、スリムなボディと思いきや、意外に足下のポジションが大きいのに気がつく。フットレストの幅は、広いといわれているRTL-Fよりもさらに広いそうだ。この幅広ポジションで、抜群の安定感を発揮するようになっている。
フットレスト幅だけではない。EVOは全体にポジションが大柄だ。ドギー・ランプキンや門永哲也さん(ベータ・モーター・ジャパン代表の国際A級ライダー。長身を誇る)ならすんなり乗れそうだが、平均以下のサイズの人々は、ハンドルの変更などを考えたほうがいいかもしれない。
その印象に輪をかけるのが、思い切り切れるハンドル角。ハンドルストッパーはいっさいないから、ボトルブラケットとフレームが干渉するところまで、するすると切れる。感覚的には、ハンドル切れ角が90度もあるような感じだ。いっぱいに切ると、アウト側のグリップははるか彼方になる。ちょっと乗れる人ならハンドルだって切れれば切れたで困ることはないはずだけど、手が届かないというのもうれしい悲鳴ではある。
股の下から聞こえるエンジンの響きは、どうもこれまでのベータサウンドとはちょっとちがうような感じ。クランクケースにも手が入って、エキパイがちがってサイレンサーも変わり、音色が反響するであろうフレームワークも一新されたのだから、同じ音がするほうがおかしい。
ただし自分で乗るのではなく、外から聞いていると、そこはやっぱり聞き慣れたベータサウンド。基本的なエンジン特性などはこれまでの流れを守っているから、当然かもしれない。
走ってみる。2009年モデルから、270が290になった。スペック的にも289ccと掛け値なしの290だ。なので290がパワフルなのは当然として、250がなかなかパワー感あふれる仕上がりになっている。それも扱いきれないパワーではなく、ベータらしいしっとりした特性を発揮しながら、元気のよさをきっちり出したという感じで、この味わいも、今までのベータにはないものだ。
これは当然、フレーム関係の軽量化が大きく寄与しているものと思われる。加えてエンジン本体にも改善の手が伸びているのだから、パワー感の改善も納得できるところだ。
69kgという、トライアルマシンの中でも最軽量ランクに入る(諸元上、最軽量はガスガスの68kg)軽量っぷりは、乗ってすぐに実感できる感じではなかった。マシンが軽くないのではなく、安定感を狙った操安特性ゆえ、ことさらに軽さをアピールされることなく、自然にマシンを走らせることができる。もちろん、これまでとはちがう軽量ぶりは、実はなにをするときにでも変化となってライディングに現れているので、しばらく乗り続けていれば、軽量マシンの恩恵の多さにびっくり感心するにちがいない。
2段階の切り替え式となったイグニッションのマッピングは、左側フレームにスイッチがある。特性を変化させるときには、左手を離しさなければいけないから、セクション内で変えたいときにはどうすればいいんだろうとちょっと悩むも、セクション走行中に特性を選ぶようなライダーは、スタンディングしてギヤをニュートラルに入れてフレームに手を伸ばすなどお茶のなのだろう。やりやすいのはスイッチをハンドルバーにつけることだが、不意にさわってしまうことをきらって、隠しスイッチのようにセットするのが、最近のスタンダードだという。
キャブレターは、08モデルから採用となったケイヒンがひきつづき使われている。
お値段は290が892,500円、250が882,000円(いずれも税込み。他に送料が10,500円必要)。同時に125ccも入荷される。08年は受注輸入でごく少数しか入ってこなかったが、今年は在庫として輸入するということで、こちらも楽しみ。
ベータの125ccエンジンは、125cc仲間の中でもトルクがたっぷりなので評判が高い。その分、トップパワーが劣るというのが定評だったが、しかし08年はユースクラスでチャンピオンを獲得してしまった。あの激戦区でチャンピオンとなるくらいのマシンなら、トップパワーも必要にして充分。EVOはさらに軽量化された分、体感的なエンジンパワーもアップされているちがいない。125ccは829,500円だから、お値打ち感もある。
ベータであって、ベータを越えたベータ。ベータファンはぜひ一度乗ってみるべし。これまでベータは苦手と言っていた人も、一度だまされたと思って乗ってみることをお勧めしておきます。
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2008年11月28日
ベータALP
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Beta ALP 200
とがった位置づけが定着しているベータに、こんなマシンがある。ALPというのは、何語といわずに「山」という意味で、アルプスという名前もこのへんに語源があるらしい(単純にアルプが並んでいるからアルプスというわけではないみたいだ)。
アルプという名称のベータマシンは昔からあって、80年代のアルプはコンペティションマシンにタンデムシートを装着したものだったが、現代のアルプは林道ツーリングなどにも使えそうな車体装備と、トライアルスピリットたっぷりの操安特性を持っている。
125ccは、定評あるヤマハエンジンを使っている。ヨーロッパのヤマハ・ディストリビューターから供給されているもので、いまやこのエンジンはトライアルの入門カテゴリーに格好の素材となっている。
200ccはスズキエンジンだ。このへんのクロスオーバーぶりがすごい。
タンクシェルは脱着が可能なので、はずしてしまうとスリムなタンクが現れ、シートもはずれる。トライアルマシン並というのは言い過ぎだが、かなり軽快な感じに変身する。自走でトライアル練習場まで手かけていってトライアル遊び、帰りには快適なシートを装着して帰宅という遊びかたができるマシンだ。
200cc版は、軽二輪だから登録して高速道路走行も可能なカテゴリー。ただし装着されているのは純然たるラジアルのトライアルタイヤだし、その他、国産のオートバイのような高速耐久テストが徹底されているかどうかは疑問なので、高速道路走行も含め、ユーザーのマシン管理能力も要求される。外車には共通の課題だが、そもそもオートバイに乗るということはそういうことのはずだから、どうぞお気を付けて、お楽しみください。
ALP 200:651,000円(税込)
カラー:ホワイト / レッド
ALP 125:546,000円(税込)
カラー:ホワイト / レッド
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2010年01月15日 | コメント (0)
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2010 BETA
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新しいフレームとなって2年目。EVOの2010年モデル。
基本的にエンジンはTechno時代から大きな変更なく、定評あるベータ独特のグリップ感を享受できる。これに軽量となったアルミフレームの組み合わせで、ベータファンにはちょっとした祭となっている。
2ストロークが125、250、290の3機種。4ストロークが250と300の2機種用意されている。
2010年モデルは、初期型である2009年モデルから大きな変化はなく、たとえば破損の心配をする人が多かったラジエターキャップの位置の変更など、信頼性の向上ということに重点が置かれている。
全体的には、カラーリングがホワイトベースになっているのが特徴だ。
250と290はフロントフォークのインナーチューブがブラックコーティングされていて、クロームメッキの125と見分けがつくが、250と290はほとんど区別がつかない(リヤフェンダーにプリントはある)。
マシンの特性は、定評ある伝統のエンジン特性と、素直な操安特性はさすがにベータ。世界選手権を見ても、すでに旬をすぎたドギー・ランプキンが意外な活躍を見せたり、ガスガスから移ってきたジェロニ・ファハルドが好調を見せたりしているのを見ても、ライダーのやる気を促進させる性格なのはうれしい。
ベータのマシンとしては初めて70kgを切った軽量ぶりも、その乗り味に拍車をかけている。
サスペンションなども09モデルからは見直しがなされていて、トライアルに詳しい人なら、その進化は一目瞭然で歓迎すべき項目となっている。
意外な好評を見せているのが125。もともとベータの125エンジンは、他の125に比べると低速重視の傾向があり、いわゆるトライアルライディングには快適だったのだが、世界選手権のユースクラスでの活躍に伴って、高速域でのパワーを充実させてきたのが現在のEVO 125。10年モデルは09モデルよりも、気のせいか低速域が充実している感じ。入門者は、こういったよくできた125マシンで正しい技術を磨くのも大切なことだ。
4ストロークマシンは、世界選手権や全日本選手権での目立った活躍はないものの、その静かなエキゾーストノートや、乗りやすいエンジン特性、開ければ必要にして充分以上のパワーを発揮するなど、完全に羊の皮をかぶった狼ぶり。おとなしい印象は、静かに仕上げられたサイレンサーによるものかもしれないが、こういった上品な仕上がりも、これからのトライアルマシンには必要かもしれない。
フレームは基本的には2ストロークと同じ。エンジンマウントなどを4ストローク用に変更して使用している。重量は2ストロークに比べて数kg増しとなっているが、これはエンジン重量の差が出ているものだ。
■Evoシリーズ ラインナップ
Evo2T 290 892,500円
Evo2T 250 882,000円
Evo2T 125 829,500円
Evo4T 300 1,050,000円
Evo4T 250 997,500円
(価格には販売店までの送料10,500円が別途必要)
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2010年01月15日
2012ベータ
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2012年モデルのベータは、盛りだくさんだ。300cc、250cc、200cc、125ccの4機種がラインナップされた。それぞれをざっと位置づけすれば、世界選手権や全日本選手権のIAS用の300cc、全日本のIAレベルまでに充分な性能を提供する250cc、ユース125クラスで本領を発揮する125cc、そして今回日本市場に限定でなく輸入されることになった200ccは、広く一般ユースに適した排気量となっている。200cc以外は、それぞれ頂点レベルの戦いに挑む土俵があり、200ccだけが一般ユーザーの要求に応えられる背景を持っている。
4車種の見分け方は、なかなかむずかしい。125と200はフロントフォークがクロームメッキ仕上げとなっている。250と300はカーボンコーティングで見た目が黒い。その他は、よく見ればデカールで排気量が明記されているが、それ以外ではまず見分けがつかないといっていい。
300ccの排気量は、2012年モデルで初めて採用された。ボアを79mmに拡大して10ccアップの296.4ccとなったのが、2012年ベータ300だ。その特性は、初心者にでも乗れるのではないかと錯覚させられるように、低速トルクがたっぷりで乗りやすい印象。もちろんそれは錯覚で、アクセルを開けたら300ccのパワーに振り回されることになるから、これに乗るのはかなりの上級者と割り切った方がいい。
ベータのエンジンは、そのトルク感に定評があるものだが、基本的な設計はずいぶん古い。それゆえ、細かい部分では不満が出ることもあったのだが、今回のモデルチェンジでは、細かいパーツにいたるまで見直しが図られていて、今回はクラッチが断然改善されている。
2012年モデルでは、キルスイッチがエンジン横に設けられている。操作性がいいのかどうかはよくわからないが、MFJの規則ではハンドル(もしくはハンドルに近いところ)にとりつけることとなっているから、MFJの選手権に参加しようという人はお気をつけられたし。
2012年モデル価格
2012モデル Evo2Tシリーズ
Evo2T300 892,500円
Evo2T250 882,000円
Evo2T200 850,500円
Evo2T125 829,500円
*別途販売店までの送料10,500円が必要
輸入元:BETA motor Japan(ベータモーター ジャパン)〒939-1544富山県南砺市新邸7-4
TEL 0763-22-1731 FAX 0763-22-1732
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2011年12月28日
2012ベータEVO2ファクトリー
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ベータEVOシリーズに、ファクトリーモデルが追加された。125、250、300がラインナップされている。通常のモデルに対して、よりレーシングユースに適したパーツ設定がされていて、コスト的にもお得な価格設定となっている。全世界で数量限定。
エンジンにはマグネシウムクランクケースが採用され、1.3kgの軽量化が実現。チタンエキゾーストパイプの装備では約500gの軽量化とパワーフィーリングの向上を実現した。クラッチシステム、シフトドラムの溝形状も最適化されていて、クラッチ操作がより確実なつながり感を得て安定性が向上、ギヤチェンジもスムーズとなっている。
ウォーターホースにはファクトリーシリコンウォーターホースを装備。赤いルックスだけではなく、熱放散にも優れているという。
フレーム関係ではハンドルマウントポジションを6パターンから選択可能なレーシングトリプルクランプを装備。このクランプはCNC削り出しで軽量高剛性。また125モデルでは、250/300と同じくコーティングしたフロントフォークを装備した。フリクションを低減しスムーズな動作を実現している。ブレーキディスクもファクトリー装備だ。
他、ブレーキ&クラッチマスターシリンダーカバー、レバーアジャスター、オイルフィラーキャップ、チェーンテンショナー、ハンドルバーエンドにBetaマーク入りの赤いファクトリーアクセサリーを装備。ヘッドライト、タンクカバー(左右)がカーボン製。
そしてこのモデルから初採用となったのがBetaマーク入りファクトリーアルミステップだ。
なおこのモデルには転倒時に安全にエンジンが停止するための、マグネット式のキルスイッチが装備されている。
■ 2012モデル Evo2T Factoryシリーズ
Evo 2T 300 Factory 1,050,000円
Evo 2T 250 Factory 1,029,000円
Evo 2T 125 Factory 997,500円
BETA motor Japan (ベータモーター ジャパン)
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2012年04月28日