メーカーとしてはもっとも新興勢力。しかし周囲が確実にモデルチェンジを繰り返していく中、シェルコの設計は2005年現在ではもっとも実績を積んだものとなりました。
現在のコンパクト設計は、シェルコが加速づけたものといってよくて、左右幅が劇的に小さいエンジンなどは今でもトップレベルの小ささを誇ります。実績性と革新性とをあわせもった、こなれた1台といえるかもしれません。
2005年モデルは、エンジン性格に改善が見られます。シェルコはよく回るパンチのあるエンジンが特徴ですが、反面、ラフなアクセルワークでは、パワーを上手に引きだせず、リヤタイヤとマシンを暴れさせてしまうことにもなりかねませんが、2005年モデルのエンジンは、より扱いやすいものになっています。
カラーリングは伝統的に青ベースながら、全体にシルバーが基調となってきました。
シェルコのラインアップには、2.9、2.5、2.0、1.25に加えて、50ccや80ccのこども用などもあります(一部、受注輸入となるようです)。
輸入代理店はカシック(広島県福山市)