雪は降ったって春は春。シーズンは開幕してます。えいえいおー

自然山通信情報・ニシマキとスギタニの日記

自然山通信からの有益な情報、割りとどうでもいい情報、両方の発信と、とりとめのないニシマキとスギタニからの発信も。

うなぎを食したら記録する日記

最近はうなぎが高くてなかなか食べられないのだけど、せめてうなぎを食べる時には、1,000円は生きるための必要経費だと思い、それにプラスした金額をうなぎ経費と考えるようにしている。なにを食っても1,000円くらいは払うことになるから、2,000円のうな丼は1,000円の出費であると考えるシステムを考案したわけだ。どっちかというと関西風が好きだけど、まぁとりあえずうなぎご飯なら何でもいいです。白焼きやひつまぶしはそんなに好まない一途な鰻重・うなぎ丼ファン、もしくはエセうなぎファンです。

カメラのカタチ

ソニーのα7初期型(S)と、APS-Cカメラ並に小さくなったα7C。ついてるレンズはどっちもコシナ・フォクトレンダー スナップショットスコパー25mmF4。ライカL39用のレンズで、新品で買ったんだけど、たぶん20世紀の時代に買ったもので、20年か30年前のものになる。このレンズが、ということじゃなくて、この時代のライカマウントレンズの大きさが、ぼくは大好き。α7を買ったのも、この手のレンズを使いたかったから。α7の初期型は、AFは遅いし迷うし、電池の消耗は

通学路を発掘する

まもなく受付終了となります高田島ツートラですが、準備は遅々として絶賛進行中です。集まりがよくなくて、もはやツートラは開催できないんじゃないかと思ったりして、もうナンバー付バイクのトライアル大会は絶滅危惧種じゃないかとあきらめかけたりしたんですが、泣き言を言ったら参加を募ってくださる方がそこここにいて、ありがたい限りです。でも、参加者、100人くらいは受け入れられるんじゃないか、駐車場が足りないんじゃないか、渋滞しまくりじゃないか、なんて心配してたのは、すっかりたぬきの皮算用で、もうちょ

自然山通信4月号発売

東京モーターサイクルショー、全日本トライアル開幕など、怒涛のスケジュールで出荷が遅くなってしまいました。自然山通信4月号の発売です!小川毅士New Model Test・2024 EM E-Pure/Escape・フランスのエスプリ満載の1台。いよいよ小川毅士が乗ってみました/2024Xトライアル世界選手権R2フランス、やっぱりトニー、注目は2位争い/フェリーさんのOW10/安眠のすすめ/表紙になったレンツォさん@イギリスのフランチェスカさんより/沖縄トライアル第2戦今帰仁/宮田卓英さ

九州へ行く

各社合同試乗会、東京モーターサイクルショー、全日本第1戦 愛知岡崎、第2戦 大分玖珠と連発。スケジュール的に無理があった。すべて遅れ遅れはいつものことだけど、喘息と腰痛でさらに動作は遅れている泣。さて、エンジン好調で船底ツルツルにリフレッシュした海丸くんを宮川港に戻して明日から九州へ移動するのだが、こんな豪雨の日に夏タイヤに交換する難題が残ってる泣。そんなわけで、新作の小川毅士選手のトライアルテクニックDVD「まちがってませんか?そのフロントアップ」のDVDディスクはとうに量産完了して

自然山通信サイトの見方

自然山通信のサイトをリニューアルして、なかなか機能が増えたのだけど、慣れないとちょっと分かりにくいかもしれないので、覚書。自然山のトップページの最初にはトライアルニュースがあります。トライアルについての大きめのニュースを掲載しています。イベント情報は、トライアルニュースのしたに横並びに一覧されます。ただここに並ぶのは、わりと最近のイベントになります。これ以降のイベントについては、カレンダー(トップページなどの右からちょろっと出ているボタンをクリックするとカレンダーが開き

自然山通信3月号発売

自然山通信3月号の発売です。またまた今月も関東圏の雪の中を出荷でした。今月はトライアルバイクテストデイ、モーターサイクルショー、全日本トライアル選手権第1戦と大忙しです。2024Xトライアル世界選手権R1バルセロナ、トニー・ボウ見事なり。17回目の勝利/トライアル勢大活躍 のはずだったけれど‥‥‥FIM ワールドカップ E-Xplorer/インタビュー・心機一転ヤマハで タイトルを狙う氏川政哉/インタビュー・帰ってきたタケダヨヒト・4年間のスペイン生活、そしてこれから/大月さん、ありがとうござ

電動マシン(EV)の幕開けか

大阪万博公園のe-xplorerを見に行ってきた2月15日・16日に、大阪の万博記念公園お祭り広場でe-xplorer第1戦が開催されたので、様子を見に行ってきた。e-xplorerはワールドカップのシリーズで、電動マシン(EV)による競技になる。そして男女1名ずつがチームを組んでチームで勝敗を競う。ジェンダー問題、環境問題、いろんな先進性を含んだ新しい競技シリーズだ。2023年に最初のシーズンが行われていて、初年度はチームMIE(日本のチーム)がチャンピオンとなってい

SOBに黒山一家が登場

SOBという、知る人ぞ知る、唯一無二の雑誌がある。自然山通信もたいがいそういう側面を持っていると思っていたけど、SOBに比べると当たり前で没個性で体制に流されていて、根性がないと思い知らされる。SOB、すごい。SOBを作っているのは、中尾省吾という、自然山通信の二人とほぼ同年代のおっさんである。中尾省吾は本名だけど、もっぱらてっぺー。と呼ばれている。てっぺーの次に句読点がつくのは、これが正式なんだと思ってたけど、今検索したら、句読点がついてるのはぜんぜんヒットしない。モーニング

自然山通信2月号発売

自然山通信2月号の発売です。発売が遅れたところに関東圏の大雪が重なり出荷作業が段取りが遅れてしまいました。申し訳ありません。今月は、FIMノーストップルールがなくなったりMFJのルール変更のことなど掲載しています。そして、ようこーん先生も復活しています。FIMトライアル世界選手権のルールが変わった・No StopからStopへの変革/東北にこの人あり。荒生和人さん・只今、ガッチスクール開催中、荒生親方の忙しいつかの間にお話を/連載!?第3回・フランスに行ってきました !・文写真・久岡陽子/筋金

小川毅士の新DVDの編集ほぼ終わった

題名を決めて全体の最終チェックをすればカンパケ。小川毅士選手(今年はゼッケン5の国際A級スーパークラス)の新しい自然山通信DVDを近日発売です。今回は「よくある勘違い」というテーマで3つのテクニックを挙げてみました。その1つめは「フロントアップ」。ステアケースを登る時。きちんとフロントアップしてるつもりだけど間違ってないよね? ステアケースが登れているからいいんじゃないの? と思われがちですが、毅士選手のトライアルスクール経験で、実はベテランさんでもフロントの上げ方を間違えている、勘違いしてい

TDN募金会計報告#21

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#21ということは、この活動を始めて21年が経過、22年目に入っているということになります。特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2023年のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。

1月号電子版

2024年ですね。自然山通信27年目の新しい年になりました。今年も日本全国、世界中のトライアル大好きのみなさんと、楽しいトライアル社会実現のために、がんばりまーす。電子版はPDFで提供しています。お手元の電子端末でご覧いただけます。でっかいディスプレイで表示すれば、文字が小さくて読めないとお嘆きの一部の皆さんも、安心です。 (さらに…)

2023年自然山通信12月号出来

12月号の電子版、出来です。出来=しゅったいって、テレビドラマになったからちょっとだけメジャーになったけど、ずっと「デキ!」だと思ってた。そのほうが、できたぞ! って勢いが伝わりそう。でも日本語は正しく使いましょうね。先月号ができた頃には、まだ夏日があったんですね。どうしたんだニッポン、どうしたんだ地球。気温はともかく、太陽の動きはここ何億年と変わらないみたいで、12月から1月は1年で一番日が短い時期。お正月に向けて、さらに30分ほど日が短くなっていくんですね。短い太陽の恵み、を

自然山通信11月号発売中

自然山通信11月号の発売です! 夏のような陽気がまだまだ続いて、夏みたいな秋が長〜いです。今月号は全日本レディースの新チャンピオン山森あゆ菜選手。山本隆さんの思い出の記、古き楽しき時代FIMヴィンテージ・トロフィーを掲載。鬼才久岡陽子の「トライアルサイコッチョー!フランスに行ってきました!」も、なかなかですぞ。 (さらに…)

自然山通信10月号発売中

自然山通信10月号発売中です。2023トライアル・デ・ナシオン(国別対抗トライアル)インターナショナルトロフィーで優勝した日本チームレポートをはじめ、世界選手権R7フランス(最終戦)レポート、全日本トライアルR6広島・三次灰塚レポートを掲載。小川毅士ニューモデルテストは「2024 SCORPA SCT 250/300」です。今回はちょっと分厚いB5オールカラー70ページでお届けします。※自然山通信Webshopは、Amazon Payで決済できるようになりました。 (さらに…)

2023年9月号電子版ができましたよー

9月号の電子版です。9月になったから、少しは涼しくなるのかなぁ? あいかわらず暑いですね。皆さんどうぞ、ご自愛ください。一昔、いや二昔、三昔前、トライアルマシンはシンプルな構造が一番だから、水冷エンジンは不要という時代がありました。いまや、スピードの遅いトライアルこそ、水冷エンジンが必要ということで理解は一致しているようですけど、これからはライダーも水冷が必要になりそうですね。まだまだ暑いか続きます。熱中症にならないように、トライアルに熱中してください。 (さらに&hel

ぼくの仕事場環境

ぼくの仕事場は、常にとっちらかっているのだけど、それでもゆずれない仕事環境というのはある。杉谷の仕事環境はかっこいいけど、ぼくには使えない。杉谷がぼくの仕事場に座ったら、3分で発狂するだろう。パソコンはMac miniを使っていて、21インチのちょっと古いモニター(ちょっと昔から使ってた)と27インチのモニターを並べて使ってる。モニターが広いのもいいけど、モニターが2つあると、部屋がふたつになったみたいで、散らかし甲斐もある。でもまぁ、そのへんはどうでもいい。ぼくとしては、自分が

自然山通信8月号発売中!

自然山通信8月号は、小川毅士New Model Test『2023 BETA EVO 2T 125/200/250/300/FACTORY 250・異なる方向性のふたつのベータファクトリーとEVOスタンダード』を掲載。イタリア製トライアルバイクを一気試乗しました。全日本選手権レポートは、R4和歌山湯浅、R5北海道和寒大会です。猛暑が続く8月、体調管理に気をつけてトライアルを楽しみましょう! (さらに…)

自然山通信2023年6月号電子版ご用意しましたよー

自然山通信6月号、電子版をご用意しました。世界選手権、全日本選手権と、モビリティリゾートもてぎを舞台とするビッグイベントが立て続けに終わった今日この頃ですが、両大会の模様は、6月号と7月号、2ヶ月にわたって詳報させていただきます(今月号には、全日本選手権は間に合ってません)。電子端末で見る自然山通信、どうぞお楽しみに。 (さらに…)

自然山通信6月号発売中!

自然山通信6月号発売中!もてぎの世界選手権日本大会「2023 Hertz FIMトライアル世界選手権 第3戦 大成ロテック日本グランプリ」ショートレポートと全日本トライアル選手権第3戦もてぎ大会レポート掲載。小川毅士New Model Testは、注目の2023 GASGAS TXT GP 250/300と、TENACI-WONG TWJ200L/TWJ150Aを掲載しました。オールカラー56ページ、税込み314円です。 (さらに…)

自然山通信5月号電子版できてます

たいへん遅くなりましたが、自然山通信5月号、電子版がご用意できました。5月はゴールデンウィークなどありましたが(そのせいでこんなことになってるんですけど)みなさまはどんなお楽しみをお過ごしになられましたでしょうか。5月はいよいよ3年ぶりの世界選手権開催です。こちらについては、6月号をお楽しみにどうぞ。 (さらに…)

自然山通信3月号発売中!

2023年自然山通信3月号の発売です。シーズンオフは氏川政哉・武田呼人・廣畑伸哉がスペインへ。若いライダーがどんどん海外に出て行く時代になりましたね。そして西巻裕が37年前に撮影した世界選手権の撮影フィルムをデジタル化し、当時のことを振り返る「1986スペイン、あのとき君は」を掲載。オールカラー54ページでお届けします。 (さらに…)

自然山通信2023年2月号電子版

立春を迎えました。暦の上では春ですけど、という枕詞を敷かなければいけないのは、暦が旧暦から新暦になっちゃったからだと思っていましたけど、立春というのはもともとこういうものらしいですね。まだ寒いけど、陽は来る。これ以上寒くはならない、あとは上がるばっかり、という意味かな? トライアルの成績も、そんなことがありますね。上向く未来は、きっと来る。 (さらに…)

自然山通信2月号発売!

2023年自然山通信2月号の発売です。国際A級スーパークラス・小川毅士選手による2023ニューモデルテストスタート! 第1機種はVertigo NITORO 250/300です。最新ヨーロッパの実戦経験豊富なツヨシ選手の視点でニューモデルをテスト。的確な解説をしてくれました。そして全日本からヨーロッパ飛び立った期待の若手インタビュー「チャレンジ!廣畑伸哉」掲載。オールカラー50ページでお届けします。 (さらに…)

TDN募金会計報告#20

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#20ということは、この活動を始めて20年が経過、21年目に入っているということになります。最近は、特にステッカーを作ったり特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2022年のトライアル・デ・ナシオンに

自然山通信6月号発売!

自然山通信6月号発売中!SSDT(スコットランドの6日間トライアル)でドギー・ランプキンが13回目の勝利。そしてSSDTに初めて電動バイクが出場し19位という快挙!そして、レディーストライアルチャレンジCUP開催レポートと共に女子世界選手権の歴史を紹介する「男子禁制につき」を特集しました。オールカラー52ページでお届けします。 (さらに…)

自然山通信2022年4月号電子版お届けしまーす

桜の季節になり、そろそろ散り始める今日この頃(おじいさんの自然山なかの人世代からすると、桜の季節は1ヶ月くらい早くなっている気がします。時代は移っていく者ですねぇ)、毎月出てくるのが遅い遅いといわれていて、最近ではその点を心配してくださる方もいなくなって、ほっとしているやらちょっとさびしいやらですが、電子版もご用意できました。お手元のパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどでお楽しみください。スマートフォンで見るのはちょっとめんどくさいかもしれませんが、紙の本ではできない、拡大して読

自然山通信・第300号発売中!

通算300号を数える自然山通信2月号月号発売中!Repsol Honda Team監督に就任した藤波貴久のロングインタビューは第4回目です。埼玉県に2つの新しいトライアルパークを訪て「埼玉県のふたつの トライアルパーク物語 ・Oraga Valley TRIALS・入間トライアルパーク」掲載。黒山一郎さんの連載は「久々に今の全日本を『斬る』」がテーマです。 (さらに…)

同い年のトプコール

東京光学REオートトプコール135mmF3.5これ、東京光学のレンズで、REオートトプコール135mmF3.5です。REって、いまどきじゃ、すっかりお返事のReplyの意味になっちゃったけど、トプコンのカメラのブランドであります。いつ買ったのかも忘れてしまったけど、調べてみたらちょうど1年前にオークションで買ったものだった。なんでこれがほしかったのかは覚えていない。東京光学というブランドに興味があったのと、最も美しい(鏡銅の)レンズ、みたいな評価をどこかで見たからだっ

1986年の平凡パンチ

1986年に、ぼくは初めてアフリカ大陸に行った。今はダカールラリーと呼ばれている、パリ・ダカール・ラリーを取材に行くためだ。なーんてね、取材といったら取材体制をしっかりつくっていくものだと思うけど、こちとら、カメラ3台(1台はちょっとしか持ってない着替えにぐるぐるにくるんでスペアにしていた)とフィルムはたくさん持ってたけど、どこまで取材ができるのかはまるで自信がなかった。そんな状態ででかけていきました、という告白に4ページを割いてくれたのが「平凡パンチ」さんだった。 (さらに&helli

TDN募金会計報告#19

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#19ということは、この活動を始めて19年が経過、20年目に入っているということになります。最近は、特にステッカーを作ったり特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2021年のトライアル・デ・ナシオンに

自然山通信9月号発売!

自然山通信9月号発売中!我らがフジガスとヨヒトが参戦する世界選手権第3戦アンドラ大会レポートと、元ロードレース全日本チャンピオンの水谷勝さんがトライアルに挑戦した話「水谷勝、初めてのトライアル遊び。」を掲載しました。B5オールカラー52ページでお届けしています。税込314円【 PayPayオンライン決済、クレジットカード決済OK 】 (さらに…)

自然山通信2021年8月号電子版お届けします

猛暑にオリンピックにコロナで、なんだかわからない2021年の夏ですが、トライアルと自然山通信は、しっかり大地のラインを見きわめて前進し続けます。スマホやタブレット(もちろんぱそこんでも!)があればお手軽に閲覧ができて、読む人の自由に文字を大きくして読める電子版です。どうぞお楽しみください。税込314円は、紙の自然山通信といっしょです。 (さらに…)

自然山通信8月号発売!

自然山通信8月号発売!とっても暑いです。猛暑まっただなかの自然山通信8月号は【特集】『FUJIGAS IS NUMBER ONE!!! 藤波貴久の戦績』を掲載しました。われらがフジガスがトライアル界に残している世界ナンバーワンの偉業をじっくりご覧ください。B5オールカラー48ページでお届けしています。税込314円です。【 PayPayオンライン決済、クレジットカード決済OK 】 (さらに…)

ソニーα7Cを試用中

ソニーαシリーズを使って、もう7年になるんだった(そんなに長いこと使ってるなんて、日記を調べてみるまで忘れてた)。ポンコツで人には勧められないα7、ちょっと安心感は増したけどやっぱりポンコツのα7S、α9、α7IIIと増やして、もういいかなと思ってたけど、α7Cってのがちょっと気になって、試用させてもらうことにした。中国製の10mmレンズ。周辺光量落ちはカメラのせいじゃないけど、周辺まで色かぶりがないのは裏面照射素子のおかげα7(α9とかα1含む)シリーズは、いにしえの一

自然山通信7月号発売!

自然山通信7月号発売!世界選手権開幕2日目で優勝した藤波貴久。TRIAL2にフル参戦する武田呼人。ワールド詳細レポート掲載。【特別企画】は足裏の加圧を可視化するスポーツツールによるテクニック検証『内足・外足荷重、本当は?』を10ページに渡って掲載。ダニエルのステップ操作がどうなっているのか、自転車のダニエルについても検証。今まで知ることができなかったトライアルの秘密が見えてきます。B5オールカラー68ページ。増ページでずっしり重くなっても税込314円です。【 PayPayオンライン決済ができ

TDN募金会計報告#18

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#18ということは、この活動を始めて18年が経過、19年目に入っているということになります。最近は、特にステッカーを作ったり特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2020年のトライアル・デ・ナシオンに

2020年11月号電子版もありますよー

老眼でお悩みの方にお勧めの、お手持ちの電子端末でお好きな大きさに拡大して読める、自然山通信電子版。遅くなりましたが、11月号をお届けします。紙の自然山通信をそのまんまPDF版にしてありますので、ご購入、ダウンロードしてパソコン、タブレット、スマートフォンなどでお楽しみください。◎自然山通信 No.285 2020年11月号 B5オールカラー 70ページ ¥314(税込価格) (さらに…)

2020年7月号電子版

自然山通信7月号電子版をご用意しました。自然山通信をそのまんまPDFにしましたので、おもちの電子端末でお楽しみください。大きな画面で拡大して見れば、創刊の頃から言われている「文字が小さくて読めない」方には画期的解決となります。『私の初めての、私だけの藤波貴久』【特集12ページ・回想1985 WEST GERMANY】など、オールカラー64ページ・税込314円でお届けします。 (さらに…)

自然山通信5月号発売!

自然山通信5月号発売開始!世界中のトライアルイベント延期・中止が続いてます。自然山通信5月号ではIASライダー全員に出場していただき「2020全日本選手権エア開幕戦」を掲載。世界選手権参戦25年を迎えたフジガスインタビュー、水野大册さんのVertigo訪問記の第二回目掲載、そして1985年に日本のトライアル関係有志が集まり世界選手権を観戦したときのエピソードを貴重な写真とともに「回想 1985 SWISS」を12ページで掲載しました。オールカラー60ページを税込314円でお届けしています。 (さ

自然山通信2020年3月号電子版お届けします

創刊23年を迎えた自然山通信。2020年3月号の電子版をご用意しました。\新春放談企画/「あなたたち、いつまで日本を背負ってくれちゃうんだ!?日本が誇るこの3人。まぁ、飲もう。」は連載の後半。そして、三谷オヤジのスペイン【バルセロナ】イギリス【ヴィンテージバイク】旅の物語の前半、スペインのお話を掲載、ご購入いただき、ダウンロードして、お手もとの電子端末でお楽しみください。ダウンロードは●こちらから●どうぞ。ぼちぼちと老後はトライアル、自然山通信創刊23年のご挨拶/新春特別放談企画

自然山通信3月号発売中!

創刊23年!2020年3月号の発売開始です。\新春放談企画/「あなたたち、いつまで日本を背負ってくれちゃうんだ!?日本が誇るこの3人。まぁ、飲もう。」は連載の後半です。そして、三谷オヤジのスペイン【バルセロナ】イギリス【ヴィンテージバイク】旅の物語の前半、スペインのお話を掲載しました。自然山通信webshopはクレジットカード決済可能です。 (さらに…)

TDN募金会計報告#17

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#17ということは、この活動を始めて17年が経過、18年目に入っているということになります。最近は、特にステッカーを作ったり特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2019年は日本男子チームが堂々2位となり

2019年12月号電子版できましたー

Honda Thanks Day、全日本最終戦、グラチャンにX-TRIALといえばシーズンの終わりと新しいスタートの季節です。今回は2019年の締めくくりとして【2019トライアル世界選手権 全記録・世界選手権シリーズの全クラス、全データ】を掲載しました。2010年代最後の自然山通信、電子版をご用意しました。ご購入いただきダウンロードの上、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、お手もとの電子端末でご覧ください。 (さらに…)

台風一過

10月12日、台風19号が本州上陸というその日、17時前に川内村全域に避難準備が出た。役場横のコミュニティセンターの他、各地域の集会所も避難所になるということだった。行ってみると電気はついていたが、誰もいなかった。あとで聞くと、東日本大震災発生時に総務課長を務めていたJさんは、一晩中集会所にいたらしい。区長には、なんかあったら呼びつけてねとメッセージを送っておいたが、用がないのかスマートフォンを見ていないのか、返事はなかった。 (さらに…)

2019年9月号電子版できました

自然山通信9月号発売!「自然山通信9月号」発売のお知らせ。今月の特集は2つです。毎年恒例【2019全日本トライアル選手権第5戦中国大会公式プログラム】と【エレクトリック最新事情TrialE世界選手権取材報告】が2大特集の自然山通信9月号電子版。オールカラー70ページ、税込み308円は紙版と同じですが、自然山通信が手に入りにくいあなたにとっては、送料分がお得です。タブレットやスマートフォンに保存して、いつでも読むことができます。ご購入、ダウンロードは【こちら】から

自然山通信9月号発売!

「自然山通信9月号」発売のお知らせ。今月の特集は2つです。毎年恒例【2019全日本トライアル選手権第5戦中国大会公式プログラム】では、全日本トライアル最新事情を紹介。トライアルのルールがわからなくてもこの一冊を読めば全日本の観戦方法、各クラスの選手プロフィール、今誰が注目されているのか、全日本の見方がわかる内容です。そしてもう一つは【エレクトリック最新事情TrialE世界選手権取材報告】黒山健一TrialE世界再挑戦レポートと、電動マシンの最新情報をお伝えします。オールカラー 70ページ。税込み

真夏の自然山通信8月号発売

「自然山通信8月号」発売のお知らせ。今回の目玉記事は【遂に来た、電動トライアル「GASGAS TX-E」ワールドチャンピオンマシンを味わう】。全日本R3関東(ツインリンクもてぎ開催)R4北海道レポート掲載。世界選手権はR3オランダから、E6フランスまでを『フジガス自身が語る 闘う藤波!』と共に掲載。今回もちょっと多めのオールカラー72ページ。税込み価格たったの308円。【年間購読(¥4,937税込)はこちら】 (さらに…)

2019年7月号電子版出来!

自然山通信、2019年7月号電子版をご用意しました。内容は、印刷版の自然山通信とまったく同じです。PDFにしてお届けしますので、お手もとの電子端末(パソコン、タブレット、スマートフォン)で閲覧できます。お楽しみください。お値段も同じ、308円(税込)。アクセスしてクレジットカード決済してダウンロードするだけでお読みいただけます。 (さらに…)

自然山通信7月号発売!

「自然山通信7月号」発売のお知らせ。特集・ツインリンクもてぎの「トライアル世界選手権第2戦・ストライダー日本グランプリ」。フジガス自身が語る・闘う藤波!・R1イタリア「4位目前で6位となる。残念。」R2日本GP「やっぱり力をもらった2日間・日本、最高!」掲載。今回もちょっと多めのオールカラー70ページ。税込み価格たったの308円。【年間購読(¥4,937税込)はこちら】 (さらに…)

自然山通信6月号発売!

「自然山通信6月号」発売のお知らせです。全日本選手権R2九州10ページ、CityTrial in OSAKA 6ページ、鷲ヶ岳のクラシックミーティング 8ページ、とレポートがたくさん。さらにX-TRIAL、藤波貴久参戦日記、黒山一郎さんの連載があって、オールカラー74ページとボリュームたっぷり。これでも税込み価格たったの308円。【年間購読(¥4,937税込)はこちら】 (さらに…)

自然山通信4月号発売!

平成最後の自然山通信・4月号の発売です。ちょっと遅れましたが(先月より一週間早く‥‥)発売開始です。トニー・ボウ選手が同席した初回対談以来大好評の企画は「ほろ酔い放談」と名を変え、今回は日本のモータースポーツ先駆者の大月信和さんの巻。とっても深い話だったので、次号と二回に分けて掲載予定です。4月号はちょっと薄いオールカラー50ページでお届けします! (さらに…)

原発事故の思い出[3月18日]

3月16日、川内村を出て途中、わけあって西郷村の大きな釣り堀に寄り道をして、白河市役所に出向き、放射線値のスクリーニングを受け、各方面から届いた連絡に返信をして夜を迎えた。原発はぜんぜん落ち着いていなかったから、緊張しつつ、テレビを見ているしかやることがなくていいのかともんもんとしていた。そんな時間は、17日もそのまま続いたのだけど、川内村のみんなに会わなければと、18日は郡山へ出かけてみた。 (さらに…)

原発事故の思い出[3月12日]

東日本大震災の当日は、夕方になって働きに出ていたみんながわさわさと帰ってきた。最初に帰ってきたMちゃんは、途中大きな岩が道に落ちていて、軽自動車でぎりぎり抜けてきたという。大きな車は通れないんじゃないかしら。Mちゃんには娘がいて、娘は一人で家にいた。出ていったぼくらと気丈に話をしていたけど、お母さんの顔を見たら泣き出したっけ。 (さらに…)

3月号発売遅延。ごめんなさい

こんにちは。着々と春になってまいりましたが、今回は大失敗のお詫びです。自然山通信は、毎月1日に皆様にお届けするように努力をしておりますが、毎月ずるずると遅くなって、5日前にお届けできればまぁいいか、みたいな感じになってしまっています。たいへん申し訳ないことで、ときどき反省してがんばろうと決意するのですが、なかなかうまくいきません。3月号もまた、そんなわけでいつものとおりの作業進行となり、また3月の5日くらいに発送ができるかなぁと印刷屋さんに原稿を入れたところ、そこで初めて印刷屋さ

TDN募金会計報告#16

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#16ということは、この活動を始めて16年が経過、17年目に入っているということになります。最近は、特にステッカーを作ったり特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2018年は日本男子チームが4位となりまし

自然山通信11月号発売中!

自然山通信11月号発売中!告知が遅くなってしまいましたが、すでにお手元に届いていると思います。黒山健一と久岡孝二が参戦した世界選手権最終戦イタリア大会現地取材レポート、全日本最終戦SUGO速報、『新連載・ベルギー電動取材旅日記』「連載・黒山一郎 私の日本から世界へ。いま思い返す87年のヨーロッパ」などオールカラー62ページ・308円(税込)電子版は間もなくの発売です。 (さらに…)

自然山通信2018年10月号電子版

自然山通信10月号電子版をご用意しました。ダウンロードして、お手持ちの電子端末でお楽しみください。今月はデ・ナシオン取材で10月号の完成が遅くなりました。ごめんなさい。チェコの町が停電になって仕事が手に付かなかったり、いろいろたいへんなことがありましたが、すべていいわけでございます。すいません。ご購入・ダウンロードはこちらからどうぞ (さらに…)

へそ曲がり的、廃炉と汚染土壌

福島県の昨日のビッグニュースは、東電が福島第二原発の廃炉を表明したことだった。福島県が原発ゼロになるのは福島県民の悲願だったとのことなので、これはうれしいニュースだった。もうひとつ、環境庁が除染ではぎとった汚染土壌を再利用する方針を固めたというニュースもあって、こちらはなんのために除染したと思ってるんだと総すかんをくらっている印象。どちらのニュースもさもありなんと思うんだけど、どちらも世間の反応にちょっと首をかしげたくなるので、ご批判を承知のすけで備忘録として書いておきます。

自然山通信4月号発売!

今月もちょっと遅れてしまいましたが、自然山通信4月号を発売いたしました。オールカラー66ページと増量です。巻頭特集はヤマハのファクトリーマシン「TY-E」。特別企画は伝説のビッグイベント「シルバー200とはなにか?」です。全日本開幕戦詳細レポートとX-TRIAL。そして好評の黒山一郎の連載ページは「私の日本から世界へ」と話しが進んでいきます。出荷は終わっております。お届けまであとしばらくお待ち下さい。 (さらに…)

自然山通信創刊21周年号の内容

自然山通信3月号は現在印刷中です。シーズンオフはネタ少ないかなと思ってたら、そうでもなかった。全日本開幕戦の会場真壁トライアルランドで猛練習するライダー達を取材した「真壁テストDay」。フジガス、ガッチ、ケニーが育ったブラック団時代の秘蔵写真「ここから始まった、トライアル強国日本の歴史。」はバイクトライアル時代にスペインのホテルGUIUで行っていた強化合宿を紹介。好評連載中は「私のYAMAHAと全日本2」(黒山一郎さんのイラスト・文)。電動トライアルGASGAS TXE 試乗速報、そして自然山通

2月号特別企画「激討。トライアル・藤波貴久VS小川友幸」

現在印刷中の自然山通信2月号予告!お届けするのは、題して「特集。激討トライアル・藤波貴久VS小川友幸」巻頭10ページの大企画です。元世界チャンピオンと全日本チャンピオン。昨シーズンを振り返りながら、今のトライアルそして昔のトライアル経験、マシンセッティングの悩みや体調の悩み。強いライダーは昔から何が違っていたのか。これからの日本人は? ここでしか聞けないギリギリの秘話をぶっぱなしていただきました。近日の発売をお楽しみに! (さらに…)

TDN募金会計報告#15

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#15ということは、この活動を始めて15年が経過、16年目に入っているということになります。最近は、特にステッカーを作ったり特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2017年は日本男子チームが3位に入りまし

自然山通信新年1月号は年内発売の特別号

自然山通信新年1月号は現在印刷中。今月はちょっとガンバって早めな12月27-28日の二日間の出荷作業予定です。新年号はなんと!泣く子も黙るロードレース世界チャンピオン、マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ、そして藤波貴久を交えた「トライアル、楽しいですか?」独占直撃インタビューを決行。そしてさらに「Honda 2017MFJ全日本タイトル三冠達成!ポスター・A2サイズ」付録。オールカラー64ページ、発売をお楽しみみに! (さらに…)

今月も分厚い74ページで自然山通信12月号近日発売!

今回で創刊250号を数えました。いつも遅れがちの発売で恐縮ですが自然山通信12月号は12月4-5日の二日間での出荷作業予定。世界選手権R8イタリア大会と、日本チーム世界3位のデ・ナシオンの現地取材レポートの続きを掲載。そして、記録の集積チャーリーの時代の最終回です。もちろん人気の黒山一郎さん連載もどどーんと掲載。 (さらに…)

2017年11月号電子版ご用意できました

自然山通信11月号電子版をご用意しました。スペインでで開催されたトライアル・デ・ナシオン特集号です。3位を獲得した日本チームの現地密着レポートをお楽しみください。世界選手権最終戦イタリア大会も特集してます。増大74ページでお届けいたします。ご購入いただき、ダウンロードしてお手持ちの端末でお楽しみください。税込308円です。 (さらに…)

自然山通信9月号発売開始!

お待たせいたしました。9月4(月)5日(火)の二日間で自然山通信9月号の出荷を終えました。間もなくお手元に届きますのでよろしくお願いいたします。新規連載「記録の集積チャーリーの時代・連載1回目」が始まりました。多くの歴的写真を織り交ぜなから、トライアル世界選手権の歴史をチャーリー・デマシュー氏から学びます。 (さらに…)

2017年の暑中お見舞い

すっかり夏になって、暑い。7月に北海道へ行って驚いたけど、北海道のくせに意外に湿度があった。うちも北海道並とは言わないけど、真夏でもたいてい涼しかったのだけど、今年はちょっと暑いし、湿度も高い。まぁ、そういう気候変動が起きてるんでしょう。春から夏にかけて、ヘビに会ったりバッテリーが破裂したり孫ができたり還暦になったりしているんですが、めったに会わない人に「読んでます。続きを楽しみにしている」などと言われるとなんか書かなきゃいけないなぁと思い、しょうもない日常をご紹介します。 (さ

自然山通信2017年8月号発売中!

自然山通信8月号・オールカラー64ページ・308円(税込)発売中! 全日本R5北海道・IAS 小川友幸3連勝、波乱の北海道を制す。もてぎ特集・第2弾「いつもと何かが、ちょっと違った!? 新ルール、新システムの、もてぎ体験」を掲載しました。全日本トライアル選手権第5戦 北海道大会レポート。黒山一郎さんの連載「私のSUZUKIと全日本3 連載・第9回 」。連載その時、トライアルは。「デビー・エバンスさんに憧れ、宮下誠さんから学んだ逆立ちの技」を掲載。今月も盛り沢山でお届けします。 (さらに&he

カメラのカタチ

ソニーのカメラを買って、3年になる。最初に買ったα7は、2度修理に出したけど、次に買ったα7Sはついぞ故障と縁のないまま、まもなく3年間使っている。当初はちまたで定説となっているソニータイマーがこわかったけれど、これが発令されることもなく、まぁなんとか仕事にも使っている。本日は、ソニーαが仕事に使えるかどうか、という生産的な前向きな話ではなくて、なぜカメラはかくも大きく、使いやすくなってしまったのか、というアカデミックな考察をしてみたいと思ったのだった。 (さらに…

自然山通信5月号N0.243発売中!

自然山通信5月発売中です。連休中の出荷作業となり8日(月)までに全ての出荷を終えております。お待たせして大変申し訳ありませんでした。全日本R2近畿大会、IFM X-TRIALをはじめ、黒山一郎さん描き下ろし連載第6回目。連載・その時トライアルは。では丸山胤保さんを訪ねてのお話です。オールカラー64ページ、税込308円。 (さらに…)

2017 Vertigo COMBAT TITANIUMについて聞きました

新しいスペインのメーカーVertigoによる「2017 Vertigo COMBAT TITANIUM」が日本に入荷した。Vertigo COMBATシリーズにはスタンダードのCOMBAT CAMO WORKS、各部に高性能パーツを投入したCOMBAT ICE HELLがあり、さらに最上級仕様となるチタンフレーム仕様のCOMBAT TITANIUMがラインナップされている。今回の入荷により3仕様が国内に揃った。 (さらに…)

自然山通信「創刊20周年」特別企画号発売中!

すでにお手元に届いている方もいらっしゃると思いますが、自然山通信2017年3月号を発売いたしました。創刊20周年を迎えた今回は「特別対談 小川友幸×黒山健一、トライアル今昔そして、これから。」を10ページに渡って掲載しています。20年以上トップを走っている二人に放送禁止ギリギリの対談をぶっぱなしてもらいました。オールカラー62ページで税込308円。 (さらに…)

原子力処理を考えに行ってみた

青森県の六ケ所村とむつ市へ出かけて、日本原燃の再処理施設とリサイクル燃料貯蔵センターを見物して、六ケ所村の人たちとお話しをするという勉強会に参加してきた。この件はたいへんに複雑で、なにかをまとめるなんてことはできないのだけど、むずかしいから先送りにしているとどんどん忘れていくので、書き残しておきます。 (さらに…)

バリオゾナー

バリオゾナーT* 80-200mm F4ヤシカがツァイスからコンタックスブランドの使用を許されて作ったコンタックスブランドの最後の頃、ヤシカが京セラに吸収されて、京セラコンタックスと呼ばれた時代に日本でつくられたズームレンズ。この頃のツァイスレンズといえば伝統の単焦点レンズが人気だったけど、大きい、重たい、ピントリングも重たいなど、気合いを入れて撮る時以外には使いにくさが目立ってしまうことも多かった。その点、やっぱりズームはお気楽。しかもこれ、けっこうよく写る。 (さらに&helli

TDN募金会計報告#14

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。活動報告は年に1度させていただいているので、#14ということは、この活動を始めて14年が経過、15年目に入っているということになります。最近は、特にステッカーを作ったり特別なことはなにもしていないにもかかわらず、毎年お気持ちをお寄せくださる方がいらっしゃいます。ほんとうにありがとうございます。2016年は日本男子チームが堂々2位に入る

自然山通信10月号「連載特集トライアル・デ・ナシオン」

現在印刷中の自然山通信10月号です。今月から「連載特集/トライアル・デ・ナシオン日本の戦い方」の掲載が始まります。自然山通信ではフランスで開催されたトライアル・デ・ナシオンを現地密着取材したところ、集めたネタは盛りだくさん。何号かにわけてレポートしていきたいと思います。 (さらに…)

9月号印刷中とイタリアに出かけた西巻

早くも集まってきた2017年モデル情報を含めて印刷へ、自然山通信9月号は現在印刷中です。今月はトライアルルールについて再確認するRuleとLoop(ルールとループ)についての話を掲載しました。そして昨日、西巻が今週末の世界選手権最終とデ・ナシオン戦取材に出かけました。今週と来週は自然山通信webの現地速報をお楽しみに! (さらに…)

国際免許その後

先日、国際免許をもらいに行って、そこにするサインの件で免許センターの窓口とお話し合いをした(けっしてけっしてけんかをしたわけではない)という報告をしたら、Facebookでいろいろ話がふくらんで、なんとなくなにが正しいのかがわかってきた。最初は一度書いたものを修正しようと思ったのだけど、そもそものところがぶっとんでいたので修正なんかできないことに気がついて、補足を書くことにしました。 (さらに…)

自然山通信8月号発売しました

今月も大変遅くなりました。自然山通信8月号の発売です。最新世界選手権・全日本の詳細レポート掲載。特別インタビューはテリー・ミショーさんと小川毅士選手。ガビノ・レナレスのお話、藤波貴久の手首骨折情報などなど盛りだくさんでお届けします。68ページ・オールカラー、税込308円です。電子版も間もなく発売いたします。 (さらに…)

自然山通信2016年7月号電子版

7月号電子版を公開しました。このところ増ページが続いていて、でも自然山通信のお台所事情がぴーぴーなのは変わらないので、7月号は表紙だけにしようかと思ってたんですが、できあがってみたらやっぱり66ページになりました。それでも先月号よりは、少しだけ薄いです。電子版だと厚さがわかんないけど、ダウンロードすると、ちょっと容量が多いかもしれません。ダウンロードして、PDFが読めるPC、タブレット端末などでお楽しみください。 (さらに…)

大雨、トイレ、モリアオガエル、と除染

かわうちトライアルの開催を目前にして、いろいろどたばたやってます。そんなさなか、火曜日の夜にけっこうな雷がなって、雨が降りました。一部テープも張っていたから、こりゃ、流れたり切れたりしてるんじゃないかなと、でかけてきました。つづく水曜日は、トイレが届く日でもありました。去年までトイレは3基お借りしてたんだけど、今年は参加者が多くなったので、ひとつ増やして4基にしました。レンタルトイレは、持ってきてくれて設置してくれます。使い終わったら、くみ取りをしておけば、持って

BAHCOのレンチに12mmを入れてみた

とってもかわいくて、使い便利もよさそうなので、ちょっと前に買って、山歩きに出かけるときにも(もちろんトライアルバイクで、だけど)リュックに放り込んでおいているBAHCOのレンチセット。ところがこのセットには重大な欠点がある。12mmがないのだ。12mmだけ別にボックスレンチを持っていくのはおまぬけだから、このセットに12mmを足してやろうと思ったのが締め切り直前。そして締め切り真っ最中で発狂しているときに、そのボックスは届いた。 (さらに…)

2016かわうちトライアル絶賛準備中

年に1度、ニシマキの地元でのトライアル大会、ただいま準備中です。気のせいかもしれないけど、今年は春の訪れが早く、山へ向かう道中の田んぼも、すでに田植えが完了しています(このあたりは、寒い地域だから、田植えはわりと遅めです)。参加お申し込みも、絶賛受付中。ただいま、56名様ほどです。準備の日々は、若芽が吹くとってもいい感じの季節でした。うひひ。 (さらに…)

α7の3度目の修理のお話

ぼくのコードネームLIECAの、初期型無印ソニーα7が、3回目の修理を受けることになった。1回目と2回目はマウント関係のトラブルで、レンズが外れて落っこちるというここまで40年カメラを使ってきて初めての経験をした。レンズはちょっと大きいのをつけていたので、カメラのストラップではなくレンズにストラップをつけてぶらさげていたからボディが泥沼に落下した。それで液晶モニターが割れたんで修理に出して、修理から返ってきたとたんに、またレンズが外れてカメラが転げ落ちて、液晶が割れた。それで2回

自然山通信4月号発売しました

自然山通信4月号を出荷いたしました(出荷日は昨日の5日)。間もなくお手元に届きますのでよろしくお願いいたします。今月号はネタと企画が多くてオールカラー64ページになってしまいました。ちょっと頑張りすぎたか‥‥、ミス等もありまして出荷が遅れてしまったことをお詫びいたします(毎号かもしれませんが‥‥‥) (さらに…)

自然山通信3月号は小川友幸シーズン直前インタビュー他

創刊から19周年を迎えた自然山通信です。3月号では小川友幸選手のシーズン直前インタビューを掲載しました。最年長チャンピオン記録を更新中、2016シーズン途中で40歳を迎える小川選手のお話です。世界中で話題になっている新メーカー、TRSとVertigoの試乗レポートを掲載しました。X-TRIAL R2バルセロナレポート、連載「その時、トライアルは」は1983年の多摩テック、スタジアムトライアルの幕開けです。自然山通信3月号は現在出荷作業中。今日明日とで出荷を終えますのでお届けまであ

古いレンズ、古い味わい

今年の冬は、めっきりあったかかった。雪はそれなりに降ったけれど、10度を超えるあったかい日があって、すっかりとけてしまった。そんなわけで、2月だというのに、当地でも梅の花が見られるようになった。なんせ5月になっても桜の花見が楽しめるところだから(遅咲きの桜だけど)2月の梅は、ちょっと早い春のおとずれだ。うちからの早春の空。600mから標高730mの山を望む (さらに…)

自然山通信2月号の発売!

自然山通信2月号の出荷作業が終わりました。今月の内容は、STOVE LEAGUE topics・藤原慎也・吉良裕哉・西村亜弥/モーターサイクルパラダイス白石島/東北を駆ける荒生さんの大会。連載「その時、トライアルは」は黒山健一小学3年生の世界制覇です。オールカラー50ページ、¥308(税込)でお届けしています。間もなく電子版も準備いたします。 (さらに…)

ソニータイマーは作動するか

修理に出していたソニーα7が返ってきた。田舎者なので、サービスセンターに持参するなんてことはハナから考えていないのだけど、電話して業者が取りに来て、業者が取りに来るまで、1週間。うち1日は、取りに来るはずの日に出かけてしまうことになって翌日にしてもらったというこちらの問題。正月明けだし3連休があるしというタイミングからすると、たいへんに早い修理だった。前回も早かった。 (さらに…)

2016年1月号電子版

2016年1月号電子版の販売をはじめました。ダウンロードして、お手持ちの端末でお楽しみください。冊子版の自然山通信と同じものをPDFファイルとしています。一部、ハイパーリンクを埋め込んでいますので、お手持ちの端末から動画などを閲覧することもできます(インターネットの接続が必須です)。ダウンロードはこちらからどうぞ (さらに…)

TDN募金会計報告#13

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。2015年のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。2014年活動報告2013年活動報告2012年活動報告2011年活動報告2010年活動報告2009年活動報告2008年活動報告2007年活動報告2006年活動報告2005年活動報告2004年活動報告2003年活動報告 (さらに&

ウサギの大往生

この1ヶ月後、彼は天国に旅立つことになった。10歳のウサギが亡くなりました。ウサギの寿命は5歳から7歳ということなので大往生です。ウサギは食物連鎖の最下位に位置づけられていて、食べられるために生きているなんて言われもするので、その点では、こんなに長生きする予定ではなかったと思います。でもやっぱり、いっしょに暮らしていた仲間がいなくなるのはつらい。このウサギは、一人で暮らしていたぼくが、二人暮らしになる前にやってきた。ケージに入れられて部屋の隅で暮らしていたけど、狭

2015年12月号電子版

2015年12月号電子版の販売をはじめました。ダウンロードして、お手持ちの端末でお楽しみください。冊子版の自然山通信と同じものをPDFファイルとしています。一部、ハイパーリンクを埋め込んでいますので、お手持ちの端末から動画などを閲覧することもできます(インターネットの接続が必須です)。ダウンロードはこちらからどうぞ (さらに…)

自然山通信の年間購読は随時受付中

月刊トライアル専門誌、自然山通信(しぜんやまつうしん)は、たった税込308円のB5サイズ冊子です。1997年に創刊し、最新号は第225号を数えました。もう少しすると創刊20年‥‥。創刊の頃はオールモノクロでしたが、1年前より全ページカラー(最新号は54ページ)へ刷新、さらに先月から背表紙のある製本仕様でボリュームアップしています。 (さらに…)

ライカSLに困った秋

ライカSLというデジタルカメラが発表になった。90何万円で、約100万円。買う気もないし買う金もないのだけど、それはそれとして、先日、牛のセリを見てきました。ライカと牛のセリとなんの関係があるのかというお話。ほんとは、時期的にこんなもの書いてる場合じゃないのだけど、ライカSLについて書いておきたくなっちゃったのだ。 (さらに…)

雨と泥とα7

 9月5日〜6日は、全日本選手権の中国大会だった。土曜日は曇り空で、なんとかなるかとおもったら、日曜日は明け方から雨降りだった。レースカメラマン仲間に「そんなんで撮れるんですか?」と心配されながら、ぼくがソニーα7を使い始めて1年3ヶ月、そういえば、こんな本格的な雨が降ったのは初めてだった。しかも会場の原瀧山トライアルパークは、雨が降ると地獄の3丁目となる天下一品の悪コンディション会場だ。 (さらに…)

ルート開拓中(失敗編)

 今度、9月22日にうちの近所でツーリングトライアル準備編をやります。そんでもって鋭意準備中、のはずなんですが、こりゃまたなかなか簡単じゃないのです、というご報告。世の中、なんでも簡単なことなんかないもんですけども。 ということで、ちゃんと準備してツーリングトライアルを開催しようと思った時期もあったのですが、やっぱり今回は当初の予定通り、開拓ツートラとして、みなさんにも肉体労働してもらうことになりそうであります。 (さらに…)

ニコンFなるカメラ

ぼくはへそまがりなので、ついぞ使ったことがなかったのだけど、日本のカメラ史に残る歴史的なカメラといえば、やっぱりニコンFだろう。乗馬中に落っことしたニコンFがそのまま動いたとか、カンボジア戦線の弾丸に撃ち抜かれてダメになりながら持ち主の一ノ瀬泰三を守ったとか、いろんな伝説があるけれど、この当時のカメラはかっこよかったもんだ。いま、ぼくの手元にはなぜかブラックボディのニコンFが1台あった。 (さらに…)

自然山通信7月号発売中!

自然山通信7月号の出荷は、7月5-6日の二日間で作業いたしました。本日月曜日にはすべて出荷しましたので、到着まであと少しお待ちください。◎月刊自然山通信 2015年7月号 オールカラー44ページB5サイズ 税込308円※電子版はあと少しお待ちください。<7月号の内容>2015 SCOTTICH SIX DAYS TRIAL・6 DAYS・永谷美樹江さんの現地レポート/After WCTライディングミート2015・ありえない究極のお楽しみ、さらにパワーアップ!・2015トライアル世

レアものDVDはプレゼント終了いたしました

本日6月30日、12:53で、レアものDVDのプレゼント101セット分、終了いたしました。多数のご注文をありがとうございます。現在出荷作業をしております。お届けまであと少しお待ちください。本日30日が発売日ですが、お届けが少し遅れることをお詫びいたします。-----------------------------------倉庫の隅から出てきたレアものDVDは合計101セットありました。明日6月30日(火)発売の「2015 FIMトライアル世界選手権第1戦STRIDER日本グランプリDV

4/30出荷5月号と小川友幸新作DVDとおまけDVD

自然山通信5月号は、今日明日の二日間で梱包作業中です。明日4月30日にすべて出荷予定。間もなくお手元に届きます。昨日4/28発売の新DVD「トライアル百科・小川友幸の走破力アップ!ノーストップの極意」に多数のご注文をいただきありがとうございます。出荷作業に3日がかりになってしまい‥‥、こちらも明日の4月30日には全て出荷完了いたします。出荷の遅れ大変申し訳ありません。自然山通信webshopでノーストップの極意ご注文の方も、その他DVDご注文の方にも、もれなくおまけDVD「201

小川友幸「走破力アップ!ノーストップの極意」4月28日発売

自然山通信より新DVDの発売。4月28日より出荷です。http://goo.gl/kfWCs3トライアル百科・小川友幸の走破力アップ!ノーストップの極意『ノーストップ』とはセクション内を止まらずに走ること。今回の小川友幸トライアル百科は『ノーストップ』に着目しました。世界選手権では2013年よりノーストップルールが採用され、セクション内での停止はその場で5点となっています。日本のルールが今後どうなるかは2015年現在未定ですが、ルールはともかくとして今回はトライアル全体の技術

4月末発売の新DVD「小川友幸の走破力アップ!ノーストップの極意」

全日本チャンピオン小川友幸選手のトライアルテクニックシリーズ第7弾「小川友幸の走破力アップ!ノーストップの極意」を4月末に発売します。『ノーストップ』とはセクション内を止まらずに走ること。今回の小川友幸トライアル百科は『ノーストップ』に着目しました。世界選手権では2013年よりノーストップルールが採用され、セクション内での停止はその場で5点となっています。日本のルールが今後どうなるかは2015年現在未定ですが、競技ルールはともかくとして今回はトライアル全体の技術を底上げするための「ノース

コンタックスGレンズをつけたα7

 コンタックスGシリーズという、今から思うとよくわからないカメラが登場したのは、確かもてぎで世界選手権が開催されて1年目か2年目のことだったから、2000年ちょっと前だったと思う。お仕事に使うには残念なところがいっぱいあって、すっかり使わなくなっていたのだけど、ソニーαが出てきて復活させてみると、なかなかそそられるレンズたちになった。レンズそのものの性能とか、数値的な性能はやっぱり残念なことも多い気がするけど、写真というのはそういう問題じゃなくてもいいと思うのだ。ビオゴン28mmF2

自然山通信4月号出荷中

現在、自然山通信4月号の出荷作業中です(久しぶりのちょっとだけ優秀な出荷日‥‥)。1日では終わらない数量ですので、今日と明日の二日間の出荷となってますことをご了承ください。オールカラー、52ページ。お値段たったの税別283円!お届けまであと少しお待ちください。電子版もございます(準備中)全日本選手権R1関東大会・IAS 黒山健一3年ぶり真壁開幕勝利・IA 岡村将敏、貫録の真壁初勝利・IB 山崎頌太の初優勝/全日本開幕戦へ投入された2ストロークマシンYAMAHA TYS300R/その時、ト

イノシシを食す

イノシシをいただきました。当地にはやまほどのイノシシが徘徊していますが、彼らは少なからずというか少々というか、体内に放射性セシウムを蓄えていらっしゃる。今回いただいたのは、はるばる関東方面から送っていただいたもので、みんなでいただきました。最近、注釈抜きでイノシシを味わう楽しさを忘れていたから、よい一晩となりました。 (さらに…)

忘れてくれてけっこうだ

東北の山奥、なかなか春がこない寒村でも、少し暖かい日が続いて、なんとなく春らしい日になった。いや、ゆだんしちゃだめ。このあともう一度か二度、そこそこの量の雪が降ったり、寒の戻りとかいっちゃって、きゅっと寒くなったりするんだけど、ともかくその日だけは温かいみたいな日に、小学校の卒業式がおこなわれた。テレビで観た人はいるかなぁ。東北とか福島の限定放送だったのか、川内村小学校の今年の卒業生はたったひとりしかいなかった。2012年の入学式。取材陣が初めて大挙してやってきたとき

自然山通信4月号は4月1日発売

ちょっと早めのお知らせとなりますが、自然山通信4月号は4月1日の発売(出荷)予定です。4月25-26日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される「トライアル世界選手権第1戦 ストライダー日本グランプリ」を前にして、藤波貴久選手のケガから復活ストーリー「藤波貴久Comeback Story よみがえるフジガス復活の記録」を掲載しました。また連載3回目を数えるジョルディ・タレスインタビュー「タレス回想」も掲載です。全日本選手権開幕戦の真壁、Xトライアル、等々盛りだくさん。オールカラー52ページで発進し

4年目の3月11日

そろそろ四月ばかのネタを考えないといけない季節だなぁと思っていたら、その前に3月11日がやってきた。おそらく今日は新聞やテレビがこぞって震災4年目の悲哀を訴えるのだろうけれど、まぁせっかくこういうところに住んでいるので、ぼくはぼくで4年目の思いを書いておこうと思います。ほかにやりたいことがつまっているので、殴り書きです。すいません。地震のあと、横なぐりの雪が降り始めた。なんだか地球滅亡みたいな気がした。3月11日午後3時56分撮影 (さらに…)

自然山通信3月号の発売

自然山通信3月号、ちょっと遅れてしまいましたが3月5日の発売です。今号で創刊から18年。217号を数えました。18年目の自然山通信もオールカラーでお届けいたします。国内販売が決まったばかりのベルティゴ。三谷英明さんのベルティゴ本社訪問レポートを3ページにわたって掲載しています。連載2回目・ジョルディ・タレスインタビュー「タレス回想」、2015 BETA EVO 4T試乗レポート、X-TRIAL R2、R3レポート。『その時、トライアルは。』では世界選手権へ参戦した黒山一郎さんを紹介し

eBay、楽しややこし

 eBayというオークションサイトは、玉石混淆で、たいへんにおもしろい。人間なんてのは、だいたい玉石混淆なんだから、それでいいと思う。玉石混淆の人間が、ショップやメーカーに完全無欠を求めるのは、ずいぶん虫がいいと思うのだけど、でもまぁ、政治や行政や大企業や、力のある人たちが、石たる庶民を見下して政治や業務を遂行するのは許しがたい。そういう話じゃなくて、eBayの玉石混淆のお話。いやー、おもしろかった。くたびれた。 (さらに…)

ジョルディ・タレスインタビュー新連載

自然山通信2月号では、現在のジョルディ・タレスをインタビューする新連載、「タレス回想」が始まります。その他にも、ダンロップD803GP実装テスト(連載二回目)、新メーカー「ベルディゴ」がデビューしたX-TRIAL開幕戦イギリス、IAスーパーの選手のみなさんから届いた年賀状と共に紹介するライダー2015シーズン体制。等々、新情報掲載となりました。連載「その時、トライアルは。」では1986年の伊藤敦志さん世界選手権参戦エピソードをお伝えします。自然山通信2月号は2月3日の発売。もちろんオール

「2015トライアルカレンダー」プレゼント継続中

年を越してしまいましたけど、自然山通信謹製2015年トライアルカレンダーの在庫はまだあります。毎度おなじみの非売品で、自然山通信webshopでDVDをご購入いただいた方へ、もれなく同封させていただいております。DVDのほか、「OT PI(オット・ピ)バランスの、職人」「欧州トライアル放浪記 」「うすばか二輪伝/東陽片岡著」の書籍でも同封させていただいております。 (さらに…)

TDN募金会計報告#12

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。2014年のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。2013年活動報告2012年活動報告2011年活動報告2010年活動報告2009年活動報告2008年活動報告2007年活動報告2006年活動報告2005年活動報告2004年活動報告2003年活動報告 (さらに…)

放射能が撮る写真

新年、あけましておめでとうですが、まるで新年らしくなく、朝から荷物が届きました。ヤフオクで衝動買いしてしまった旭光学のスーパータクマー50mmF1.4です。このレンズ、放射能を出しています。放射性物質を含んだガラスを使ったレンズがあるという話はずいぶん前から聞いていましたけど、そういえばぼくは線量計を持っているのだと気がついて、ぜひ手に入れてみたくなってしまった、というわけです。まずは、写真を撮ってみました。1.4の開放で撮ってます。ボケ味というより、ボケてるところはボケボケになるのが特

光漏れするニコン

 最近、古い機材をおもしろがって使っているけど、光漏れするニコン製品は古いものではなくて、新品です。そりゃ不良品じゃないかと思いきや、これはどうも、使い方をまちがってるんじゃないかと思うんだけど、それにしても、なんだかなぁという思いがあるので、書き留めておきます。 これはニコンの接写用のアクセサリー、BR-2AとBR-3でございます。 (さらに…)

新旧に通じるわくわく

 十何年ぶりかで、サーキットのコース脇に出てみた。動くものが撮れるわけがないソニーα7で、いったいどれくらい撮れるものか、撮れないものかを試してみようという気もあったのだけど、それ以前に、人間の動体視力も(たぶん)落ちてるだろうし訓練はできてないしで、そっちのほうが問題だったかもしれない。 でも結論としては、動いてるものなんか、そうそう撮れるもんじゃないという当たり前の結論と、でもこのカメラはおもしろい、ということだった。 おりしもソニーα7は4機種目となるα7IIが発表になって、小

井戸掘狂想曲

 先日、うちの水が丸一日出なくなった。生きていくのに水は大事だから、水が出ないのは死活問題だ。生きるか死ぬかの局面にたたされたのは、うちと、うちの大家さんの二世帯だった。 そのたった1日の報告をしたいと思ったのだけど、話の発端はやっぱり原発事故と、それ以前の村の暮らしからつながっていた。だから長い話になってしまいそうだぞなもし。 (さらに…)

2014川内村自由大学

 大昔の話になってしまいましたが、8月のある週末(もういつだかも覚えていない)、川内村自由大学ってやつが開催されました。文科省とか教育特区とかとなんの関係もない、名ばかりの大学です。主宰は小説家の田口ランディさん。今回で3回目、3年目の集いとなります。 ランディさんはダイアローグ研究会という、話し合いをすることが目的の研究会をやってます。結論を出すのではなく、意見のちがう相手の言うことを聞く集い。今回来てくれた皆々は、大半がその研究会のメンバーです。 集合は郡山駅。東京か

すけさん

助平のすけに、売春の春。すけさんを初めて誰かに会わせるとき、ぼくはこうやって紹介した。それを聞くと、相手の目が驚いて見開く。そんな失礼なこと言って、このあとすけさんがぼくに殴りかかってくるんじゃないかという心配の目だ。びくびくした目が、そーっとすけさんのほうに向く。「助平のすけに、売春のシュンで、助春っつうだ」復唱するように自分から名乗って、わっはっはっは、と豪快に笑う。それがすけさんだ。初対面の主は、あっけにとられている。ぼくのひそかな楽しみだった。

廃炉への未知

原発の廃炉が進んでいる、と報道は言う。等身大の第一原発を作ってメルトダウンした燃料を取り出し方の研究も始まるらしい。うまくいけば、それはそれは素晴らしい。だけども、ぼくらが誰かの家に呼ばれて晩酌になると、廃炉まで30年、40年で終わるのかね、という話になる。ぼくはもともとそんなこと信じてないけど、純情でオカミの言うことを信じやすい村人たちも、さすがにそりゃないだろうと思い始めている。 (さらに…)

ボンダンス

あっという間に1ヶ月半前の話になっちゃったけど、お盆の川内村で恒例のボンダンスがあった。これ、震災前からやっているもので、さすがに2011年の夏はできなかったけれど、2012年からは元通りに開催している。盆踊りといえば地域のおっさんおばさんたちの恒例行事となっているのがふつうだけど、ここの盆踊りは、主催が若者ばっかりだ。村に残って仕事をしている若者、お盆の時期だけ帰ってきて、親の顔を見る間もなく祭りの手伝いをしている若者など、若者にもいろいろいる。役場にお勤めの若者も多いのだけど、こ

α7というカメラ

ソニーα7を使いはじめて3ヶ月ちょっとになります。どんなカメラなのか、感想が聞きたいというお声がごくまれになるので、ご要望に応じて書いてみます。6月に買って、トライアルの全日本競技や地域のお祭りやらうさぎなど、いろんな撮影をしてみました。美女はまだ撮ったことがないような気がする。ついでにマウントアダプター遊びもやってます。たいへんおたくな遊びだけど、これも楽しい。 (さらに…)

[E]2014年9月号

■2014年9月号 自然山通信9月号の電子版です。PayPalからお支払いいただき、ダウンロードしてお読みいただけます。今月号は、第5戦中国大会のブログラムが合体しています。 この実験は、やり方はいろいろ変化していくかもしれませんが、今後もずっと続けていく予定です。当初、PayPalからのお支払となるサービスを利用していましたが、このサービスが突然終了してしまった模様なので、切り替えました。以前のサイト(http://sbx.sk/AD3E)で購入されて、再ダウンロードが必要となった

2014年9月号

■2014年9月号 全日本選手権は、いよいよ終盤戦。今月号は、第5戦中国大会のブログラムが合体しています。中国大会にお越しの皆さんは、全日本の華麗な技をいっしょに楽しみましょう。残念ながら中国大会にお越しに慣れない皆さんは、9月号といっしょに全日本会場に思いをつないでください。全日本中国大会は、9月7日、岡山県原瀧山で開催です。 (さらに…)

宝の山

 大雨が降って、道が崩れました。といっても、クルマなんか通さない、崖みたいな急斜面の道ですが、コンディションがいいときには半分おもしろがって4WDの軽トラで降りたり登ったりしている、立派な道です。大家さんが、ちょっと気まぐれで地形をいじったのが災いしたんだけど、といったって、被害が出ているわけではないから、大きな問題ではない。でもこのまんまでは、土が流失して、もったいない。 というわけで修理を始めたんだけど、間もなく作業は中断。キャタピラがはずれてしまった。キャタピラってのは商標だから

人柱のお掃除マシン

 あやしい機械を買ってみました。定価7,000円がモニターキャンペーン中で3,500円というのにあわてて、つい買ってしまったのでした。効果があるのやらないのやら、はたまた製造元が担保していない機種で使ってどうなるのか、さっぱりわからない。そしてまだ、結果は出ていません。 デジタルカメラの受光素子とかを掃除する、掃除機です。(写真、フィルターをセットしないで撮っちまった。フィルターをセットすると、正面から見ると白く見えます) (さらに…)

熱中症になった

 日曜日、熱中症になりました。土曜日に半日にわたって生ビールを飲み続けていたからじゃないかとか、いろいろこころあたりはあるんだけど、炎天下でガマン大会をやってたわけでもなし、なぜなっちゃったのかは不明ですが、適切に看病してもらって、しばらくぶっ倒れていただけでことなきを得ました。 とりあえず備忘録として、ご報告しておきます。 (さらに…)

[E]2014年8月号

■8月号電子版 実験的にお送りしている電子版です。本文ページの一部を、カラー化してみました。この実験は、やり方はいろいろ変化していくかもしれませんが、今後もずっと続けていく予定です。当初、PayPalからのお支払となるサービスを利用していましたが、このサービスが突然終了してしまった模様なので、切り替えました。以前のサイト(http://sbx.sk/ADaM)で購入されて、再ダウンロードが必要となった方は、PayPalのID(メールアドレス)をお示しの上、info@shizeny

2014年8月号

■2014年8月号 今月は、ちょっとさわやかな表紙をお届けします。野本佳章選手の結婚披露パーティでの一コマです。暑い日が続きますが、気持ちだけでもさわやかにお過ごしください。わたくし事ですが、きのう熱中症でぶっ倒れました。復活しても、熱変化を起こしただろう血液が全身を回ってるのはおかしな気分でした。みなさんもお気を付けて! (さらに…)

ソニーα7と不思議な仕様

全日本選手権の帰りは、支笏湖経由で帰ってきてみましたソニーα7という、およそスポーツを題材とする写真を撮るのに向いてなさそうなカメラを買って1ヶ月ほどになった。使い方がわかんなかったりおたおたしたりしながら、なんとなくこのカメラとのつきあい方がわかってきた。使い物になるかどうかの結論は、まだ出ていない。でも久しぶりに、写真を撮るのが楽しい感覚を思い出している。 (さらに…)

自然山通信電子版発売してみました

ご購入は、こちらをクリックしてください。 自然山通信をPDF化して、印刷したものと同価格でお配りしようと思います。少しでも多くの方にトライアルを知ってもらいたいという思いから、遅ればせながらやってみました。 電子出版にはいろんな新しい試みができるはずですが、まずは印刷所に入れたものとまったく同じものをお届けします。今後、内容も価格も変わっていく可能性はありますが、ひとまずはこのかたちで続けられればと思います。 とはいえ、まずは実験です。反応がまったくなかったりしたら続けられません。ど

あやしいバッテリー

 ご愛用のMacbookは、もうずいぶん長いこと使っていて、白かったボディやキーボードは黄ばんでるのやら泥だらけになっているのやら、なんだかわかんなくなっている。持ち出すときには、事務所というより外で使うこともけっこうあるからしょうがない。 で、それとこれとは関係ないと思うけど、バッテリーが膨張してきた。確か純正バッテリーだと思うんだけど、これはすごい。 新品バッテリーを買うか、ノートパソコンを買い替えるか悩んだのだけど、あやしいバッテリーを買うことにした。 (さらに&helli

不健康なカメラコレクション

純正レンズがなくても仕事ができるかなと思って買ってきたソニーだけど、ソニーのオートフォーカスがどんなもんだかを知りたいのと、オートフォーカスレンズが1本もないとAF関係のカスタマイズができないので、手に入れました。目の肥えたカメラファンには悪評高いE16mmF2.8。軽くてびっくり。それなりによく写るではないですか。世間の評判、特にネットの評判って、誇張や思いこみや人様の受け売りを拡声してるのが多い。 (さらに…)

ソニー買ってみた

ニコンP300で撮ったソニーα7とビオゴンが2本、ゾナーとプラナーが1本ずつカメラを買いました。趣味のカメラじゃなくて、仕事で使おうと思ってるんだけど、はたして仕事になるのかどうか、まだまったく未知数です。大損こいて、結局キヤノンを買う羽目にならなきゃいいなぁと思いつつ、久しぶりにカメラをいじるのが楽しいので、悪くはない選択なのだと思うようにしています。 (さらに…)

村は人也

原発事故から3年過ぎて、またエープリルフールを迎えた。昔、久米宏さんの番組に高円宮憲仁親王が出演されて、その日はたまたま4月1日だったのだけど、久米宏さんに「なんでまたうちの番組に出演してくれたのだ」という問いに答えて「今日はなにを言ってもいい日だと聞いているから」とおっしゃられたことがあって、高貴な方の冗談は美しいと感心したことがあったのを思い出しましたが、もしかして、原子力政策とその後始末の現場では、一年中、なにをやってもよくなってしまっているのかもしれない。 (さら

耳のないウサギと年齢詐称疑惑

2013年型のうちのうさぎぼくらの住む川内村から北へ20kmほどいくと、浪江町にはいります。浪江町は北西方向に長く延びていて、しかしこれがまた、ごていねいに福島第一原発から出た放射性プルームの帯と一致している、たいへん不運な自治体です。震災までは誰も知りもしなかった町の名前だと思うけど、鉄腕ダッシュ村があったから、ここのことを知っている人も少なからずいたはずです。国道399号線を走って1時間ちょっとですから、川内村からも遠くないのですが、放射線値が高いからと、今は入れない

基準値の何倍という基準

あの震災以降、政府のいうことが信じられないとか、報道機関は本当のことを伝えないとか、たいへん残念な風潮になってきている。ある意味、自業自得というか、あたりまえじゃないかという感じなんだけど、いっぽうで、なにを言われてもうそだ、信じられないと、駄々っ子のように振る舞う人たちもいる。いやはや困ったものだけど、それは、いろんな意味で、免疫のない人たちが、初めての病気に感染しちゃったことなんじゃないかと思う。で、そんな病気につける薬はないのだけど、たとえば数字について考えてみました。

行政懇談会で言いたかったこと

冬っぽい景色になってきたうちの前。ここは1年半前に除染を終えて今はもとの草ぼうぼうになっている原発事故から2年半、村の帰村宣言からざっと2年弱、村はがくんと減ってしまった人口減少をどうするのかで悩み多い。村の活動としては、震災以前の比ではないほどにいろんなことをやっているのだけれど、なっかなか思うように人口は戻らない。さて川内村はこれからいったいどこへいくのか。11月のとある晩、行政区ごとの懇談会がおこなわれて、住民のみなさんの意見を村長以下、役場の課長たちが顔を揃えて、お話

倒れる稲と倒れない稲

 台風がきて、例年にない豊作だという田んぼのお米を、ばったばったと倒していってしまった。台風はけっして想定外ではないので、農業をやってる限りしょうがないことなんだけど、倒れちゃった稲のすぐ隣で、しゃっきっと立っている稲が並んでいるのを見ると、人間社会の負け組勝ち組とか格差社会とか、なんだかつまんないことを考えてしまうのだった。 (さらに…)

泳ぐ自由大学、富岡へ行く

 午後、ミニ対話集会が終わってから、次なる自由大学のカリキュラムは川遊びだ。行動パターンがまったくばらばら。こんなツアーは、なかなかふつうの人を誘うことはできない。田口ランディという求心軸があるからできることだ。田口ランディの視点を、ちょっとの間共有できるというのは、なかなか楽しい。 このあたりは、浜通りの分水嶺で、すべての川はすぐそこに源流がある。今第一原発でおいたをしている地下水も、もとはといえばこのへんが源流だ。だもんで、川はどこにでもあるんだけど、せっかくだから村で一番美

自由大学は対話する

 混とんと悦楽の夜が過ぎて、宴会がはたしていつまで続いたのかはわからない。ぼくはそのまま誰かのいえにつれて行かれて飲み足して、帰ってみたらウサギが飯がないと怒っていた。 さて翌日、今度はうってかわってまじめなモードになって、参加者身内中心に対話集会が行われた。このツアーはもともと田口ランディ主催のダイアローグ研究会だから、川内村自由大学としてもこれがメインイベントでもあるのだった。 (さらに…)

自由大学はピザを焼き酒を飲む

川内村自由大学の二時限目は、できたばっかりのピザ窯でピザを焼き、村人と交流して対話を交わすというカリキュラムだった。ランディは研究会の参加者には、ことあるごとに発表を促す。かっこいいことを言わなくてもいいのだそうだ。かっこいいことを言おうとすると、人が話しているときに、かっこいいことを考えるようになって、対話が成立しないからなんだそうだ。ランディは、村人に「川内村自慢をしてもらおう」と言う。あんたの研究会ならあんたの天下だけど、さて、村人にそんなことが通じるかなぁ。

自由大学、玄侑さんに会いに行く

玄侑さんの福聚寺にて。一時限目の授業なり 川内村自由大学は、新幹線でやってきた。金曜日のお昼、川内村自由大学は、てんでばらばらに郡山駅に集合するところから始まる。そこでレンタカーを借りて、村を目指す。しかしその前に、玄侑宗久さんに会うという。玄侑さんはご存知芥川賞作家で、原発事故以降は事故についてもいろいろ意見を発信している。「芥川賞作家と記念写真を撮る」というミーハーなアクションが、川内村自由大学の最初のカリキュラムとなった。 (さらに…)

風間さんと冒険を語る集い

8月10日、11日。風間深志さんを呼んで、風間さんを囲う集いを開催しました。ぼくのやるイベントは、いつもずるずるで締まりがなくて申し訳ないのだけど、おもしろいお話が聞けたので、忘れないうちにメモしておこうと思った。ただしほんとは、こんなメモを読むより、実際に風間さんに合って話を聞いた方が、百倍感動的にちがいない。風間さんの話は、風間さんの人間の魅力を通して、より強く伝わってくるものだから。 (さらに…)

放射能の季節

乳牛用の草を刈る。しかしお隣の草地から100Bq/kgを少し上回るセシウムが検出されたため、この草もまた牛には食べさせられない。牛乳組合は草の規制値を30Bq/kgと自主規制している。使えなかった草の補償は出るが、むなしい作業は続く放射能被害を受けた自治体に住みつつ、なにかを発信していくというのはたいへん意義深いことですが、それはときに、とてもしんどい。うさぎがひっくり返ったとか、トライアルが下手になったとか、そういう話題の方がラクチンだし、読んでいる方も肩ひじを張らなくてい

夏休みの焼き肉パーティ

画像をクリックすると大きくなります 冒険家、風間深志さんと話をしようというイベントです。 ぼくの主催イベントなので、きっと仕切りは悪いです。ずるずると、みんなで焼き肉を焼いたりお酒を飲んだりして、なんとなく時間が過ぎていくイベントになると思います。それでいいという奇特な方、どうぞお集まりください。 (さらに…)

富岡漁港

富岡漁港で水を汲んできました。震災1年目くらいに、有害化学物質削減ネットワークというNPO団体のご協力で、行政が測ってくれない(その理由はいろいろあって、納得できるものも納得できないものもある。予算を付けたオカミの所轄の問題が大きいみたい。少なくとも、住民の安心とか事実の追求、というスタンスはない)いろんなものを測ってもらっている。といっても、サンプルの収集もなかなか手間がかかって、その気で出かけないとなかなかサンプル収集に至らない。今回はふと思い立って、車を探し

2013年の獅子舞

子ども3人が揃った高田島の獅子舞川内村に、三匹獅子舞が帰ってきた。2年ぶり。西山獅子、町獅子、そして高田島獅子。昔はお祭りの日程は決まっていて、あちこちの獅子舞を観るチャンスはなかったということだけど、最近は地域によって日程がいろいろになったから、3つの獅子舞を観ることができた。震災によって失われつつある地域と地域の芸能文化などを考えてみるにはいい機会でした。 (さらに…)

広末涼子さん

去年の、あれはもしかしたらクリスマスの日だったと思うけど、広末涼子さんが郡山にやってきた。郡山の、川内村と富岡町の仮設住宅がある集会所で、ひっそりとクリスマスパーティをやったのだった。30人も入ればいっぱいになってしまうような集会所だから、告知もなくて、ぼくは村のばさまたちに「運転手して連れてけ」と言いつけられてでかけていったら、ヒロスエさんにお目にかかれたというわけでした。 (さらに…)

2年たちました

2013年3月10日の福島第一原発。西方13km地点より。こちらで大きな画像も見られます。5号機6号機も見えてます。東日本大震災の時から2年が経ちました。去年の3月11日は、全日本選手権開幕戦で茨城県の真壁にいました。今年はそれがなくて、村にいました。去年、311のメモリアルデーに村にいられないのはつまんないな、と思っていたのだけど、いざその日に村にいると、村はあまりにもいつもと変わらない、なんでもない1日がすぎていくのでした。 (さらに&hellip

自分で判断するという難儀

オートバイに限らずだけど、ひとりでやる作業は、どんなものでも孤独です。でも特に、オートバイは原則として一人で乗るものだし、原則として人とお話しながら走ることはありません(タンデムという選択肢もあるし、最近のトライアル選手権では会話しながら競技をするし、あるいは無線とかもあるけど、そんなことを考えていると話が進まないので、知らなかったことにします)。しかしふと考えてみると、世の中、そんなふうな自己責任の世界は、どんどん少なくなっている気がします。 (さらに…)

TDN募金会計報告#11

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。2013年のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。2012年活動報告2011年活動報告2010年活動報告2009年活動報告2008年活動報告2007年活動報告2006年活動報告2005年活動報告2004年活動報告2003年活動報告 (さらに…)

WBC体験

WBCって、ワールドベースボールクラシックではありません。ホールボディカウンター(以下、WBCと表記します)です。聞いたことあるかしら? 内部被曝を計測する機械ってことで、福島県のひとにとってはなんの因果かすっかりおなじみのものになった。ぼく自身は(病院きらいだし)ぜんぜん興味がなくて、そんなの測ってもらわなくてもけっこうだと思ってたんだけど、なんの因果か測りにいくことになった。行ってみたら、病院の人の話とかがなかなかおもしろかったんで、ご紹介します。 (さらに&

オリンピックと世界選手権

オリンピックっぽい写真ということで。2005年トライアル・デ・ナシオン会場のセストリエーレは、その半年後にトリノオリンピックの会場になった。泊まった宿から見えた建設中のジャンプ台。 2020年のオリンピックに向けて、東京都ががんばっている。実現するかなぁ。トルコやマドリッドとの戦い、どうなるかなぁ。 近ごろはネットワーク経由でマスコミやらなんやらがばしばし映像を送ってくるから、地球の裏側のスポーツイベントの情報もあっという間に手に入る。素晴らしい時代になったものだ。 この前、東京で、

お買い物狂想曲

2010年に開店したときの直売所、あれ・これ市場。地元のおいしい農作物が並んでいた。村には、数軒のお店があった。昔々は映画館まであったという村だから、ありとあらゆる商店があったのだと思う。薬屋やオートバイ屋さんは面影がある。今残っている多くは食料品店。お店が淘汰されるとき、最後に残るのは、やっぱり人の生き死ににかかわるところなんだろうなぁと思う。震災時に営業していた商店は、コンビニエンスストア(2軒あった)と食料品店、雑貨店、直売所、温泉、ラーメン屋にカフェ、旅館、郵便局

ソニーぎらいのソニー賛歌

ヨドバシカメラへ行って、買いもしないのにカタログをもらってきた。クリスマスだから街はにぎにぎしていたけど、ぼくの用事はプリンタのインクを買うこととか、撮りためてある原発事故以降の村の写真とかを整理するアルバムを買うこととか、ぜんぜん色気がないです。色気の前に金気がないのだから、しかたない。もらってきたカタログは、ソニーのα99という、ソニーのフラッグシップカメラです。 (さらに…)

世界選手権のノーストップ

2005年のテスト風景。藤波マシンに乗るランプキンと黒山マシンに乗るボウ。ヘッドライトに機器がついている世界選手権が、ノーストップルールを採用することになりそうだ。FIMとトライアル・マニュファクチャラーズの合議ということだから、もう決定だろう。ルールの詳細はまだわからず。日本がどんな対応をするかもわからないが、これまでFIMがどんな動きをしてきたかなどを踏まえて、あれこれ考えてみました。 (さらに…)

トレイルマラソンの先兵をやった話

トレイルマラソンの先兵をやってきました。トライアルと山岳会の融合、なんちって2012年9月30日・群馬県川場村武尊山ひょんなことから、連絡がありました。最初の連絡は最近流行のFacebookのメッセージ。最初はあやしかったけど、のっかってみることにしました。群馬県でトレイルマラソンが開催される。ところが、熊の出没情報が多く、参加者の安全を確保が必要だ。それで、スタート前に爆竹を鳴らしてコースを一回りすることになった。自分はベータを持っているが、トライア

2012年7月号

■2012年7月号暑い季節になりました。ヨーロッパはもっと暑いんだそうです。もっともあっちは日本ほど湿気はないですけど。運動量の多いトライアルでは、暑い時期は要注意。暑い日の練習は、どうぞ熱中症にお気をつけください。それでも、暑い暑いといいながらやっちゃうんですね、トライアル。夏でも冬でも、トライアル「熱中」症なり (さらに…)

2012年6月号

■2012年6月号さぁて6月。6月になったと思ったらもてぎで世界選手権です。世界のトップライダーにとっては真剣勝負。日本のトップライダーにとっては腕試し、肝試し。そして日本のトライアルファンにとっては年に1度のお祭りです。というわけで、6月号はもてぎ世界選手権の直前にできあがったので試合結果はひとつものっていませんが、トライアルは相変わらず絶好調です。 (さらに…)

2012例大祭

 春の例大祭がとりおこなわれた。諏訪神社と八幡神社、ふたつの神社にお参りする。こんな時期だから、お祭りなんてどうなのよという感情だってないことはないけど、どっこい、ぼくの住む高田島って集落は、去年の春からお祭りをやっていた。去年の春は15人の参列者だった。今年は何人集まるやら、さて!? 集落のお祭りだから、あんまりヨソ者は混ざらない。だけど混ざっちゃいけないのかといえば、そんなことはない。区長さんにおうかがいしてみたら、大歓迎だってことなんで、お誘いしたのが、山下和正先生だ。 (さら

そんちょー選挙

4月半ばをすぎて、急に(少し)あたたかくなりました。実はこの冬、うちの水はすっかり凍っていました。水道管あたりが凍って破裂したりするのはよく聞くけれど、地中に埋めたホースの中で凍ってるのが判明して、手も足も出ないということになった。どうも今年はすっかり寒くて、マイナス20℃くらいになった日があったんですね。その日に水を出してればよかったんだけど、ちょうどおでかけしてしまった。それが敗因でした。水が出たのは、雪が溶けてからほぼ1ヶ月くらいたった4月の10日くらいでした。そして4月2

モニタリングポスト

 4月1日に、村役場がもともとの村に帰ってきました。村長の「帰村宣言」を受けてのことなんだけど、これにはいろんな意見がある。「帰村なんて時期尚早」「村長はだまされている」「村長は人殺し」。かたやぼくなんかは、もっと早く帰ってくればいいのにと思っている。いろんな意見があるもんだ。 で、村が帰ってきて、いろんなことが進んでいる。とりあえず、今村のあちこちにこんなモニタリングポストが建っている。もちろん、放射能を測る装置だ。 (さらに…)

川内村の解禁日

警戒区域でけなげに育っていた山羊さん4月1日は、川内村の解禁日でした。朝はいいお天気で、ちょっとあったかかった。昼過ぎに雲が出てきて、そしたら雪が降ってきた。雪というか、氷というか、急に寒くなった。それからまた日が差してきて、でも寒いまんま、一日が終わりました。今日は四月バカの日だけど、今日へたにうそをついたら、それは冗談では済まされなくなるような気がします。そういえば、去年の4月1日は、とてもエイプリルフールなんて、まるで忘れて過ごしていたなぁ。エイプリルフールなのにう

"御用学者"高村昇先生の講演

放射能講演会みたいなのをやるってんで、いってきました。正直なところ、こう言うのに出席しても、びっくりするような新しい知識が得られるわけでなく、あんまり楽しいわけでもないのだけど、せっかく村役場が帰ってきて、まずは講演会でも開こうというので、サクラでもいいやと行ってみました。あんまり積極的じゃないノリで書いてますが、高村昇さんって、山下俊一さんと一緒に御用学者の筆頭に並んでるんですね。大喜びで後援会に行ったなんて書くと、ぼくも安全厨とかエア御用とかいわれるんだろうなとびびっている小

399ドリーム

 むずかしい話の続きを書かなきゃいけないのだけど、めんどくさい話は横へ置いておいて(こんなのが山積みになっている)、国道のお話。 川内村には、いわき市平から国道399号線というのが通っていて、これが川内村唯一の国道なんだけど、これが素晴らしい道で、国道とは名ばかり、酷道と呼ぶにふさわしい。 ちょっと前になるけど、村の頼もしき女性たちが、この国道の整備の陳情に県庁まで出かけてきた、というお話です。 (さらに…)

帰村宣言

NHKの夕方の番組が生中継に来てくれました。オトコはいらんと言われてぼくは横で見ている この1月に、川内村は帰村宣言というのを出した。天皇さまの人間宣言みたいなたいそうなタイトルだから、マスコミはこれまで以上に川内村に注目しちゃって、今、その帰村するという4月1日を前に、村はなかなかのマスコミ銀座になっている。 それでもやっぱり、なんだか空虚な感じがする。言葉の独り歩きっていうのかな。村が思ってる帰村、国が思ってる帰村、マスコミが思ってる帰村。そして、日本中のみんなが思っている帰村と、

トテチータ・チキチータ

 映画見てきました。「トテチータ・チキチータ」ってやつ。福島県をロケ地として撮影された映画で、ファンタジータッチです。オフィシャルサイトはこちら<http://www.totecheeta-movie.jp/>。主演は豊原功補、松原智恵子など。311震災についても声に出さずに語られるという脚本で、福島県の人にとっては見ごたえ深いものですが、誰にとっても不思議な印象を残してくれ来るのではないかと思います。 (さらに…)

さよなら! 澤口正人さん

珍しいネクタイ姿さんの澤口さんダートトラックの競技長さん執務中 2月7日のお昼ごろ、ぼくたちの大切な友人である澤口正人さんか亡くなられました。 大きな手術をして「おれはもうすぐ死ぬんだ」と笑いながら病状を説明してくれていたけど、ほんとに死んじゃった。 この10年、澤口さんにはいろいろお世話になりました。追悼と感謝をこめて、故人を思い出してみたい。 (さらに…)

お米の検査

先生のアンチョコ。買おうと思ったら2,500円もした 年が明けて、ぼちぼちお願いしておいたお米の検査の結果が出てきた。まだすべての検証がすんでいないので、となかなかはっきりした結論は出してくれない。このあたり「なんか隠してんじゃないか」「対応が遅い」と、ふだんお国や行政の対応にいらいらするのとおんなじ理由かもしれないので、ちょっと興味深いところではあった。 それでもせっかちな人はいると思うので、ぼくが勝手に結論からいえば、精米せず、籾の状態で計測した結果は、セシウムは検出されたがごく微

TDN募金会計報告#10

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。2012年のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。2011年活動報告2010年活動報告2009年活動報告2008年活動報告2007年活動報告2006年活動報告2005年活動報告2004年活動報告2003年活動報告 (さらに…)

せんせいのお話、の巻

なんだか物騒な感じだけど、お値段もぶっとぶものだった さて、いよいよ家庭教師さんの登場です。おりからこの季節的には珍しい強烈な寒波となって、凍るような山村はすっかり凍てついています。はたして無事に来られるのかなとちょっと心配。放射能はとってもおっかないけど、今回の原発事故で即死した人は(たぶん)まだいない。だけど避難する過程で死んじゃった人はいっぱいいる。おらが村の蒲生さんの事故にしても、原発事故がなければ、今でもじっちゃんはふつうに炭を焼いていたと思うんだよなぁ。 また

放射能家庭教師

 放射能の家庭教師に来てくれた友だちがいます。いやー、原子力って、まじめに学校で勉強していたら、きっとさぞおもしろかったんだろうなぁと思うのであります。おもしろいんだろうけど、それ勉強しているうちに、人間として大事ななにかを失うのだったら、やっぱりいやだな。 とりあえず今回は、家庭教師さんに大事なことを教わった。その家庭教師さんは、たぶんどこかてドロップアウトしてしまったから、東電さまから研究費をいただくような立派な科学者にならずに、ぼくのところにやってきてくれているわけです。ありがとう

イノシシの放射能測定

体験交流館の受付にできた食品の検査会場 12月1日から、村にベクレル測定器が入った。フィンランドのHIDEXというメーカーのものらしい。とりあえず1台しかないので、フル回転で計測しても、1日に10検体ちょっとしか測れない。それでも今は村に住んでいる人自体が少ないから、自分の家の畑(タンボは作付け禁止になっているけど、畑の規制はない)の作物とかを測ってもらえるようになった。 一度なにかを測ってもらおうと思っていたら、Fくんがおみやげを持ってやってきた。交通事故に遭ったイノシシだ

避難生活入門。仮設住宅と借り上げ住宅

まだ仮設住宅がなかった頃のビッグパレット。自衛隊設営のお風呂がある ぼくの住む川内村は、3月15日に全村避難となって、それきり、村民の大半は村に戻ってきていません。実は村の2/3以上のエリアは緊急時避難準備区域の指定も解けて、ごくふつうに生活できる(はずの)地域になったのですか、それでもみんな帰ってこない。 帰ってこない理由はいろいろあるのだけど、まずはみんながどんな暮らしをしているのかというと、こんな感じです。 みんな知ってることだと思ってたけど、先日、郡山の人に話をし

ムラの選挙

今日は、村議会議員の選挙投票日。人口3,000人弱有権者が2,500人くらいと聞きました。震災の後、原発から離れて避難して、住民票も移してしまった人も少なくないので、いよいよ有権者は少ない。定数10人。今回は13人が立候補しました。現役8人。新人5人。いつもの選挙とまったくちがう選挙なので、みんなたいへんです。でも、選挙もいいものだなぁというのが、投票日のたった今の感想です。 (さらに…)

放射能を考えてみたりして

オープンガイガープロジェクトの線量計。レゴみたいなので、試しにレゴのブロックを乗っけたら、ぴったりはまった。基板だけ9,800円だった。 夏休みの課題提出期限はとっくの昔にすぎてしまったけれど、ぼくたちの放射能についての自由研究はまだまだ続いている。この自由研究の奥が深いのは、科学の研究だと思っていると医学の研究だったりするし、もうさっぱりなんだかわかんない。人によっては「はっきり言ってちょうだい」と声を荒げるけれども、たぶんみんなはっきりわかんないんだと思う。 まぁいいやと、ぼくは思

あーでもない、こーでもない

 原発が爆発してからというもの、世の中にはありとあらゆる矛盾が噴出している。矛盾というか不条理というか不誠実というか、そういう、よくないことが全部だ。放射能がまき散らされて子どもを育てる環境ではないと声高に叫ぶ人は多いが、こういう社会の実態こそ、教育上よろしくない。日本は、原発が爆発したからではなく、もうとっくの昔から、崩壊の道を歩んでいたんじゃないのかなぁ……。 (さらに…)

東電の補償請求の説明会

東電社長名義のご挨拶 東電の補償についての、出張説明会があったので、行ってきた。 この説明会、うちの村の役場がある郡山のビッグパレットとかでは毎日開催していて、仮設住宅とかに住んでいる村の人とか富岡町の人とかはふらりといって説明を受けてるんだけど、村から出ていない人にはなかなか説明を受けるチャンスがないというんで、10人ほどの説明部隊が村にやってきて個別に相談を受けるというシステムだ。 被害者がなんでめんどくさい思いをして書類を作成しなきゃいけないのか疑問に思いつつ、話のタネに行って

復活の米の末路

収穫した米を破棄して田んぼをならしているところ ぶっこわれた原子力発電所から半径30km圏内では、お米の作付けが禁止された。土壌が汚染されているし、食べたらあぶないお米ができるにちがいないという判断だ。なので、川内村の田んぼには、稲がない。今年の田んぼには、田植えも稲刈りもなかった。でも、反骨の農家もいた。村に一枚だけ、稲穂が育った。 (さらに…)

緊急時非難準備区域解除

2011年9月29日の不思議な雲。村役場の車が、郡山へ"帰って"いく いいニュースなんだか悪いニュースなんだか、すべてのことが混沌としている。ひとつずつ検証してから書こうとすると、いつになるやらわからない(そんな書きかけがいくつかたまってる) 。日本政府と大きな企業がぐるになって垂れ流しをやってるんだから、垂れ流しの日記を書いていけないことはないのでしょうけども。 今日(9月30日)、緊急時避難準備区域が解除される。原発が冷温停止の目安となる100度以下になったので、もとの生

秋のお祭り

 短い夏がすぎて、稲穂が頭を垂れる頃に、秋の例大祭がある。豊作祈願のお祈りなんだと思う。 今年はお願いしようにも、お米を作っていないのだからどうにもならないんだけど、お祭りはお祭り。予定通りにおこなわれた。ぼくはいなかったけど、春にもちゃんとやった。いつもの年とはちがうお祭りだけど、お祭りをやる、お祭りができるというのは、小さな地域の大きな力だ。 (さらに…)

将来への恐怖

お話の流れとはなんの関係もない、うちから眺めた夏の空 原子力発電所がぶっ壊れてしまって放射能をまき散らした福島県。はたして安全なのか危険なのか。ぼく個人的には、ここに暮らしてもへっちゃらだと思っている。しかし子どもはいかん。これから子どもを育てる世代の人たちもいかん。こういうことを書くと、風評だ、科学的根拠がないとおっしゃる方がいる。風評かもしれない、科学的根拠がないかもしれない。それでもいかんと思う。ぼくがそう思うにいたったのは、こんな話を聞いたからだった。 (さらに&

飯舘村のこと

村人は、うったえる 我が川内村の北方に、その美しい村はある。気候や風土はほとんど変わらないのだけど、我が村のひとが(主にIターンの人たちだけど)あそこは美しいと声をそろえるから、ほんとうに美しいところなのだと思う。 その飯舘村で村民の集いが開かれたのは、もう2ヶ月も前の、5月25日のことだった。表面上は、よくある地域イベントだったけど、それは不思議な空間でもあった。今ごろそのことを書く気になったのは、ぼく自身がまだなんだかわかってないからだ。いや、ずっと結論は出ないのかもしれないけれど

納得いかないことなどなど

仮設住宅の群れ。どこに誰が住んでいるのか、さっぱりわからない。本文とは関係ないですけど 義憤に燃える、なんて言うとかっこいいですね。ただ愚痴をいっているだけかもしれないし、ぼくのわがままなのかもしれません。でも、言ってもしょうがないことから言ったほうがいいと思われること、その他もろもろ、いろんなことがありました。とりあえず、書き留めておこうと思います。 (さらに…)

村長に聞く

郡山ビッグパレット福島の川内村災害対策本部前にて。遠藤雄幸村長。川内村遠藤雄幸村長に聞く7月になろうかというとある日、郡山市のビッグパレットふくしま内にある川内村災害対策本部に遠藤雄幸村長を訪ねて、お話してきた。自然山通信の取材というやつです。自然山通信はトライアルスペシャルで、川内村の復興は関係ないのかもしれないけど、読者の皆さんの中には自然山通信を通じて川内村に義援金をいただいた方もいるし、一度お話を聞かなきゃなぁとは思ってた。ということで、いってきた。

夏の星座

南の空のさそり座(画面左のほうの、S字を描いた星座) 西日本のほうでは大雨が降っているらしいけど、雨上がりで日が暮れて、空気が澄んできれいな夜空が現れた。そういえば、しばらく星空なんて見てもいないので、ちょっと見にいってみる。ほんとは冬の星空が好きなんだけど、氷点下で星を見るのは、なかなか勇気がいる。この時期の星空観察は、気持ちがいい。 (さらに…)

かわうちトライアルの被爆リスク

川内村と富岡町が役場五と避難している郡山のビックパレットにて。南米からの応援メッセージ。ブラジルと書いてあるけど、国旗はメキシコ。 かわうちトライアルミーティングは、原発25kmの緊急時避難準備区域で開催します。原発事故の影響が絶対にないとはいえませんので、放射能について、おさらいします。 川内村は、東京電力福島第一原発のほぼ真西にあって、距離、一番近いところで11kmくらい。会場となる草地は22kmくらいのところにあります。20km圏内のエリアは避難区域になっていて、現在立ち入りがで

自動車持ち出しの巻

防護服を着せられてしまったぼく。村長と記念写真撮ってみました 先日、川内村はほかの警戒区域に先がけて住民の一時帰宅が実施されたけど、今回は自動車の引き取りというイベントがあった。で、この前一時帰宅したSセンセイが「おらの代わりに軽トラックさ持ってきてくれないか」というんで、いってきた。なんだかんだと、一日仕事でありました。 (さらに…)

風評被害

2011年、軒先の、春 今、日本中が元気がない。みんなが被災地のことを考えてくれているのはたいへんうれしいけれど、日本中の元気がなくなってくれるのは、誰の本意でもないと思うんだけど、元気があれば「元気を出そう」なんてコマーシャルを流す必要はありませんね。あんなんで元気が出たら苦労はない。むだだからやめたほうがいいと思う。 と、そういう話をしたいんじゃない。ぼくの周囲では、どっちかというと、あんまり被害のない人たちが元気がない。これ、風評被害でやられているからだ。風評被害、困ったもんです

一時帰宅と一時上京

 原発20km圏内に住む人たちの一時帰宅が始まった。先陣を切ったのが我が川内村の住民たちだった。ぼくが住み続けているのは原発25km地点で、立ち入り禁止にはなっていない。でも20kmラインをはさんで、すぐ向こうにも家はあるのに、その境目がどうやって引かれているのかはよくわからない。わからないことだらけで、なにが疑問なのかもわからなくなっている。 とりあえず、久しくお会いしていない先生が一時帰宅に参加しているのを知って、お迎えにいってきた。一時帰宅の前線基地となった体育館には、村史上はじめ

モンペリ再開

 先週から、モンペリがお店を開けている。モンペリは、かわうちの湯の前のコンビニ。うちの村にはコンビニが2軒しかないから、モンペリの再開は大ニュースだ。ただ、本格的再開には、まだまだ前途多難なのだった。でも動き始めれば、必ず道は開けていくだろう。 まずは、お店の片づけから始めているだという。在庫も、311以前にあるものばかり。ふと雑誌棚を見るとこんな感じ。いまどき、村の外の本屋さんには、どこの店にも地震の特集号が並んでいる。ここの雑誌は、地震のことをひとつも報じていない。そりゃそう

川内村から中間報告

4台並んだ放射線測定器 知らない間に、世の中はゴールデンウィークになってしまった。お天気はいい。今日は海からの風が吹いているから、あんまり外に出たい気分ではないけれど、基本的に、村に残っている人たちは、原発被害について神経質ではない。もう老後にさしかかっている人ばかりだから、いまさら少々放射線を浴びたからといって、直ちに健康に害が出るとは思えないから。 本日は、放射線のお話。 (さらに…)

かわうちかえる

 計画的避難区域とか緊急時避難準備区域とか、原発がとんでもないことになっている福島県からは遠く離れて東京のど真ん中の机の上で決められた制度が適用になって、またまたご心配をおかけしたみたいだけど、ぼくが住んでいるのは原発から25km地点の、政府が言うところの緊急時避難準備区域です。へっちゃらで生活してます。ばくぜんとした不安以外は、おそらくみなさんが住んでいるところより快適ではないかと思います。なので、とりあえずご安心ください。いや、その漠然とした不安というのが、たまんないわけなんですが。

とりあえずの報告

 地震から、もうすぐ3週間が経つんだそうだ。最初の数日は1日がとてつもなく長かった。最近はあっという間に時間が流れていく。少し、いつものペースに戻ってしまっているのかもしれない。 地震からすぐはネットが通じず、リアルタイムの報告ができなかったので、メモを書きためてある。ゆっくりまとめようと思ってるんだけど、とりあえず、ここまでのあらすじと現状を報告してみます。 (さらに…)

えらいこっちゃ通信

なかなか迅速な報告ができないので、とりあえず。地震はたいへん大きかった。しかし被害は少なかった。川内村、特にぼくが住む集落では、瓦が落ちた、その瓦がクルマを直撃したくらいが大きな被害で、人間はみな無事です。しかしその後が、たいへんなことになった。完全な人災だと思いますが、今はそんなことはどうでもいいや。とにかく、原発には早く熱を冷ましてほしい。とりあえず、以下のようなことを考えてみました。 (さらに…)

保険のこと

困ったときの神頼み、もしくは転ばぬ先の杖。さて? 自然山通信では、いろんなイベントの告知を掲載しています。世界選手権から、ごくごく小さな身内大会まで、いろんなのがあります。それぞれ、どんな雰囲気の大会なのかなぁと想像すると、日時、会場、参加費と連絡先が並んでいるだけの告知記事を読んでいても、ちょっとうきうきしてきます。 本日は、そんな大会について、思うこと、気になることなど。 (さらに…)

ありがたき、お水

 日曜日、どんと祭があった。今年で4回目。もともとはこういうお祭りをやる習慣もなかったらしいけど、お正月にお世話になったしめ縄など、神様がやどっているといわれるものをゴミ箱にポイするのも忍びないってんで、お正月の一夜、火を焚くことになったのだった。 夕方から始まるんだけど、日のあるうちにでかけたら、もういつでも火がつけられるように松が積んであって、裏では肉が焼かれ、当然酒があった。お神酒だから、いただきますなのだ。 (さらに…)

嬉々管理

 世の中は、どんどん便利に、安全になってきている。全部、機械がどうにかしてくれる。人間がちょっとくらい失敗しても、機械が正しい方向を示してくれるし、安全を守ってくれる。人間は、のほほんと生きていれば、それでいいような、素晴らしい世の中になった。 でも、ときどきこれでいいのかと思うことがある。特に若い人だったら、もっとスリルを味わったほうがいいんじゃないかと思ったり、あるいはそうしないといけないんじゃないかと思ったりもする。まぁしかしともあれ、ぼくたちが楽しんでいるトライアルは、そんな現代

稲刈り

戦闘開始! 11月になって、遅ればせながらお米の収穫をしました。藤波選手とか、ご実家がお米農家だったりするから、こんなのを読まれたりすると恥ずかしいんだけど、なにごとも初めての人ってのはいるもんだから、大目に見ていただきたいです。 素人の稲作は、たまたまやってきていた若者たちの手を借りて、まずはとどこおりなく、どたばたのうちに終了しました。 (さらに…)

トライアルと携帯電話

例によってなんの関係もなく、ポーランドで乗ったプロペラ機 日本の携帯電話って、へんだよなぁという日記を、何回か書いてきた。それを読んでくれたひとから「一生懸命読んでみたけど、理解できなかった」という感想もいただきました。もうしわけない。自分の筆力のなさを痛感するところなのだけど、つい先日、その原因たるものが、なんとなくわかった気がした。 (さらに…)

もんもちの公演

 夏休みに合宿にきてくれたもんもちプロジェクトSSの公演があったので、見に行った。もう1ヶ月前のことだけど、思い出したから書いておくことにする。タイムリーじゃなくて、ごめんなさいね。 この劇団、もともとは東京学生英語劇連盟(MP)っていう学生たちの劇団から生まれたもので、だから学生さんがメインだけど、社会人もいるし、演劇にのめりこんで就職してないのもいる。簡単にまとめると、若い連中だ。若い連中のやってることを見ていると、ちょっと若返った気になって、元気になるもんですぞ。10代のライダーが

我が村での楽しいこと……

クリックすると公式サイトが開きます 10月30日と31日、我が福島県川内村で、ツーリングラリーが開催されます。オフロードバイクイベントですが、コンペティティブなものではなくて、ツーリング主体です。でもナビゲーションをしながら、ちょっとアドベンチャーな気分にひたれるというイベントです。 10月16日が参加申し込み締め切りだから、そっち系のみなさんはお急ぎください。 (さらに…)

かわうちトライアル無事!

 みんなのおかげだなぁ、みなさんに支えられているなぁーと、つくづく思います。なにをと言われると、それはそれはいろいろあるんだけど、まず参加者のみんなの行いだなぁと思うのは、お天気だ。土曜日、最後の支度をしているときは、けっこうな雨が降っていた。みんなが集まり始めたら、急にお天気が回復して、日曜日は絶好のトライアル日和。日曜日にみんなが帰って、最後の後かたづけをしている時には、また雨が降りはじめた。奇跡のお天気でした。 お伝えしなきゃいけないのはお天気の話ばかりじゃないのだけれど、そんなわ

秋、かな?

 書きたいことも書かなきゃいけないこともいっぱいあるんだけど、飯を食ったり寝たりしていると、1日はあっという間に終わっちゃう。 とりあえず、おたおたしているという報告だけしておきます。 かわうちトライアルのしたく中。と思ったら、東京方面から若い連中が演劇のお稽古つけに60人さま団体でやってきた。そんなさなかにオートバイお勉強会があって、パスポート持って東京へ。 連中の演劇を観て、そのまま鳥取へ。北海道に続いて、今回も電車で行ってみた。飛行機で行くと、どこへ行くのもおんなじ

新盆

 去年ほどではなかったけど、きぜわしい8月が終わろうとしている。8月が忙しいのは、お盆があるからだ。盆と正月がいっぺんにきたような、というのは、冬休みと夏休みがいっぺんにきたようなもんだといううきうきのたとえだと思っていたんだけど、大人の世界では、盆と正月は忙しくて、それがいっぺんにきちゃったらえらい騒ぎだよね、というわけでしたね。 ところでご当地では、今年初めてお盆を迎える仏様がいらっしゃるおうちでは、こんな高灯篭を用意する。初めて里帰りしてくる仏様が、迷わずに自分の家に帰ってこれるよ

川下り、とうさぎたち

 川下りに誘われて、大急ぎで下ってきました。2時間コース。 かわうちトライアルをやる会場と同じく、川の流れも勾配はゆるやか。でもところどころにちょっとした段差(落差)があって、川下り初心者が遊ぶにはちょうどいい楽しさ。 このところ、雨が降ってないから、水の流れが少なかった。もうちょっと水が多いほうが気持ちよく下れそうだ。流れが早くておっかないかもしれないけど。 川下りは梅雨明けの7月ごろか、お盆までくらいの方がいいかもね、という感じになった。来年の夏は、みんなで下ろう。 (さらに

もんもちの夏

 8月21日から23日まで、東京あたりの若者たちのミュージカルが、公演に向けた最後の仕上げにやってきた。その数、ざっと60名。大騒ぎだった。若いって、すごい。 彼らの公演は、9月1日と2日に、江戸川区総合文化センター小ホールでおこなわれる。開演時間は両日ともに14:00からと19:00からの2回。 今回、彼らは、ひとの駅かわうち(6年前に廃校になった小学校)の体育館で、全編を通じての通し稽古をやりにきた。で、日曜日の午後には、村のひとを招いて通し稽古を見てもらった。照明と大道具はないけ

デ・ナシオン

 いろいろ、本当に、いろいろあったけど、1年ぶりにトライアル・デ・ナシオンに、日本チームが参加することになった。 これまで、日本は世界を代表するチームとして、確実にトップ3の枠の中で戦ってきた。雑誌屋的には、世界のトップを狙える実力を持っているのが日本だと言ってきた。ライバルはスペインと、イギリス。過去、日本は何度か2位となったことがある。それぞれ、イギリスに勝ったことも、スペインに勝ったこともある。つまり日本は、いまだ勝てないでいるライバル国はひとつもない。充分に勝つチャンスはある。

水辺のバムバム

 ちょっとした池がある。昔は、もっと水の量が多くて、子どもたちが泳いだりもしたもんだという。 ここを、なんとかしようと立ち上がったおじさんがいた。肴屋さんのTさん(変換まちがいをした。ほんとうは魚屋さんなのだけど、そういえば肴屋さんのほうがお似合いかも)。 ここんところ、何度かお手伝いさせてもらった。水はきれいで冷たいから、気持ちがいい……。 (さらに…)

脱走

うさぎが脱走した。といっても逃亡の意図があったかどうかはわからない。もとはといえば、ワタシが悪うございます。放し飼いにしてたんだから。うちのぐうたら飼いうさぎ、憶病者で、ドアが開いていても外に出ないし、第一、足を踏み入れたことがない隣の部屋へ行くのにもおっかなびっくりだ。最初は、外へ連れていくときには鎖でつないでいたのだけど、飛び跳ねて走り回るのに鎖がじゃまっけそうだったし、へんなしばりはなくのびのび遊んだほうが楽しいだろうと思って(ぼくがそうだから)、最初はくさりをした

危機管理

 写真はちょっと古くて、6月の半ばの田んぼ。このへんは標高も高いし寒いから、田植えも遅いし稲の育ちも遅い。だから6月の半ばの田んぼも、こんな感じ。 まぁ、植えたのと見張っているのがこんなのだから、しょうがないという一面もありだけど、田んぼの大家さんの田んぼも、そんなに変わらない育ち具合から、まぁそんなものなのでしょう。 ちなみに大家さんは、ぼくらのぐうたら農業を見かねて、水の調節をやってくれたりしてくれている。知らない間に水が止まっていたり流れていたりして感激なのだけど、先手を打って「

エコ?

 暑い日が続いております。このあたりは標高500メートルほどあって、涼しいところ。ヒートアイランドとか熱帯夜とかは縁がないけど、暑いは暑い。稲も、きっとすくすくと育っている。はずなんだけど、田舎素人には、稲の育ちがいいのか悪いのか、よくわかんない。正直言って、雑草と稲の区別をつけるのだって、怪しい。 稲が育てば雑草も育つ。稲を育てるのもたいへんだが、雑草にいなくなってもらうほうが、たいへんでもある。稲だろうが雑草だろうが、育ちやすい環境はおんなじだろうから、雑草が育つというのは、きっとぜ

7月のお勉強会

お勉強会を始めるにあたって、というか、こりゃ、ニシマキのいつもの悪いくせなのだけど、あんまり細かいことを決めてない。昔は、旅行に行くのに、タイムスケジュールを全部ノートに書き取っていったもんだけど、今じゃすっかり、旅の日程は出かけてから決める、派になっちまっている。さすがに、全部が全部それじゃ、参加者のみなさんもわけわかんだろうから、ニシマキ的にはずいぶんきちんと準備してるつもりなんだけど、あー、定員のことを考えてなかった。 (さらに…)

6月のお勉強会は

サミー・ミラーかミック・アンドリュースみたい?あれよと気がつけば、もう今週末は7月のお勉強会を開催するタイミングになってしまったので、あわてて6月のご報告をさせていただくことにしました。6月は、世界選手権日本大会の興奮もさめやらぬ、その1週間後、6月13日に開催しました。さぞ、もてぎの興奮を持ち込む参加者が多いと思いきや、世界選手権が開催されたことは誰もご存知なかった。ある意味、すてき。 (さらに…)

健ちゃんの初トライアル

 先月、どビギナーとライアル真壁大会で、村のお友だちの健ちゃんが、初めてのトライアル大会参加となった。健ちゃんといっても、世界屈指のテクニシャンのトライアルライダーとはまるで関係なく、こちらは健二さん。50歳の手習いである。 たった一日で、健ちゃんはトライアルのいろんなことを学んだようだった。やっぱり百聞は一見に如かず、習うより慣れろ、論より証拠、ネコに小判(?)なのだ。 (さらに…)

ツイッター

今年は冬が長くて、田植えや畑の始動が遅かった。ようやく春になったところ。でもまだ寒い。 世の中、すっかりツイッター、ツイッターてな流れになっている。日本の人たちは、右へ倣えが得意だなぁと思いつつ、おおよ、自然山通信だって日本人がやっているのだ。さっそくツイッターを始めてみた。 確かぼくが始めたのは、スペイン人だかカナダ人だかに勧められて、なんだかわかんないうちに始めたものだった。杉谷は、興味の対象が不思議だから(向こうはぼくのことをそう思っているにちがいないけど)、誘わないでおいた。

第2回お勉強会

4月に続いて、地元新企画オートバイのお勉強会その2回目を行いました。連休のあとだからか、あんまり引き合いがなくて中止になっちゃうかなと思ったけど、お二人の参加があったので、ちゃんと開催しました。我が川内村、ちょっと涼しいけど、ようやく春の気配になってきた。オートバイで山の中をるんるんするのは、今が一番気持ちがいいときです。お相手しながら、こちらも気持ちがようござんした。実はちょっとのどが痛くて、咳などしていて申し訳なかったんだけど、オートバイ遊びをしているときには、か

アットホームなデモ

 ゴールデンウィークに、一番近所のスーパーマーケットの一角で、国際A級の小野貴史選手とB級の水戸巧選手がデモンストレーションを行いました。ご近所だし、買い物もできるし、いってきた。 会場はスーパーの駐車場かと思ったら、イベント広場みたいなのがあるんだった。とてもこじんまりとしていて、思いきり初心者が8の字を描いたらはみ出してしまうかもしれないくらい。 テントの中では、子どもたちが電動三輪車に乗って遊んでいたり、エアトランポリンの遊具があったりする。毎週ディズニーランドへ遊びにいっている

野崎史高の魔法の首飾り

 日本人として、世界的チャンピオンとなった野崎史高。2002年に野崎がジュニアチャンピオンになったとき、まだジュニアクラスの知名度が低くて、自然山通信も力がなくて(今でもない)、野崎のその偉業をちゃんとアピールできなかったけど、その後のジュニアクラスの発展とチャンピオンの顔ぶれを見ると、そのすごさはあらためてきちんと記憶していかなきゃいけないと思う。藤波が世界チャンピオンになったのは2004年。野崎が(ジュニアクラスの)世界王者になったのはその2年前のことだった。 という昔話はともかく、

お米の種まき

 あったかい地方では、もう田植えもやっているのかもしれないけど、当地はまだもうちょっと先になる。というか、お米はようやっと、種籾が発芽の準備にはいった段階だ。 そこまではまぁ予定どおりなんだけど、なんだい、今年の天気はまいったなぁということで、いつもとはちがう種まきの儀式が必要になった。 やってるのは、ハウスの雪下ろし。ビニールハウスは雪に耐えるなんて覚悟はできてないから、あんまり雪が積もるとつぶれちゃう。過去にもそういうことはあったそうだ。ということは、過去にもこの時期にそこそこどか

オートバイ勉強会

ここは校庭だったところ。ちょうど、オンロードとオフロードの境界線になってます こじんまりと、第一歩を始めました。カリキュラムは、トライアルバイクを使ったオートバイのお勉強会。トライアルマシンに触れていただくことと、川内村というところにきていただくことと、目的はふたつでありました。 こちらは二兎を追い、さて、やってきてくれたみなさんは、なにを目指してこられ、なにを得ていっていただいたか。今年はこんなイベントを、11月までおおむね毎月(9月はお休み)おこないます。 (

平さんのメカニック

 平忠彦さんが世界グランプリに挑戦したときに、メカニックを務めた松本和彦さんとお話をする機会があった。松本さん、なんと川内村の出身なのだった。 ヤマハのメカニックとしてグランプリに出て、次は向こうのメーカーと契約してレース部門で活躍。ずっとイタリアに滞在していたけど、今、ちょっと日本に帰ってきているのだった。 (さらに…)

sioux

 3月6日、東京は三軒茶屋で、若いもんがライブをやりました。ライブだから、歌と演奏なんだけど、この若いもんは演劇をやる連中なので、音の演出だけじゃなくて、空間の演出も企てていた。 親ばか半分ですが、気持ちがいいステージだったので、当日の朗読脚本と、その日に撮った写真をいっしょにご紹介します。 siouxと書いて、スーと読ませるのだそうです。これが、ステージのタイトル。 仲間っていいなぁ、若いっていいなぁと思うようになったというのは、としをとったのかなぁ。●sioux (さらに&h

目からうろこのタイヤレバー

 タイヤレバーを買いました。なんだいまどきと思われると思いますが、パンク修理やタイヤ交換が苦手で、できたらパンク修理にとは一生出会わないで生きていきたいと思っていた。幸いにも、あんまりパンクする運命にはなかったので(パンクしないように走っているのだと自慢したい気もするが、誰も信じてくれない)パンク修理にはそれほど縁なく生きてきた。 ところがこのほど、村人のTくんがセローにミシュランラジアルを履かせて、そしたらあっという間にパンクしてきた。どこを走っていたのだ、そもそもちゃんと入っ

オリンピックとトライアル

 ちょっと読みにくくて申し訳ないけど、2月28日付のスポーツ報知の記事。浅田真央がキム・ヨナに破れた理由を探っている。 どれくらい的を射た意見なのかは、スケート界のことを知らないからわかんないけど、まぁ、そうなんだろうなぁという気はします。でもそれ以上に、これ、韓国と日本の話じゃなく、フィギアスケートのことじゃなく、もっと身近な問題なんじゃないかと思ってしまったのでした。 (さらに…)

2010年2月号

■2010年2月号300円 今月も、2010年モデルのインプレッションはつづきます。日本に本格上陸のチスパ125とガスガスシリーズに乗ってみました。25周年を迎えたど・ビギナートライアルは、主催者萩原さんやスタッフ、参加者の寄せ書き寄稿。そのコメントの影に、トライアルの本質が隠れています。黒山和江ちゃん参戦記は、ロッキートライアルの巻。 (さらに…)

トライアル伝道策

 2010年になって、というか正しくは2009年からだけど、ちょっとした変化あり。 ニシマキが、MFJの会議室にお呼ばれしているのでした。トライアルの未来について考えるというお題目。ずいぶん広範囲なテーマなので、なかなかまとめるのはむずかしいと思われるも(おまえがいるからだという声もある?)、これがなにかの打開策につながれば幸いなり。 会議の内容を発表していいものか、どう公開していけばいいのかわかんないので、今回はぼくの考えていることを並べてみることにする。 とんでも意見もあるんだけ

相模川のお掃除

毎年この時期、恒例となった相模川の河川敷の一斉清掃がありました。河川敷をきれいにして、気持ちよく利用しようという活動ですが、ぼくたちオートバイで遊びたい者にとっては、この活動は単なるボランティア以上のものがある。もう5年にもなる活動だから、話せば長くなるけど、時々話さないとこちらも忘れてしまうので、ちょっと解説しておきます。とりあえず結論だけ先に言うと、今回はトライアルライダーらしい活動もできたように思うし、この周辺のゴミも劇的に減っているのが確認できた。なかなかよい週末になった。お巡り

初詣で

2010年が明けた。今年は、表の参道ではなくて裏側に自動車で上れる道ができたので、初参りに来る人が増えるのではないかということになった。毎年ちゃんと初参りしている人はきちんといらっしゃる。でもなんせ、低いけど山の上の神社だし、寒いし、ころんころんと鐘を鳴らしてお金をほうりこんでそそくさと帰るというのが毎年のことで、神様を前にお神酒を酌み交わして和むなんてことはほとんどなかったのだった。 (さらに…)

TDN募金会計報告#8

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。2010年のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。2009年活動報告2008年活動報告2007年活動報告2006年活動報告2005年活動報告2004年活動報告2003年活動報告2010年の募金一覧は「続きを読む」でご覧ください。 (さらに…)

銀ブラ

 銀座をぶらぶらしています。なんていうと優雅ですね。放浪しているといったほうがお似合いかもしれない。漂流しているのかもしれない。おりしも、片山右京さんが遭難というニュース。右京さんには、南フランスの田舎町でご馳走になったことがある。ファラオラリーに参戦するんででかけたマルセイユの近くで、右京さんのF3レースがあったんで、応援に行ったのだった。右京さん、がんばってください(書いてるうちに、無事が確認されたというニュース。よかったけど、お仲間亡くなっているだけに手放しでは喜べない)。 さて本

しめ縄

 当、川内村高田島地区では、今年二度目の雪が降ったらしい。らしいというのは、ぼくは見てないの。日曜日の夕方、これから寒くなるぞ、水が凍るぞと脅かされたんだけど、締め切りがあったのと横浜から届いたコンピュータを組み立てていたのと、もう2ヶ月ほど行方不明のオーディオのリモコンを探していたのとで(こいつは、すべての操作をリモコンで行うから、今は音も出ません)、きのうの夜から今朝にかけて、お外を見ることもなくコンピュータの画面をにらみ続けていた。 集落の山のてっぺんにお住まいのKさんの日

PHOTO TRIAL 2009

■PhotoTrial2009 5,000円世界選手権をもれなく取材しているただふたりのジャーナリストであるマリオ・カンデローネとアニエーゼ。トライアルに対する熱意と暖かさは彼らの右に出るものはない。そんな彼らが熱心に作り続けているPhotoTrial。世界選手権全戦のほか、今年はもてぎ10周年で、特別にページが多い。世界のトライアルシーンを本棚におさめる絶好の1冊。 (さらに…)

テレビに出た……

テレビに出た。ほんの数秒出ただけなんだけど、その直後から、何人かの人に「あれはおまえか」とお問い合わせをいただいた。最初は、年に一度しか会わない大先輩からお電話。今日は、3年に一度くらいしかあわない昔の同僚から電話をもらった。読者の方にもお問い合わせをいただいてしまった。ほんとにしょうもない出演の仕方なんでないしょにしていたんだけど(ないしょにするほどのものでもない)、テレビの影響ってのは大きいんだなぁと痛感した次第です。 (さらに…)

iPhoneとAndroidと

 ときどき東京に出かけて電車に乗ると、若い女の子がiPhoneを手にしている姿をよく見かけるようになった。3年くらい前に、アメリカ在住の友人が帰国した折にでたばっかりのiPhoneを見せびらかしてくれたときには、新しがり屋にはおもしろいけど、日本でははやるのかなぁと思ったけど、若者は確実に新しいものを吸収しているみたいだ。ぼくらみたいな年よりは、さていかがなりや。 (さらに…)

中古がほしいとき

 ガスガスに、カデットという機種がデビューしました。09年初頭にカタログに載って、ようやく先月あたりに日本でお披露目が始まった。 というお話はトライアル事始のマシンのご案内ページをご覧ください。 個人的にはとてもお気に入り(ぼくが乗るという前提でなくて、世の中にどういうマシンが必要なのかを考えると、これがひとつの解答かなぁと思うという点において)なのだけど、このマシンに限らず、新車が売れていないんだそうだ。みんな、トライアルに興味がなくなったのかと思いきや、中古車は右から左で売れてい

トライアル・デ・ナシオン

 トライアル・デ・ナシオン(TDN)。世界選手権の個人競技が終わって、だいたい例年1週間後に開催される、国ごとにまとまって世界一を決めるトライアル大会。FIMの格付けを見ると、TDNは世界選手権と扱われていて、これに勝利するのは個人の世界選手権でタイトルを獲得するのと同等の名誉があるとなっている。 このTDNに、日本は2009年の不参加を決めた。 今年のデ・ナシオンは日本チームの派遣が中止になった。2001年にニューヨークのテロ騒ぎ以来の日本チーム不参加になる(あのときは、日本は

09全日本R5中国

■09全日本R5中国1,980円送料無料自然山通信DVDマガジン第5弾。9月6日開催の全日本選手権R5中国大会。岡山県原瀧山トライアルパークで、朝8時よりエキシビション125、国際B級がスタート、国際A級と国際A級スーパークラスは、12時10分からのスタートとなった。昨年からトライされている実験運用だ。試合序盤、昨年優勝の野崎史高(ヤマハ)が絶好調。そして黒山健一(ヤマハ)がじりじり追い上げる。 (さらに…)

田植え

もうそろそろ稲刈りの時期だってのに、下書きファイルをめくってみたら、田植えの時期に書きかけた日記があった。日記なんてものは、思いついたら一気に書いてしまわないといけないですね。でも田植えの時期、ぼくはいろいろお悩みで、一気に突き進める心境じゃなかったんだ。ぼくだって、こういう時期があるんである。ということで、今更だけど、田植えのお話。田植えが終わらないと、稲刈りもできないから。 (さらに…)

TY125

 ある日突然,TY125がやってきた。 もてぎにいたときだったかな? 電話がかかってきた。「トライアルマシンもらったんですけど,125ってだけで、なんにもわかんないんです。どうしましょう」 どうしましょうといっても、もらっちゃったんだろ? どんな状態だかわかんないけど,乗って遊ぼうよ。「いやー、なんせぽんこつだもんで,捨ててもいいっていわれて持ってきたんですけど,でも置くところがないんです。置いてってもいいですか?」 なんだ。ほとんど事後承諾ではないか。

おそば

 みそ汁がないと飯が食えないという方がいらっしゃる。特に朝ご飯。納豆にシャケ、焼き海苔に梅干しときたら、みそ汁がなければ一日を迎えられないではないか。 世の中には、みそ汁に命をかけている方もいっぱいいらっしゃる。食事は、みそ汁に始まりみそ汁に終わるものなのぞな。 でもみそ汁を作るのはめんどくさい。それに、みそがない時もある。みそ汁の具に困ることもあるのだ。みそ汁に始まりみそ汁に終わるのだから、こういうときはとても困る。 (さらに…)

満月祭

 8月の満月の日をはさんで、わが川内村では、不思議なイベントが開催されます。満月祭。その名のとおり、つまり今年は8月6日をはさんで6日間の開催(月曜日は主にお片づけ)。 開催場所は福島県双葉郡川内村ばく。なんだか人を食ったようなというか、夢を食ったような地名だけど、正しい地名がなんなのかはさておき、この地へきてばくはどこだと聞いてくれれば、誰でも知っている。そこは(山の中の過疎といえども)村で唯一、電気も電話も通じていない山奥の中の山奥なのであった。 (さらに…)

この夏お楽しみください

はたして参加者は集まってくれるのか。もろもろの準備は間に合うのか。その時期に締め切りを迎える自然山通信9月号は大丈夫なのか。この夏の興味はつきません。でもね、この場所は川内村とオートバイを知る人なら、どんなに楽しいところかがよくおわかりのはず。これまではもっぱらギャロップXというエンデューロ大会でこのエリアを使っていたけど、トライアルにもちょっと貸してくださいとお願いしました。以下、告知をしようと思って(主に地元向け)作ってみた企画書です。写真は、先日のどビギナー

MacBookのその後のその後、と

 ググれカス。 なーんていわれちゃうんだろうなぁという結末だった。 ぼくが買った新しいMacBookは、3台目になって、ようやくまともに動きはじめた。ただしくは、最初っからまともに動いてたんだけど、ようやく使い方を把握したってところだ。 なさけないのは、もちろんぼくもなさけないんだけど、せっせと電話サポートをして、それでも3台も交換しなければいけないというサポート側の対応も、相当なさけない。どうしてこんなことになったのか、今となってはだいたい把握できるんだけど、そもそも無知が招いた種

バブル後のロシア

ウラジオストックエア久しぶりに、ロシアの沿海州に行ってきた。ロシアにいくつ州があるのかは知らないけれど、沿海州は、海に面したあたりの州。海とは、日本海だ。ウラジオストクやナホトカがよく知られている。今回は、ウラジオストクに滞在して、周囲の山をちょっとだけ走ってきた。正しくは、山を走るクルマの横にのっけられて、絵を描いてきた。ロシアンラリーのコマ図書きをやったんだけど、こんなことをさせてもらうのも、8年ぶりくらいだ。ロシアに行くのは楽しい。海外出張も慣れっこになってしまうと

草なぎくんへのお誘い

 草なぎ剛くんは、かわいそうだったなぁ。世論がこぞって草なぎくんの味方になったのは、せちがらい世の中にあって、少しは和める結果だった。警察関係は職務を全うしたのかもしれないけど、ヒステリックに騒いでおばかっぷりを発揮したのは、最近文句を言うことで株を上げた気になっている大臣さんと、なんでもヒステリックに糾弾するクセがついているテレビのみなさんでした。 法治国家というのは、法律に基づいて善し悪しを決める社会のことだと思うけど、ぼくらの法治国家は、法を犯した人を徹底的に陥れるのが大好

小鹿野に里帰り

たった半年しかいなかったけど、埼玉県小鹿野町での生活は、なかなか濃い半年だった。だからかどうか、ときどき電話がかかってくる。夜の10時頃、そろそろ一杯やって寝ようかなという頃。「いつものストーブを囲んで反省会をやってるんだけど、来ませんか」。行ける距離じゃないのを承知で電話がかかってくる。そんな電話を何回かもらうと、じゃ、次の月曜日にいってみます、ということになる。なんで月曜日かというと、日曜日に相模川の大会のあった翌日ってことだ。今回は、ついでにひとり客人を連れていった。ということで、

MacBook、その後

 新しいMacBookの挙動に悩んで1ヶ月が経った。 ちょっと前に、アップルコンピュータに対して、ずいぶんと悪態をついてみたけど、どうもそれはぬれぎぬではなかったかという気がしてきたので、お詫びかたがた現状報告です。ただ、納得してないのはいまだ変わらずで、アップルさんも、もうちょっと勉強してほしいなぁという気持ちは残ってます。 (さらに…)

ロストバゲジ

アイルランドのひつじ はじめて海外旅行をしたのは、あー、もうかれこれ28年も前になる。1981年に、イギリスへ行ったのだった。1ヶ月近く滞在して、マン島TTを見て、オランダのアッセンではじめて世界GPを見て帰ってきた。以来、年に2度くらいは海外取材をしてきたけど、いつも、まぁ大事なく旅をしてきた。 旅の大事件といえばまず事故だけど、幸い、エジプトでロバの荷馬車につっこんだ(運転は井原直人という、当時世界GPでメカニックをやってたやつで、ぼくは横で道案内をしていた。道案内は、運転手

若者たちの冬休み

 ちょっと旧聞ですが、2月の初旬、1年で思いきり寒くなるこの季節に、酔狂にも若者たちが6人やってきた。娘がアルバイト仲間の友だちを連れてやってきたというだけなのだけど、いまどきの都会の男の子女の子が、山の中の寒村に遊びにきてなにを思うか、それは迎える大人としても、なかなか楽しみなことではあった。 写真は、もう帰るよというときになってあぜ道で撮った記念写真。八幡さまが奉られている糠馬喰山をバックに。ちょっと飛んでみなといったら、やっぱり若い者たちはジャンプ力もたっぷりだった。

強者どもが

 正しいお値段にコメントをもらったので読み返してみたら、言いたいことを書き忘れているのを発見。つづきということで書くことにしました。 お写真は、ご近所の夕暮れ。日が暮れちゃって、ちょっとものさびしげだけど、ようやくこの時間に外を歩くのも悪くないなという陽気になった。 といっても、突然雪も降ったりする。「4月になっても雪が降ることあるから、驚いちゃいけねー」と地元の人には言われています。 (さらに…)

正しいお値段

高速道路が、お休みの日にはどこまでいっても1,000円になるんだそうだ。安いってのはすばらしい。でもなぁ、なんだか釈然としないものがあります。ぼくら日本人、安いものはすばらしいって某国の食材を大量に輸入して、おなか壊したりした苦い経験を持っている。安いものは疑ってかかっているのは、ぼくがへそ曲がりだからかしらん。というわけで、本日のお写真は(たまには最初に写真解説をしてみた)峠を越した町にある老舗らしい鰻屋さんの鰻重。たいへんにおいしゅうございました。 (さらに&hell

決められない予定

 予定が決められなくて困っている。あちら立てればこちらが立たず。きっと、みんなそうなんだろうけど、決断の弱いニシマキとしては、こういうのはたいへん苦手です。ここに書けば引っ込みもつかなくなる(かもしれない)し、誰か親切な人がアドバイスくれるかもしれないと思って、書いておきます。どこまでも他力本願。我ながら、なさけない。 実はこの秋、今ぼくが住んでる川内村でトライアル大会をやろうと思ってます。その日程を決めるのにおたおたとしている今日この頃です。 (さらに…)

隆之さん

 遠藤隆之さんが亡くなられた。 それまで誰よりも元気に仕事をしていて、2月の上旬に突然入院されて、3月1日の未明に急逝された。白血病だった。入院するまで、そんな病気だなんてこれっぽっちも感じさせなかったから、みんな驚きだった。 といっても、川内村関係の人以外には、隆之さんが誰なのかわかんないだろうけど、ぼくには、川内の人にとっては、そしてもしかすると、地球上のあらゆる人にとって、とっても大きな損失ではなかったかと思う。それはどういうことかというと、隆之さんが、こんな人だからだ

新しいMacBook

新しいMacBookを買ってみました。自然山通信の二人はMac使いです。杉谷はMac以外は使ったことがない。ニシマキは昔はMS-DOSなんぞで遊んでいたこともあるけど、Windowsは使ったことがない。こだわりがあるわけじゃないし、Macはでっかくて持ち運びに不便だとか、あのソフトが使えなくて悲しいとか、いろいろ愚痴をいいながら、それでもMacでお仕事したり遊んだりするのが幸せだと感じています。でも、今回はちょっと悲しかった。そしてそれは今もなんとなーく続いているのでした。

撤退

 世界的不景気だからしょうがないけど、モータースポーツからの撤退があとを絶ちません。ホンダのF1撤退は大ニュースだったけど、F1はたった1回しか見たことがなくて(1977年、ビルヌーヴが大きな事故を起こしたFISCOのレースをのんびり見物していました。事故のことは、帰ってからはじめて知った)少し他人事なのだけど、パリダカの方が3回でかけただけあって、もうちょっと切実に受け止めている。三菱自動車が、ダカールラリーから撤退するって決めたらしい。 1980年代、パリダカールは一風変わっ

高田島獅子

区長さんのお悩みが、ひとつ解決した。高田島の伝統芸術である獅子舞の、跡継ぎが決まったからだ。獅子舞は、獅子のお面をかぶって、笛太鼓にあわせて踊るもので、これまでもトライアル大会の前夜祭などで披露されたものを見せてもらったことがよくある。でもそういうのはしょせん宴会の余興であって、文化心のないオートバイ野郎には、心に響くこともなくこれまですぎてしまっていた。でも地域が守る歴史的な獅子舞となると、だんだん見る目も変わってくるというものだ。 (さらに…)

イナカのdocomo

 携帯電話をMNPでdocomoにしました。このへんの村では、ここんところdocomoが急速に電波をのばしてきて、今まで圏外だったエリアですぱんすぱん電話ができるようになった。今まで、この地域はauが頼みの綱だった。auでなければお話しにならない。イナカのauって評価はこっちへきて切実に感動したもんだ。イナカのau。なんとも頼もしい響きではないか。しかもぼくのauは、防水で落としてもヘッチャラのCASIO製G'z oneだった。気に入ってた電話だったけど、それでも入らないところはあった。電波

お相撲

すっかりご無沙汰してしまいました。ご無沙汰しておいてこれかよという気もするけれど、この冬は、珍しくお相撲がおもしろかった。テレビも見ない非文明人なので、ワイドショーにあおられて流行ものを追う習慣はないのだけれど、電気屋さんでちょっとの間テレビを見てしまったり、ラジオから流れるおしゃべりなどから、冬場所の朝青龍が切羽詰まった状況なのは知りたくなくても伝わってきて、朝青龍復帰から優勝まで、つらつらとなんとなーく観戦することになっちゃったのだ。 (さらに…)

トライアルク開催

 1月18日、好天の相模川河川敷で「トライアルク」を開催しました。トライアルと歩くをくっつけた造語がトライアルクで、セクションとセクションを移動するのに、オートバイじゃなくて自分の足を使います。運動不足を解消するのが目的じゃなくて、マシン不足を解消するのが目的です。で、トライアルマシンにさわったことのない多くの人に、トライアルを体験してもらおうというのが、トライアルクです。 マシンはずらり、ガスガスの新型(09モデルと08モデル。一部05モデルなど)が勢ぞろい。でも新型車の試乗が

ユーロが安い

 ユーロが安くなっているのを、人から聞いて知りました。一時は1ユーロ160円ほどだったのに、今見たら137円だった。これくらいだったら、ヨーロッパ旅行も楽しいのになぁ。つい最近、5ユーロの昼食で書いた愚痴を、神様が読んでてくれたのかどうかわかんないけど、お見事な相場の転身。 おっと、しまった。今回は珍しく、レンタカーを借りるのに日本語のページからアクセスして、円建てでレンタカーを借りてしまった。ユーロ建てだったら、決済した日の相場で計算するから、少しお得だったかもしれないのに。あー、損し

TDN募金会計報告#6

自然山通信がおこなっているデ・ナシオン支援活動の会計報告です。みなさまからのご厚意は、年に一度、トライアル選手会に送らせていただいています。2008年度のトライアル・デ・ナシオンに向けての活動報告です。2008年度は542722円のお気持ちをおあずかりして、選手会に416428円お渡ししました。ヨーロッパへの一人分の渡航費は、50万円ほどになります。選手ひとりが参戦するにはマインダーひとりが必須で、マシンのレンタルフィーなども発生するので、こちらの募金活動からは選手ひとり

やってはいけない使い方

Photo:Thanks Pupi! トライアルマシンは、たいていの使い方が許容されている。岩の上から落とす、上下反対の状態で崖の上から駆け下りる、泥沼の中でエンジン全開にする等々。PL法とかの担当者がこんな現場を見たら卒倒するでしょうが、これがトライアルの現実だ。 しかしてこんな道具の使い方が許されている世の中は、トライアル以外にはちょっとない。こんな使い方をすると命の危険があるからやめなさいだのなんだのと、ややこしい説明書がずらずらとついてくる。トライアルって、本当に原始的な

イシア

 イシアはペップの娘。ペップはソロモト誌の編集者で、かっちりした写真を撮る。ぼくには逆立ちしてもこういう写真は撮れないので、ちょっと嫉妬もしている。最近はえらくなって現場には子分のチリという若いのが来ているけど、チリに「早くえらくなれよ」というと「まだまだペップにだめだしをされてるんだ」みたいなことを言う。どこも上下関係は、なかなかたいへんそうだ。ぼくら日本のトライアルの取材現場には、上下関係がほとんどない。住み心地はいいともいえるし、向上心を失うともいえる。善し悪しだけど、人口が少なければ

TDNに日本チームを!

トライアル・デ・ナシオンに 日本チームを出場させよう運動 トライアル・デ・ナシオンは、各国を代表するトライアルチームが一同に集まり、 国ごとにまとまって勝敗を競い、トライアルを通じて国際交流をはかるイベントです。 現在、日本のトライアル界は世界のトップレベルを誇っています。 この高い技術をもって、名実ともに日本が世界一のトライアル王国となるには、 まず参加しなければ話になりません。 日本の優秀な選手をデ・ナシオンに送るため、トライアル選手会(小谷徹代表)が中心となり、 長期的視野に立っての

FIM委員の顔ぶれ

 FIMは、毎年関係者(選手権に参加するエントラントも含む)にいろんな冊子を配布している。MFJも、ライセンスホルダー(ライセンスフィーを払った資格のある人)に競技規則書などを配布しているけど、当然というかなぜかというか、FIMのほうが気合いが入っている。世界選手権の開幕戦にでかけると、ほれとばかりにばさばさと冊子を渡される。去年のFIM年鑑(全カテゴリーのランキングなどが一覧されている)、レギュレーション総則、トライアル細則、環境問題についてなどなど。 意地悪な見方をすれば、開幕戦で規

マリオとアニエーゼの日本探訪

 あれから1ヶ月経っちゃったけど、今年もマリオ・カンデローネとアニエーゼ・アンドリオーネが日本にやってきた。今年の彼らは、日本GPの1週間前に日本にやってきて、大会翌日の月曜日に日本を発った。ちょうど1週間の滞在で、前半4日間が彼らの短いバカンスだ。FIMの公式ビデオを撮っているスペイン人のロベルトは彼女といっしょに2週間の日本観光を楽しんでからもてぎにやってきた。ヨーロッパの人たちのバカンスってのは、こういうスケールなんですね。くやしいけど。 (さらに…)

Sherco4T、T-Ride、Beta125

スコルパT-Ride 魅力的な新製品が発表になっているというのに、自然山通信ときたら、きちんとしたインプレッション記事もつくらない。いかんですねー。現在自然山通信の主力(自然山通信には主力となんちゃってライダーの二人しかいない)試乗ライダーである杉谷が長く足のしびれを訴えていて、ほとんどアクティブな行動ができない。全日本の取材はやってるけど、よく見てると、5分歩くと10分休むというサイクルで移動している。今できるのは、釣り糸を垂れることだけだそうだ。早くよくなってね。 というわけで、この

相模川のゴミを拾った日

 5月18日、相模川のゴミ拾いに出かけました。 今回は、トライアル部隊としては、なかなか効率のいいゴミ集めができたような気がする。これまで、いっしょうけんめいゴミを集めていても、なんだ、まだまだゴミがあるじゃないかという現実にすぐ気がついて、脱力することが多かったのだけど、それも、ノウハウというものだ。 ゴミ集めだって、きのう今日始めた素人には気がつかないことって、あるんですね。 (さらに…)

相模川のお掃除

 5月18日日曜日、相模川の河川敷で、一斉清掃をやります。いつもは自前のゴミ袋を持っていってそのへんのゴミを拾って持ち帰る活動をしていますが、この日は大々的にやります。トライアルの仲間(いつも、とても少なくて、申し分けない思いです)、モトクロスの仲間、釣りの仲間、四駆の仲間、ラジコン飛行機の仲間、いろんな仲間が同じ目的で活動して、四駆の連中は谷底に転がっているでっかいゴミをウインチで引き上げてきたりします。 集めたゴミは、行政が後日処理してくれるので、思いきり集めてきても大丈夫。 ト

御殿のようなホテル

 自然山通信は、ヨーロッパ取材のとき、宿を予約することがほとんどない。日本から予約できるようなホテルは、たいてい豪華絢爛なところばかりで、値段は高いし、大会会場からも遠いことが多い。現地へいってから、これは安そうだぞと思えるところに飛び込んで交渉するのが、いろいろと都合がよろしい。 でもこういう宿選びをしていると、泊まれればなんでもいいということになっていくのも事実。寝るだけだから、そんなに困ってもいないのだけど。 ところが今回の開幕戦旅行では、ひょんなところから天皇陛下もお泊まりに

心神喪失

pdfを見るある日の産経新聞の記事(ただしWEB)を読んで、つらつら考えてみる。人を殺した人が“殺害時”に心身衰弱で、“死体損壊時”は心神喪失だったという鑑定が出たって話だ。科学的な事実はどうなのかわかんないけど、殺人を平常心でやる人なんているのかね。仮に、思わずかっとなって人をあやめてしまったとして、そのあと平常心で黙々とお片づけができる人なんているだろうか。どちらも平常心とはほど遠い気がする。そういう人のほうが、人としてふつうだと思う。なので、ふつ

ロシア航空のご飯とお役所の考察

 去年、デ・ナシオンをさぼってしまったので、久々の国際線飛行機。今回は額面6万円のアエロフロート(ロシア航空)。杉谷もぼくも、20何年ぶりのアエロフロートでのヨーロッパ行きです。成田からモスクワまでででてきたご飯に比べると、モスクワ-ブラッセルででてきた飯は味がない傾向だったけど、大昔よりぜんぜんおいしくなっていた。それより、アエロフロートなのに、乗ってみたらボーイングだったのにびっくり。ソ連時代にはイリューシンとかばっかりだったけどね。 ということで、ベルギーから日記更新します。

相模川の道普請

 久々の相模川のお話。 トライアルに限らず、いろんなカテゴリーのオフロードライディング入門者、四駆遊びの人たち、ラジコン飛行機を飛ばす人、釣りをする人、バーベキューを楽しむ人々。相模川のこのあたりには、たくさんの人たちが集ってくる。 そんな人たちがみんなで協力して、河原のデコボコ道をきれいにしましたという一日が、3月16日にあった。 (さらに…)

公認する(そして検定合格)

 日記をさぼってしまっています。ごめんなさい。 この日記がさぼるときってのは、書くことがなかったのではなくて、書くことはあるんだけど、どう書いていいのかわかんなくて、困っている間に時間がたってしまうことが多い。個人の日記なんだから(一応)、なんでも書いちゃえばいいんだけど、最近は日記に書いたことで大騒ぎになることも多いんで(しょこたんとか)、意気地なしには悩みどころです。 今回の、書くべきことは、MFJ公認大会においての公認車両問題です。 (さらに…)

先進の逆風

 成田匠の、2008年の去就が気になっている。 気になったので、電話してみた。そういえば、あけましておめでとうのごあいさつもまだだったし、お互いに引っ越ししたのに、そういうごあいさつもまだだったので、そういうごあいさつかたがた、今年はどうするの?と聞いてみた。そしたら、今の時点でははっきりしたことが答えられないということだった。その言い方からすると、話が決まっていないのではなくて、もう大筋で決まっているのだけど、発表まではないしょね、という感じ。いずれにしても、小排気量での普及活

新しい数字

 2008年。あけましておめでとうございます。ご承知のように、ニシマキには日曜日も正月も朝も夜もないので、新年になったからといって特別なにが変わるわけではないのですが、でも今年は近所の神社に初詣でなどでかけて、用意されていたお神酒などいただいて(お代わりもしたし)、しんしんと降る雪を踏みしめながら、新しい年を迎えた慶びなど感じてみました。 (さらに…)

枝打ち教室

 枝打ち教室ってのに行ってきた。これにいったからといって、枝打ちや伐採の職人になれるわけではないけど、枝なんてぶちぶち切ればいいんだろうと思っている素人は、ちゃんとお勉強したほうがいいと思ったのでした。さらに欲を出せば、山奥の植林地の枝打ちにオートバイに乗ってでかけられれば、ぼくらにとっては一石二鳥になるのではないかというもくろみもある。オートバイが野や山から締め出されるのは、意識的にしろ結果的にしろ、野や山のためになることを、ひとっつもやってないからじゃないかなと。 さてこの日、教材に

ど・ビギナーbyタイガーカブ

四十雀に参加するのに手入れをして以来、トライアンフ・タイガーカブが機嫌がいいので、調子に乗ってど・ビギナートライアル大会にもこれで参加することにしました。スコルパSY250Rに乗っていたときに参加させてもらって、セクションがとってもていねいに作られているのに感激して、その後もてぎでの大会運営を共同で行うようになって、すっかりスタッフの一員になっていましたけど「出場したい」言っていったら快くお許しをいただきました。SY250Rのときはできもしないのにオープンクラスのラインを

同窓会

 私事ですが(日記なんだから、それでいいじゃんね)このところ同窓会づいてます。小学校の同窓会に続いて、高校の同窓会に行ってきた。全員同い年という共通点はあれど、小学校の同窓会は親戚の甥っ子姪っ子に会うような感じ。高校の同窓会は(当時の関係がどうで、そしてぼくがまったくもてなかったとしても)初恋の思い出との再会の場となる感じで、趣がちがう。小中高一貫教育なんかで育った人は、このコントラストが味わえないわけですね。かわいそうに。 (さらに…)

四十雀トライアル

去年に引き続いて、四十雀トライアルに行ってきました。去年は淡路島。今年は下関での開催で、締めきりの最中に下関まで出かけていくのはちょっと勇気がいったけれども、行ってきた。デ・ナシオンと日程が重なっていたり、毎年参加できるわけではないけれど、四十雀は、ぼくにとってはなんとなくはずせないイベントのひとつです。 (さらに…)

献上米の収穫

 村人となって2ヶ月になる。この間、おもしろいことや楽しいことや泣きそうなことなど、いろいろあったけど、まぁなんとか生きてます。仕事もなんとかやってます。 で、この24日月曜日、稲刈りに行ってきました。ただの稲刈りじゃない。天皇陛下に食べていただくお米の収穫です。村でアイガモによるお米作りをしている秋元美誉(よしたか)さんが、天皇献上米の生産者に選ばれて、5月から大事に稲を育ててきた。今日はその収穫の日だ。 (さらに…)

旧友より沙汰あり

 奥村裕(敬称略)から、電話がかかってきた。阿部さんについて書いた日記を読んでくれたらしい。 奥村は、その昔々、今は亡き高井幾次郎率いる名古屋のプレイメイトレーシングの秘蔵っ子で、幾さんに育てられた世代の中では末っ子の部類に属する。そして、オクが走り始めた頃、サーキットに通いはじめたぺーぺーカメラマンが、ぼくだった。撮影するほうと走るほうと、お互いに駆け出しだった。 (さらに…)

やり残したこと

 この前まで、ぼくは埼玉県秩父郡の住民でした。秩父にいたのは、たった半年にならなかった。はたから見たら、なにをしにいって、なにをしてたんだと不思議に思うと思うけど、ある程度、予定通りの行動だったんだけど、それにしても短かった。期間も短かったし、その間に、自分が思っていることの半分も動けなかったというのが、くやしかった。 (さらに…)

ハーレーがいっぱい

 ハーレー・ダビッドソンってオートバイがある。なんてあらたまって言わなくても、たいてい誰だって知っている。ガスガスやベータの名前はしらなくても、インディアンや陸王の存在は知らなくても、ハーレーをご存知の方は多い。本日は、ちょっと昔話になるけど、4月に秩父市(と小鹿野町にまたがる)ミューズパークで行われたハーレーのミーティングイベントをちょっとだけのぞいてきましたというお話。 (さらに…)

山の中から

太平洋に上る朝日 秩父の山の中から福島県の山の中に引っ越して1ヶ月がたった。引っ越したといっても、週末にどこかに出かけている生活は変わんなくて、日曜日が終わったときに、さて、ぼくはどこに帰るんだっけ?と少し考えたりしている今日この頃です。 引っ越しが趣味ですか? とも聞かれたけど、そういうわけじゃないです。でもこの10年ちょっとの間に4回、この1年の間に2回引っ越してるから、趣味になっちゃったのかもしれないです。しかも、この先、もう一度引っ越す予定もあります。というのも、今住

自然山通信7月号発売!

自然山通信6月号は6月29日にすべての発送作業を終え6月30日より全国の自然山ネットワークショップ店頭、年間購読の方にお届けしております。<7月号の内容>2007年FIMトライアル世界選手権シリーズ第4戦「ウイダー日本グランプリ」ボウの時代?もてぎの乱・2007年ウイダー日本グランプリ勝負の行方一覧表・王者たちのしのぎ合い・藤波貴久の母国での意地/2007ウイダー日本グランプリ・ジュニアクラスレポート/2007世界選手権第2戦グアテマラ・リザルト/全日本選手権第4戦近畿大会・黒山健一、辛

JMMにて(想定外について他)

 6月9日、毎年やっているトライアルごっこイベント。もともとは雑誌屋さんの年に1度のオートバイ遊びだったんだけど、最近のオートバイ雑誌屋さんはオートバイに乗らない人が増えたりして(!)、今では参加条件をとっぱらって、人づてにいろんな人が集まってくるようになった。オートバイはセクションに置いてあるから、ライダーはオートバイに乗るかっこうだけしてやってくればいい。お手軽だ。 (さらに…)

マリオと里帰り

民宿すぎの子もてぎのあと、恒例となっているマリオとの日本観光。マリオは8年目、アニエーゼは7回目の日本訪問だ。二人で来たときは、日本GPのあと数日間日本観光をして帰っていく。これまで、京都や札幌にはふたりだけでもいったけど、だんだんふつうじゃない観光に目覚めてきたので、この数年間はぼくと杉谷がいっしょにでかけている。ぼくらにとっても、知らなかった場所を楽しむことができて、有意義ではある。今回は、ついこの前引っ越したばかりの奥秩父に連れてきた。ということで、4日分の長い

ネジは古いのか

 ペンタックスが、HOYAとのTOBを受け入れて子会社になったらしい。ペンタックスは、カメラ事業へのこだわりが大きかったらしい。ぼくにとっても、ペンタックスはカメラだ。生まれて初めて使った35ミリ一眼レフは、アサヒペンタックスKという1958年型だった。今でもポケットカメラはペンタックスの防水を使っている。 でも本日は、日本経済やカメラ史について語りたいわけじゃないんだ。ネジを締めるという古典的なアクションについて考えてみたというお話。 (さらに…)

三宅島はどこへいく?

 石原慎太郎都知事が、三宅島を舞台にマン島TT(ツーリストトロフィー)みたいなことをやろうとしているのはすでに世の中の常識的ニュースだけど、これを三宅島が断念しかけているというニュースが、ちょっと前にあった。石原さん、三宅島、レース界、メーカー、いろんなところの思惑がからみあっていて、外野から見たらおもしろい。 三宅島でモータースポーツ、という動きについては、ざっと1年前に書いたことがある。そのニシマキ日記はこちら。 でも、案の定というか、今は話が大きくしまって、出て行くにくい状況では

ギャロップを見る

 連休いろいろその2はギャロップの巻。 福島県双葉郡川内村。前の日にロードレースの舞台に中にいたぼくは、一夜を置いて山深い村にやってきた。福島県といっても、茨城県に近い、東北圏内にあっては、関東地方にもっとも近い位置にあるんだけど、そうはいっても、やっぱり近くはない。 現地では、ようやく桜が散りはじめた頃だった。●ギャロップX (さらに…)

自然山通信5月号発売中/付録付き!

自然山通信5月号<5月号の主な内容>自然山通信5月号が発売中です。今月号は「2007FIMトライアル世界選手権シリーズ第4戦日本大会・ウイダー日本グランプリ観戦ガイド(B5オールカラー・24ページ)」の小冊子がもれなく付録しております。2007世界選手権第1戦スペイン大会・トニー・ボウ開幕戦制す。難セクションと雨と‥‥。藤波貴久、開幕戦は4位/世界選手権第2戦グアテマラ大会・ボウ、開幕3連覇!・中米グアテマラの戦い、藤波は2位と3位/2007年トライアル世界選手権直行取材記・寒かったけど、スペ

連休いろいろその1。DE耐

 ゴールデンウィークの前半。たまたまなんだけど、土曜日にロードレース、日曜日にエンデューロ、月曜日にトライアルというこれぞまさにモータースポーツ三昧という週末を送った。ロードレースはツインリンクもてぎで開催されたDE耐。エンデューロは福島県川内村で開催されたギャロップF。トライアルは、もちろん全日本トライアル第3戦だ。 (さらに…)

キーボードを買った

 衝動買いで、キーボードを買いました。前からほしかったんだけど、今のキーボードが壊れてるわけじゃないし、ほしくてしょうがないという感じにはなってなかったんだけど、気分を変えたくなって、注文してみました。 キーボードとかオートバイのグリップとかフットペグとかは、直接人間が操作する部分だから、これが変わると大きな変化だ。もっと早く買えばよかったなぁ。 (さらに…)

スペインの、飯

ねぎを食べるおじさん おいしいものを食べるのだったら、とにかくイタリア。イタリアでレストランに入れば、まぁまずはずすことはない。 イタリアに比べるとちょっと格下のイメージがあるけど、スペインの飯屋もなかなか負けていない。うまい。そしてスペインならではのうま味は、よそじゃなかなか食べられないものを食べさせてくれるってことだ。今回も、ふらりと入ったレストランで、そんなものに出会った。 (さらに…)

エレベーターにて

 今回は、ぼくも杉谷も、バルセロナ空港で生まれて初めてバゲージが届かない体験をしたのだけど、はじめてはそれだけじゃなかった。ソロモト(スペインのオートバイ雑誌。邦訳するとしたら「オートバイばっかり」。同じ出版社で、ソロオート、自転車のソロビシ、その他、スキーだのなんだのかんだの、山ほどのソロなんとかがある)編集部をたずねて、ペップとチリと飯を食い、帰ってきて7階へ向かおうとエレベーターに乗ったわけだ。 (さらに…)

自然山通信4月号発売

自然山通信4月号3月30日に自然山通信4月号の発送作業を終えました。3月31日より全国のネットワークショップ店頭及びご自宅へお届けいたします(地域により多少ずれがありますのでご了承下さい)B5サイズ/44ページ/定価300円<4月号の主な内容>全日本選手権第1戦関東・先手必勝。そのとおり、まず小川友幸1勝/インドアトライアル世界選手権シリーズ・R7/MENORCA(スペイン)・R8(最終戦)/MADRID(スペイン)トニー・ボウ、インドアで初世界チャンピオン/今年初のスペイン行き・平野博@

「黒山健一のダニエル」3月10日発売!

新シリーズトライアルDVD発売のお知らせです。近代トライアルテクニックの要となりつつある「ダニエル」について、黒山健一が独特の話術にのせて世のトライアルファンに伝授します。たかがダニエル。されどダニエル。いつかはダニエル。ダニエルができる人も、できない人も、やろうとも思わない人も、アッと驚く、ケンイチクロヤマワールドをちょいとのぞいてみませんか。黒山健一先生が、ダニエルの優位性とリスクをふまえた習得方法をスコルパTY-S125Fを教材に丁寧に解説してくれました。あこがれの超スーパーテクニ

自然山通信3月号は10周年記念号!

自然山通信は熱烈なトライアルファンのみなさんに支えられ続け10周年記念号を迎えることができました。ありがとうございます。10周年記念の3月号は3月1日に発送作業をいたしまして、3月2日より全国トライアルショップ・有名二輪用品店等にて販売開始させていただきます。B5サイズ・56ページ・300円(税込)<3月号の内容>自然山通信とトライアル。この10年。/渋谷勲、WISE BETA RACINGで全日本復活。/成田匠、さらなる挑戦/YSP京葉入りの野崎史高/全日本チャンピオンマシン・スコルパSY

2月の相模川に思う

 バレンタインデー直前、2月第2週の週明け、2月12日(建国記念日の振替休日、だったかな? もはやいつなんの休みなのか、さっぱりわからなくなってしまった)は相模川で草トライアル大会を開催しました。 日曜日じゃなくて祭日だったら、日曜日が忙しい人も参加できるし、手伝いも集まるという発想だったけど、これはだまされた(笑)。準備をするのは日曜日なので、土曜日の晩にやる予定だった栃木での新年会もキャンセル。参加するほうは選択肢が増えるけれども、主催をするほうは、他に浮気なんかしてられない

映画を見る浪士たち

 最近、あっちこっちでこの映画のことを書いている人がいる。 流行りものには拒否反応を示すへそ曲がりのニシマキだけど、あんまりみんながインディアンインディアンとつぶやいているので、つい様子を伺ってみた。やっぱり、おもしろそうなのであるぞ。 このところ、オートバイネタのおもしろい映画が多い気がする。ひょっとして、オートバイは旬なんじゃないか? (さらに…)

山道の探索

両神山を望む。一ノ瀬泰造の映画で遠くに霞むアンコールワットに憧れるシーンがあったけど、そんな気分。秩父の山奥に引っ越して、数ヶ月になる。いろんな魂胆があっての引っ越しで、ほんとうはいろいろ報告したいことがいっぱいあるんだけど、タイミングの善し悪しとか大人の判断とかいろいろあるし、まだもろもろ手探り状態なので、なかなか発表できるものがない。でも山奥に引っ越したという報告だけだと、夜逃げでもしたんじゃないかと思われそうなので、ちょっとだけ近況をお知らせしておきます。

自然山通信2月号発売!

自然山通信2月号は、2月1日に発送作業をいたしました。2月2日より全国トライアルショップ・有名二輪用品店等にて販売開始させていただきます。B5サイズ・48ページ・300円(税込)<2月号の内容>インタビュー・フィリップ・アレスタン・スコルパの未来そしてトライアルの将来を築くアイデア/2007移籍話・モンテッサへ移籍したボウ。ファハルドはベータへ。2007年の新しい顔たち/インドアトライアル世界選手権シリーズR1 GRANADA(スペイン)R2 St.petersburg(ロシア)トニー・ボウ

フジガスベア?

 藤波貴久の公式Webサイトで、こんなものが新発売になった。いえいえ、もちろん夢奈ちゃんを売りに出したわけじゃない。夢ちゃんが持っている、小さな熊さんだ。 この熊さん、藤波大好きファンのテディベア製作者が、愛しの熊さんにフジガスウェアを着せて仕上げたもの。これを持って街を歩けば、少々の階段はクリーンできるし、こいつといっしょに観戦に行けば、フジガスは華麗にクリーンして優勝し、そして世界チャンピオンに返り咲くというお守りの熊さんでもある。 (さらに…)

Phototrial2006

 お待たせしました。Phototrialの2006年版ができました。世界選手権、デ・ナシオン、女性世界選手権、女性デ・ナシオン、インドア世界選手権、ジュニアカップ、ユースカップ、ヨーロッパ選手権、SSDT、ブリアンツァ2日間、主要6カ国ナショナル選手権などが網羅されています。 ざっと日本語訳もつくって、ご注文をお待ちしています。1年間のトライアルシーンの数々を振り返るにふさわしい、世界中にこれ一冊のトライアル写真集。マリオ・カンデローネの渾身の作品集です。  (さらに&helli

携帯電話を買い替えました

 ……、というようなしょうもないことを、なにも1年の最初の日記に書かなくていいと思うんだが、すっかりご無沙汰してしまったこの1ヶ月半、いろんなことがあって、とても楽しくて忙しくて、あんまり書くのをさぼっちゃったものだから、なにから書いていいのやら、すっかり困ってしまった。で、どうにもあたりさわりのない、つまりしょうもない話題からとっかかることにしたのでした。ごめんなさい。 ということで、年末に携帯電話を買い替えたのだ。 (さらに…)

自然山通信1月号発売中

新年あけましておめでとうございます。本年も二輪モータスポーツ・トライアル専門誌自然山通信をよろしくお願いいたします!自然山通信1月号は、12月28日に発送作業をいたしました。全国トライアルショップ・有名二輪用品店等にて販売中。B5サイズ・60ページ・300円(税込)<1月号の内容>藤波貴久インタビュー・2004年世界チャンピオン、7回の世界2位、再び頂点を目指して/アロンアルフアTrial Teamデモンストレーション/自然山impression・07SHERCO 2.5/2.9/自然山i

勤労感謝の日

 11月23日、ツインリンクもてぎの、ファン感謝デイってのに行ってきた。この日は田中太一、小森文彦、佃大輔、三谷英明によるトライアルスクールや藤波貴久、小川友幸、本多元治、小林直樹によるデモンストレーションも開催。スクールのほうはASTPトレッキングコースの山の中でひっそり開催されたが、デモは大観衆を集めて盛大に開催された。 (さらに…)

自然山通信12月号発売!

自然山通信12月号は、11月30日に発送作業をいたしました。間もなく全国のネットワークショップ店頭、そして購読者の方々のお手元に到着いたします。B5サイズ・72ページ・300円(税込)<12月号の内容>黒山健一インタビュー・スコルパヤマハ初タイトル立て役者、黒山健一語る/全日本選手権第8戦東北大会・最終戦/2006MFJ全日本トライアル全結果(MFJ非公認自然山通信オリジナル)/2006FIMトライアル世界選手権女子・女性世界選手権のかたち・R1アンドラ・R2ベルギー・R3フランス/ベルドン

自然山通信11月号発売

自然山通信11月号は、本日10月31日(火)発送作業を終えました。間もなく全国のトライアルショップ店頭、お手元にお届けします。B5サイズ、68ページで300円!<自然山通信11月号の内容>2006 TDN・トライアル・デ・ナシオン・実力ナンバーワンのはず。ニッポンの本当の力は?/日本男子新チーム、かく戦えり/五カ国による優勝争い、激戦の、女子/2006FIMトライアル世界選手権ランキング・FIMジュニア世界選手権ランキング・FIMユース世界選手権ランキング/ベルドン・サンク・ジュール・トラ

藤巻くんを見て思う

 お引っ越しして、寄居トライアルパーク(金勝山)が近所になったので、どれくらい近所なのか、出かけてみた。これまでは、横浜から東京を抜けて関越自動車道にはいり、東松山かなんかで降りて国道を突っ走るという行き方で、距離の割りには時間がかかる行程だった。この日、寄居トライアルパークでは、関東選手権東京大会が開催されていた。10月初めのことだから、ちょっと昔話になってしまいましたけど。 (さらに…)

ディープ・インパクト

 TDN(トライアル・デ・ナシオン)が終わって、月曜日の夜にパリへ移動し、火曜日の午前中の飛行機でロンドンへ、トランジットで成田へ向かう。 ふつう、日本人は、日本行きの飛行機乗り場に来ると、いきなり増える。ヨーロッパからヨーロッパへ移動する便では、なぜか日本人はとっても少ない。ところがあなた、パリからロンドン行きの飛行機は、そらもう、日本人だらけじゃないか。びっくり。 (さらに…)

モン・サン・ミッシェル

 デ・ナシオンの帰りに、モン・サン・ミッシェルへ行ってきた。杉谷に、あそこは行かなきゃだめだよと言われて、そんなもんかいなとでかけてきた。 中世以来、カトリックの聖地として多くの巡礼者を集めてきたランスで最も人気の観光スポットの一つ、なんだそうだ。「江ノ島みたいなものかな」なんて評価もあって、さて、どんなもんなんだか。例によって、事前の知識は江ノ島以外にはなにもなく、出かけてみる。 (さらに…)

お引っ越し

こどもの国駅付近 急に、というわけでもないんだけど、引っ越しをすることにした。本日は、その引っ越しの顛末。 考えてみたら、これまで何度か引っ越しをしてきたけれど、引っ越し屋さんというのをお願いしたことがない。友だちにトランスポーターを出してもらったりして、えいやと荷物を積み込めば、おおむね荷物の移動は完了する。荷物のいっさいがっさいを持って知床半島とか沖永良部島とかに移住するんじゃなければ、引っ越しくらいは自分でなんとかできようと思ってました。 でも、結局こんなどたばたになっちまっ

小鹿野町の住民となる

道の向こうの雲 突然ですが、引っ越ししました。埼玉県小鹿野町。役場から、さらに5kmくらい走ったところの古民家を借りました(古い家だからこう書いちゃったけど、小民家というほどおしゃれじゃないです。大家さん、ごめんなさい)。 今回ヨーロッパから帰ってきて、そのままこっちに移ってきた。荷物はいっさいがっさいこっちに運んであったんだけど、すべて段ボールの中だから、なにをするんでも段ボールを開けるところから仕事が始まる。しばらくは宝探しが毎日の日課だ。 家の中でも宝探しなんだけど、それはぼ

自然山通信10月号は10月5日発売!

10月1日(日)フランス開催のデ・ナシオン速報記事を入れるため発売を遅れました10月号は、本日5日すべての発送作業を終えました。間もなくお手元にお届けします。B5サイズ、どーんと76ページのボリュームで300円!<自然山通信10月号の内容>ベルドン・サンク・ジュール・5日間トライアル探検隊行く・連載第1回目/2006 TDN・トライアル・デ・ナシオン速報・優勝争い4位の女子と、ぎりぎりでつかんだ男子3位/トライアル世界選手権第9戦アンドラ・カベス!フジ!ラガ!・三歩進むと二歩逃げる追いつめ

イギリス脱出

杉谷に脅かされていたわりには、イギリスはふつうに脱出できた。杉谷から脅かされたときには、帰るのが憂鬱になって、このままイタリアかスペインにでもいっちゃおうかなと思ったんだけど、帰ってきた。日曜日にバルセロナに帰るチリとロベルトともうひとり、この日に友だちになったマルコと3人でディナーをして分かれ、そこからは日本へ向かってイギリスに突進する。 (さらに…)

クルーセルの携帯ケース

 ぼくはNOKIAの携帯電話を使ってます。日本では異端児。でも世界的にはこれがもっとも高シェアを持っています。NOKIAの電話機は起動するとき、タリラリランという決まったメロディを発するんだけど、海外の飛行機に乗ると、飛行機が着陸すると同時に客席のあちこちからこのメロディが聞こえてくる。ほんとは携帯電話は飛行機を出てからオンにすべしなんだけど、NOKIAユーザがマナーが悪いというより、やっぱりそれだけNOKIAが普及しているということなんだと思う。 (さらに…)

世界選手権終わった

 なんだかハードな週末だった。 今回はスコルパがオートバイを貸してくれたので(ベルドンのときに社長にあったのでお願いしておいた)その点はらくちんだったんだけど、土曜日に山の上からオンコースで降りてきたら、右手首が痛くてビデオカメラが持てなくなった。ベルドンのときにはぜんぜん感じなかったんだけど、やっぱり軽く腱鞘炎かなんかになってるみたい。 (さらに…)

小川毅士

 今回は小川毅士くんのお話。 ツヨシという名前がイマイチ、ガイジンに流通してないんで、プレス仲間と話をするときにはもっぱら「イタリアの小川」と呼んでいるんだけど(日本の小川は友幸さん)、小川毅士くん。すっかりイタリアになじんできた感じ。前半戦はお父さんとお母さんと3人でやってきていたけど、今回はなんとひとりできているという。 (さらに…)

土曜日の食生活

 朝ご飯はホテルでいつものとおり。メシはともかく、このホテルは地下駐車場がすげー狭い。駐車場が6ユーロもするんだからもっと快適かと思ったけど、急降下で地下へ降りて、すぐ直角に左折。しかも左右がぎりぎり。こんなところ、ほんとに曲がるのかと四苦八苦しながらようやく駐車スペースにクルマを止めたら、直後に四苦八苦してクルマを止めたのがテリー・ミショーさんだった。「どえらくむずかしいセクションだぞなもし」と、ターンの神様ミショーさんに言わしめたのだから、その険しさもおわかりいただけるかと。 (さら

ベルドンの絶景

 ベルドン最終日は、たいへん美しい光景だったので、今回ほとんど写真を撮らずにトライアルに没頭していたニシマキだったけど、珍しくせっせと(といっても10枚くらい)写真を撮りました。 まず1枚目。これは最終日。山のてっぺんに向かってどんどん標高を稼いでいるところ。これで標高2800メートルくらいとのこと。マリオ(前・TY-S150F)と斉藤さんが登ってくる。 (さらに…)

ベルドンの結果と夢ちゃん

 5日間が終わって、ほんとうなら1日くらいぼーっとしていたいところだけど、今回はすぐに世界選手権アンドラ大会があるので、朝8時にホテルを出て、茅沼さん兄弟をマルセイユ空港に送り、一路アンドラを目指す。世界選手権は日曜日だけど、土曜日には女性世界選手権があり、金曜日には世界選手権クラスのライダーがせっせと練習に精を出すので、これがおもしろい。ということは木曜日には現地についていたいので、休みなしということになった。 (さらに…)

自然山通信9月号発売!

自然山通信9月号は8月31日に発送作業を終了いたしました。全国の自然山通信ネットワークショップ店頭にて9月1日より発売になります。◎9月号の内容/世界選手権第8戦イギリス・藤波3連勝、もう無敵!・残り2戦。2006ワールドトライアル復調フジガス猛烈に追い上げ中!/全日本選手権第5戦北海道大会・小川友幸三連勝、強さはほんもの/つよい三谷英明、2勝め。B級は伏兵木本が初優勝/くやしいけれど、平谷をテーマに生きてみるのも悪くない。・西巻裕/2006年スコティッシュ6日間トライアル・わかっちゃいるは

ベルドン・3日目&4日目その2

4日目は、茅沼兄弟は二人とも走らないということになった。でも、茅沼兄さんはジョーカーを使い果たしているし、ゴールすればおみやげをもらえるし、どうせオートバイはゴール地点まで運ばなければいけないので、ふたりともとりあえずスタートする。完治さんは足が痛くて歩けない。ヤスフミさんはケガはないけどベルドンのコースはなかなかしんどいようだ。 (さらに…)

ベルドン・3日目&4日目その1

3日目は、とてもとても1日が長くて、日記を書いているひまもなかった。だからこれは、4日目が終わってからまとめて書いてます。3日目は、スタートの地点のディーニュからニース街道のサン・アンドレまで一気に走る。2年前は途中の町で一泊していたから、距離の長さもなかなか。今回は、そこにはお昼を食べるだけの立ち寄りだった。「今日はセクションも厳しいなぁ」とマリオにこぼしたら「3日目はいつもそんなもんだというお答えだった。 (さらに…)

観客が応援できないトライアル大会!?

 トライアルは、マシンとライダーの信頼性を競う競技であると、古い文献にも書かれている。そして今も、そういった性格は、トライアルに根強い。 06年6月のトライアル委員会で、ライダーに対する援助について、再確認がおこなわれ、その通達が公布された。つまり外部からの援助は認められないという当たり前のことが、当たり前に確認されたのだ。 (さらに…)

難産、今年のデ・ナシオン

 今年のTDNがむずかしい状況に置かれているのはちょっと前に書いた。しかし今年が特にむずかしいわけではなくて、いつもむずかしいのだ。いつも、むずかいけど、みんながそれぞれ努力したり苦労したり泣いたりしながら、やってきた。TDNはこうあるべきという意見には、いろんなものがある。そして、どれも正解のように思える一方、どれも現実的でない。なんとなく、日本の国防議論にも似ている。日本人は、国としてまとまるのが、とんとへたになっちゃったのかもしれない(これ以上の話はややこしいので省略)。 (さら

ウイダー日本グランプリDVDリリース中

2006年6月3・4日にツインリンクもてぎにて開催された、トライアル競技の最高峰「2006 FIM トライアル世界選手権シリーズ第4戦ウイダー日本グランプリ」。チャレンジャーとして世界の強豪達に挑む日本のエース藤波貴久の走りに注目が集まった。その公式DVDがツインリンクもてぎより発売されている。映像には、2つの特典あり。◎Onboard Camera With Commentary 第14セクション完全攻略/ライダーの視線を体感出来る迫力のオンボード映像を定点カメラとのマルチアングルで収録。

ここ数日のニシマキ

 夏。夏を感じるには、あんまり暑すぎてはいけないような気がする。暑くて頭がもうろうとしていると、夏を感じる余裕もない。だから、避暑に出かけた先があんまりにも寒いと、うれしくもあり、ちょっと腹立たしくもある。 ほどよい暑さを満喫するのが、気持ちのいい夏の過ごし方みたいですね。どうも。 この夏は、珍しくオートバイと離れて、オートバイも積まずに知人を訪ね歩きました。 (さらに…)

相模川の最近

 急な話で申しわけないけど、今度の日曜日、8月6日には相模川の河川敷で、ちょっと大規模な清掃活動がおこなわれる。お気持ちとお暇のある方は、ぜひお出かけください。2時間くらいで終了しますから、遊びかたがたでけっこうです。 さらにもーしわけないことに、当日はぼくらは全日本選手権の取材で、北海道大会に出かけています。旭山動物園で白熊を見たいんだけど、今度はかなうか。って、そういう話がしたいのではないのだ。 (さらに…)

オートバイのいらないトライアル遊び

150人集合の朝礼 いろんなところに何度も書いているんだけど、6月24日土曜日にJMMというイベントがありました。正式名称はJournalist Mortorcycle Meeting、雑誌屋さんが集まってオートバイで遊ぶ集いです。 これが、いろんな意味で考えさせられるイベント。ぼくひとりで考えているのももったいないので、みんなにもおすそわけします。 (さらに…)

7月号は7月4日(火)発売です

自然山通信7月号は諸事情により週明けの7月3日(月)に全国へ発送作業をいたしまして、4日(火)より全国ネットワークショップ店頭、年間購読の方々のお手元に届きます。発売日が遅れますことをお詫びいたします。<7月号の内容>「ドキュメントもてぎウィーク」・世界選手権第3戦日本ウイダー日本グランプリ/ウイダー日本グランプリ勝負の行方・ラップチャート/才能が次々に開花していくジュニア、ユース125の激戦区/<速報>世界選手権第4戦フランス・藤波2位、そしてランプキン勝利/06SSDT(スコティッシュ6

三宅島にまつわる複雑な思い

 噴煙を吹き上げる三宅島。ここでTTレースをやろうとぶち上げた人がいる。石原慎太郎さん、東京都知事だ。 そのニュースを知ったのは1月末のことだったけど、それから半年、ふたたびそのニュースは、悲しい知らせとともにやってきた。 なにが書きたいのか、自分でもよくわかっていないので、読んでいただいても混乱するかもしれないけど、書いておこうと思いました。 (さらに…)

デ・ナシオン募金

 日本GPが終わって、本当は個人の日記のネタではないんだけど、みなさまにお礼です。 今年も、デ・ナシオン募金へのご厚意、たいへんありがとうございました。選手会のTシャツ販売・募金箱(選手会は小谷徹さん代表。小谷さんのブースに間借りしていました)とあわせて、ボランティアの方々が募金箱を持って会場を回ってくれました。 両日合わせて、4万円弱をいただきました。 (さらに…)

相模川の看板

 実は、もう1ヶ月以上前のお話なんですが、相模川(猿が島)の河川敷に看板が立ちました。 看板は、利用者連絡会という相模川に集うみんなが意見を持ちよってまとめたものです。最終的に看板を立てる作業は、モトクロスの子どもたちがせっせと地面を掘り、杭を立ててくれました。 この看板を立てる費用は、自然山通信主催の相模川クリーンアップトライアルのエントリーフィーを貯金した中から捻出させていただきました。参加者のみなさん、あらためてありがとう。 (さらに…)

トライアルマシン試乗会

こちら、スコルパの試乗会 全日本近畿大会で、目からうろこが落っこちるものを見た。 たぶん、これを読む人の半分以上は、なにが目からうろこなのかわかんないかもしれない。その人たちは、正常な神経の持ち主です。で、トライアルの世の中には、(少なくとも)ことトライアルを始めるという点においては、正常な神経を失ってしまった人たちが多い。みんな、じょうずになって、はじめた頃の苦しみとか悩みとか、そういうのを忘れてしまっちゃったんだね。 で、自分じゃいつまでもへたくそだと思っていたけど、

はずれ

 スペイン、ポルトガルと世界選手権開幕戦2連戦を観戦して、今年の藤波がえらく強いのを確信して大喜び、今年の藤波は強いぞとみんなに自慢していたのだけど(ぼくが自慢してどうするとお思いでしょうが、ヨーロッパでは藤波が勝つとみんなぼくら日本人に「おめでとう」と言ってきてくれる。そのうち、ぼくが優勝したような気になる。 ヨーロッパでトライアルを見ると、こういう気分も味わえます)、これはもっとちゃんと伝えなくてはと、藤波について書きました。 ようやく書いたぞと思っていたら、アメリカから悲しいお知ら

変身! ポルトガルおっさんライダー

 海外旅行ってのは、行くほうからすればずいぶん長いこと滞在しているようでも、綿々と歴史を刻んでいる現地からすれば、しょせんほんの一瞬の滞在にすぎない。だからわずかばかりの滞在で見たものを語っていると、きっとうそついちゃったりするんだろう。でも語ってしまう。木を見て森を語らずとも、木を語ることはできるかもしれない。 (さらに…)

自然山通信5月号発売!

自然山通信5月号は5月1日発売です。全国トライアルショップ店頭にてお求めください(輸送体制が一部連休進行となっているため、一部の地域で5月1日に間に合わない可能性もあります。ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください)。今月号には<ウイダー日本グランプリ観戦ガイド>が特別付録となってます。なお、自然山通信杉谷真は、SSDT参戦のため、25日より5月9日までスコットランドにおります。100位以内を目指すといいながら、今年で7回目の参戦。今年はどうなりますやら。 (さらに&hellip

世界選手権のあった街

 土曜日、ヨーロッパ選手権が終わってから、世界選手権のあったニグラの街をでて、10kmほど先の隣町まで出かけた。この距離感覚、実際の距離はさておき、ツインリンクもてぎからもてぎの街までくらいに感じる。ヨーロッパは、とにかくクルマでの移動がスムーズだから、気持ちがいい。っていうか、日本ではどうしてクルマでの移動があんなにじれったいんだろう。快適に走れるようにするには、道路を作るだけじゃなくて、さまざまな交通環境を整えていかないといけないけど、日本にはいろんなものが足りないんじゃないかと、にわ

ちんちん電車2

 全日本九州大会に取材で、熊本へ出かけた。 九州大会には、ずいぶん前に杉谷が出場するってんでふたりでいったことがあったけど、最近はぼくひとりででかけるのが定例になっちゃった。二人で行くなら自動車に乗って、会場で自然山の出店をすることになるんだろうが、世界選手権の開幕があったり本誌の締め切りがあったりして、二人揃ってくるまで九州ツアーをするのは無理ってのが現状です。残念。最近は試合の速報をするお仕事もあって、日曜日の晩はどこかのホテルで朝までお仕事というのがパターン。お値段が安いの

ちんちん電車その1

 パスポートをとった。 これまで持っていたパスポートは、10年パスポートができてすぐにとったものだったんだけど、あれから10年経ったんだなぁ。当時のぼくは、パリダカの取材なんかは一段落していたけど、僻地専門家(僻地のみなさん、ごめんなさい。具体的には、タンザニアとかブルンジとかグアテマラとかエクアドルとかそういう国々)だったから、10年パスポートにしたらページがあっという間になくなるぞと脅かされていたもんだ。 (さらに…)

自然山通信4月号発売!

自然山通信4月号は4月1日発売です。全国トライアルショップ店頭にてお求めください。なお、自然山通信部隊は、今週末に開催される世界選手権第1戦スペイン大会、第2戦ポルトガル大会へ取材に出かけます。現地からの速報をお楽しみに!<4月号の内容>ワークスマシンに迫る!?  HRC本家本元、RTL260ccキット/『ゲータレード』CM! こーして、作られました!/小川毅士のイタリア選手権/全日本選手権第1戦関東大会・黒山健一移籍初戦は減点ゼロ/全日本選手権第2戦九州大会・黒山健一またも敵なし開幕2

自然山通信3月号発売!

毎月1日発売の自然山通信。3月号は2月28日(火)にすべての発送作業を終えました。ネットワークショップ店頭、年間購読の方々へは3月1日以降のお届け予定です! B5版、56ページ、税込み300円。<2月号の内容>これぞ本命!? トライアル「も」できるオフロードマシン誕生!NEW! SCORPA TY-S125F LongRide/プラス10ccの余裕。HRCからRTLF260ccKIT/内圧コントロールバルブって!? こんな小さなパーツ。本当に効果はあるのか?/RTL250F/COTA4RT

このサイトの見方

自然山Webサイトは、日本から世界から、トライアルに関するありとあらゆるニュース情報を網羅すべく、構成しています。Webサイトのトップページセンターにはトライアルニュースを掲載しています。最新ニュースの冒頭部分が表示されています。写真はクリックすると大きくなるものもありますので、マウスをあててみてください。それより過去の記事は、下段にタイトルと掲載日時のみが並んでいますから、タイトル部分をクリックしてつづきをお読みください。センター右側には、より大きなニュースを掲載します。この記事は、次に大

水面下

 この1ヶ月、いろいろと楽しい話があったのだけど、まだないしょというのが多くて、どうもすっきりしない日々が続いてます。ちゃんと決定していなかったり、実際に動きだすかどうかがわかんなかったり、まだ雲をつかむような話だったり、最初から「ここだけの話」だったり、ないしょレベルの度合いはいろいろですが、3ヶ月くらいの間には、全部ずらずらと書き並べて、ちゃんと紹介したいなぁ。 (さらに…)

オリンピック

 本日のオリンピックは、ダウンヒルスキー。会場はセストリエーレ。 そう、2005年のトライアル・デ・ナシオンの会場です。 一面雪景色で(あたりまえだ)、TDN開催時とはまったく景色がちがうので、トライアルをやった場所と関連のあるところなのか、まったくちがうところなのか、さっぱりわからない。でも麓のホテルとかは、ちょっと見覚えがあるような気がしないでもない。 ここんところ、日記にむずかしいことばかり書いてきたので、本日は日記らしい日記でした。オリンピックは日本のメディアが「メダル」「メダル」

道志の森の水

 神奈川県のコンビニエンスストアで、こんなお水が売られていました。お水そのものは、ふつうのお水です。でも、なんとなく見慣れないお水だなぁと思ってラベルを読んでみたら、道志の森のお水でした。 道志の森というのは、トライアル遊びをするところが少ない首都圏のトライアル愛好者にとってはなくてはなくならないところ。道志の森キャンプ場(〒402-0223山梨県南都留郡道志村10701池谷寿雄さん/Tel:0554-52-2440[キャンプ場]0554-52-2388[自宅])は、キャンプして

相模川のおそうじ

 先週の日曜日、1月29日に、相模川河川敷で、ゴミを拾う集いをやりました。 清掃活動は、世のため人のためという気がしますが、実はやっているほうが、それなりに気持ちがいい。自分の部屋さえ片づけられないやつがなにをいうかと自分でも思うけど、自分たちの遊び場がきれいだというのは、やっぱりいいものです。 お天気もよくて、ぼくはたまたまクルマが車検に出ていたんで、TY-Sに乗ってちょっとツーリング気分。こういう日曜日も、悪くないです。 (さらに…)

自然山通信2月号発売!

毎月1日発売の自然山通信。2月号は1月30日(月)にすべての発送作業を終えました。ネットワークショップ店頭、年間購読の方々へは1月31日以降のお届け予定です! B5版、56ページ、税込み300円。<2月号の内容>2006 FIM Indoor Trial World Championship インドア世界選手権進行中/インドアトライアル世界選手権R1シェフィールド、R2マルセイユ、R3グラナダ/クロヤマケンイチ日本に還る。ヤマハ4ストロークエンジンで、全日本を闘います。/小川毅士イタリア選

相模川のお話

 1月15日に、また相模川クリーンアップトライアルを開催し、17名の方に集まっていただきました。 こういうイベントをやると、参加者のみなさんからも元気をいただきます。相模川活動、去年の(いわゆるトライアルの)シーズン中はすっかりごぶさたしちゃったけど、こちらもまたがんばらないといけない。 ちなみに、クリーンアップトライアルの記録は←こちらにまとめてあるので、参加されたみなさんや、どんなことをやっているのか気になる方は、ごらんになってください。 さて相模川のクリーンアップ活

TRIALという本

 素晴らしい1冊が手に入った。 ながめているだけでうきうき楽しくなるスペインからの贈り物。 みなさんにもちょっとだけさわりを紹介させていただきます。 この素晴らしい1冊、その名も単刀直入、TRIAL。今やすっかりトライアル帝国となったスペインがお国の総力を上げて編纂したトライアル百科事典だ。 サミー・ミラー(彼はイギリス人だが、スペイン製マシンを世に出した男でもある)、マニュエル・ソラーを経てジョルディ・タレス、そしてアダム・ラガへいたるスペインのトライアル系図がずら

SKYPE

ずっと興味があったのだけど、なんとなくおっくうでなかなか使わずにいたのがSKYPE。20代前半のお友だち(残念ながら女の子じゃないけど)などは、これを使って元気に遊んでいるらしい。若いものがうらやましいお年ごろです。ここんところ、2週間に1回くらいはイタリアだのスペインだのイギリスだのに長電話する必要があるんだけど、IP電話が出てきてから、国際電話はてんで敷き居が低くなった。30分も話していて高くても1,000円くらいだから、昔、北海道と東京で電話していたのより安いかもしれない。ライディ

あけまして

 あけましておめでとうございます。 新年にあたり、今年こそ、社会の窓を開けっぱなしで街を徘徊するのをやめようと心に誓ったのですが(しかし、すでにたったの4日間にして、その誓いも守れず)、そんなあほな誓いを立てている場合ではなく、2006年のトライアル新年は、例年にない騒動で揺れています。 ここ数年、トライアル界はあまり大きな動きがなくて、契約書とか体制とか、そういう変化から遠ざかっていましたけど、ストーブリーグというのは、来るシーズンをわくわく待つためには、必要なものみたいです。

TDNと日本チームの歴史

トライアル・デ・ナシオンは、1984年から始まっています。会場はポーランドで、優勝はフランス(フィリップ・ベラティエ、ジル・ブルガ、フレッド・ミショー、ティエリー・ミショー。フレッドとティエリーは兄弟、フレッド以外はみんな来日経験があります)でした。日本がはじめて参加したのは1987年。うろ覚えでは、MFJが率先して参加を実現させました。当時の日本のトライアルは山本昌也の無敵状態から伊藤敦志が覇権を奪おうかという時代で、山本昌也、伊藤敦志、中川義博のランキングトップ3は、全員がメーカーの

木田と本田美奈子。

 モトクロスに、木田くんというジャーナリストがいます。「○-○」←こう書くと似顔絵になるという便利な人。彼の息子は、確か元くんというんだけど、アメリカにいくと「Gen Kida」となり、読みが「元気だ」になるというのがお父さんの自慢だった。ちがったかな? 木田くんは、ニシマキに負けず劣らず大人になれないやつで、なかなかのトラブルメーカーでもある。トラブルは、なんの弁解もなく木田のお手つきの場合が多いのだけど、その正義感ゆえに巻き起こすトラブルも多い。つまりいっしょに仕事をしたりするとめんどうが

自然山通信新年1月号発売!

毎月1日発売の自然山通信。新年1月号は年内にお届けのため、12月22日(木)にすべての発送作業を終えました。ネットワークショップ店頭、年間購読の方々へは早くて12月23日(金・祝日)のお届け予定です!もちろん価格は税込み300円。盛りだくさんの内容です。新年号は2006年カレンダーを内蔵しております。(モノクロ見開き。写真はスコットランドSSDTのPRE65でセクションインを待つノートン)<1月号の内容>2006年カレンダー内蔵/ファクトリーマシン試乗・藤波貴久の世界選手権仕様RTL25

Phototrial日本上陸

 お待たせしました。イタリアが誇るトライアルジャーナリスト、マリオ・カンデローネが精魂こめて作り上げた世界で唯一のトライアル写真集「Phototrial」が日本に到着しました。 前半戦、藤波、ラガ、ランプキン、カベスタニーの間で繰り広げられた大接戦。そして後半、ライバルの脱落を尻目に、ひとりポイントを積み上げてついにアウトドアでもチャンピオンとなったラガの活躍が、あますところなくおさめられている。日本トライアルファンとしてはちょっとくやしいが、このくやしさをバネに、2006年はまた精いっ

スケートと日本人

 フィギアスケートの浅田真央の一件は、なかなかおもしろい。 一番おもしろかったのは日本のスケート連盟会長の城田さんの意向。「ルールはルールだから」「今権利がある選手たちが大事だから」。とても日本的な発言だなぁと思うのであります。 国際スポーツ連盟のチンクワンタさん(チンクワンタってイタリア語で50という意味だけど、日本でも五十嵐さんとかいるし、イタリアにもそういう名前があるのかな)は「ルールはルールだし、日本から出場の特別申請が出ていないから浅田の出場はない」としながら「個人的にはオリ

ど・ビギナーで教室を

 12月4日、茨城県真壁トライアルパークで、ど・ビギナートライアル大会でした。 この大会、当日エントリーという気安さもあり、2000円という参加費の格安感もあり、お天気に恵まれれば、200人を超える参加者がきてもおかしくないマンモス大会。 実際のところ、オープンクラスのセクションはどこが「ど・ビギナー」なんだというようなレベルの高いもんです。でも、高いところから落っこちたりするような危険度はないから、たいていの初心者ならもがけば3点で抜けられる。もがかないで3点で抜けられるようになった

藤波結婚式

 入籍から1年半ののち、ようやく藤波が結婚式を挙げた。自然山Webのニュースにも書いたけど、秋山直子さん(以下、失礼ながら直ちゃん)が美しいので、写真を見せたくて自分の日記にも書いちゃいます。 もともと直ちゃんはモデルの仕事などをしていた方だから、撮られるのは慣れている。こういう衣装に身を包んだ世界チャンピオンはたいへんな緊張ぶりで、闘う藤波の顔つきを知っている出席者一同はおかしくてたまりませんでしたが、さすがに直ちゃんはいつもと変わらぬすてきな笑顔で、いつもより何千倍もの美しさ

自然山通信12月号発売!

 毎月1日発売の自然山通信。12月号は12月30日に発送作業を終えました。 ネットワークショップ店頭、年間購読の方々へは早くて12月1日のお届け予定です。 お楽しみに! 税込み300円です。<12月号の内容>試乗インプレッション・ヤマハ4ストロークエンジン搭載・06スコルパSY250F/試乗インプレッション・06モンテッサCOTA 4RT/試乗インプレッション・06ガスガスTXT 250-280/MFJ全日本トライアル選手権第8戦東北大会・野崎史高勝利、黒山全勝をストップ/2005MF

ラジオと運転台

本文と関係あるようなないような、バイク教室の子どもたち。オートバイの乗りかたより、ちゃんと乗らないとあぶないという危険意識を勉強することが、なにより意味があるんだと思う 前回公開しちゃったんで、もう恥ずかしがるのはやめて、言いふらしちゃおう。ネットラジオの続編が公開されています。 ライブドア〈ねとらじ〉のRadio U、『あいぶんこジャーナル』のiBUNKO Journal No.61です。 で、ラジオとはぜんぜん関係ないんだけど、東武鉄道の運転手さんがクビになっちゃいま

ロシア外交

北朝鮮に自ら亡命していた元オウム信者の(そこそこ)美人が、殊勝な(金もうけになると思ったのかな?)芸能プロダクションの手助けを得て(実はめんどくさいことは早く片づけたいという両国の思いもあったと思うけど)日本に帰ってきた。というような一般ニュースはどうでもよくて、彼女が返ってきた飛行機は平壌〜ウラジオストク〜新潟便だった。新潟に着いたその飛行機は、折り返しウラジオストクに帰っていったのだけど、その飛行機でぼくらの友人がロシアに帰った。 (さらに…)

機械による採点、その後

本文とはまったく関係なく、公園で運動するじいさん。後ろ向きに歩いてます。後ろ向きに歩くと、やっぱりへんなかっこうになるんだね。 世界選手権最終戦の翌日、FIMの旗振りで採点マシンによるオブザベーションのテストがおこなわれたのだけど、どうやらそのプロジェクトの雲行きが怪しくなったという話を風の便りに聞きました。 確かな人からの情報なのだけど、FIMの直接の関係者ではないから、ほんとにプロジェクトが立ち消えになったのかどうかはわかんないんで、こんなふうにニシマキ日記で書いてます(ほんと

ネットワーク日照り

またまた本文と関係ないけど、デ・ナシオンが開催されたセストリエーレの隣の町のホテルの窓から見たジャンプ台。ここからならぬくぬくジャンプ競技を観戦できるけど、宿もさぞこの冬に開催されるオリンピックの際には高いんだろうなぁ。ちなみに高橋摩耶一行と同じ宿だった。偶然。朝ご飯を食べに行ったら日本人がいたので、びっくりした。最近のヨーロッパ取材旅行は、ネットワーク環境に恵まれていることが多い。世界選手権のプレスルームはLAN環境が整備されているのがふつうになって、さらに最近では無線

自然山通信「10月号」は10月4日(火)発売

10月1日発売予定の自然山通信「10月号」は、発送日が10月4日(火)に遅れてしまいました。この場でお詫びさせていただきます。9月24-25日にイタリアで開催された国別対抗トライアル「デ・ナシオン」速報記事を入れたところ、取材地からのデータ送信にトラブルがあり、印刷進行が遅れてしまいました。10月3日(月)に発送業務を行いますので、ネットワークショップ様へは10月4日(火)以降に入荷の予定です。年間購読の方々へのお届けも4日(火)以降となります。ご了承ください。読者の皆様及びネットワークシ

英語でお話しをする

このお話とはぜんぜん関係ないけど、藤波とランプキンのご家族。直子お母さんとニコラお母さんはともかく、子どもたち二人をともにカメラ目線にするのは至難で、アルフィーくんがようやくこっちを向いたと思ったら、夢奈ちゃんがあさってを向いちゃいました。 世界選手権最終戦の会場で、いつもあんまりカメラを向けない人にインタビューをしてきた。モンテッサのチーム監督でコンストラクター協会の親分をやっているミゲール・シレラさん。ガスガスの社長のナルシス・カサスさん。ベータの副社長のラポ・ビアンキさん。シェ

スパ・フランコルシャン

フランコルシャンのパドックにやってきたバス。行き先が、ニュルブルクリンクになっている。冗談だと思う(ニュルはドイツの伝統的サーキット)。今回のヨーロッパ行きの、最初の週末はスパ・フランコルシャンでの世界選手権トライアル最終戦。もともと、ぼくのモータースポーツはロードレース観戦から始まっているから(一時、ヤマハのロードレーサーを所有していたこともある。なんとも走らせ切れなくて、暗い過去。そんな話をしていたら、藤田秀二さんが「ぼくも昔、ロードレースに出場したことがあるんだ

お子さまにいかが?

 パドックに鎮座していたお子さま用トライアルマシン。 すでに紹介したことがあるけれど、実際に目の当たりにすると、なんとも楽しそうで魅力的。3歳から7歳のお子さま向けということだ。 スノーモービルやジェットスキーと同様、人間とマシンが離れるとエンジンがストップするキーがついている。お値段はざっと1300ユーロ。日本円にして15万円程度か。 こんなマシンが日本でもたくさん走り回るようになるといいのにね。

携帯電話屋さん

 auの携帯電話を買い替えようと思ってます。 今の電話はカシオのCA409。もう44ヶ月使っているらしい。3年以上になるじゃないか。物持ちの悪いぼくにしたら、画期的だ。 落としても水没しても、なにしてもこわれないから、こんなに長持ちする。大雨でも、首からぶら下げて平気でいられるのはとっても気楽だった。いまだ、元気に動いてくれてるので、お気に入りの電話です。携帯電話はこれで5〜6台目なんだけど、気に入った電話なんて、初めてです。 (さらに…)

相模川クリーンアップの報告とこれから

 相模川のクリーンアップ活動は、最初に話があってから1年を迎えました。「相模川クリーンアップトライアル」なるトライアル大会を始めて9ヶ月。その間、参加者がほとんどいないような回を含めて4回の開催をしてきました。 クリーンアップ活動には、もちろん反対の声などあるわけがないのですが、そことトライアル大会を絡めた試みは、果たしてうまくいくのか、これで正しいのか、半信半疑のまま、今でも自問しています。 (さらに…)

自然山的郵政民営化

 世間では、郵政民営化騒ぎで衆議院が開催したりして大騒ぎです。小泉さんによれば、これは日本の将来の根幹をなす大問題のようですが、もちろん自然山通信には、そんなことは見えてきません。でも、自然山は自然山的に、郵便局について思うことがあります。 自然山通信創刊の頃から、郵便局にはお世話になってきました。創刊の頃は、印刷所(当初は、早稲田の印刷屋さんにお願いしていた)で本を受け取って、そのまま近くの郵便局へ直行、郵便局の駐車場とか路上で封筒に本を詰めて、発送していました。直接発送している読者の

スペースシャトルと電車男

この本文とはなんの関係もないフランスでの渋谷勲と日下達也スーパーでお買い物中 トライアルの周辺について、あれやこれやいろいろ書かなきゃいけないと思うんだけど、なにかがひっかかっていて書き進まないので、こういうときはあっさり気持ちを入れ替えて、書きたいことを書こう。 NASAが「我々はまちがっていた」と発表? ほんまかいな。この前、彗星に人工衛星ぶつけて喜んでるんじゃないぞと怒ってみたけど、今回のNASAの発表は、えらいと思った。技術者なんて、なかなかそうそう、自分たちがまちがっ

幕張へ

 幕張プリンスホテルにいってきた。自転車トライアルで世界王者を狙わんとする寺井一希に話を聞きにいったんだけど、そのお話しは近いうちに自然山誌上もしくは自然山Webにてご紹介します。寺井親子とは、自然山通信創刊当時に、筋肉番付の収録の時にTBS緑山スタジオで会って以来。「自然山通信は自転車トライアルもがんばります」なんて軽口を叩いてしまったのに、結局自転車トライアルまではなかなか手が回らない。もうしわけないのであった。 (さらに…)

膝痛と草刈りとフランス語

関節に電気を流すだかの機械  1ヶ月くらい、膝が痛くてなんだか動きが悪いと思っていたところ、なまじトライアルごっこをやってしまっていよいよ歩くのがつらいという感じになってしまった。膝が痛いのも肩が重いのもお年ごろだからしょうがないと思ってたけど、ぼくらのトライアルで足をつくたびに痛がっていては痛いだけのスポーツになってしまうんで、お医者さんへいってきた。 うちの近所には、体育大学とかがあって、元気な若者が多い。で、スポーツ整形外科みたいなのも、けっこうたくさんある。一番近いのは、歩い

一色さんとトライアル

 マンガ家の一色登希彦さん(一色さんの公式サイトはこちら)と、トライアル遊びをしました。 一色さんは、藤波貴久をテーマにした(正確には、藤波を師と仰ぐ無鉄砲な若手が主人公)作品を発表して、今年はツインリンクもてぎのイベントをマンガで紹介するというお仕事をされています。 その一色さんが、今度、ヤングサンデー(小学館)でトライアルマンガを描くことになり、ぜひトライアルマシンなるものに乗ってみたいと申し出てこられました。ちょうどHRCからお預かりしているRTL250Fがあるから、とある7月6

能天気な人々

きのうは相模川クリーンアップトライアルを開催しました。というお話はゆっくりするとして、アメリカのNASAじゃ、彗星に探査機をぶつけることに成功したと大喜び。大丈夫かなぁ。衝突すると閃光が発せられて、直径2kmのクレーターができたのではないかという。巨大な原子爆弾ほどの衝撃なのではないか。彗星に探査機をぶつけるのは、とってもむずかしいから、これはたいへんな快挙なんだそうだ。でもよ。彗星に、生物がいたとする。そしたら、突然飛び込んできたこんな爆弾もどきの地球からの贈り物は、さぞ迷惑だったこ

国際免許と献血

 国際免許をとりに試験場にでかけた。 前回ポルトガルへ行った時には、出発前日に国際免許を持ってないのに気がついてあわてたけど、杉谷が持っていたので事無きを得た。国際免許がないと、レンタカーが借りられないから大きな問題だ。考えてみると、おととしポルトガルのデ・ナシオンへいった時も、国際免許を取るのを忘れてあわてた。今だから言えるけど、結局国際免許はなしでポルトガルへ出かけて、ちょうど同じ時間にポルトガルの空港に到着するMFJの相馬さんを待ちかまえて、ぼくのかわりにレンタカーを借りる

梅雨晴れの全日本と

スコルパからの招待状 全日本近畿大会が終わって、もう水曜日だ。今回の全日本は、雨だ雨だと覚悟してでかけていったら降らなかった。そういうもんですよね。晴れると思って安心して出かけていくと、ばっさり降られることになっている。世の中は、みんなしてぼくを裏切って楽しんでいる。そういえば、土曜日の朝、5時半頃朝ご飯を食べようとデニーズに寄ったら、メニューに朝食コースがない。聞けば、朝ご飯は6時からだそうで、そうですか、5時半はまだ夜中のメニューですか。早起きしたのに「ディナーセット」を食べる気がし

サッカー報道に思えり

 日本代表サッカーチーム、ワールドカップ出場権獲得、おめでとさん。 きのうは帰ってきたのが夜10時だったので、テレビ中継(あったのかどうかは知らないけど)は見られなかった。で、スポーツニュースで見ればいいかと思ったけど、うちへ帰ってからニュースを見てて思ったことがございました。 ニュースで扱っているのは、サッカーの競技そのものではなくて、日本中が応援する国民的行事としてサッカーなんだな。テレビ局のプロデューサーは、あんまりスポーツそのものに興味はなくて、大騒ぎを伝えたいんだなというと。

ヨーロッパを学ぶ

くやしいけれど、トライアルの本場は日本ではなくて、いまだヨーロッパにある。盛んなのはスペインということになっているけど、イタリアでもフランスでも、お国の風土がトライアルといっしょに暮らしているという思いを、かの国に出かけると強く感じる。この思いは、トライアルだけじゃなくて、モトクロスでもエンデューロでも、きっと同じだ。 本場で通用するためには、ライディングテクニックを鍛えたりマシンをセットアップするのも重要だけど、ヨーロッパのメンタリティをお勉強するのも、まんざら無駄じゃないんじゃないか

モトクロス世界選手権

 5月29日、もてぎでのトライアル世界選手権のちょうど1週間後、スポーツランド菅生でモトクロスの世界選手権が開催された。 菅生はトライアル東北大会が開催される場所でもあり、オフロードスポーツ担当の藤原広喜さんとはいろんな点で仲良くしてもらっているし、最近では、深山トライアルという魅力的なトライアル大会も開催している。そんな菅生での世界GPだから、見逃すわけにはいかない。 (さらに…)

渋谷でトライアルを見る

 渋谷でウイダーのイベントがあって、そこで藤波貴久記者会見とデモ走行があった。 トライアルはたいてい山奥でやっている。電車に乗って見にいけるなんてことは、まずない。しかも今回は、目的地まで1時間くらいで行ける。ぼくんちの最寄り駅は「こどもの国線」というひとを食ったような名前の路線だけど、駅へ行ったら、遊園地専用路線だった頃の先代の車両を使った架線試験・軌道試験車がやってきた。だからなんだということはないけど、珍しいものが見られて、ちょっと得をした気分。今日は、珍しいものをいっぱい見るのだ

ここ最近の相模川

 なんだ。ふと気がつけば、ほぼ1ヶ月ごぶさたでした。 毎日書いていると、今日は大根を買いましたとか、お風呂にはいりましたとかトイレにいきましたとか、どうでもいいことを書く気にもなるんだけど(そんなことすら書いたことないくせに)、1ヶ月もごぶさたしちゃうと、大作を書かなきゃいけないと思って、こんな小さなネタじゃいかんよなぁと思って、ずるずるごぶさたが続いてしまいますね。いかんいかん。 さてこの日曜日は、久しぶりに相模川へ行ってきました。第三日曜日だからゴミ回収の定例日でもあ

NOKIAの携帯電話

なんとなくぽっちゃりしているのはシリコンケースに入ってるから ポルトガルへ行ってきました。今回世界選手権開幕戦へ行くにあたって、出発2日前にこんなものを衝動買いしました。ボーダフォンの携帯電話で、ノキアの6630。ボーダフォン名では、702NKってことになってます。 今持ってる、4年目になろうかというauのC409CAはそのまんま持ってます。なんたってC409CAは防水だし、落っことしてもなにしても無事。 衝動買いしたのは、たったの1円だったからでもあります。0円というところもあっ

九州の思い出

書き忘れてました。先日の九州取材の時に、はじめてTY-S125Fを見ました。いえ、三塚選手や森選手が全日本を走っているシーンじゃないよ。日曜日の晩、ぼくは熊本駅から20分の東横インというホテル(インターネット完備。これがないと仕事になんないので)に泊まったのですが、ここに向かう直前、道をUターンする125Fを発見。全日本観戦の帰りかなぁ、なんて思っちゃいました。一応追いかけてみたけど、自動車で追いつくわけもなし。翌朝、フロントに教えてもらったとおり、熊本駅まで行く市電の乗り場までぽこぽこと

九州の旅

 金曜日まで、クルマを走らせて九州に向かう予定が、突然ひとりで出向くことになった。ひとりなら、クルマじゃないほうが安いし楽だし速い。でも、出発前の日となると、飛行機も高いんだよなーと思いながら検索をすると、ふつうのチケットより8000円ばかり安いのがある。そういえば、そんな名前の飛行機会社があったよなぁとようやく思い出すくらいのスカイネットアジア航空。ベースを宮崎に置く新興エアラインらしい。 (さらに…)

若い人、きらい?

 締め切りで、あんまりそれどころじゃないのだけど、テレビもラジオも(といいつつ、外からの情報は最近Webのニュースに頼りきりだ。たまには喫茶店で新聞を広げる生活をしてみたい)堀江さんとニッポン放送の攻防ばっかりだ。 この攻防戦、ぼくにはそれでいいのかということが多い。企業経営なんてとんとわかんないし、まして株なんてみそ汁に入れるとおいしいという知識しかない。だからまぁ、ぼくがわかってないんだろうけどね。 (さらに…)

花粉症かな

きのう、ぷらっとツインリンクもてぎに行ってきた。ぷらっとでかける距離じゃないんだが、世界選手権の新しいセクションの様子が見てみたくて、でかけてみたのでした。これについては、ちゃんとした情報になったら、またお伝えします。今の段階では、相当な想像力がないと、できあがったセクションの様子は実感できない。もちろん、ぼくにはなんだかわかんないです。現状では、教えてもらわないと、どこがセクションになるのかもさっぱりわかんない。 (さらに…)

日曜日の午後

 最近、日曜日に家にいることが多い。人には「月曜日と火曜日は下取りに出すから、日曜日を倍にしてくれないと、仕事する時間がない」なんて言ってたけど、どうもうそついてたみたいだ。もっとあちこちのトライアルに出歩かないといけないかな? 今日も、近所で言えば寄居トライアルパークでチャリティ大会があるんだけど、さぼりました。雪が降るとかいう予報だったけど、明けてみれば、降ってないじゃないね。 しょうがないから、まだ企画段階のお仕事をしこしことしながら、F1の開幕戦なんか観ちゃいました。 (さらに&h

ラリージャパンに見る告知活動

 単車で遊ブログに『RALLY JAPAN2004報道記録集』についての記事があって、おもしろそうなので買ってみました。 『RALLY JAPAN2004』は、日程が合わなくて行けなかったのだけど(あうわけがない。ぼくはその頃、藤波のチャンピオン獲得劇を観ている最中だ)、正直なところ、ラリーは一度も観たことないし、モータースポーツ好きとして、ふつうに好きという程度の思い入れです。 だもんで、特にこのラリーの記録を手元に置いておきたいということもないんですが、この記録集がほしかったのは他

クリーンアップトライアル

 2月27日、相模川クリーンアップトライアルを開催しました。今回はいいお天気で、天気予報では寒い寒いと言われていたけど、陽が出ている間はけっこうあったかかった(そのかわり、後片づけ中に陽が沈んだら、一気に冷え込んで寒かった)。 一応3回やったので、この大会の形が、なんとなく主催者であるぼくにも見えてきたというところ。主催者がそんなことを言っていてはいけない気がするけど、正直なところ、自分でイベントを企画するのは初めてだったから、やってみたらいろいろわかんないことだらけで、1回目は我ながら

なにはともあれ

 ただいま締め切り中。 昼飯食べながら、ちょいとワイドショーを見てみたら、森昌子の入院顛末会見をやってた。森昌子とぼくは同世代だけど、森昌子ったら「中学3年生」だからね、更年期障害なんかになってほしくないなぁ。しょうがないけど。 ま、そんなことはどうでもよいのだった。これで、NHKの深夜番組「今夜は恋人気分」の主題歌が、森夫婦の歌だってことを知った。調べる気になれば簡単に調べられるんだけど、それほどまでして知りたいもんじゃなかったんだね。でも、いい歌だなぁとは思ってたんでさっそくネットで探し

3ない運動、テレビゲーム、暴走族

 去年、デ・ナシオンに参加した高橋摩耶は、埼玉県の19歳。ついこの前まで高校生ライダーだった。埼玉県というところは厳しい3ない運動で有名なところで、高橋家も学校に直談判に出かけたが快い返事はちょうだいできず、トライアル以外の場で苦労があったようだ。 という話をつい最近も聞かされたばかりだから、小林ゆきBIKE blogで「最近は3ない運動を知らない人が多い」ってのを読んだときにはちょっとびっくり。 (さらに…)

自然山サイトについて

 サイトを人並みに見せるというのは、簡単なようでやっぱりとってもむずかしかった。過去形じゃない。今でもまだ悩んでいるから“むずかしい”と現在進行形です。 むずかしい話はよくわかんないし説明もできないけど、これが当然だと思って作ってる「自然山通信」も、日本語を理解しない人にはさっぱり読めない。みんなが使っているブラウザも、いろんな言語を持っているようで「おれは日本語でしゃべってんだから、日本語がわかんなかったら帰れよ」と言えれば簡単なんだけど、みんなに見てほしくてサイトを公開してるんだから、そん

40 Summers Ago…

おととい「あたった、あたった」と大喜びしてみましたが、中身を見てみたら、ちょっとそっと喜んでみても足りないくらい、奥深い本だった。みなさん、いますぐお近くのトライアンフ販売店に駆けつけて、キャンペーンに申し込んだほうがいいですよ。で、運悪くあたらなかったら、買ってでも手に入れたほうがいいと思います。検索すれば、楽天なんかで売ってます。ざっと6000円。1万冊限定ということで、数に偽りがなかったら、たぶん売り切れたりはしないと思いますけど、なくなってからくやしがっても遅いです。表紙を見れ

あたった

今日はとってもうれしいことがありました。トライアンフ・ジャパンから、プレゼントをもらいました。宅配便が届いたときにはなんじゃらほいと思ったけど、あけてみたら「Steave Mcqeen 40 Summers 40 Ago....」というスティーブ・マックイーンとトライアンフの写真集です。表紙からしてISDT(今はISDEとなってますね)だから、ぼくらには生唾ものです。去年の暮れ、トライアンフの販売店でもある(自然山通信の販売店でもあります)スナップリングに寄ったら、マックイーンのポスターが貼っ

エンデューロライセンスの導入

最近、モーターサイクルを取り巻く世の中の動きが、最近ちょっとおもしろい。高速道路の二人乗りが実現しそうで喜んだと思ったら首都高速は除外でがっかりしたり、ETCで高速道路料金が割引になるかと思えば、オートバイはどうなるかわかんないとか、オートバイの車検が新車は3年になりそうだとか、はたまた石原慎太郎東京都知事が、三宅島で公道レースをやったらいいじゃないかとか、いろいろにぎやかだ。ただ、我ながら冷たいなぁと思うのは、もともとぼくはふつうのオートバイ雑誌で雑誌作りを知って、ロードレースやモトクロスの

自然山サイトその後、と

 今年に入ってうろうろと悩み続けていた自然山サイトの表示の問題ですが、少し進展がありました。多くの方にご迷惑をおかけしたWindowsとI.E.6でコンテンツが一番下まで見えないというのは、解決したみたい。 この問題を解決してくれたのは、昔いろいろよく遊んでもらって、ときどきぼくの書く記事にも登場してもらったロードレースのエンジニアさんです。ニシマキがほとんどお手上げになっちゃって「どーにでもしてください、お願ひ」と頼んだら、なんとかしてくれました。 しかし今度は、Macintosh OS

明日の天気は荒れ模様?

天気予報だと、明日のお天気は荒れ模様なんだとさ。ちぇ。まぁ、センター試験のみなさんにはお気の毒だけど、トライアルするには、まんざら悪くないお天気だと思うんだけど、さて、明日は何人いらっしゃるか。前回撮ってもいいお天気で23人だったから、今回は10人も来ていただければ万万歳です。本日、雨の中、セクション作ってコースを設定してきました。こわくなくてあぶなくなくてやさしくなくてという、ほどよいのが作れたと自負しております。作っているうちにどんどんコンディションが悪くなって、ぼくらがさっぱりいけな

携帯電話ネタ

相模川に明日の準備にいこうと思いつつ、雨なので、ちょっとぐずぐずしている。この日記を書いたら、出かけようっと。自然山のニュースやぼくの日記に対して、コメントがついたりトラックバック(どこかでTバックするという記述があって、色めき立ってしまったけど)してもらったりが唯一のように多いのが、携帯電話おたくネタでした。自然山日々通信の該当記事はこっちに移植してきましたが、そのつづき。 (さらに…)

なかなか修正できない自然山サイト

自然山通信WEBサイトを、どこぞの新聞のようにしてしまって半月になりますが、いまだ、一部のブラウザで長い記事を読むと、一番下のほうまでが見渡せなくて、途中でちょんぎれてしまうという事態を改善できないでおります。一部のブラウザなんていうと聞こえはいいけど、この“一部”がマイクロソフトのIE 6だもんだから困ったもんです。一時に比べるとシェアを減ったらしいけど、それでも全世界の9割の人はIEを使ってらっしゃるんですね。これ以外のブラウザダンったらいいんだけど、こりゃ、フランス語とドイツ語とイタリア

プロヴィーニからのたより

 先日亡くなったタルキニオ・プロヴィーニから絵はがきが届いた。 またがっているのは、晩年クラシックイベントにいっしょに出場していたベネリだと思う。プロヴィーニらしいいい顔で写っているので、ご紹介します。タルキニオ・プロヴィーニ1933年5月29日生まれ2005年1月6日没私が亡くなったといって、どうか涙をながさないでください。今までのように私を感じて、話しかけてください。天空からあなたを見守っています、愛した大地のように。

週末の相模川

この週末、相模川では2度目のクリーンアップトライアルを開催します。でも、狙いすましたようにお天気が悪そうですね。まぁ、こういうこともあるでしょう。大雪だろうがなんだろうが、参加者がだーれも来なくたって、少なくともぼくだけは現地に行ってますから(ほんとだろーな、雪上車じゃないと走れないようになっててもいくんだろーな)みなさんもがんばってお越しください。たどりついてしまえば、たぶん雪が降ってても、そんなに致命的に走れないということはないと思います。凍りかけた雪かなんかで、微妙に滑

イチローの分析

イチローの自分の戦い方の分析はおもしろい。言葉少なに自分の活躍を語るシーンは、へたな評論家よりも当を得た指摘をしている。2004年、イチローのバットの構えは寝ている。そのことを語るイチローは「バットは寝たのだ」と語った。足の位置、背中の姿勢、その結果、バットは寝たんだそうだ。寝かせたのではないと。ヒットを打った、凡打になったというのも結果ではなく、その内容が重要だと語る。打ちそこねた打球がヒットになることはあるが、それが続いて打率が上がっても、ハッピーではない。こういう分析は、でも、ぼく

ぽっぽやと自然山通信

恥ずかしいから黙っていようと思ったけど、仕事しながらなんとなくついていたテレビで「鉄道員」を見てしまって、泣いちゃいました。年をとると涙もろくなるらしいから、泣き虫なんじゃないぞ。これを見るのははじめてじゃなくて、確か3度目か4度目で、最初はちゃんと映画館で見たんだけど、それでも泣いちゃうんだから、うかつです。ぼくら高倉健の男気は苦手だけど、高倉健の映画を見て泣くのは好きです。広末涼子もお化けというキャスティングはぴったりで、広末本人が好きかどうかは別にして、この映画の雪子は大好き。大竹

似てるかな?

杉谷が逮捕されたんじゃないの? と心配してメールをくれた人がいました。似てると思いますか? 似てるといえば似てるかもしれないなぁ。同じ系統の顔といえば、セキレーシングモトロマンの佐藤健二さんも、この系統の顔だと思う。どうでもいい話で、失礼しました。偽札を使うのは重罪らしいけど、じゃ、銀行強盗でもするか、とはならないか。くだらないことを書いてないで、地道に仕事することにします。

1月号の表紙

自然山通信を作り始めて、とんと年賀状をさぼっております。年賀状いただいたみなさん、どうもありがとうございました。 さて、いただいた年賀状の中に、1月号の表紙をほめていただいたものがありました。これまた、どうもありがとうございます。ほめていただいたついでに、あの写真の場所はどこだろう、写ってるのは誰だろうという質問もありました。お答えしましょう。 (さらに…)

あけましておめでとうございます

今年のお正月はどこにもいかずに、自然山Webを手直しするという、おたくなお正月をすごしています。一日おきに雪が降って、遊びに行こうという気配でもないし、まぁよいかと。作業しているうちに、あれもやりたい、これもやりたいと気持ちがそぞろになってくるのはトライアルをやっているときと同じ。ひとつずつ解決していくのが、結局早道なんでしょうけれど、性格的にそういう構造になっていないところがつらいところです。もうちょっと若ければ、新年の抱負でそういう性格をなおすといいたいところだけど「いまさらなおんない

できそこないを公開しました

みなさま、お目汚し、申しわけございません。今回公開したサイト、思いきり開発途上で公開しちゃいました。公開してから、リンクが外れていたりするのをなおしています。クランクが入っていないオートバイを売っちゃったみたいな状態です。でもまぁ、おいおいなおしていきます。明日の朝になれば、空っぽのクランクケースにも、なにか入っているかもしれない。そういうお楽しみも提供させていただきます、ということにしておいてください。今のできそこない部分をなおして、そしたらもう少しやりたいことがあるのでそっちに

新しい自然山通信Web

このところ、トライアル以外の話題がいろいろあって、あれも書きたい、これも書かなきゃということがあるんだけど、ちょっと取り込み中のため、みんな投げ飛ばしている。ごめんなさい。なにに取り込み中かというと、自然山通信のWebのお引っ越しを考えていて、ついでにトライアル情報をよりダイレクトに発信できるものにできないかなと考えたら、抜け出せなくなった。これまで自然山のWebは杉谷が作ってくれていて、杉谷は美術大学出身だから、さすがに美しく仕上がっていた。ところがぼくのほうは、写真は学んだことがあるけど

災害ボランティアというもののかたち

新潟へ行ってきました。行く前はぴーちくぱーちくと偽善者ぶったことをいろいろ書いたけど、帰ってきたらすっかりおとなしくなっている。ここがまた、偽善者たるところです。新潟へ行ってなにをしてきたか、これからなにができるか、なにが足りないのかをレポートしてくるのが使命だと思ったのですが、そうすべきなのか、今となっては疑問のあるところでもあります。 (さらに…)

テレビに出たバイク救助隊

TBC東北放送ニュースの森で、とれっくとーちゃんが被災地に向かう様子がとりあげられています。いつまでも保存はされていないと思うけど、今なら見られる。でかけるときに、テレビの取材が入っていたんですね。テレビの取材が来ているということは、あらかじめテレビ局がとーちゃんたちの出発の予定を知っていたということです。とーちゃん、すごい。実はとーちゃんに「どうだった?」と電話したとき、少し話がもごもごしてたんだけど、それはこういうことだったらしい。もちろん、とーちゃんがテレビに出たくて新潟へ向かったんじ

新潟のお話、その後

新潟の菊池さんに電話をしました。オートバイのボランティア団体は菊池さんのところ以外にもいくつかあるんだけど、菊池さんのところは小千谷市役所につめていて活動しているみたい。電話したら、菊池さんは被災地から自宅に帰る途中だった。先週佐渡トライアルを主催したばかりだから、さすがにお疲れみたいだった。菊池さんのもとには神谷忠さん(大昔ブルーヘルメットの重鎮、NRチームの監督などを経てMFJ埼玉の仕事をされている)や高橋延治さん(MFJ関東で主にリザルトの作成をやっておられる。関東の大会にはなくては

中越地震その後

新潟の菊池さんが被災地へ行ってきたので電話してみたら、日帰りで往復していて、帰ってきたらすぐに寝てしまったと奥さんが電話に出られた。その後は電話していないけど、菊池さんの電話はあっちこっちで公開されているので、応対にお忙しいことだろう。1泊2日でバイク持参で被災地に水を運んだトレックフィールドのとれっくとーちゃんと電話。いろんな話をしたのだけど、ぼくなりにそしゃくして書かせてもらっちゃう。人手はいくらでも必要である。「おれたちになにができるのか」と考えているよりは、まず動き出すことが大事。

新潟の地震に思うこと、考えること

全日本の取材に出かけて、仙台の郊外でトンカツを食べているとき、揺れを感じた。新潟県がたいへんなことになっているのは、そのあとホテルにチェックインしたときに、フロントのおばちゃん(コンセルジュがいるようなホテルではありませんでした)に聞いた。そのあとテレビを見たら、道路は陥没してるし隆起してるし地割れしてるし、とんでもない状況だった。こういうところを走るのこそ、トライアルの出番だなぁと、原稿書きながら思ったんだけど、走れるというのと、そこでなにをするのかは別問題だと気がついて、少し悩みました。ま

時差ぼけと藤波ぼけ

 帰ってきた日は、中華街経由で帰ってきて、一瞬意識を失いながら、なんとか夜10時まで起きていた。これで時差ぼけも解消かと思ったが、目覚めたのが5時。うーん、ちょっと早かった。そのまま起きていればよかったが、また眠くなってしまってダウン。次に起きたら、藤波貴久の凱旋記者会見の始まっている時間だった(でも、手違いがあって、ぼくはその予定を知らず、ジョセップがアモス・ビルバオにズボンを脱がされて照れている写真をプレゼントしようと、起きてすぐ、プリントの作業を始めたりしていた)。 (さらに&h

台風一過か?

台風でたいへんというニュース画面を見ながら(うるさいから音声は消している)ふと外の気配をさぐると、雨がやんでいる。台風を家の中でじっとやりすごしていたので、そろそろ熊並に食糧難に陥っていた。これ幸いと、歩いて1分のスーパーにおでかけする。コロッケが食べたいなぁと思っていたのに、ステーキとお寿司を買って帰ってくるという優柔不断ぶり。空を見れば、早くも青空(もう真っ暗だけど)が顔をのぞかせていて、台風ってのは、大騒ぎする割にはすぎてしまえばあっという間だなぁと再確認。藤波お父さんお母さんは、貴久

ごめんなさい。服部さん

自然山通信10月号にまちがい発見。日本人ではじめて世界選手権ポイントを獲得したライダーは服部聖輝さん。締め切り間際であわてて書いていたとはいえ、ごめんなさい。鉛筆で原稿を書いていたときには、わかんなかったら筆が止まるけど、今はまちがえてもなんでもキーボードが勝手になにか書いていくから、まちがいに気がつかない。コンピュータのせいとは言わないけれど、無意識にまちがいをしやすい世の中になっているのは確かなようです。「ごめんなさい」が言える人になろうと、あらためて誓いました。服部聖輝さん、ご

秋晴れの日曜日

いいお天気です。「うまいもの食わせてやるから来い」と河村さんに脅かされていたけど、ごめんなさい。水源の森はパスしてしまいました。きのうは午前1時に眠くて眠くてしょうもなくて眠りにつきました。次にぱっちり目が覚めたのは、午前3時だった。1時間しか寝てないとは思えない。時差ぼけだなぁ。日本に帰ってきた藤波貴久情報入電。きのう成田に降りたと思ったら、そのまま名古屋に移動して、今日は東京へ向かっている。時差ぼけは関係ないんだろうか。若いのかなぁ。若いだけじゃないだろうなぁ。敵は世界チャンピオンだし。

ベルドン、その後

ベルドン5日間トライアルは、土曜日に最終日を迎えました。ぼくらの次の予定は、翌週の日曜日の世界選手権スイス大会。1週間あるので、たっぷり時間がある。といっても、水曜日か木曜日には現地に入るつもりなんで、遊べるのは日曜日から火曜日くらい。日曜日は、ぼくと杉谷は寝て過ごしました。ぼくはホテルの裏の河原へ降りて一眠り。そのあとホテルの前の駅のホームで城山三郎を読む。こっちの人はバカンスというと、日当たりのいいベンチで読書をしているんで、そのまねをしてみた。 (さらに…)

ベルドントライアルが終わりました

 アルプスの山の麓の5日間、いろいろ評価のしかたはあるけど、まずは、これはたいへんにすてきなトライアルだ。いやー、いい思いをしてしまった。 杉谷以外は、みんなベルドン素人だったから、走り方をつかむのに、2〜3日を使ってしまった感じ。成績を出そうと意気込んでくるとこのロスは大きいけど、結局そんなことはどうでもよくなって、いやー、楽しかったなぁという感じです。 (さらに…)

デ・ナシオンの発表

この前の日記にデ・ナシオンの発表はまだないと書いたけど、今日届いたMFJの機関誌「ライディング」のこんな記事があった。------------------------------------------------V トライアル・デ・ナシオンについて 2004年9月24日〜25日スペイン(CORDOBA)で開催されるトライアル・デ・ナシオンの日本代表チームの選手選考について、トライアル選手会から体制案が提案され日本代表選手選考委員会を設置することが確認され、承認された。■選手会案選出コ

気になること

世の中のことをぶつぶつ言うようになったらご老体であると常々思っているんだけど、あんまりにも暑いんで、ちょっとぶつぶつ言わせていただこう。さすがにしょうがないから、きのう今日あたりはエアコンをつけている。だいたいぼくはエアコンが合わなくて、すぐ調子を崩す。エアコンばりばりの電車なんてのは、大の苦手だ。第一、寒すぎる。電車に乗るときには、いつもジャケットを持っていかなければいけない。要するに、あの寒さはネクタイに背広姿の人に合わせてあるんだね。わざわざ暑苦しいかっこをしている人のために電気を使って

新潟の水害

村松が楽しいのとタイガーカブがくやしいのと、自分の話ばっかりしたので、ちょっとふれておかなければいけないと思った。村松は、高速道路を三条でおりる。三条といえば、堤防が決壊してたいへんなことになっている、まさにその現場。ほんとにこんなところで大会ができるのかなぁとか、ほんとにここを通っていっていいのかなぁという心配はありました。でもまず、大会ができるかどうかという点では、ぼくらの心配はしょせん外野の心配であって、村松の人は自分たちの土地を、ぼくらよりは知っている。村松は、三条の先にあるけど、ぜん

村松

タイガーカブを持って、村松へいってきた。ところが、また完走できませんでした。突然、電気がこなくなったみたいで、おしまい。ぼくのことを知っている人にこう言えば「ニシマキはマシンの整備をしないからイギリスマシンみたいに手のかかるのは無理なんだよな」と思うにちがいない。ぼくもそう思います。でもそう白状すると「だったらおれにくれ」という人が多そうなので、黙っている。くそー、完走できるのはいつかなぁ。というわけで、たった3セクション走ったところで本部に帰って、むりやり主催者の菊池貢さんのベータ125を

すごー

 早起きして、スポーツランド菅生におでかけする。前から“存在”は存じ上げていたのだけど、この春SUGOツートラが開催されるまでは、お会いするチャンスがとんとなかった藤原広喜さんに会いにいった。会うだけなら、わざわざ出かけていくこともないような気もするけど、こういうのもたまには悪くない。 杉谷はいろいろと忙しくて、平谷のエントリーも忘れて、すっかり憔悴。たまりきったストレスを解消するために釣りに出かけてしまったけど、杉谷に様々な仕事を押っつけて、ぼくは新幹線に乗ったのでした。 新幹線は、新潟

不在者投票と世界選手権速報

きのう、不在者投票にいってきた。今は、不在者投票っていわないんだってね。期日前投票っていうんだそうだ。たいしたちがいはないような気がするけど、つまり不在でなくても、気が向けば投票日以外にも投票ができるってことだ。以前は、不在者投票をするのは非国民みたいな扱いだったけど、最近待遇がうんと変わって、今回はまたさらに投票が簡単になった。というか、これで当たり前なんだけども。くやしかったこと、ふたつ。期日前投票には、電車に乗って5つ先のあざみ野駅まで出かけたんだけど、うちの近所の長津田駅前で、緑区住民

帰ってきたら

メールでこんな写真が届いていた。差出人はジョセップ・ラガさん。アダム・ラガの親父だ。スペイン選手権の表彰式を待っているところで、優勝した息子を撮りにきた親父は「あんたらは撮ることはあっても、撮られることは少ないだろう」と言いながら写真を撮ってくれた。メールアドレスを教えろ、写真を送ってやるからとは言われていたけど、こういうのは半分は届かないので忘れていたら、ちゃんと届いた。メールアドレスは、しかも息子のアダムに伝えたので、てっきり忘れ去られると思っていたんだけどね。疑ってかかって、ごめんな

うれしくも悲しい週末

藤波の2位、黒山の4位、野崎の13位も、それぞれに収穫のある結果が出たアンドラ大会だった。でも実は、ぼくは個人的にえらい状態になっていて、おたおたしながら1日が終わった。前の晩、コンピュータの設定をなにやらいじったらしくて、起動するや名前とパスワードを入れろといってくる。ところがこの名前が西巻という漢字の名前になっていた。コンピュータは起動前の状態だから漢字の入力ができない。いったいどうすりゃいいのだと途方に暮れたまま、日曜日の朝になった。しょぼんとしてプレスルームへ行くと、イギリス人のジェ

出発

成田空港へは、最近自分のクルマででかけていって、近くの駐車場に止めることが多い。帰りに、荷物をぽんとクルマに入れてしまえば、それですっと日常に戻れるのがいい。でも今回は電車とバスでいってみました。運転するのがめんどくさかったからだ。ぼくんちはこどもの国線という、間に駅がひとつしかない路線の終点。6時45分発に乗る。朝はさすがに、お客さんが多かった。長津田まで出て、半蔵門線で箱崎へ。ちょっと人が多くて、スーツケース(といっても、機内持ち込みできる程度の大きさだけど)はご迷惑だった。ごめんなさい

くやしいいい天気

とてもとてもいい天気だ。こんな土曜日は、みんな外へ出て遊んでいるんだろうなぁ。このところ、仕事が遅くて、しゃきっと作業が進まないので、だんだん残り時間が少なくなってきた。ぼくと聖徳太子とはまったく血筋が逆で、ひとつのことをやっていると、他のことはできない。たとえばうんちをしながらご飯を食べるなんてもってのほかだ。杉谷なんか、いくつもの事案をかかえてしゃぁしゃぁと処理するから(その部分については)尊敬する。まぁなんでもいいや。もう飛行機のチケットはとってしまったのだ。来週の木曜日から、7月の

衝動買い

町へ出た(笑)。メガネのレンズを作り替えて(度が合わなくなったのですね。そういうお年ごろだから)、エアチケットを購入して(来週、ヨーロッパに行きます。すぐ帰ってきちゃうけども)、ついでにヨドバシカメラへ行ってニッケル水素電池を何本か買った。で、そのついでに写真集を衝動買い。エリオット・アーウィットのもの(写真集といっても3800円だから、たいしたことはない。かつて衝動買いした中では、1万円ってのもあった。これは奈良原一高)。ヨドバシカメラのポイントがたまっていたから、現金を払わなくてもよか

陽のあたる仕事場

あんまりお天気がいいので、携帯コンピュータを持って、近所の公園のベンチで寝っころがって原稿を書くお仕事。梅雨のまっただなかだってのに、なんていい天気なんだ。まわりでは、犬の散歩やら子どもを遊ばせる若奥様や、ときどきとぼとぼと散歩をされるおじいさんの足音なんかが聞こえてくる。でも、しばらく世間の物音に耳を傾けていると(仕事に耳はいらないから、こういうことをやっていられる)子どもを注意するお母さんたちの声がやたらと耳につくようになった。「そっちへいっちゃいけません、あぶないから」「靴が濡れるで

カメラを買ってみました

1ヶ月ほど前から気になっていたカメラがあって、買ってしまった。龍泉洞でエンジン壊れてリタイヤした北村さん(ご愁傷さまでした)が持っていて、とってもうらやましかったのだ。7等級防水(水中撮影はできないけど、ちょっとくらいならきっとだいじょうぶ)だから、トライアルにはばっちり。ヨドバシカメラでは5万円くらいしていたので、価格.comで安いのを探して買ってみました。4万円をちょっと切るくらい。SDメモリーカードも、いっしょに防水のを買いました。通信販売ってのは、いつ届くのかがわかんなくて、ち

ど・ビギナートライアル

茨城県白井トライアルパークで、ど・ビギナートライアル大会。いつもど・ビギナーでは「トライアルをまったくやったことがない人のスクール」ってのをやっているけど、今回はその教材である亜路欧さんのガスガスが、前日のJMMで出払っているので(持ってこれないことはなかったけど、JMMで壊れちゃうかもしれないから、冒険はしないでおいた)スクールはやめにしました。期待されていた人がいたら、ごめんなさい。代わりに、かるがもクラスってのを担当してみました。白井は上まで行くとコースもそこそこ厳しいので、下の方の

JMMスーパートレッカー

全日本をお休みして、道志の森キャンプ場でイベント。といってもぼくがやるわけじゃない。モーターサイクル関係の有志(トライアルに限らず、メーカーや雑誌社の人間)が集まって、一風変わったトライアル大会の開催。というか、トライアル大会じゃないですね。イベントの詳細を説明しようとすると長くなるので、今回はパス。で、準備に金曜日のお昼からでかけていった。こちら、学校を休ませてふうみを連れていく。道志につくと、村岡ジッタがひとりでぽつんと待っている。柳沢克吉くん、飯田くん、亀山さん(昔ホンダ技研の広報部にい

龍泉洞トライアルにいってきました

世紀末大会の3日間以来、お休みが続いていた龍泉洞トライアルが復活したので、参加してきました。この大会は、何度か取材ででかけたことがあるけど、参加者として走るのははじめて。仕事だから参加しなかったんじゃなくて、当時のぼくは、とてもじゃないけどセクションなんか走れたもんじゃないから、参加しなかったわけです。久しぶりの龍泉洞は、ずいぶんやさしくしたなんて話だったけど、まぁあいからわず素晴らしかった。素晴らしいというのには、えぐいとか楽しいとかおもしろいとかつらいとかこわいとか、いろんな形容を含

6月になってしまった

気が付いたら、6月になってしまっているではないか。世界選手権は、いろいろと楽しかった。ぼくらの世界選手権は、3月くらいからはじまる。観戦ガイドを作るための取材で開幕戦へでかけたり(去年はふたりででかけた。今年は杉谷ひとり。ぼくは留守番しながら、その他もろもろの準備をしていた)公式プログラム制作のお手伝いもしていたから、4月、5月はもてぎ月間みたいなもんで、その間に自然山の締め切りがやってくる。2週間に1回締め切りがやってくるから、こうなると、締め切りにもだんだん慣れてきてこわくなくなる。でも

なんじゃこりゃ?

世界選手権ウイダー日本GPを前にして、藤波貴久とジョセップがあやしげなご会食。実はこれ、番組宣伝です。明日(20日)、24時10分(正確には21日、ですね)、日本テレビの「MOBI」。藤波が出演して、みんなに報告することもあるみたいだから、ぜひご覧ください。このふたりが、なにをしているのは、よくわかんないけど、その時のお楽しみ。

RTL250Fデビュー

レプソルのニュースリリースで、ホンダRTL250Fがベールを脱いだ。このマシン、2〜3年前からホンダがせっせと開発をしていたのは風の便りに知っていた。なんでも、ホンダ系のライダーはみんな借りだされてテストをしていたとか。どんなマシンなのかなぁ。話が聞きたいなぁ。早く乗ってみたいなぁと思っていたんだけど、テストをしている連中には守秘義務がある。ねちねち聞き出せば、脇が甘いやつはそぺろっとしゃべっちゃうかもしれないけど、ぼくも黙りとおす自信はないから、聞いちゃうとその人の立場がなくなるかもしれな

新潟と125Fと成田匠

きのうの日曜日は、全日本選手権だった。最初の方のセクションを見る限り、簡単そうだなぁと思ったんだけど、渋谷は時間を間違えてタイムオーバーしたり、黒山もぽんと岩を上がった途端に足を出すし、セクションが簡単なら簡単で、やっぱり点数ついてしまうという、証明のような光景が繰り広げられていました。そしたら第4セクション。ここはごろごろの岩場が長く続くところで、岩場そのものももちろん簡単じゃないけど、とにかく時間が足りない。小川が入り口の岩で突っかかって5点、黒山は時間がなくてどたばた走ってセクショ

SSDT最終日

土曜日。SSDTも最後です。結局ジャービスが逃げきって、ご本人何度目かの優勝を飾りました。この日、一番減点が少なかったのはコリーで2点。ジャービスのコナーが4点でした。日本のトップライダーがツートラに出場して、数点という成績を残しあたりから、日本のツートラはSSDTの何分の一なんて表現をよくされますけど、出場した人は、みんな大うそだというのを知ってます。たぶん、フルマラソンとお散歩くらいのちがいがあると思う。6日間走って、減点が100点にならなかったのは17位まで。16位に、ドギー・ランプ

金曜日のSSDT

さぁさ、金曜日、5日目です。金曜日は、フォートウィリアムスから突き出た半島を1周するコース。コランフェリーっていう、ノルマンディ上陸作戦みたいなボートに乗って参加者が移動するのを写真や映像で見たことはないでしょうか。あれがこのコースです。そういえば、確か去年、秋山さんはこのフェリーに乗らないでまっすぐいっちゃったなんてことがありました。この日はライダーからは休息日なんて呼ばれていて、いやまぁ、そんなに楽ちんであるわけがないんだけど、それまでが地獄だったから、地獄度合が少しゆるむと、こりゃ天国

SSDT、4日目

はい、4日目になりました。木曜日ですから、疲れも絶好調。これをすぎると、あとは比較的楽ちんな金曜日(といっても、ぼくに走れるというわけではない)、最終日の土曜日だけだから、もうなかばのりきったも同然だけど、ここで痛めつけられると、残りの2日間もしんどいかもしれませぬ。杉谷が掲示板に書きこんでいたけど、そちらの情報に惑わされずに、リザルトから情報を拾ってみましょう。ジャービス、コナーがともに3点。トップは11点でジャービスだけど、コナーは8点差で2位。さらにジェイムス・ランプキンがコナーに1

SSDT、その3

3日め、水曜日。コースのことは、ぼくはよくわかんないんだけど、水曜日あたりは、いよいよ厳しいメニューが用意されていることが多いって話。ジャービスも、この日は7点も減点してしまった。一番減点が少ないのはベン・ヘミングウェイで1点。でもトータルでは、ジャービスは8点でまだトップ。ジャービスを追いかけるのはポンス、コナー、ジェイムス・ランプキン、コリー。1日30セクションを、一桁の減点で回れるライダーが、トップグループを形成する権利を得るようです。ジョン・シャートは12位まで後退。もうお疲れなんだ

SSDT火曜日

SSDTって、5月の第1週の月曜日から土曜日まで開催。6日間走って日曜日は教会に行きましょう、ってことかな?さて2日目です。この日はみんなぼろぼろと杉谷が掲示板に書きこんでいるけど、リザルトから検証してみましょう。トップはジャービス。1点ついて、2日間トータルでも1点。2位にコリーが5点。きのう同点2位だったジョー・ベーカーさんは、このひは14点のタイムオーバーをくらって10位に後退。ポンスは3点のタイムオーバーを食って11点、ダン・ソープと同点で3位。ジェームス・ランプキンは7位で、サム

SSDT日記

ゴールデンウィーク、ちょっとお出かけしていたので、SSDTについてのお知らせが遅くなってしまいました。今年も、できるだけやってみます。掲示板には杉谷からのメールを転載しておきましたが、去年は地獄のようなお天気だったから、今年はいくらかましだったのでしょう。雨がまったく降らないというのも珍しい土地柄だから(当然だけど)、今年は天候的にはふつう、ちょいひどめって感じではないかと想像します。もちろん、初日とそれ以降の天気が、がらりと変わることだってあるんだけど。杉谷真は、世界選手権アイルランド大会

観戦ガイドまもなく完成

世界選手権日本大会もてぎまで、あと1ヶ月ちょっと。自然山通信では、ニューズ出版から発行の「世界選手権観戦ガイド」の編集をしました。杉谷がアイルランド大会の取材から帰ってきてからの突貫工事で、この度無事完成。ただいつ、印刷屋さんがせっせとお仕事しております。発売は4月26日。もうまもなくです。この本は、ふつうの本屋さんでお求めいただけます。どうぞ、本屋さんで手に入れてください。よろしくね。

ヨシムラのプロジェクトX

本日、NHKのプロジェクトXで、ヨシムラの鈴鹿8時間が企画された。最近涙もろくなって、見ているうちに、なんだか少し泣けてきた。なさけないなぁ。つっこみ自体は浅くて、もっと深いドラマはいっぱいあったんだけどなぁと思うんだけど、テレビというのはそういうものなのでしょう。・直江さんはいまだ若々しくて、ちょっとびっくりした。・クーリーとボールドウィンのヘルメットをかぶって、実車(とおぼしきマシン)がスズキのテストコースを走っていたのはちょっとびっくり。・森脇さんの長男のしょうご(漢字は忘れてしま

電話相談室から

桜もそろそろ咲く今日このごろ、お電話で相談をいただきました。ニシマキの日常は、忙しそうで実はヒマなので(でもほんとは少し忙しい)、せっせとお答したつもりなんだけど、こんなお答えでよかったのか、今思えば、少し思い残すところありなので、書いておきます。ご質問は、トリッカーはどうですか?というものでした。えぇー、そう聞かれてもなぁぁぁ。ぼかぁ正直者だから、悩んでしまった。質問の主の人物像によって、少しずつお返事がちがってくるからであります。まぁ、自然山通信のニシマキに電話かけてくるんだから、通勤に

スティーブの巻

 インドアを見に香港へ行ったときに、中華めしをごちそうしてくれたスティーブが、復活祭のお休みに日本へやってきた。嫁さんのウィンディといっしょ。スティーブとウィンディと聞くと、すらりとした白人を思い浮かべるだろうけど、彼らはやっぱり香港人で、見た目は中国人なのだ。 で、きのう「横浜についたよー」と電話があったので、おでかけしてきました。 おまえらの住んでるとこを見たいなんて言うけど、こどもの国や長津田にはホテルも民宿もラブホテルもないもんなぁ。桜木町にホテルをとらせて、そのへんで遊んでやるこ

山口良一さん

きのうは富士山の続編で、次はこの人。山口良一さんにお会いしました。山口さんは、約束の場所まで、オートバイに乗ってやってきてくれました。オートバイが大好きという感じ。お会いしたなにを話したのかは、これから原稿を書くのでまだないしょだけど(秘密じゃないけど、原稿を書くとなると、少し覚悟がいるのだ、やっぱし)お忙しい人なのに、のんびりと楽しい時間をすごさせてもらっちゃった。ありがとうございました。ひとしきりお話をしたりオートバイに乗った後、山口さんはご自分のバイクで、落語のお勉強にでかけてい

山村レイコさんと

今日限りだといわれながら、窓からは桜がきれいに咲いてるのが見えます。世界選手権も開幕したし、すっかり春だ。土曜日は、富士山麓にいってきました。山村レイコさんのおうち。いいお天気で、気持ちがよかった。すぐに帰ってきて、アイルランドからの速報を受けようと思ったのだけど、あまりに気持ちがよくて、晩ご飯など食べてしまって、あわてて帰ってきました。レイコさんのページはこちらhttp://www.fairytale.jp/高速道路を急いで走っていると、最近、へんなニュースが多いもんで、ちょっとタイ

SUGO深山トライアル

スポーツランドSUGOで、素敵なトライアルがありました。ナンバープレートがいらない、ツーリングトライアル。トレックとーちゃんに言わせると「なんちゃってツートラ」なんだそうだけど、ヨーロッパのトライアルをつまみ食いして見ているぼくにいわせりゃ、こっちのほうがほんもののトライアルです。いっしょにいってくれたのは、藤波由隆さん。去年、貴久チームからはずれたので「じゃ、ぼくのマインダーをやってください」とお願いしたら、ふざけるなといいながらやってきてくださいました。3人1組なんで、もうひとりは高橋摩

トリッカーと芥川賞と牛丼

ヤマハの、トリッカーの記者試乗会へ行ってきました。昔々、もっとふつうのオートバイ雑誌の編集者をやっていたときには、発表試乗会のはしごをして暮らしていたようなこともあったけど、ライディングスポーツ以降、そういうところに出かけるチャンスはめっきり減ってしまった。試乗会に集まる顔ぶれは、メーカーの人も雑誌屋さんも、8割方は知らない人だけど、少しは知った人もいて、なんだか同窓会にでかけたみたいな気にもなった。でトリッカー。19インチと16インチのホイールをはいていて、とてもトライアル用途に適している

トライアル愛好者らしい週末

なんと、週末に2日間続けて、トライアル遊びをしました。それも自走ででかけていった。なかなか新鮮な週末でありました。春らしくなったんで、むしょうにオートバイに乗りたくなったんだよね。トライアル遊びにはトランスポーターが必須ってのがトライアルの定説だけど、TY-Sで遊びに行くのは、これはこれでまんざらでもない。どーしてもトランスポーターが持てない人には、TY-Sで自走ってのは、悪くないかもしれませぬ。オートバイででかけていくと、渋滞しててもするする帰ってこれるのもお得。腰のあるリヤフェンダー先っぽ

インドアのチャンピオン争い

掲示板につらつら書いていたのだけど、途中で、こういうのこそ日記に書いて「もっと日記を書け」という一部の熱心なうるさいファンの皆様を黙らせようと気がついた。インドアのスケジュールが終盤になってころころ変わっている。ロシア大会が中止になり(プールの屋根が抜けた事件と関係があるのかどうかは不明)ニース・フランス大会が日程変更になった。当初、ニースは中止かもしれないということで、だとすると残り2戦、すでに2位以下を20点離してしまったラガは、今の時点でチャンピオン決定ということになる。どっちにしてもラ

1週間のごぶさた

気がつくと、前回日記を書いたのは1週間前ではないか。今日は締め切り真っ最中なんだけど、こういう時に限って、日記を書いてないことを思い出してしまうのだった。アメリカの牛肉って、狂牛病だらけの可能性があるんだってね。「1頭しか狂牛病が出ていない」と胸を張っていえるのは、検査をしないからだって、芥川賞がのってる文春に出ていた。アル中の人にアル中ですねと聞くと、ほとんどの人が「いいえ」と答える。アメリカの狂牛病騒ぎは、そんな感じらしい。アル中だって治療すればなおるだろうに、まず検査をしないんだからしょ

ダイエット

最近、ダイエットしてます。杉谷は去年のSSDT前に、食事療法とかしたみたいだけど、そういうのはめんどくさいからやってない。というか、なんにもしないでダイエットしようという、ものぐさです。本気になったのは、去年の虫干しトライアルで、体脂肪計をもらってから。これもらってから、ちょくちょく体重計に乗るようにして、体重が減った、体脂肪が減ったと喜ぶことにしたという、それだけです。次には、飯を食わないことにした。まず、夜9時をすぎたら、ものを食べない。お腹が減るから、早く寝ることにした。そしたら、健

自衛隊と泥んこ遊び

ニュースで、自衛隊のイラク入りを報じている。ぼくのことを知ってる人はご存知だと思うけど、およそ軟派な人間で、礼儀のレの字もなく、金もなければ力もない人間なのだけど、自衛隊車両が隊列を組んで砂漠の道を走っている映像を見ていたら、なんだか興奮している自分に気がついた。なんでだろうなぁ。男の子は戦争が好き、軍隊が好きとよく言われるから、不本意ながらそういうことなのかもしれない。こういう興奮を、おとなになってから、ぼくはパリダカールラリーで初めて味わった。パリダカールラリーでは、トラックも競技車

もう1年の1/12がすぎたなぁ

ふと気がつけば、前回の日記から1週間以上がすぎている。このところ、諸般の事情であんまり出かけず、ずっと机に向かっているので(机に向かっているだけで、仕事がはかどっている気も、あんまりしない)カレンダーばかりが進んでいる感じ。それでも、少しはお出かけしている。まず、桜木町に飲み屋にでかけた。「波の上」という飲み屋さんで、なかなか奥が深いお店。また、追加取材に出かけなければいけないかもしれない(それって、飲みにいくってことだろう)。桜木町にでかけたのは、東横線の桜木町行きが廃止になる数日前のこと

近ごろのニュース

●ヘルムート・ニュートンが死んだ。もうそんな歳になったのかなと思ったら、高齢は高齢だけど、自動車を運転していてホテルの壁に激突したらしい。なんとなく大往生。ぼくが写真を学んでいた頃は(ほんの1年くらい。それ以後は、習うより慣れるというか、慣れる以前に仕事し始めた)ロバート・フランク(アメリカ人など)とかウイリアム・クライン(New Yorkなど)とかが持ち上げられる時代は少しすぎていて、彼らにしびれて活動をはじめた日本人カメラマンが、すっかり有名になっている時代だった。その時代は、ファッショ

隠れた読者あり。感謝

誰も読んでないだろうなぁと思いながら書いているこの日記。この前は、杉谷にまで「日記を書きなさい」と言われてしまった。途中まで書いて、値段も詳細も書かずにいたガスガスも(途中まで書いたところでコンピュータがハングアップして、それきり忘れておりました)、無事に売れてしまいました。お問い合わせいただいた方、ありがとうございました。というわけで、そろそろしめきりで、日記なんか書いてる場合じゃないんだけど、そういうタイミングに限って、日記を書くことになるんだなぁ。なんで日記が書けないのかというと、たとえ

ガスガスTXT-Pro250 2002売ります

1年半杉谷とニシマキの共通のセカンドバイクとして所有していたガスガスです。どなたかご入り用でしたら、ぜひ。2002年型ですが、クラッチやエアクリーナーボックスなどは2003年型になっています。リヤフェンダーは、テールランプ一式のついたものがもう一つあります。整備をして、返ってきたばかりの状態です。スピードメーターは、破損したのがそのままになっています。動くかどうかはよくわかんない。クラッチレバーは、これだけ曲がってよく折れないなぁというほどに曲がっています。商売上手なショップだった

悲しき携帯電話

帯電話が大きく様変わりしてるんで、ぼくも新しいのを買ってみようかなぁと思って、なにが新しいのやら調べてみた。テレビだ、GPSを使った位置案内だと、機能は確かにてんこ盛りだけど、どれもしっかりお金をとられるオプションで、あんまりうれしくない。カメラがついてるのはそれなりに便利だと思うんだけど、商売柄、カメラはちゃんとしたのを持ってるしなぁ。今ぼくが持ってるのはauのやつで、カシオ製。アルミボディにチタンのリングが巻いてあって、防水。同じのを持ってた某奥様はどっぽんトイレにこの電話を落とし、

スポーツニュースを見て思ふ

きのう、トライアルとぜんぜん関係ない人とお話ししたら、そのうるわしき奥様は机をどんどん叩いてフィギアスケートでの村主の活躍よりも広末の腹ぼてのほうが大きく取り上げられるのが許せないと憤る。まぁ、あたしもそう思う。広末は女優の仕事で取り上げられるべきで、腹ぼてでニュースになるものじゃないのだ、本来。そんなヒマがあったら、藤波があとちょっとで世界チャンピオンになろうってんだから、そっちをやれよと言いたい。でも、目の前で机をどんどん叩かれていると「そうですねぇ」と相槌を打っているのがつまらなく

香港へ行ってきた

インドアトライアルの観戦に、香港に行ってきました。初めてのインドアトライアルは、いろいろ楽しかった。いつものアウトドアの世界選手権も楽しいけど、インドアってのは、トライアルだけじゃないってのもいい。香港といえばお買い物らしいんだけど、ぼくはお買い物の趣味がない(金もない)ので、カナダ人の友だちに香港人の友だちを紹介してもらって、昼飯を一緒に食いましょう、というまわりくどい遊び方をしました。ご飯のあと、インドアの会場まで船で行こうということになって、案内してもらって乗ってみました。写真はその

そろそろ締め切り〜

女子バレーボールが終わって、フジテレビには戦いすんだふつうの顔をした女子選手が登場してきたりします。メイクもしたみたいなんだけど、彼女たちは、コートで戦っている方が文句なく美しいと思った。女子が終わって、男子の部もはじまった。男なんか見たってつまんないよなぁと性差別丸出しで興味なかったんだけど、ちょっと見かけりゃ、やっぱりすごいではないか、ニッポン。カナダ戦は、やっぱり夢中で見てしまいました。男は男で、やっぱりかっこよかった。加藤なんか、金城武みたいだと思ったけど、試合が終わって赤ん坊を抱いて

日記とバレーボールと藤波貴久

なんとね。ここんところの日記が、ぼく以外のみんなには見えてなかったというまぬけな事態が発覚した。日記を書いてから、もうひと作業しなきゃいけなかったのを忘れていたのでした。すみませんです。で、日記がちゃんとアップロードされていないのに気がつかないまま、きのうはバレーボールの日本vsブラジルでした。結果はストレート負けだったけど、どのセットもいい勝負をしていた。ミスも多かったから、勝った負けたは時の運、みたいな気もする。「日本の3位進出は絶望的」てな評価が多いけど、試合そのものはとってもいい試合だ

あれもこれもさぼってしまいました(^^;

日曜日の選挙には、とんと行けたためしがないから、今回もどうせいけないだろうと、不在者投票も済ませておいたのだけど、この日曜日はどこにも行かずに家でくすぶっていました。ときどき、こんなふうに、あれにも行きたい、これにも行きたいと悩んでいるうちに、日曜日のお昼を迎えてしまうことがあります。とほほ。選挙は、インターネット時代だけあって、メディアによって開票結果がちがうのがおもしろかった。30票くらい平気でちがう。みんな独自の早とちり合戦をしているんですね。民主党ったら、メディアに圧勝と報じられて、喜

にこにこトライアル

きのうの日曜日は、福島県猪苗代ご近所のチーズナッツパークで「にこにこトライアル」ってのを開催しました。開会式でなにかをしゃべれといわれたのでお話ししたけど、ぼくには「東北のトライアルは硬派」というイメージがあります。ハードなツーリングトライアルも、東北にはずらりと揃っている。じゃ、軟派なトライアルライダーはいないのかってところが、今回のイベントのテーマでした。チーズナッツパークはエンデューロコースだけど、一山丸ごとなんで、トライアルフィールドがまだまだいっぱい隠れている。開拓すれば、全日本

虫干しトライアルに行ってきた

しばらくオートバイに乗ってないので、まみさんたちがやってる虫干しってトライアルに連れていけとふうみに言われて、おでかけしてきました。今年から、空冷バイクの集いになったんで、125Fも参加資格あり。モノショックもあり、女性はもともとなんでもいいんで、会場はけっこうにぎやかになった。マシンがちがえば、いつもとぜんぜん雰囲気も変わるので、楽しい。最新のバイクしか持っていない人が、少しかわいそうです。ニシマキのトライアンフは、最近配線をつくりなおしました(なおしてもらいました。小池さん、ありがとう

同窓会ネタつづき

ちょっと思いだしました。40人ばかりいた同級生のなかで、ひとり、ニシマキのことをテレビで見たという人がいた。15年前のテレビ東京の番組。彼女(昔少女だったおばさん)は「パリダカにでたでしょう」と言ってたけど、パリダカではなくエジプトのファラオラリー。あらびっくりです。見る気もなく見ちゃったんだろうけど、40人中ひとり見たってことは、視聴率2.5パーセント。で、15年も彼女の記憶に残ってるわけだから、テレビパワーおそるべし。なんでもいいからテレビに出たい人がいっぱいいるのも、さもありなん。トライア

全日本の日

全日本中部大会、今回は欠席させていただきました。中国大会もいかなかったから、2回続けて欠席ってのも、なんだかしめしがつかない(笑)と思ったのだけど、ごめんね。残り1戦、IASとIBではチャンピオンが決まりました。萩原真理子の女性チャンピオンはならなかったけど、いい戦いをしたみたいだし、内容はよかったのではないでしょうか。藤原由樹も、去年あたりの線の細さから一転、見事に化けてきたみたい。IAの井内も、なかなかたくましい選手になってきた。ヨーロッパでは“渋谷の次”は誰なのかってのが、隠れ日本ファン

自然山通信を見た(笑)

いつもは製作課程でほとんどすべてのページの仕上がりを把握してしまうのだけど、今月は写真と原稿をじゃんじゃん送りつけて、あとはどうなるのかわからないという状態で杉谷まかせ。みんなより遅れて、本日自然山通信10月号を見ました。誤字脱字誤変換いっぱいというのはいつものことだけど、日記はいろんな時期にいろんなところで、いろんな道具を使って書いたので、つなげると少し気になるところがあって恥ずかしかった。いつもはページになってから、もう一度読み直して手直ししてるんだけど(それであの誤字誤変換の嵐なのかよと

ニッポンにて

さすがに3週間もいると、日本に帰るのも少しわくわくする。最近1週間くらいのヨーロッパ行きが多かったもんで、そのくらいだと、もう帰っちゃうのかともっていなく思ったりもしたもんだ。トリノからミラノの空港まではバスでいった。マリオがバスターミナルまで送ってくれたけど、トーレ・ペリーチェからトリノまでは、列車に乗っていらっしゃいということで、まぁ荷物は全部トリノに置いてあったから、かばんひとつ持って列車に乗った。2回目だから、すっかり勝手知ったる気になっている。切符を買ったら、ホームのあちこちにあ

ヨーロッパ放浪も今日が最後

アニエーゼの家からマリオに連れられてトーレ・ペリーチェに移動。マリオのお友達のデザイナー宅、めし、マリオの所属するクラブのミーティングとはしごして、夜まではお仕事。マリオも原稿を書いていた。クラブのミーティングって、何を話すの?と聞くと、来年のスケジュール、予算、この前の大会の反省、それから、世界選手権やデナシオンの話をみんな聞きたがるのさ、とのこと。ぼくも、来年の選手の移動について、あることないことを話してあげた。まだまだあやしい話だから、日本語では書けないけど、まぁたいしたことじゃない。

アニエーゼのお母さんとお昼ご飯

トリノ市街へ、お母さんの見舞いにいくというマリオがでかけていった。ぼくはひとりで仕事をしてるよというと、マリオが「だったらアニエーゼのお母さんに、お昼ご飯を作ってもらうように頼んであげる」と言う。アニエーゼは杉谷と同い年ぐらいだから、そのお母さんもおおむねぼくの母親と同じくらい。「あたしはフランス語ならちょっとしゃべれるんだけどね」というくらいは通じたけど、こちとら、フランス語だってままならん。「しーしー」と返事しているうちに、昼間っからワインをいただき、気持ちよくなってベランダで読書してい

デナシオン・男性部門

泥君が西さんが借りたモンテッサに乗ることになったので、今日はひとりで走る。いつものとおり飯を食ってホテルを出てきたら、Bクラスの早い連中はもうスタートしていた。日本のライダーは、まだモーターホームから出てこない。1日くたくたに走り回って取材完了。電話攻撃していたので、特に速報などを送る必要もなし、マリオが帰るという時間に、そのままいっしょに帰る。昼飯も食ってなかったので、途中のサービスエリアで飯を食う。マリオはトライアルパンツのまま飯を食っていた。帰りに藤波家と会う。マリオの(アニエーゼの

デナシオンに向けて

泥君と、スクーターに二人乗りして取材する。今回目についたのはドイツの3人め(クラマー姉妹じゃないやつ)のあやしげなうまさ、フランスの統制のとれたうまさ(まだレベルは少し低い)、意外に小粒なイギリスの上達ぶりなど。晩飯は、またマウリさん中心のディナー。マウリさんはジャーナリストだが、今回のイベントの広報活動を一手に引き受けていて、この晩餐は、その方面の人たちの集いだった。移動アナウンサーが、イタリアの小話を披露して盛り上がるが、いっさいわからず。どうやら、ホモセクシャル関係の話らしかった。

デナシオンに向けて

木曜日のお昼ごろに会場についたら、太一親子、西、伴、稲垣のレディースチームが先着していた。でも彼らは、マシンがまだ到着していなくて、待ちぼうけ。木曜日はパドックの設営をして、飯を食って、とりあえずの宿をとっただけで1日が終わった。金曜日は、プレスルームにいってマウリさんに宿の手配の確認をして(今度はマリオからの連絡が通っていた)、モンテッサに移動用のスクーターをお借りして、取材の段取りは完了した。プレスルームは電話回線がひとつしかなくて、とりあいになりそうだ。 (さらに…)

モンテッサ4ストロークに乗る

23日に突貫工事で自然山通信の10月号原稿を送って、お昼からご近所に4ストロークマシンのテストにでかける。このあやしいマシンの紹介は、次号にて。テストしたのはぼくじゃなくて、マウリノという、世界選手権でようやくポイントをとったイタリアの若いライダーだ。そのあと、恰幅のいいそのマシンのコンストラクターやマリオに見送られて、バスと電車を乗り継いでサボナへ。サボナのサービスエリアで藤波号と合流して、マリオより一足早くデナシオンへいこうと思ったのだけど、ほんのちょっと事件があっただけで、おおむね順

ヨーロッパ選手権へ

よく晴れた一日。トップライダー以外の走りを見るのはめったにチャンスがないから、楽しかった。トップライダー以外といっても、イタリアのトップやトニー・ボウであるわけで、充分うまいんだけど。大会が終わってから、ウィロビーさんをつかまえてお話。ビールをご馳走になる。そのあとマリオの家に帰るも、トリノの料金所渋滞(工事していたんだと思う)で帰りは3時になった。

ヨーロッパ選手権へ

アニエーゼ(マリオの彼女)の家を早朝出発して、ヨーロッパ選手権の会場、バルマレンコへ。高速道路をジャンクションを2回まちがえたけど、すぐ気がついたので大きな遅れにはならず。でもコモ湖のあたりが観光渋滞しはじめていて、現地についたのはお昼近くだった。ユース(子ども)の大会はすでに始まっていた。プレスオフィスへいって「ポンニチのニシマキっていいますけど、マリオに宿を頼んであるから聞いてみろって言われてきたんですけど」ってでかけていくと「マリオからはなんにも聞いてないけど、宿はあるよ」と紹介してくれた

藤波貴久家訪問の巻

プレスルームを離れると、ぼくには携帯電話しか通信手段がない。てなわけで、なんとなく日記をサボっておりました。最終戦が終わってから、藤波選手の自宅に行ってきました。例によって、ぜんぜん下調べをしないもんだから、ジローナから30分といわれて、バルセロナとジローナは隣だと聞いてたんで、バルセロナからは近いんだなと思っちゃったんだけど、ジローナはバルセロナから100kmあった。藤波家では取材をしたり近所を散歩したり、カベスタニーが得意だというゲームをしたり(2戦2敗しました。くやしい)海の街に

本日のTY-S

テールランプが切れるので、ヘッドライトのワット数をあげて、テールランプに流れる電気をセーブしようとしたのですが、ブドリを走ったらまた切れてしまっていました。ネリを走っている分には、だいじょうぶだった。ブドリの終盤、リヤフェンダーがばたばたいうと思ったら、フェンダーを止めているネジが1本なくなっていた。このネジは、これで3本なくしました。よくゆるむってことですね。今日、郵便局へ行って、向かいの証明写真の自動販売機(とはいわないだろうけど、なんていえばいいんだろう)で国際免許用の写真を撮って出て

イーハトーブのTY-Sとホンダの230

ごぶさたしました。イーハトーブトライアルにでかけたまま、あっちこっち放浪していて、今は浜松を目指して木曽路を走ってます。ということで、イーハトーブには、ぽつりぽつりとTY-Sが参加していました。みんなを見ていたわけじゃないけど、TY-Sだから、125だから、4ストロークだからってことはなくて、ライダーの実力通りの結果が出ていたように思います。少なくともぼくはそうだった。テクニカルなお話ではトレックとーちゃんに「おまえはわかっとらん」と怒られた。ぼくがローしか使ってないって件。このエンジンは

イーハトーブへ向かう道中

 今、イーハトーブに向かっているところ。デビュー戦はもうすませたTY-Sだけど、イーハトーブというとちょっと緊張感がある。イーハトーブとて数多い愛すべき草大会のひとつと思いつつ、歴史の重みってやつが、こんなふうに感じさせるんじゃないかと思う。 で、イーハトーブの準備。成田さんのお勧めに従って、後輪にビードストッパーをつけた。リムにもうひとつ穴をあけ、ダンロップ製ビードストッパーを装着。成田さんが作業してくれるのを見てただけだけど。 あと、2度目に球切れを起こしたテールランプのバルブを交換。こ

火垂るの墓

ビデオを見ながらっていうお仕事があって、テレビをつけたら、野坂昭如原作の「火垂るの墓」をやっている。これを見ると悲しくなって泣いてしまうのだけど、ストップモーションのまま原稿を書いていて、ちょっと気を許すと、時間切れでテレビモードになってしまって、悲しい物語を見ることになる。トライアルには、神さまと呼ばれる世代の先人たちがいらっしゃるけど、この時代、ちょうどこの主人公くらいの世代だったのではないだろうか。今度、仕事がないときに、ゆっくり泣かせてもらいたいから、DVDでも買ってこよう。そう

TY-Sさらにその後

TYS125Fと表記していたけど、マシンに貼ってあるステッカーを見ると、TY-S125Fってなってますね。ぼくのやつにはステッカーが貼ってなかったから(最初に発送されたやつは、ステッカーが間に合っていなかったらしい)よくわかんなかった。TY-S125Fが本名らしいので、以後気をつけようっと。17日は、昔よく遊んでもらったロシアンラリー関係のイベントにTY-Sを連れていった。トライアルとはほとんど縁のないオフロードライダーたちが、このマシンをどんなふうに見るのかが興味ありだったけど、なんというか

TYF日記

ダイナランドの奥長良トライアルに出場しました。おっかないのもバイクをこわすのもいやなので、簡単なクラスにエントリーして、ときどき、ためしにちょっとむずかしいところを走ってみました。トライアル性能は、ぼくが語るまでもありません。エンジン特性が2ストロークとまるでちがうから、その点はとまどうこともあるけど、シャーシに文句があるわけがない。ギヤは全部ローで走りました。セカンドでも走れると思うけど、まだよくわかんないので、とりあえずローにしておきました。ナンバーもシートもつけたまま。取りつけ方法を

125F耐久テスト実施中(笑)

外国製トライアルマシンをお持ちの方ならみんな知ってると思うけど、外国のメーカーは、公道をじっくり走って耐久テストをしたりなんてことはやってません。たぶんやってないと思う。ぜったいやってないにちがいない。だから、あれだけ思いきった設計のマシンを作れるんですね。で、マシンが来てから北海道へ持っていって、そのあと少し走り回ってきました。写真は北海道でたたずむニシマキと125F。ではないです。残念ながら。その結果、テールランプ関係はよくできてはいるけど、つけ方とかがいまいちですぐに脱落してしまうこ

TYS125F

いまいちおもちゃの使い勝手がわかんないのと、山奥にひそんでいたのとで、早くも日記をごぶさたしてしまった。TYS125Fは、現在走行150km。厚木、和寒と舗装路ばかり走ったけど、その後、北海道某所のラフロード走行もしてみました。保安部品関係は、けっこうしっかりできているけど、無敵というわけにはいきませんでした。テールライトAssy.は、もうちょっとしっかりつけないとだめみたい。ウィンカーを止めてるボルトが落ちちゃったり、多少のトラブルありです。ナンバープレートホルダーも、もう少し短くした

北海道上陸

杉谷がFOMAの携帯を買った。データ通信がとても速いらしい。で、ぼくはAir-H"を買ってみた。PDAコンピュータに差し込んで、これでいつでも日記が書ける(日記が書けないのが本人の資質の問題とは、いまだ考えていない)。ということで、金曜日の朝6時に出発、買ったばかりのAir-H"をセットアップして、福島あたりで初アクセスができた。予定のたてられない自然山のこと、大洗からのフェリーはいっぱい(特別室はあいてたけど)。予約なくても乗れる津軽海峡便に乗るため、青森までひた走り。夕方5時の船に乗っ

TYS125Fがきました

TYS125Fが届きました。ニシマキ分個人車だけど、ニシマキに渡しておけばあちこちで見せびらかすだろうから、みんなに先がけて渡してもらいました。でも、注文したのも早かったんだけどね。ステッカーが貼ってないけど、これは、正しい貼り方を教えてもらってから貼ろうと思ってます。これから出荷されるやつは最初から貼ってあるんじゃないかな。保安部品は、一応一通りついております。保安部品キットとやらが、どこからどこまでをさすのかは不明です。ウインカーは、トライアルマシンとしては異例に立派。でも考えてみれば

飯島直子のなぞ

125Fの写真が登場した次のネタとしてはなんともだけど、Yahooオークションで、デ・ナシオン募金を集めるためのオークションをはじめました。YahooのIDは、これまでニシマキが個人的に使っていたもので、デ・ナシオン用に新しいのをとろうかなと思ったけど、自然山用と個人用があって、それぞれにメールが届いてとなるとわかりにくいし、オークションを開設するにはちょっとだけ費用もかかるので(微々たるものだけど)自分のをそのまま使うことにしました。そしたら、最近、飯島直子のお宝VCDなんかを落札してるんだ

とほほな毎日

悪いことは続くなぁ。いやなに、たいして悪くはないんだけど、あれが壊れとかこれをなくしたとか、いろいろあった。7月号の封筒印刷をしているときには、プリンタが紙を吸い込まなくなった。なおせば直るような気もするんだけど、なおしている時間はないので、買いにいった。結局使い捨てなんだよなぁ。なおりそうで動かなくなったプリンタは、募金オークションにでもするかな。売れるかな。と思うまもなく、今度はハードディスクが突然認識できなくなった。このハードディスクはメールのやりとりから作りかけの自然山通信まで、いろ

デ・ナシオンは誰のもの?

デ・ナシオン募金は、みなさまのご協力で、気持ちよく金額を伸ばしています。「まだまだぜんぜん足りないじゃないか」という声もあるとは思いますが、気持ちが気持ちを呼んで、もっとたくさんの人に協力いただければ、金額的にも、きっとクリアできるものと信じています(自分の日記なのに、おすましした書きっぷりになっている。自分のことを書くのって、きっと苦手なんだね、おれ。だからこれでいいことにしよう)。トライアル選手会は、男子4名のほかに、女子3名についても、支援金を供出することにしたとのことです(ただし金額

いいことも悪いこともいっぱい

杉谷にバカにされた4万円もするおもちゃのデジカメの画像をチェックしたら、おもしろい写真が写っていた。これ、どうやら走っている自動車から撮影したものらしく、建物や柱がまっすぐ立っていない。ふつうのカメラはこんなおかしなことにはならないんだけど、このおもちゃのカメラは、シャッターが開いたり綴じたりする動作スピード(いわゆるシャッタースピードとは別物。最高速と加速のようなちがい)が遅いんで、こんなことになるみたい。だからなんだっていうと、ただそれだけのことでした。この週末は、サンシャイントライアル

自然山6月号SSDT記事が読めない事件

今月の自然山が読めないというお問い合わせを何件かいただいていたけど、まぁそんなこともあるよなとたかをくくっていたら、あちゃー、しょうもないまちがいをしていた。6ページ、7ページの一番上の行が、すっとんでいる。実はすっ飛んでいるんじゃなくて、黒いうえに黒い文字を乗せていたのでした。これじゃ読めるまい。で、その部分を書いておきます。白いペンで書き添えていただけると、SSDTレポートが完成します。ごめんなさい。6ページ2段めは参加しなかった数少ない一人。6ページ3段め パスケットはオール

6月になってしまった

日記が更新されなくて、みなさん安心されたことと思います。ちぇ。もてぎの雨は、すごかったなぁ。カメラが壊れるとか、レンズが曇るとか、どろどろの洗濯物がやっかいってことがなかったら、雨のトライアルはけっこう好き。途中から写真を撮るのはあきらめてみんなのトライをじっくり見てしまった。こんなお天気の中、「日本チームをデ・ナシオンに送りましょう」と募金活動に勤しんでくれたきれいどころのみなさん、どうもありがとうございました。これでおわりじゃないから、まだまだみなさん、よろしくお願いします。というこ

デ・ナシオンの募金活動……

デ・ナシオンの募金活動について、このところけっこうおつむの時間を割いていた。もともと自然山通信なんて、社会の構造からはずれたのがふたりして始めたものだから、今回の活動のようにいろんな人の理解を求めながら、正義に向かって突き進むというのは、どっちかというと向いていない。この日記を見ていてもおわかりのとおり、三日坊主がなにより得意な人格だから、永続的に、というのはとってもたいへんな使役だ。始めたはいいけど、途中でやめたりしたら犯罪だよなぁ、うまくいかなかったらどうなるのかなぁ、善意の活動だから責

どうでもいいこと

最近、トライアルのネタばっかりで、いきなりこんなことを書くと申しわけない気がするけど、ぼくの日記なんだから勝手に書こう。きのうはF1があった。最近早寝早起きしているので、ビデオをセットして今日見たのだけど(最近、ようやく予約ができるようになった)、まぁ、シューマッハが火に包まれながら優勝したり、いろんなことがあった。でもニシマキ的感想は、クィックチャージのシステムとかはオウムのサリン工場みたいに見えるし、ヘルメットに防火服を着たピットクルーは、なんだか白装束みたいだった。話は変わってデ・ナシ

ヨーロッパの人のお仕事

藤波が優勝したドイツ大会1日目(2日目も勝ってほしいなぁ)。リザルトを全部手に入れて眺めてみたけど、あいかわらずタイムオーバーの数え方がぼくには理解できない。タイムオーバーそのものじゃなくて、タイムオーバーをどうリザルトに組み入れるかなんだけど、ご覧のように、クリストフ・ブルオンくんの場合、1ラップ目と2ラップ目の減点を足すとトータル減点になる。でもクリストフはタイムオーバーをくらっているから、これを足さないと正しいトータルにはならないはずなんだけど、足されていない。じゃ、タイムオ

デ・ナシオンに日本チームを送ろう運動

杉谷がほうほうのていで(笑)日本に帰ってきて、さぁ自然山の締め切りに向かって一直線の今日このごろなのだけど、この1ヶ月、なんだかんだとデ・ナシオンにかかわっていて、あんまり自然山のことをかまっていない。やばい。MFJがデ・ナシオンへの資金支援をしないと発表してから、いろいろ悩んだ。お金を預かるのはたいへんなことだから、はじめてしまったら途中で投げだすようないいかげんなことはできない。それにことは「日本代表選手」のことだから、自然山通信が音頭を取るべきことなのかという懸念もあった。お金を集めると

SSDTおまけ

SSDTも終わったので、この日記を見る人もいなくなったと思うんで、思い出したことをこっそり書いておこうっと。SSDTの順位についてです。この日記でも、便宜上何位という言い方をしているけど、SSDTページの結果を見てもわかるように、こういう言い方は、SSDTではあんまり使わない。優勝がベストパフォーマンスと呼ばれていて、2位がランナーアップ。3位以下はわりとまぜこぜで、全出場者の何%だかをスペシャルファーストクラスといいます。その下の何%だかがファーストクラス。その下がセカンドクラスで、それ

SSDT 5日目

だんだん書くことがなくなってきたぞ。困ったな。5日目、金曜日は、フォートウィリアムの南の半島を一回りしてくるコースで、他の4日間に比べると少し楽。コランフェリーというフェリーボートで川(なのか海なのか湾なのか)を渡ったり、ちょっと趣向がちがう。これは毎年こういう傾向らしい。スコットランド、地元の期待の星ギャリー・マクドナルドは10点を献上してトップから後退した。5点が一つあるのが痛かった。そういえば、ルールについてなにも書いてなかったけど、SSDTってのはイーハトーブとおんなじような、停止即

SSDT 4日目

リザルトの発表が遅れている。SSDTの採点は、選手はカードを持っていなくて、各セクションのオブザーバーがノートにつけている。日本の大会でいうと、隠岐のOITTとかサンデーファミリーとかでやっているような方式(他にもあるかもしれないけど、ぼくは知らない)。集計は、オブザーバーが帰ってきた時点で始められるけど、オブザーバーが帰ってこなければ集計ができないシステムだ。このシステムには一長一短はあるけど、さすがに100年続いた大会だけあって、よくできているところが多い。このへんの詳細については、99

SSDT3日め

タイトルに、SSDTのページをリンクしておきました。ページ制作者のアンディは、冗談まじりのわりと読みやすい英語を書くので、みんなも読んでみてください。お天気は雨また雨だそうです。この数年、SSDTはお天気のいい大会が多かったけど、雨模様のこれこそが、ほんとのSSDTの姿かもしれない。「本来の姿のような今年のSSDTをそうそうにリタイヤしてくやしくてしかたがないが、なんとなくほっとしているのも事実」と杉谷は電話してきました。さて3日め。ヘミングウェイとパスケットは好調を続けています。トータル

SSDT2日目

火曜日のコースは、伝統的に長くて苦しいのだけど、まぁ、このへんから本来のSSDTがはじまりだよってところでしょうか。きのう解説し忘れたけど、オールクリーン軍団の中に、ジョルディ・パスケットがいました。スペインのフェデレーションチームにいて、スペインライダーのスペイン選手権ポイコットには参加しなかった数少ない一人。99年に平凡な成績に終わったので「あんたみたいにうまい人が、こんな簡単なセクションでなんでこんなに足をつくの」と聞いてみたら「簡単なんだけどねー……」みたいなお返事。おまえにはわかんだ

SSDTリザルトの読み方

自分のことを書こうとすると、なんにもしていないのがばれてしまってはずかしくて三日坊主になるから、SSDTのリザルトを読んで解説することにしました。1日目オールクリーンが8人もいますね。とってもうまいやつがいっぱい出ているから、これはまぁこんなものでしょう。6日間この調子を維持できるかどうかが、ほんとうの実力というところです。オールクリーンしたライダーの中に、アモス・ビルバオ、ジョン・ランプキン、スティーブ・サンダースがいます。ジョンはイギリスのベータインポーターで、ドギーの従兄弟。手を折っ

意外なりタカハシ

亜路欧の営業をやっている高橋亮くんが、結婚式を挙げた。箱根の芦の湖畔のオーベルジュでやるという。おしゃれである。芝生のお庭がきれいな、日本じゃないみたいな会場で、えっちなフランス人のマジックがでてきたり、式はなかなか楽しかったのだけど、高橋くんを知っている人には意外な写真をご紹介しましょう。左でマイクを持っているのは新郎です。右端でピアノを弾いているのが新婦の里香さん。里香さんは、音大出のピアニストなのだ。ピンクのバイオリニストは、妹さんの定永舞さん。こちらも本職のバイオリン屋さん。歌っ

なにもない日曜日

日曜日はどこかに遊びにいこうと思って不在者投票までしてきたのに、今週末はあんまり予定がない。自然山通信をくまなく探したら、お正月から雪にたたられてのばしのばしになっていた渋谷勲スクールってのがあった。申しこんではいないけど、取材かたがた、これに遊びにいこうと思って電話してみたら、なんと中止になっているという。まさかいまどき雪でもないだろうにと思ったら、会場の都合ということで、お気の毒。渋谷勲選手と遊びたい人は、ぜひ4月29日のツインリンクもてぎにやってきてくださいね。ということで、こんな

アイルランド以後

アイルランドから帰って、ほとんど1週間たってしまった。写真は、2日目の大会が終わった後、プレスルームのおねえさんから「お昼から夕方まで、軽食を用意したから食べてね」ともらっていた食券を使ってサンドイッチを食べたビストロ。この写真を撮ったのは例のライカもどきのデジカメで、こいつはいかにもヨーロッパ調の色調で少し濁った発色をするんだけど、これがいかにも北アイルランドにお似合いだ。でも、この街には、ほんとにレストランがない。これも、その実情はファミリーレストランなんだけど、建物は築何百年だし、

パドックにて

4月4日起きたら、歩いて1分のところにパドックができあがっていた。選手はきのうのうちに到着していたのだけど、なにかの都合でパドックに入れず、別の場所で一泊していたらしい。B&Bの気のいいおじさんに「月曜日の朝まで泊めてね」とお願いする。ぼくらのこの予約で、このB&Bは満室になった。会場は海辺のヨットハーバーをパドックに、海岸線の岩場に10個、泥の斜面に4個のセクションが設定されていた。びっくりするような高低差はないんだけど、くねくねひねってあって、それなりにむずかしそう。今年は、HRCか

成田からベルファスト

バージンアトランチック便でロンドンを経由して北アイルランド(英国)のベルファストへ。成田で、藤秀に会う。同じ飛行機らしい。気軽なジャージ姿に荷物は手荷物1個といういでたちで、旅慣れてるなぁと感心する。でも、荷物チェックでは、荷物を全部ばらばらにされて調べられていた。時間があったので、藤秀が頭をかきかき、荷物をばらす姿を観察した。やっぱり戦争の影響か飛行機はがらがらで、久しぶりに、座席を占領してぐぅぐぅ眠りこけた。ただ、だから時差ぼけがないかというとそうでもなくて、その後3日たっても朝4時に

3月が終わるぞ〜

全日本選手権も終わって、3月ももう終わりです。なんだ、今月は日記を3回しか書いてないんですね。しょうがねーなー。熊本は、とってもぽかぽかあったかくて、会場は桜が咲いていて、びっくりだった。飛行機を降りて気候がちがうと、思えば遠くへきたもんだという気になりますねぇ。乗った飛行機はJASだったのだけど、JASは3月いっぱいでなくなっちゃうんだった。それなら、機内誌とかコーヒーのコップとか、あるいはこっそり毛布とかシートとか翼とか、記念に持って帰ってくればよかった。持って帰っても、どうせじゃま

よくないことと少しよかったこととよくないこと

ぼくは、悪評高いYahooBBを使っている。ここんちのいいところは、電話料金が安いということだ。九州に電話してもアメリカに電話しても、3分間7.5円。ただみたいなもんだ。YahooBBどおしだったら、ほんとにタダだ。で、今までは8MBだったんだけど12MBに変更した。新しいモデムが送られてきて、古いのを送り返して接続して、そしたら、BBフォンが使えなくなった。サポートに電話したら「1週間くらいは接続の都合で使えないことがある」という。マニュアルにも、そういうふうに書いてあった。しょうがないか

あけましておめでとう、とほほ

なかなか新年の日記がスタートしないので、さすがに自分でも恥ずかしくなりました。日記なんだから、日常生活を書けばいいんだろうに、朝から晩まで仕事していたり、朝から晩まで寝ていたり、単調な生活をしているもんで、堂々とみなさんに公開できる日常生活がないのが困ったもんだ。それで、しょうがないから、話のタネにこんなものを買ってきた。ほしかったのだ。ライカM3。 (さらに…)

カレーと牛肉と唐辛子

お天気がいい日が続いているけど、日曜日はどこにも遊びに行かなかった。ちぇ。先週は、和歌山のカレー事件で大騒ぎだった。あの騒ぎをテレビで見たりしていると、むしょうにカレーが食べたくなって困った。事件に巻き込まれた人たちは、いまだにカレーが食べられないというけれど、無責任な外野のうける印象はまた別のようだ。そういえば、狂牛病の頃には、これまた牛肉が食べたくなってしまった。世間では牛肉の売り上げが落ちたというのに、不思議。本日「最近は唐辛子がひそかな人気」というニュースを見た。これ、もしかすると

DVD版自然山ビデオ

杉谷が、DVD版の自然山ビデオを作って持ってきた。DVDは、まだまだコストが高くついて、ビデオのかわりにするには勇気がいるけど、近いうちにビデオに取って代わるかもしれないから、研究中なのだ。ぼくはDVDプレーヤーを持っていないので、仕事用のコンピュータで見ることになる。でもコンピュータってやつは、半年に1回くらい新しいシステムを入れてやってきれいにしてあげないと機嫌が悪くなる。ちょうど、今回は、このDVDを見ている時に発生して、そのままシステムの入れ換え作業に突入した。なんだかんだと(その間

トライアンフ・タイガーカブ

長いこと放っておいたトライアンフのタイガーカブを、ようやく動かして遊びました。四十雀トライアルに参加したのだけど、これがとっても素晴らしいマシンだった。四十雀に参加するまでは、重たいし乗りにくいだろうけど、かっこいいからすべて許すという気持ちだったけど、乗ってみたら脱帽。今のトライアルとはまるで方向がちがうけど、トライアルってのは、本来こんなマシンでやっていたスポーツなんだなぁという感触を感じました。 (さらに…)

ポルトガル絵日記

ポルトガルのデ・ナシオンをことを書かなきゃいけないんだけど、うかうか書いてると自然山通信に書くことがなくなりそうだから出し惜しみして、写真でも並べてみることにしました。といっても、今回は大会中はカメラを持っていなかったので、写真はただの旅日記です。まずは、リスボンの市電。街の中に登山電車が走っているところが、すごい。町の風情はパリによく似ているんだけど、さすがにパリにはこんなものは走っていない。犬のウンコがよく落ちているのもパリ譲りだけど、本家のほうは犬のマナーがよくなったのか(

ガスガス50のこと(9月ももう終わり)

世界選手権以降、気持ちばっかり忙しくて、困ったもんだ。これだけは書いておかなきゃと思ったのは、ガスガスの50のこと。土曜日朝のレディース・キッズには、確か4台ほどのガスガス50Boyが出場していた。うちの娘ども(ふたりで1台)もその1台だったけど、世界選手権が始まる前に、15番ピットの自然山ブースにそのマシンを運んでおいたら、けっこう興味を持ってみてくれる人が多かった。当日はきちんとお答えできなかった(そもそもその場にいなかった)から、亜路欧にかわってお返事します。 (さらに&hel

ようやく一息、まだ暑い

今週末はなにをしようかなぁ。観戦ガイドも無事に世に出て(全国の本屋さんで売っているはず。見つからなかったら、書店に注文してください。『ニューズ出版・レブスピード9月号臨時増刊・2002トライアル世界選手権観戦ガイド』が正式名称です。短気を起こしたら、自然山通信までご注文ください。order@shizenyama.comFAX:045-989-1362TEL:045-989-1360 (さらに…)

なんだかいそがしーなー

イーハトーブ、今年こそ行こうともがいていたけど、やっぱり無理だと断念した。自然山通信の締め切りに、もうひとつ頼まれ仕事が重なって、しかもそのお仕事の依頼がまだきちんと届かないという状態。この3年、世界選手権が無事終わるまでは、なんだかんだとふつうの生活が送れないのだった。関係ないけど、ネパールで飛行機が墜落した。ジョムソンからポカラへ向かう飛行機とのことで、ぼくはこの路線に乗ったことがあります。道路がないから、歩いていくか、飛行機に乗るしかないんだけど、10何人全員死亡らしい。合掌。ところで

ホットドッグinもてぎ

去年に続けて、今年もホットドックに自然山が出かけました。去年は、どビギナートライアルのみなさんにおまかせしてビギナートライアル大会を開催したのと、メイン会場となった第1パドック(世界選手権のAゾーン)でトライアル体験コーナーを設営して一般ライダーのみんなに遊んでもらったのだけど、今年も基本的にはこの路線。 (さらに…)

北海道は寒かった、東京はやっぱり暑い

ご幼少のころから、広島原爆の日はいつも暑いという思い出があるけど、暑さもどんどんパワーアップしている気がする。なるべく扇風機で乗り切ろうと思っているけど、それは別に省エネに協力しているわけじゃなくて、エアコンが苦手なのだ。先週末は、北海道へいってきました。飛行機の中は冷房ききすぎで寒かった。千歳空港も、寒かった。外へでたら、もっと寒かった。20度ちょっきりくらいしかなかった。寒い。全日本の会場は旭川が近いのだけど、旭川行きと千歳行きでは1万円ほど料金がちがうので(千歳行き朝一は安かった)千歳

台風一過人類は皆兄弟

7月12日朝日新聞の朝刊。こんな台風の中、自動車に乗る人もいるんだなぁという記事だけど、よく見ると、走っているのは自然山号とおんなじニッサンAD-MAXではないか。トライアルマシンが2台入る貴重な乗用車型の貨物自動車だけど、ゴーンさんのニッサン構造改革で消え失せた(と思う)。でも、台風の中でも元気で走るクルマであることが判明した。日本中を走っていても、同じクルマに出会うのは、1ヶ月に1回くらいの頻度で、仲間に会うと、ちょっと得した気になる。だから新聞でこのクルマを発見して、やっぱり得した気に

九州の思ひ出

先週末は全日本の九州大会だった。金曜日の朝走り始めて、途中名古屋あたりで渋滞50kmというのに出くわしたりして、小倉についたのが夜だった。で、駅前で見つけたホテルが、素晴らしいホテルだった。すぐ裏にホモ専門の映画館みたいなのがあって、隣はあやしい風俗店。これでも駅から歩いて2分くらいだから、すごい。裏町を歩くと、きれいなかっこをしたおねーちゃんと、どう見てもらりっているおにーちゃんとがすれちがうような、不思議な世界。おしゃれなバーがあるかと思ったら東陽片岡が好きそうな飲み屋もある。なんだか、2

ETC

ETCをとりつけました。商売柄、高速道路はよく乗るんで、5万円のハイウェイカードを買うと、8000円割引になっていたから、偽造対策と称して、高額ハイウェイカードがなくなったのは痛い。ETCの前払いを使うと、同じだけ割引が使えるってわけ。機械を装着したりセットアップしたりするのに2〜3万円かかるけど、しょうがないからこの分は新しもの好きの必要経費ということにした。これがなかなか快適。延々と並んでいる横をするするっと抜けていってノンストップで料金所を通過すると、たった3万円の出費をしただけなのに

締め切りと芥川賞

自然山通信3月号をつくり終えました。本当は、今日は朝から印旛村にでもでかけようと思っていた。初心者大会のシリーズが、新しく始まるということで、ちょっと興味ありだったの。でも、締め切りだし、行けるかどうかわかんないし、行けたら行こうと思っていたら、やっぱり行けなかった。仕事が終わって寝たのが3時すぎだったから、やっぱり起きられませんでした。これからは、こういうときには躊躇せずに「行きますから遊んでくださいね」と連絡しておこう。自分の意思次第にしておくと、ぼくの弱い意志は必ず負ける。で、ひま

あけましておめでとうございます

みなさん、ご無沙汰しておりました。催促されないと日記を書かないしょうもない日記ライターです。知らない間に2002年になってしまった。もうしわけないです。ぐずぐずしている間に藤波貴久選手はスペインに出かけてしまって、今年は7月まで帰ってこないというし、黒山健一選手のWEBページは新装開店するし、いろいろ世間は変化しているのでした。ニシマキのお正月は、長野・岡山・愛媛・三重・愛知とふらふらして、ガキどもをバイクに乗せる(けっして萩原真理子みたいにじょうずなライダーに育てようとは思わない。ただ、

ペガサスカップ

発送が終わって、スコルパを成田さんの店にとりにいく。ついでにこの前もてぎでクラッチが切れなくなったシェルコもざっと見ていただくことにする。シェルコはあいづツートラの事務局、会津観光公社の長谷川さんにお譲りすることにした。ここだけの話、もっと高く売っぱらおうと思っていたんだけど、あいづツートラの現場で「やっぱり長谷川さんもトライアルをやりましょうよ」と焚き付けた手前、落札は最低価格で決着しました。だから乗りっぱなしで届けようとも思ったけど、成田さんにさわってもらうと、またがっただけで幸せになるので

コスプレランドで椎茸を食す

全日本で、松本の堀金さんに拉致されて、岐阜からそのまま松本へ。翌日は、塩尻のコスプレランドというところで椎茸狩りをするという。なんだかよくわからないけど、おじゃましました。コスプレランドという名前で、むふふな想像をしてはいけない。塩尻インター近くの某所にある、みんなのトライアル練習場でござる。 (さらに…)

全日本トライアルの観戦に行ってきた

ここんところ、毎週のように取材(遊びか?)にでかけているので、今週はお休みをもらおうと思って、全日本の取材は杉谷にお願いした。この週末は、もてぎで世界グランプリロードレースがあった。今月末に茂木で開催するHOT DOGの準備というか下見とかも兼ねて、久しぶりにロードレース観戦もいいなぁと思っていたのだ。でも、いざ週末が近づいてきたら、やっぱり全日本のことが気になってきた。じゃ、仕事はしないけど、杉谷に連れていってもらって観戦のお客さんを決め込むことにした。 (さらに…)

会津と台風と風と貿易センタービル

9月9日は会津のツーリングトライアルだった。その昔、会津リゾートツーリングトライアルというのが開催されていたけど、新しい主催者が、リゾートの実行部隊の協力を得て開催を実現させたもの。東京からもそこそこに近いし、コースも楽しかった。セクションも、御薬園と鶴ヶ城のふたつのクラスに別れていて、どちらもそこそこに楽しかった。お勧めの大会が、また生まれました。 (さらに…)

2002年型スコルバとバイカーズステーション

コマ図ラリーの帰り道、韮崎のアルプスヴァンに寄って、新型のスコルパを見せていただく。ちょっと見には、去年型とまったく変わっていないけど、外国製トライアルマシンって、細かいところを少しずつじょうずに改良していく。スコルパに限らず、どこのメーカーのものでも感心する。試乗もする予定だったけど、ニシマキにマシンの挙動がわかるわけもないので、「去年型の方がちょっとのったらパワーがあった」という秋山さんと「去年型よりパワフルな感じがする」というニシマキと、全く別の印象を確認したところで駐車場を2周しただけ

コマ図ツーリング

ふと気がつくと、この週末は予定がなかった。そう思っていたら、某所でおこなわれるコマ図ツーリングに誘われた。悪い言い方をすれば、無許可で山を走り回る闇ラリー。だけど、乱暴に走り回ってはあっという間に走る場所を失うから、彼らもそれなりに礼儀を尽くしている。そんなのを含めて興味があったから、ほいほいとでかけた。 (さらに…)

白井トライアルパーク・どビギナートライアル

どビギナートライアルが、白井トライアルパークで開催されました。前回のどビギナー、もてぎ大会のときに、はじめてスクールの先生をやらせてもらって、その後4月に嵐山で、今月は、道志の森で1回やってと、すっかり初心者スクールの先生になりました。ニシマキの走りっぷりを知っている人には「ニシマキさんには教えてもらいたくないなー」と逃げていくけど、ぼくもそういう人には教えたくないのでご安心ください。でも、トライアルバイクに乗ったことがない人には、ニシマキスクールはとっても有効であります。最近、けっこう自

携帯電話と初心者ビデオ

この前の日記で告白したように、電話をビールづけにして御陀仏にしたので、新しいのを買いました。思えば、この前の電話は2年前のサンシャインでポケットに入れたまま走っていたら、雨でお陀仏になったのだった。ちょうど2年使ったことになります。サンシャインはこの2年もてぎボケで行けないでいるんだけど、来年は行きたいなぁ。新しい電話は、液晶はカラーだし漢字変換は賢い。でも、前のNEC製と今度の三菱製では、微妙に使い勝手が違っていて、とまどいます。オートバイは、アクセルを手前に回すと早くなるというインター

ロシアンラリー無事終了

トライアル関係のみなさんには「またロシアなんかに行っとるのか。なにをしとるんじゃ」(発言者不明)といぢめられるのですが、まぁともあれ、今年もロシアンラリーのスタッフをやってきた。杉谷なんかには信じてもらえないだろうけど、ニシマキはロシアンラリーではコースディレクターであって、ブリーフィング担当だし、オートバイだってそこそこじょうずってことになっておるのだ。わっはっは。 (さらに…)

もてぎへ行ってきました

3月18日にもてぎで開催する“自然山どビギナートライアルinもてぎ”の準備のために、もてぎへ。といっても、準備の大半はどビギナートライアルのいつものメンバーのみなさんがどんどん進めてくれているので、ニシマキと杉谷は、もてぎの山の中で遊んでいるようなものでした。申しわけない。みなさん、ありがとうございます。 (さらに…)

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